LANケーブルをカテゴリ5eから6Aに変更して速度アップ!

カテゴリ5eと6AのLANケーブルの速度の違い通信サービス
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インターネットを使うには基本的に「LANケーブル」が必要になります。

LANケーブルはいろいろな規格があり、「カテゴリ」と呼ばれるもので種類が分けられてていますね。

自分は最近、Wi-FiルーターからパソコンまでつなぐLANケーブルを「カテゴリ5e」から「カテゴリ6A」に変えました。
なのでその際の速度が変化するのか調査しました。

今回はその結果を紹介します。

アキラ
アキラ

下り速度が微妙にアップした!

「カテゴリ5e」と「カテゴリ6A」の違い

そもそもLANケーブルの規格、「カテゴリ5e」と「カテゴリ6A」にはどのような違いがあるのかまとめますね。

簡単にまとめるとこのようになります。

カテゴリ5e6A
最大速度1Gbps10Gbps
イーサーネット規格

10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T

10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
1000BASE-TX
10GBASE-T
伝送帯域100MHz500MHz

「カテゴリ5e」と「カテゴリ6A」の大きな違いは対応する最大通信速度が、「カテゴリ5e」では1Gbpsまで、「カテゴリ6A」では10Gbpsまで。
実に10倍の違いですね。

なので「カテゴリ5e」から「カテゴリ6A」に変更すると速度が上がることもあるはずです。

【結果】下り速度アップ!

さてLANケーブルを「カテゴリ5e」から「カテゴリ6A」に変えて測定した速度の変化を紹介します。

冒頭で紹介したように、LANケーブルを変えた箇所はWi-Fiルーターからパソコンまでの部分。
測定回数は変更前2回、変更後2回の計4回分。
変えた前後で測定していますので、時間帯による速度差異は少ない状態です。

それを踏まえた測定結果を紹介しますね。

カテゴリ5eと6AのLANケーブルの速度の違い(下り)カテゴリ5eと6AのLANケーブルの速度の違い(上り)

どうでしょうか?
インターネットを使う上で特に重要となる下り速度が、「カテゴリー5e」から「カテゴリ6A」に変えたことで上昇していますね。
10Mbps前後上がっています。

ちなみに「カテゴリ6A」のLANケーブルは、BUFFALO製3mのLANケーブル「BSLS6AFU30」を使いました。
Amazonで367円(税込)で買ったものです。

自分の場合、Wi-Fiルーターからパソコンまではそこそこの長さが必要でしたからね。
また購入した日(2021年11月29日)は同製のLANケーブルでは、なぜか2m以下の方が値段が高かったりします。
3m以上のLANケーブルはあまり需要がないのでしょうか?
何にしても値段が安かったので買いやすかったですね。

ちなみに元々使っていた「カテゴリ5e」のLANケーブルは、結構前に家電量販店で買った物。
値段は覚えていません m(_ _)m

また今回の速度測定ではOokla「Speedtestを使いました。

Ookla「Speedtest」は測定するサーバーによって速度が異なることがありますので注意が必要ですね。
今回はすべて「Allid Telesis Capital Corporation(Fussa-shi)」のサーバーを使いました。

環境紹介

実際の速度はネットワーク構成環境によって大きく変わりますね。
ということで、今回測定した環境を簡単に紹介します。

回線は「So-net光プラス」(IPv6)

まずは回線から。
自宅では光固定回線「So-net光プラス」を使っています。
さらにより速度を速くする「IPv6」のオプションも使用中。
速度は最大1Gbpsまで対応しています。

ただ今回の測定では少々速度が遅かったですね。
過去に何度か測定していますが、「カテゴリ5e」のLANケーブルでも下り速度が100Mbpsを超えることも多かったですから。
今回は日曜日の夜という、インターネットの利用が一番多いであろう時間帯で測定しましたので遅くなってしまったのかもしれません。

ルーターは「WSR-1166DHPL」

「カテゴリ6A」のLANケーブルに接続したWi-FiルーターはBUFFALO製の「WSR-1166DHPL」です。
有線では最大1Gbps、無線では最大866Mbpsまで対応しています。

ONUとWi-Fiルーター間:「カテゴリ8」

光回線インターネットはONU(光回線終端装置)とWi-Fiルーターを通して使うことができますね。

自宅環境でこの区間は「カテゴリ8」のLANケーブルを使用しています。
「カテゴリ8」は「カテゴリ6A」のLANケーブルに比べて約4倍の速度が出る、2021年12月現在の最新規格ですね。

実はONU(光回線終端装置)とWi-Fiルーター間のLANケーブルも、今回同じタイミングで変更しました。
この区間は以前、「カテゴリ6A」のLANケーブルを使っていましたね。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。

まとめ

今回はWi-Fiルーターとパソコンに接続するLANケーブルの規格を「カテゴリ5e」から「カテゴリ6A」に変更したときの速度変化をまとめました。

下り速度が微妙にアップしましたね。

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