2022年の携帯回線大事件と言えば、7月2日に発生したauの通信障害でしょう。
日本全国、ほぼ全てのau系回線が2日以上に渡り使えませんでしたね。
この事件が大きすぎたため影が薄れていますが、その他の回線(ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイル)でも度々通信障害が起きています。
そのため予備の通信回線契約を検討する人も増えたのではないでしょうか?
契約するならば、日頃の「つながりやすさ」が重要ですね。
そこで今回は注目度が高い、UQモバイルとpovo2.0の2022年12月現在の速度を測定、両者を比較します。
時間帯による速度差が激しいのは「povo2.0」。
異なる5つの時間帯の速度を測定
まずは測定環境の紹介。
測定にはOoklaの「Speedtest」を使いました。
測定場所は名古屋市某所。
次の5つの時間帯で測定しました。
(UQ:22:00頃、povo:24:00頃)
・平日の朝(9:30頃)
・平日の昼(12:30頃)
・平日の夜(18:30頃)
・平日の深夜(0:30頃)
また測定に使ったスマホは次の通り。
時間帯による速度差が激しいのはpovo2.0
結果はこのようになりました。
重要となる下り速度を比較しますね。
平均速度は4Gでは「povo2.0」の方が、5Gでは「UQモバイル」の方が速めですが、どちらも似たような速さですね。
しかし4G・5Gどちらとも「povo2.0」の方が全体的に時間帯による速度差が激しめです。
「povo2.0」の方が、時間帯による利用者差が大きいのかもしれませんね。
上り速度も両者似たような傾向ですが、「povo2.0」の5G速度はかなり遅めです。
なおOoklaの「Speedtest」は測定するサーバーによって速度が異なることがあります。
今回はすべて「Allid Telesis Capital Corporation(Fussa-shi)」のサーバーを使いました。
また5Gには3種類のエリアがあります。
今回は「sub6」エリアで測定しています。
auのエリアマップはこちら
UQモバイルとpovo2.0の速度比較・まとめ
今回はUQモバイルとpovo2.0の2022年12月現在の速度を測定、両者を比較しました。
どちらも似たような速度ですが、povo2.0の方が全体的に時間帯による速度差が激しめです。
もし回線変更でpovo2.0にするかUQモバイルにするか悩まれているようでしたら、この結果も一つの指標にしてもらえれば、と思いますね。
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