仮想ホームボタン(AssistiveTouch)を設定してiPhoneにホームボタンを復活させる

iPhoneの「AssistiveTouch」スマートフォンetc.
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iPhoneは「iPhone X」以降、画面が巨大化した代わりにホームボタンがなくなってしまいましたね。
今までホームボタン付きのiPhoneを使っていた場合は、操作方法に戸惑いますし不便と思うでしょう。

実は「仮想ホームボタン」という形でホームボタンがないiPhoneでも、ホームボタンを使うことができます。

今回はiPhoneのホームボタンを復活させる「AssistiveTouch」について紹介します。

アキラ
アキラ

「シングルタップ」・「ダブルタップ」・「長押し」でそれぞれ設定可能だから、物理ホームボタンと同じような使い方ができる。

ちなみに今回は「iPhone 12 mini」(iOS 15.0.2)を使用しています。

「AssistiveTouch」でホームボタン復活

iPhoneには「AssistiveTouch」と呼ばれる機能があります。
元々は障害者支援のための機能ですね。
実は初期のiPhoneから搭載されている機能だったりします。

このAssistiveTouch」をホームボタンが付いていないiPhoneでは、「仮想ホームボタン」として物理ホームボタンの代わりとして使うことができますね。

「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」→「AssistiveTouch」で機能をオンにすることができます。

iPhoneの「AssistiveTouch」の設定(1)iPhoneの「AssistiveTouch」の設定(2)iPhoneの「AssistiveTouch」の設定(3)iPhoneの「AssistiveTouch」の設定(4)iPhoneの「AssistiveTouch」の設定(5)

iPhoneの「AssistiveTouch」

下のホームバー近くにある丸いボタンが「AssistiveTouch」による「仮想ホームボタン」です。

「AssistiveTouch」は常に画面上に表示されます。
なので物理ホームボタンと同じように使えるわけですね。

使っていないときは色が薄くなる(灰色)ので目立ちにくくなります。
なので「邪魔」と思うことは少ないかもしれませんね。

iPhoneの「AssistiveTouch」

ちなみに「AssistiveTouch」はドラッグすることで、自分の好きな場所に移動できます。
上の写真ではたまたまホームバーの近くになっていますが、もちろん上部などに移動させることも可能。

また「AssistiveTouch」はスクリーンショットでは表示されませんね。
ホームバーと違って。
あくまで補助機能だからでしょうか。
なので今回紹介するにあたり、写真を撮っているわけです。

「ホーム」「Appスイッチャー」設定

先程チラッと表示されていましたが、AssistiveTouch」はカスタム可能。
「シングルタップ」・「ダブルタップ」・「長押し」でいろいろなアクションができるようになっています。

デフォルトでは「シングルタップ」のときに「メニューを開く」だけですね。

iPhoneの「AssistiveTouch」の設定

このようなメニューが開きます。
このメニューもカスタム可能ですね。
しかし今はやめておきます。

アクションは「カメラを起動する」「スクリーンショットを撮る」など、いろいろなものがありますね。

iPhoneの「AssistiveTouch」の設定

その中に「ホーム」や「Appスイッチャー」があります。
内容は次の通り。

・ホーム:ホーム画面に戻る
・Appスイッチャー:タスク表示

これらを「シングルタップ」・「ダブルタップ」に設定すると、ホームボタンが付いていたiPhoneと全く同じように使うことができますね。

iPhoneの「AssistiveTouch」の設定

「背面タップ」で代用することも可能

「AssistiveTouch」はやっぱり邪魔!

使っていないときは目立ちにくくなりますが、常に表示される「AssistiveTouch」。
ホームボタンが必要でも、やっぱり邪魔と思う人もいるでしょう。

iOS 14以降では「背面タップ」と呼ばれる機能も搭載されました。
「背面タップ」は文字通り、iPhoneの背面をすばやくタップすることで利用できる機能。

「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→(一番下の)「背面タップ」で設定できます。

iPhoneの「AssistiveTouch」の設定(1)iPhoneの「AssistiveTouch」の設定(2)iPhoneの「背面タップ」の設定(1)iPhoneの「背面タップ」の設定(2)

ただし「背面タップ」は、「ダブルタップ」・「トリプルタップ」のみですね。
シングルタップはありません。
誤作動防止のためでしょう。

「背面タップ」もいろいろなアクションがあります。

iPhoneの「背面タップ」の設定(3)

なので例えば次のように設定すると、物理ホームボタンの代用・「AssistiveTouch」の代用として使えますね。

・ダブルタップ:ホーム
・トリプルタップ:Appスイッチャー

iPhoneの「背面タップ」の設定(4)

タップ位置は背面ならどこでもOK。
ただ実際に使ってみましたが、背面タップによる反応はワンステップ遅いように感じますね。
体感的には1~2秒程でしょうか。

便利ですが、本当にタップして反応したのかわかりにくくて、少々使いにくいですね。

iPhoneのホームボタン復活・まとめ

今回はホームボタンが付いていないiPhoneでもホームボタンを復活させる、仮想ホームボタンである「AssistiveTouch」を紹介しました。

シングルタップに「ホーム」、ダブルタップに「Appスイッチャー」を設定すれば、ホームボタンが付いているiPhoneと全く同じように使えますね。

ただし「AssistiveTouch」は画面上に常に表示されるため、邪魔と思うかもしれません。
そんなときは「背面タップ」で代用することもできますね。

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