【楽天モバイルの実速度】5G爆速！でも4Gは前よりも…【2024年8月調査】

この数年で携帯回線の事情は大きく変わりましたね。
楽天モバイルがMNOキャリアに参入。
からの各社料金大幅値下げ。
そして5Gも開始。
その変化が激しい影響からか、各社通信障害も度々発生したり・・・

避けられない通信障害は仕方ありませんが、日頃使う上では「速度」が重要ですね。

そこで今回は楽天モバイルの2024年8月現在の速度測定をしましたので紹介します。

アキラ

5Gは着実に爆速化！
でも4Gは前よりも遅くなってきたかも・・・？

異なる5つの時間帯の速度を測定

まずは測定環境の紹介。

測定にはOoklaの「Speedtest」を使いました。

Speedtest – インターネット速度

開発元:Ookla

無料

posted withアプリーチ

測定場所は名古屋市某所。

次の5つの時間帯で測定しました。

また測定に使ったスマホは「Xperia 5 III」(Android 13)です。

4G平均速度 下り約35Mbps 上り約14Mbps

4G速度の結果はこのようになりました。
下り平均速度は35Mbps、上り平均速度は14Mbpsでしたね。
下り速度を見てみると、平日の昼と夜は少し遅め。
ですが20Mbps以上ありますので十分な速度と言えそうですね。

なおOoklaの「Speedtest」は測定するサーバーによって速度が異なることがあります。
今回はすべて「Rakuten Mobile,Inc(Sanda)」のサーバーを使いました。

前より遅くなってきた…？

※グラフが見にくい場合は、グラフをタップ(クリック)して拡大して下さい！

楽天モバイルが始まった2020年4月から4ヶ月毎の速度測定結果です。
2020年4月・8月は「平日の朝」を測定していませんので、そこだけは空白になっています
m(_ _)m

始まった時期こそ速度が遅かったものの、以降(2020年8月～)は速度にあまり変化がありませんね。
下り速度は概ね40Mbps前後で推移しています。
しかし2022年8月以降でさらに速くなった印象。
下り速度は概ね60Mbps前後です。

ですがこのように順調に速度アップしていたものの、今回は少し遅くなってしまいました。
下り速度だけでなく上り速度も。
利用者が多かったのでしょうか。

5G平均速度 下り約624Mbps 上り約68Mbps

5G速度の結果はこのようになりました。
下り平均速度は624Mbps、上り平均速度は68Mbpsでしたね。
下り速度を見てみると、どの時間帯も爆速。

上り速度も速いですね。
4G下り速度よりも速めです。
5G速度、すごいですね。

なお4G速度測定と同じく、「Rakuten Mobile,Inc(Sanda)」のサーバーを使いました。

ちなみに5Gには3種類のエリアがあります。
今回は「sub6」エリアで測定しています。

楽天モバイルのエリアマップはこちら

こちらは着実に速度アップ！

2022年8月から5G速度も測定していますので、どのくらい違うか比較してみました。

下り速度に注目してみると、2023年になって全体的に約300Mbpsで推移しています。
そして今回平均が600Mbpsを超えましたね！
4Gの傾向とは真逆です。
5G利用者は4Gよりも少ないのかもしれませんね。

プラチナバンドで繋がりやすさ期待

このように楽天モバイルの実速度は普通に使う分には申し分なし。
5Gに至っては爆速ですからね。

しかし唯一の弱点がありました。

それは「つながるエリアが不安定なこと」。

まあ本記事をご覧になられている方なら、楽天モバイルのエリアの不安定さはご存じだと思います。

実際自分も「つながりにくさ」は何度も感じたことがあります。
特に都心部の建物内奥地などですね。
また5Gはさらにエリアが限定的であるため、上記のような爆速度を期待できる場所はまだ極一部だったりします。

しかし2024年6月27日に、ついに念願であった「プラチナバンド」(電波が届きやすい周波数帯域)の提供がスタートしました！

参考：楽天モバイル、「プラチナバンド」サービスをついに開始

2024年8月現在は、まだまだ整備途中であるためあまり恩恵がないかもしれません。
しかし今後は徐々に繋がりやすくなってくるでしょう。

楽天モバイルの速度・まとめ

今回は2024年8月現在の楽天モバイルの速度を測定しました。
まとめると次のようになりますね。

楽天モバイルのお申し込み

参考：全データ(表)

※アイキャッチ画像ロゴ出典元：楽天モバイル