【実機比較】バッファロー版nasneとソニー版nasneの違い

BUFFALOの「nasne」とSONYの「nasne」(右側)ガジェットetc.
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2012年に登場したテレビ番組の録画や視聴ができるネットワークレコーダーである「nasne」。
当初はPlayStation3の周辺機器でしたね。
そのためソニー製です。

時が経ち2021年となる今年には、バッファローが引き継いで「nasne」が再始動しました。

先日自分はバッファロー版nasneを購入しましたので、今回はバッファロー版nasneとソニー版nasneの詳しい違いを紹介します。

アキラ
アキラ

変わらないデザインや使い方。でもディスクを中心に正当進化。

外観サイズは同じ。でも違いも多い

まずは外観デザインを比較。
左がバッファロー(BUFFALO)版の新nasne、右がソニー(SONY)版の旧nasneです。
※バッファロー版:型番NS-N100
※ソニー版:2015年モデル、型番CECH-ZNR2J01

BUFFALOの「nasne」とSONYの「nasne」(右側)BUFFALOの「nasne」とSONYの「nasne」(正面)BUFFALOの「nasne」とSONYの「nasne」(左側)BUFFALOの「nasne」とSONYの「nasne」(裏側)BUFFALOの「nasne」とSONYの「nasne」(上側)

本体サイズは全く同じですね。
デザインもほぼ同じ。

しかしやはり少しずつ違いますね。

一番目に付くものが両側面にある企業ロゴ。
まあ企業ロゴが変わるのは当然でしょう。
製造元が違いますからね。
そしてPlayStationブランドではなくなりました。
バッファロー版ではPSマークが消えていますね。

性能面も合わせた見た目の違いは、左側面が一番わかりやすいですね。
バッファロー版では新たに静音ファンが搭載されたため、後側に通気口があります。
他にもテレビ番組を視るために必要な「B-CASカード」のサイズが違います。
ソニー版では一般的な「カード」サイズ、バッファロー版では小さくなった「mini」サイズになりましたね。

裏側の端子部分も微妙に違います。
LAN端子と外付けディスク用のUSB端子が逆になっていますね。

ちなみに内容物も全く同じ。
・「nasne」本体
・B-CASカード
・ACアダプター
・LANケーブル
・アンテナケーブル
・クイックスタートガイド

BUFFALOの「nasne」の内容物
▲バッファロー版nasneの内容物

箱もほぼ同じですね。

BUFFALOの「nasne」の箱
▲バッファロー版nasneの箱

しかしACアダプターは結構違います。

BUFFALOの「nasne」とSONYの「nasne」(ACアダプター)

ソニー版はケーブルの途中にボックスがあるタイプ。
ボックス前後で一部のケーブル部分を取り外すことができますね。
PSPを使ったことがある人はわかるでしょう。
対してバッファロー版ではパソコン周辺機器のACアダプターのような印象です。
そのためケーブルの長さが違いますね。
バッファロー版ではACアダプターのケーブルが短くなっていました。
このようにプラグ部分の大きさも違ので、バッファロー版では電源確保に苦労するかもしれませんね。
実際自分はどこから電源を引こうか迷いましたから。

性能アップ:内蔵ディスク容量が2倍

バッファロー版の新nasneとソニー版の旧nasneの具体的な性能面も比べてみましょう。

一番の違いは、バッファロー版では内蔵ディスクの容量が2倍の2TBになったこと。
外付けディスクは、なんと3倍の6TBまで対応しています。
合わせると8TBになりますね。

BUFFALOの「nasne」/HDD容量アップ
出典:BUFFALO/nasne

他にもポータブルHDD/SSDにも新たに対応していますね。
またファイルシステムもFAT32(ソニー版)からXFS(バッファロー版)に、ファイル共有方式もSMB1.0(ソニー版)からSMB2.0(バッファロー版)に変わっていたりします。
先程紹介したように、バッファロー版では新たに静音ファンが搭載されたりと、確実に進化していますね。

またディスク故障予測機能の「みまもり合図 for nasne」なども新搭載。
外付けHDDメーカーならではですね。

このように特にディスク周りが使いやすくなっています。

使い方は全く同じ:テレビ視聴やサーバー

冒頭でも紹介したようにnasne」のメイン機能は、テレビ番組の録画や視聴。
それはバッファロー版になっても全く変わりません。

使えるデバイスもほとんど変わっていません。
PlayStation4、5などのゲーム機、iPhoneやAndroidスマートフォン、Windowsパソコンなどなど。

ゲーム機、スマートフォンは「torne」アプリでテレビ番組の録画・視聴ができますね。
Windowsパソコンでは「PC TV Plus」が使えます。

「torne mobile」のメニュー
▲torne mobile(Android版)に、ソニー版とバッファロー版の両nasne追加

BUFFALOの「nasne」/「PC TV Plus」に登録(4)
▲PC TV Plusに、ソニー版とバッファロー版の両nasne追加

nasne」には他にも、保存した音楽などを再生できるメディアサーバー機能や写真などを簡単に共有できるファイルサーバー機能もありますね。
もちろんバッファロー版でもメディアサーバー・ファイルサーバー機能に対応。

このようにバッファロー版に変わってもnasneの使い方は全く同じ。
しかし一部変更になったものもありますね。

でも例外アリ:非対応端末がある

ソニー版nasneでは「torne mobile」アプリ以外に、「Video & TV SideView」アプリでも視聴録画できましたね。
しかしバッファロー版nasneでは「Video & TV SideView」アプリが使えなくなりました。
スマホでnasneを使ってる場合は影響大ですね。
どちらとも視聴機能は有料なので、今まで「Video & TV SideView」を使っていた場合は「torne mobile」で買い直す必要があります。

またバッファロー版nasneでは、PlayStation3やVita、BRAVIAにも非対応。
なのでソニー版と使い方は同じでも、使える端末の幅が狭くなってしまいました。

ちなみに自分は前から「torne mobile」を使っていましたし、使っている端末はほぼスマホとパソコンのみ。
影響は全くありませんでしたね。

新旧nasneの違い・まとめ

今回はバッファロー版の新nasneとソニー版の旧nasneの詳しい違いを紹介しました。

本体サイズは全く同じ。
デザインもほとんど変わりません。
さらに言えば、使い方も変わりません。

しかし内蔵ディスクは2倍になり、静音ファンなども搭載。
ディスク周りを中心に正当進化していますね。

ただバッファロー版では「Video & TV SideView」アプリやPS3・Vita・BRAVIAに非対応。
自分は全く影響がありませんでしたが、使える端末の幅が狭くなってしまいましたね。

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