2021年9月13日10時頃、KDDIからおもしろい発表がありましたね。
なんと「povo」の基本料が0円に!
アップグレードした「povo2.0」が発表されました。
画期的!詳しい人には、かなり”刺さる”サービスに!
ただ正直一般向けではなくなってしまった。
目次
「povo」→画期的な「povo2.0」へ
新たに発表された「povo2.0」。
3月に開始した「povo」の新形態(?)です。
「2.0」となっているように従来の「povo」からいろいろバージョンアップしましたね。
「povo2.0」は9月下旬から提供開始。
(追記:9月29日から受付開始)
なお従来の「povo」は、「povo2.0」に合わせて9月下旬に新規受付終了となります。
既存ユーザーは継続して利用できるようです。
ただ「povo2.0」にする場合は変更手続きが必要になりますね。
また従来の「povo」の名称は、「povo2.0」の登場で「povo1.0」になりました。
月額料金は、なんと0円!
「povo2.0」でなんといっても一番目に止まるのかコレ!
基本料0円
なんと月額料金0円で電話できる携帯回線が持ててしまいます!
楽天モバイルのようですね!
通話・SMSは従量課金制。
通話料は22円(税込)/30秒、SMS送信は3.3円(税込)/通となっています。
しかし「トッピング」することで自分の使いやすようにアレンジすることができます。
「トッピング」で好きなようにアレンジ
「povo2.0」では「オールトッピング」。
「povo」の特徴の一つが、1日データ使い放題になるなどの「トッピング」。
簡単に言ってしまえばオプションですね。
基本料が0円になる代わりに、「povo2.0」では全て「トッピング」となりました。
トッピングの一覧はこのようになっていますね。
通話かけ放題のトッピング「通話トッピング」もありますね。
新たな特徴的なトッピングは「コンテンツトッピング」でしょう。
「DAZN」や「smash.」が使い放題になります。
「データトッピング」では、24時間(1日)データ使い放題のトッピングも健在。
20GB(30日間)/2,700円(税込)が従来の「povo」と同じ料金ラインですね。
新たに3GB(30日間)/990円(税込)があったりしますので、「LINEMO」の「ミニプラン」も彷彿させます。
選べるデータ容量が多くなって、プリペイド感が増しましたね。
追記:2021/09/27
「スマホ故障サポート」(830円)も追加されます。
その名の通り、スマホが故障した場合に交換してくれるサポートですね。
参考:「povo2.0」に新トッピング「スマホ故障サポート」
「#ギガ活」でギガを買わなくても
「povo2.0」は他にも、おもしろい取り組みがスタートします。
その名も「#ギガ活」。
簡単に言えば「ギガがもらえてしまう」取り組み。
9月下旬(予定)より、au PAYでのお支払いや、お店・サービスを利用するとデータ容量がもらえてしまいます。
■au PAYでのお支払い
出典:「#ギガ活」開始
※キャンペーンページのエントリー必須。エントリーで登録したメールアドレスに後日データがもらえるプロモコードを送信。
■お店・サービスを利用
出典:「#ギガ活」開始
※データがもらえるプロモコードをお渡し。
ローソンが一番使いやすそうですね。
駆使すれば、1ヶ月間「トッピング」でわざわざデータ容量を買わなくても「povo2.0」が使えてしまいそうです。
他にも街中やバーチャル空間でギガを「さがす」こともできるようになるようです。
※2021年秋予定
出典:「#ギガ活」開始
おもしろい仕組みですね。
デビューキャンペーンで少しお得
2021年9月13日現在、「povo2.0」では事前エントリーキャンペーン中。
エントリーした上で、対象のデータトッピングを購入すると、最大20GBまでデータ容量がプレゼントされます。
キャンペーン終了時期は未定です。
追記:2022/01/26
デビューキャンペーンは2021年12月13日に終了しました。
でも複雑化(手間がかかるように)
このように画期的でおもしろい「povo2.0」。
自分のように「携帯回線に詳しい人」ならかなり”刺さる”サービスになりましたね。
ある意味、このようなサービスを求めていましたから。
しかしご覧の通り、従来の「povo」より複雑化してしまいました。
日々の管理の手間が増えてしまいますので、正直「povo2.0」は「携帯回線に詳しくない人」など一般向けではなくなってしまったように感じますね。
従来の「povo」は、MNO(au料金プラン)。
「povo2.0」は、MNOとMVNOの中間のようなイメージ。
「povo2.0」は、従来の「povo」(以下、povo1.0)と別物と考えた方がよいかもしれません。
制限速度は128kbpsに変更
「povo1.0」では高速通信20GBを使い終わった後は、最大1Mbpsでした。
「povo2.0」では、基本料0円の代わりか、制限速度が128kbpsになってしまいましたね。
これは大きな変更ですね。
128kbpsでは何も使えません。
Webページの読み込み速度はかなり遅く、YouTubeなどの動画は、まず再生できません。
使用用途と言えば、メールやLINEなどテキスト媒体の送受信ぐらいですね。
ちなみに7月よりKDDI傘下のMVNO「BIGLOBEモバイル」が「donedone(ドネドネ)」を開始。
「donedone(ドネドネ)」も基本料0円から利用できますが、制限速度は128kbps。
当然いろいろ違いはありますが、「povo2.0」は「donedone(ドネドネ)」に似ていますね。
180日間購入なしは利用停止
※180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。
毎月必ず「トッピング」を購入するなら、これは関係ないかもしれません。
しかし自分のように複数回線持っていると、この条件はなかなか厄介。
自分はメイン回線でUQモバイルを使っています。
最安(1,678円(税込))の「くりこしプランS」を契約中。
他にも回線がある自分は、外に出にくい情勢も相まって、最近は実はあまりデータ容量を使っていなかったりします。
なので「povo2.0に乗り換えよう」とも一瞬考えました。
しかしこの条件から、仮に有料トッピング購入を忘れてしまった場合、メイン回線が悲惨なことになる・・・
「povo2.0」の乗り換えはやめましたね
(´・ω・`)
ただ契約自体はする予定(新規で)。
トッピング自動継続できないかも?
「povo1.0」と同じようにに毎月決まったデータ容量を使いたい人もいるでしょう。
ただ現状を見る限り、「povo2.0」では「トッピングの自動継続ができない」ように感じます。
例えば毎月3GBを使いたい場合は、月初に3GBを「毎回」トッピングしないといけない。
・・・ものぐさな人はこれだけで嫌だな、と思うかもしれませんね。
この点から考えても「povo2.0」は一般向けではなくなってしまったように感じます。
「povo2.0」では利用不可になるものも
速度制限が1Mbpsから128kbpsに変更になったように、「povo2.0」は「povo1.0」といろいろ異なっています。
例えば契約対象が13歳以下でも可能になったこと。
これはメリットでしょう。
しかし各サービス内容が結構変わっています。
利用不可になるものが多いですね。
「povo2.0」では、家族割プラスの割引/カウント対象外に。
他にもLINEの年齢認証が非対応になってしまいました。
auかんたん決済も提供開始当時は利用できないようです(今後対応予定)。
詳しくはこちらにまとめられています。
また「povo1.0」から「povo2.0」に変更する場合は、SIMの変更も必要になるようですね。
従来の「povo」と「povo2.0」はやはり別物。
ちなみに「povo2.0」の案内ページURL(ドメイン)は「digitallife」となっています。
「Digital Life」はKDDIが2020年10月30日に設立したオンライン特化のMVNO新会社。
昨今の急激な変化でこれが「povo」としてauの新料金プランとして登場しました。
「povo」のWEBページも「au」(のサブドメイン)となっていますからね。
しかし「povo2.0」は「Digital Life」。
KDDIが元々目指していたものは、この「povo2.0」かもしれません。
なので「povo2.0」はMNOとMVNOの中間のように感じる。
【とりあえずエントリーしてみた!】
「povo2.0」は本日(9月13日)から事前エントリーが可能。
ということで、とりあえずエントリーしてみました!
まずは「povo2.0」にアクセス。
下に行くと表示される「povo2.0デビューキャンペーン」を選択。
キャンペーンの詳細が書かれています。
事前エントリーにはキャリアメール以外の、povo2.0登録予定メールアドレスが必要ですね。
注意事項等を確認して、エントリー。
氏名とメールアドレス、SIMの種類と契約方法を入力。
自分はメールアドレスはGmail、SIMはSIMカード、新規契約としました。
内容を確認して
仮エントリー完了。
登録メールアドレスにメールが送られてきますので、それで本登録します。
が、Gmailではなぜか迷惑メール扱いとなっていましたね。
なにはともあれ、これでエントリー完了。
「povo2.0」が楽しみですね。
追記:「povo2.0」を申し込み ※10/1更新
「povo2.0」を契約しました!
新規契約です。
さらに、気になる人は気になる、速度も測定!
詳しくは以下の記事で紹介しています。
コメント