高性能ワイヤレス充電器「Pixel Stand (第2世代)」/iPhoneも充電可能【レビュー】

「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」ガジェットetc.
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最近はスマートフォンをケーブルに接続せずに充電する、「ワイヤレス充電器」も浸透してきましたね。
中には高性能なワイヤレス充電器もあり、「Pixel Stand (第2世代)」はその一つ。

今回は「Pixel Stand (第2世代)」を購入しましたのでレビューします。

アキラ
アキラ

「Pixel 6」シリーズに最適化された高性能なワイヤレス充電器。
iPhoneも充電可能。
でも値段は高め。

高性能な「Pixel Stand (第2世代)」

冒頭でも紹介したように「Pixel Stand (第2世代)」は高性能なワイヤレス充電器。
「Pixel」と名を冠しているように、Googleのスマートフォン「Pixel 6」シリーズに特化している、Googleが製造しているワイヤレス充電器ですね。
発売日は2021年12月14日。

自分はこの「Pixel Stand (第2世代)」を、Googleストアで購入。
価格は8,134円(税込)でしたね。
(価格の詳細は後で紹介します。)

「Pixel Stand (第2世代)」の箱

内容物:30Wのアダプタ付属

箱を開けて

「Pixel Stand (第2世代)」の箱

内容物は次の通りですね。
・「Pixel Stand (第2世代)」本体
・USBケーブル(C to C)
・電源アダプター
・クイックスタートガイド

「Pixel Stand (第2世代)」の内容物

電源アダプターは30Wの充電に対応。

「Pixel Stand (第2世代)」の電源アダプター

USBケーブルの長さは1.5m。
そこそこ長めです。

「Pixel Stand (第2世代)」のUSBケーブル

もちろんこの2つ(電源アダプター&USBケーブル)だけでも、スマホは充電できてしまいますね。
30Wなので結構な高速充電が可能です。

「Pixel 6」充電中

クイックスタートガイドは、本当に簡易的な説明書でしたね。
まあ充電器なので挿せば終わりですし。

「Pixel Stand (第2世代)」のクイックスタートガイド

本体デザイン:シンプル

Pixel Stand (第2世代)」本体を見ていきますね。

「Pixel Stand (第2世代)」の正面「Pixel Stand (第2世代)」の右側「Pixel Stand (第2世代)」の後側「Pixel Stand (第2世代)」の左側「Pixel Stand (第2世代)」の下側「Pixel Stand (第2世代)」の上側

デザインはかなりシンプル。
「Stand」だけあって、充電しながらでもスマホを立てることができるデザインですね。

ちなみに大きさはこんな感じ。
500円玉と比べてみました。

「Pixel Stand (第2世代)」と500円玉のサイズ比較

重さは実測で264gでしたね。

「Pixel Stand (第2世代)」の重さ

また電源アダプターの重さは実測で73gでした。

「Pixel Stand (第2世代)」の電源アダプターの重さ

「Pixel 6」を置いてみる

さていよいよスマートフォンを置いてみますね。
もちろん置くスマホは「Pixel 6」。

「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」

初回セットアップ

Pixel Stand (第2世代)」に「Pixel 6」を初めて置くと、以下のセットアップがありますね。

・接続デバイス操作(Google Nest)
・Googleアシスタント
・装着中のサイレントモード
・めざましディスプレイ

「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(1)「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(2)

Google Nestはいわゆるスマートホームに関するもの。
「Pixel 6」でこの機能が使えるのは「Pixel Stand (第2世代)」ならではでしょう。

接続デバイスが存在しない場合は、「ON」にしても「ありません」って言われてしまいますね。
なので自分の場合は「利用しない」を選択。

「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(3)

Googleアシスタントについては自分が無効にしていたためか、設定するように表示されましたね。
ですがとりあえず「同意しない」で無効のままにしました。

「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(4)「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(5)「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(6)

スタンドに置いている間は通知をオフにすることができるようですね。
とりあえずサイレントモードをオンにしました。

「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(7)

「めざましディスプレイ」と呼ばれる機能もあるようです。
アラームに合わせて画面が明るくなるようですね。
とりあえずオンにしておきました。

「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(8)「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(9)

これで初期セットアップは完了ですね。

「Pixel Stand (第2世代)」と「Pixel 6」のセットアップ(10)

54%→100%:約2時間50分

実際使うなら気になることが充電時間でしょう。
54%から100%になるまで充電したところ、約2時間50分かかりました。

「Pixel Stand (第2世代)」で「Pixel 6」を充電(開始)「Pixel Stand (第2世代)」で「Pixel 6」を充電(終了)
※「Battery Mix」アプリより計測。

アキラ
アキラ

思っていたより速くない・・・

Pixel Stand (第2世代)」は「Pixel 6」なら21W、上位機種の「Pixel 6 Pro」では23Wで充電できるようになっています。
しかし実際充電してみたところこのようになりました。
普通に充電できますが、速いか?と言われると微妙なところでしたね。

まあ最近のスマホはバッテリーの劣化を防ぐために、90%~100%までは充電速度が遅くなるようにわざと設計されているようですし。
また「Pixel 6」シリーズは、ワイヤレス充電の機能について毎月アップデートを繰り返して少しずつ改善されてきてもいます。
ただ今回はそれなりに改善されたはずの2022年3月までのアップデートを適用した状態です。
それでもこの結果でしたね。

4月5日には4月のアップデートが配信されており、これにもワイヤレス充電機能改善があります。
現在はまた少し違った結果になるかもしれませんね。
参考:AndroidとPixelに4月月例更新 Pixel 6/6 Proの無線充電改善も

ちなみに今回は次のソフトクリアケースを付けたまま充電しました。
この状態でも充電できましたね。
充電速度の微妙さについてはこれも影響しているかもしれません。

冷却ファン内蔵で熱さ軽減

充電時間はこのような結果となりましたが、「Pixel Stand (第2世代)」には他のワイヤレス充電器にはあまりない特徴もあります。

ワイヤレス充電は特性上、どうしても充電部分が熱くなってしまいます。
スマホは熱くなりますし、合わせて充電器側も熱くなります。

その熱さを軽減するために、Pixel Stand (第2世代)」には冷却ファンが搭載されていますね。
高性能な理由の一つです。

「Pixel Stand (第2世代)」の冷却ファンの口
▲ファンの口

実際に充電しているときに触ってみると、「Pixel 6」の熱さが軽減されていることがわかりますね。
満充電に近かったりと「Pixel 6」があまり熱くないときは、冷却ファン自動で止まるようになっていました。

冷却ファン搭載なので、気になることがその「音」でしょう。
冷却ファンの音は基本的に静か。
自分の場合はほとんど気になりませんでしたね。
近づかないと冷却ファンの音は聞こえませんでしたし。
ただ神経質な方は、少々気になってくるかもしれません。

Qi対応なら何でも充電可能

Pixel Stand (第2世代)」は「Pixel 6」の使用を中心に設計されているものの、Qi対応機器(ワイヤレス充電対応機器)なら何でも充電可能です。

「iPhone 12 mini」も/でも高さ不足

例えばワイヤレス充電に対応しているiPhoneも充電できますね。
試しに「iPhone 12 mini」を充電してみました。
・・・が、「iPhone 12 mini」の場合は高さが微妙に足りませんでしたね。
このように何かを挟んでiPhone本体の高さを合わせれば充電可能でした。

「Pixel Stand (第2世代)」で「iPhone 12 mini」を充電「Pixel Stand (第2世代)」で「iPhone 12 mini」を充電

36%→100%:約2時間50分

iPhone 12 mini」でも充電時間を計測してみました。
36%から100%になるまで充電したところ、こちらも約2時間50分でしたね。

「Pixel Stand (第2世代)」で「iPhone 12 mini」を充電
※「NKBattery」アプリの履歴。

「Pixel 6」シリーズ以外での充電は最大15W。
「Pixel 6」シリーズよりは劣りますね。
今回はたまたま充電にかかった時間は「Pixel 6」と同じになりましたが、そもそもの充電量が違います。
そしてバッテリー容量も違います(Pixel 6:4,614mAh、iPhone 12 mini:2,227mAh)。

「Pixel 6」同様に、少々遅いようにも感じましたね。
「iPhone 12 mini」の場合も次のソフトクリアケースを付けたまま充電しました。
これも影響しているかもしれません。

ちなみに他のQi対応スマホも充電可能。
例えば専用ケースにより2画面になる「LG G8X ThinQ」。
専用ケース(LGデュアルスクリーン)を付けたままでも充電できましたね。

「Pixel Stand (第2世代)」で「LG G8X ThinQ」を充電「Pixel Stand (第2世代)」で「LG G8X ThinQ」を充電

充電時間は5%から100%になるまでに、約3時間15分でした。

「Pixel Stand (第2世代)」で「LG G8X ThinQ」を充電「Pixel Stand (第2世代)」で「LG G8X ThinQ」を充電
※「Battery Mix」アプリより計測。

「Soundcore Liberty Air 2 Pro」も

他にもAnker(アンカー)製のBluetoothワイヤレスイヤホンSoundcore Liberty Air 2 Pro」も充電可能。

「Pixel Stand (第2世代)」で「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を充電
※上下逆でも充電可能です。

ただ、充電時の充電器のコイル?の音が結構しましたね。
「カカカッカッカカカ」っといった感じです。
「Pixel Stand (第2世代)」に近づかなくても結構聞こえてきましたので、スマホ以外を充電しようとすると結構うるさいかもしれません。

値段が高いことがデメリット

さてここまで高性能なワイヤレス充電器「Pixel Stand (第2世代)」をレビューしてきました。
はじめに紹介したように自分が購入したときの価格は8,134円(税込)。
これでも少々値段が高く感じてしまうかもしれませんが、定価は9,570円(税込)とさらに高め。

実は「Pixel 6」を購入したときに、15%オフクーポンが入っていました。
それが2022年4月1日で期限切れとなってしまうため、今回「Pixel Stand (第2世代)」を購入したわけです。

さらにこちらも「Pixel 6」購入特典で、Googleストアクレジット16,000円分ももらっていました。
なのでそれも使用。
実質0円でしたね。

「Pixel Stand (第2世代)」の購入明細

自分の場合は実質無料でゲットできた「Pixel Stand (第2世代)」ですが、本来は9,570円(税込)もしてしまうもの。
機能に対して割高感が否めないでしょう。

Anker PowerWave II Stand」なら約4,000円で最大15Wで充電できるスタンド型ワイヤレス充電器なので、コスパ面ではこちらの方がいいかもしれませんね。

「Pixel Stand (第2世代)」・まとめ

今回は購入したPixel Stand (第2世代)」をレビューしてきました。

「Pixel 6」シリーズに最適化されたワイヤレス充電器。
「Pixel 6」なら21W、「Pixel 6 Pro」なら23Wで充電できます。
iPhoneも充電でき、その際は最大15Wですね。
冷却ファンが搭載されていますので、どうしても熱くなってしまう充電中の現象を軽減することができます。
高性能なワイヤレス充電器となっていますね。

ただし代わりに値段も高め。
定価は9,570円(税込)と、割高感が否めないでしょう。
冷却ファンはありませんが、Anker PowerWave II Stand」等なら約半額で買えてしまうので、コスパ面ではそちらの方がいいかもしれませんね。

参考:「Pixel Stand (第2世代)」スペック

 Pixel Stand (第2世代)
本体サイズ
(長さ×幅×高さ)
82mm×71.6mm×113.9mm
重さ71g
※電源アダプターの重さと思われます。
 実際には前述の通り実測で264g。
充電Pixel 6 Pro:23W
Pixel 6:20W
Qi認証済みデバイス:最大15W
カラーホワイト
定価(税込)9,570円

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