【マイ最適解】「Zenfone 10」レビュー!手に馴染むハイエンド!

「Zenfone 10」スマートフォン本体
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2023年9月8日に発売されたスマートフォンがASUSの「Zenfone 10」。

今回はそのZenfone 10」を買いましたのでレビューします。

アキラ
アキラ

コンパクトでハイエンド。
価格も安めな、まさにマイ最適解スマホ。
メイン使用中の「Zenfone 8」からの変更。

マイ最適解なスマホ「Zenfone 10」

こちらが購入した「Zenfone 10」(型番:AI2302)。
最安に当たる、メモリ8GB・ストレージ128GBモデルです。

「Zenfone 10」の化粧箱

冒頭で紹介したように、発売は2023年9月8日。
ASUS(エイスース)「Zenfone」(ゼンフォン)シリーズの最新モデル・フラッグシップスマートフォンです。

価格は次の通り。

・8GB/128GB:99,800円
・8GB/256GB:112,800円
・16GB/512GB:134,800円
※メモリ/ストレージ

最安モデルはこのように10万円以内。
スマホの価格は2020年頃から急上昇しており、ときには20万円を超えることもありますので、かなりお買い得なスマートフォンとなっていますね。

Zenfone 10」は、いわゆるオープン市場SIMフリー版のみしかありませんので、キャリアでは取り扱っていません。

購入は公式ショップの「ASUS Store」やAmazon楽天市場などのECサイト、家電量販店からとなりますね。

楽天市場が一番お買い得でしょうか。
楽天経済圏であれば、5~10%もしくはそれ以上ポイント還元されるでしょうし。

自分の場合、楽天カード楽天モバイルを使っていますので、常時6倍。
最安モデルならば5,533ポイントもポイント還元があります。

ASUS Store 楽天市場店で販売されている「Zenfone 10」
▲Zenfone 10/ASUS Store 楽天市場店 より

・・・と言いながら、自分は損をした買い方をしてしまいました。

Zenfone 10」は9月6日に発表されましたが即予約。
その際にはまだ楽天市場になかったんですよね(Joshin webにあったようだがすぐ品切)。
そこで一番安いかなと思った方法が、楽天のポイントサイト「楽天リーベイツ」経由での「ASUS Store」での購入。
このときポイントが2.5%付与されます。
楽天カードで支払えば3.5%ですね。
約3,000円分のポイント還元です。
翌日以降になってこのように「Zenfone 10」が楽天市場に登場。
思いっきり損をしてしまいました・・・
(T_T)

まあもう買ってしまいましたので後悔しても仕方ありません。

ちなみに現在自分は2世代前の「Zenfone 8」をメインスマホとして使用しています。
こちらは「Zenfone」シリーズがコンパクトになった初号機。
メイン使用として結構気に入っているスマホです。
なので現在の「Zenfone」シリーズは自分にとって最適解なんですよね。
※マイ最適解な理由は以降で紹介。

発売約1週間前にはシリーズ終了の噂が出てしまった「Zenfone」。
しかし「それはない」と完全否定とのこと。
今後も続くようで一安心です。

参考:ASUS、「Zenfoneシリーズ終了」の噂を完全否定、2つのスマートフォンシリーズの継続を約束

開封&内容物:充電器まである親切さ

さて前置きがかなり長くなってしまいましたが、「Zenfone 10」を開封していきますね。

内容物は次の通り。
・「Zenfone 10」本体
・専用ケース
・充電器
・USB Type-Cケーブル
・SIMピン
・ユーザーマニュアル等

「Zenfone 10」の内容物

最近は多くのスマホで付属が省かれている充電器があるのも嬉しいポイントですね。
出力は最大30W(20.0V=1.5A)。

「Zenfone 10」付属の充電器「Zenfone 10」付属の充電器

USB Type-Cケーブルの長さは実測で約90cm。
中はワイヤー状なのでしょうか。
形状記憶であるため絡まりにくいケーブルです。

「Zenfone 10」付属のUSBケーブル

このような専用ケースが付属されているのも今時珍しいですね。
多くの場合、ケースが付属されていてもクリアケースであることが多いですから。
黒色のプラスチック製のハードケースです(購入カラーによって色は違うのかな?)。

「Zenfone 10」付属の専用ケース

しかし自分はこの付属ケースをあまり使いたくありませんので、新たにソフトクリアケースを購入しました。

自分は全面を保護できるソフトクリアケースの方が好みですから。
使用していた「Zenfone 8」にも似たような専用ケースが付属されていましたが、それで約2年間も使用していたら本体が結構傷だらけになってしまいましたしね。

とまあこのように専用のケースまで付属されている「Zenfone 10」ですが、「保護フィルム」だけはありません。
必要ならば保護フィルムは各自購入することになりますね。

自分はこちらの保護フィルムを購入。
このような指紋が目立ちにくいノングレアタイプをいつも使用しています。
表面がサラサラで使いやすいですからね。

本体デザイン:シック&クールで特徴的

Zenfone 10」本体のデザインを見ていきましょう。

背面はこんな感じ。

「Zenfone 10」の背面

一際目立つものが、左上にある2つの大きなカメラレンズですね。
かなりの存在感です。

存在感と言えば、右下のマークも特徴的。
「Zenfone 10」で新たに登場しました。

そして背面全体も特徴的。
ラメが散りばめられており、表面は布生地(フェルト)のような感じ。
ザラザラしています。

ブラックカラーである影響もあり、シックでクールな感じです。
他のスマホでは見かけない唯一無二のデザインですね。

ご覧のようにカラーはブラック(正確には「ミッドナイトブラック」)ですが、これは最安モデル(メモリ8GB・ストレージ128GB)であるため。

Zenfone 10」は他に4色、計5色ありモデルごとで異なります。

8GB/128GB:
・ミッドナイトブラック
8GB/256GB:
・ミッドナイトブラック
・コメットホワイト
・エクリプスレッド
・オーロラグリーン
・スターリーブルー
16GB/512GB:
・ミッドナイトブラック
・スターリーブルー

全5色存在するのは中間モデルのみ。
それぞれのカラーにそれぞれの良さがあり、「オーロラグリーン」などは可愛らしい感じですね。

側面はこんな感じ。

「Zenfone 10」の下側「Zenfone 10」の右側面「Zenfone 10」の上側「Zenfone 10」の左側面

下側は左からスピーカー・USB端子(Type-C)・マイク・SIMスロット。
右側面は左(上側)から音量ボタン・電源ボタン兼指紋認証センサー。
上側には左からイヤホン端子・マイクがあります。

背面にかけて少し丸くなっているものの全体的に角張ったデザイン。
スタイリッシュですね。

またカメラレンズは結構出っ張っています。
特に上側、メインレンズにあたる方ですね。
購入前は2レンズとも同じくらいの出っ張りかなと思っていましたが、実際は2倍ぐらい出っ張りに差がありました。

指紋認証センサーは電源ボタンと兼用。
精度はかなり良く、即座に反応します。
持つと同時にロック解除できますので、自分はこの形の指紋認証が一番好みですね。

生体認証は他に顔認証にも対応。
こちらも精度はかなり良く、即座に反応。
マスクをしたままでも認証可能です。

画面(前面)はこんな感じ。

「Zenfone 10」の前面

フロントカメラレンズは左上側にあるパンチホールですね。

「Zenfone 10」のインカメラ

SIMスロットを開けるとこのようになっています。
nanoSIMカードを表裏に1つずつ、計2つセットできる、少し特殊な仕様です。

「Zenfone 10」のSIMスロット

手に馴染むサイズ:iPhone7と比較

Zenfone 10」は、よく「コンパクト」と宣伝していますね。
自分も既に何度かそのように述べています。

サイズ感をわかりやすくするために「iPhone 7」(右)と並べてみるとこんな感じ。

「Zenfone 10」と「iPhone 7」

めちゃくちゃコンパクトというわけではなく、実は「Zenfone 10」の方が大きめです。

しかし最近のスマホは全体的に大きめ。
なのでこのサイズでも相対的に小さめ(コンパクト)サイズとなるわけですね。
少し前の標準サイズと言ったところでしょうか。

自分は男ですが手が小さく、もしかしたら女性よりも小さいかもしれません。
そんな自分にとって、最近のスマホはあまりにも大きすぎます。
なのでZenfone 10」は手に馴染むちょうど良いサイズ感なんですよね。

画面サイズを比較するとこんな感じ。

「Zenfone 10」と「iPhone 7」

まあ画面も「Zenfone 10」の方が圧倒的に大きいですね。
視認性が全然違います。

公称サイズは次の通り。

高さ × 幅 × 厚さ:
 約146.5㎜ × 約68.1㎜ × 約9.4㎜
画面サイズ:5.9インチ

本体の重量は実測で175gでした。
最近のスマホとしては比較的軽め。
ただその小さいサイズの影響からか、サイズの割に少し重く感じましたね。
まあでも許容範囲でしょう。

「Zenfone 10」の重量

全部入りハイエンドで非の打ち所なし

タイトルや冒頭でも紹介したように、Zenfone 10」はハイエンドなスマートフォン。

それも「全部入り」なので、非の打ち所がないレベルです。

自分が現在の「Zenfone」シリーズを気に入っている理由の一つですね。

中身も詳しく見ていきましょう。

標準Androidより使いやすい「Zen UI」

まずはOSやUIなど、画面内の見た目を紹介しますね。

Zenfone 10」のOSは「Android 13」。
しかし標準Android(AOSP)ではなく、「Zen UI」でカスタマイズされています。
ただ見た目は標準Androidに似ていますね。

Zenfone 10」の画面スクショをいくつか貼りますね。

■ロック画面
「Zenfone 10」のロック画面

■ホーム画面
「Zenfone 10」のホーム画面

■電源メニュー
「Zenfone 10」の電源メニュー

■設定
「Zenfone 10」の設定

■通知領域/クイック設定
「Zenfone 10」の通知領域「Zenfone 10」のクイック設定

「Zen UI」が標準Androidよりも使いやすくカスタマイズされている内容の一つがコレ。
クイック設定からの「Wi-Fiのオンオフがワンタップで可能なこと」。

標準Androidでは「Android 12」から「Wi-Fiオンオフ」がワンテンポ増えてしまっています。
しかし「Zen UI」ではそのような不便さをなくすために、従来通りワンタップでWi-Fiオンオフが可能になっていますね。

それどころか、Android 11」以前のクイック設定に戻すことも可能。
こんな感じです。

「Zenfone 10」ASUSオリジナルの通知領域「Zenfone 10」ASUSオリジナルのクイック設定

他にも、ロック画面の時計を小さくできたり、電源メニューを変更できたり、音量表示方法を変更できたり。
「Zen UI」はユーザー好みにカスタマイズできる設定が豊富ですね。

これらは「設定」→「システム環境設定」からまとめて変更可能。
「ASUSオリジナル」から個別変更できますね。

「Zenfone 10」ASUSオリジナルの設定

見た目の変化だけでなく、「Zen UI」は便利機能も充実。

右側にあるサイドバーを左にスワイプすれば、アプリ等をクイック起動できる「エッジツール」。
※もちろんサイドバーは非表示可能。

「Zenfone 10」エッジツール

「ツインアプリ」を有効にすれば、SNSやゲームは1つのアプリで2つのアカウントが使用可能(対応は一部のみ)。

「Zenfone 10」ツインアプリ

電源ボタンは「スマートキー」と呼ばれ、「ダブルタップ」や「長押し」、さらには「スワイプ」することでさまざまな役割を付与できます。

「Zenfone 10」スマートキー

他にも背面のダブルタップやトリプルタップ、ジェスチャー操作によるアプリの起動など、「Zen UI」はとにかくユーザー好みにカスタマイズできる設定が豊富です。
痒い所に手が届く感じですね。

ちなみにプリインストールアプリ一覧はこんな感じ。

「Zenfone 10」のアプリ一覧「Zenfone 10」のアプリ一覧

ほぼGoogle系アプリのみと、非常にシンプルです。

全然困らない全部入りハイエンド

Zenfone 10」の処理性能は次の通り。

・CPU:Snapdragon 8 Gen 2
・メモリ:8GB/16GB
・ストレージ:128GB/256GB/512GB

はじめに紹介したように自分が購入したモデルは、メモリ8GB・ストレージ128GBです。

CPUの「Snapdragon 8 Gen 2」は、2023年最高峰のCPU。
そのため性能には全然困りませんね。

いくつかアプリを使ってみましたのでその感想をまとめるとこんな感じ。

・Chrome:サクサク動作、読み込み速め
・マップ:サクサク動作、読み込み速め
・YouTube:サクサク動作、読み込み速め
・X(旧Twitter):読み込みサクサク、スクロールヌルヌル
・ポケモンGO:快適プレイ
・原神:快適プレイ

軒並み同じような感想になってしまいましたが、最高峰性能だけあって快適そのものです。

もちろん原神のような重めのゲームも快適プレイ可能。
デフォルトの画質は「中」。
その際のフレームレートは30fpsですね。

Zenfone 10」にはシリーズお馴染みのゲームモード「Game Genie」があり、ゲームプレイ時のアシストもヨシ。
この辺りはさすがゲーミングスマホ「ROG Phone」シリーズも展開しているメーカーだけあります。

「Zenfone 10」で原神/「Game Genie」表示
▲原神プレイ/画面の設定時に「Game Genie」表示

仕様的な特徴として、画面のリフレッシュレートは最大144Hzまで対応。
ただここまで変えられるのはゲームプレイ時のみ。
通常使用では120Hzまでです。
まあそれでも十分ですね。
画面の動きはかなり滑らかです。

スピーカーは上側(受話口)と下側の2ヶ所から出力される「ステレオスピーカー」。
そのためリッチな音も楽しめます。
イヤホン端子があるのもグッドですね。

普段使いの他、ゲームや動画視聴など、どんな使い方をしても申し分ないスマホです。

ただ先述の通り画面サイズは5.9インチと最近のスマホとしては比較的小さめ。
そのサイズ感から原神のような本格派ゲームをプレイするには、人によっては少しプレイしにくいかもしれません。
実際自分は少しプレイしにくかったですね。
まあスマホでの原神プレイに慣れてない影響もあります。

性能を可視化するAnTuTuベンチマークテスト(V10.0.7-OB7)をしてみると、約149万点でした。
さすがの性能ですね。

「Zenfone 10」のAnTuTuベンチマークテスト

その他仕様面を見てみると、おサイフケータイ(FeliCa)に対応。
防水防塵(IP65/IP68)にも対応しています。
さらに今までは非対応だった、ワイヤレス充電(Qi)にも初対応。
驚きの全部入りです。
日常生活をする上での不便も全くありません。

全部入りと述べましたが、唯一非対応なものが「microSD」。
まあこれは「Zenfone 8」の頃から非対応になってしまいましたので、再び対応することはないでしょう。

Zenfone 10」のバッテリー容量は約4,300mAh。
最近のスマホとしては標準的な容量でしょうか。

バッテリー持ちを検証してみたところ次のようになりましたね。

バッテリーの減少量
・YouTube動画1時間再生:約3%
・丸1日使用:約20%
  ※使用内容:ネット閲覧約2時間
※デフォルト設定

サイズが小型であるため、使用時はバッテリー容量に対して比較的長く持つ印象です。

ただ丸一日の使用では、少し電池消費量が多め。
ハイエンドなので使っていない間も無尽蔵に電池を消費してしまうのでしょうね。
しかしそれでもライトな使い方ならば、3日以上は問題なく電池が持ちそうです。

また使用時に熱は持ちにくい印象。
ゲームを除き、使用中は真夏でもCPU温度が35℃ぐらいまでしか上がりませんでした。
ゲーミングスマホを開発しているメーカーだけあって、熱処理の設計も上手く作られているのでしょう。

ちなみに冒頭で紹介したように自分は「Zenfone 8」をメインで使用中。
この「Zenfone 10」を次のメイン使用にします。
ゲームプレイも全然問題ないスマホですが、自分はメインスマホでゲームをしていません。
サブスマホでゲームをしていますからね。

主に連絡・ネット閲覧・決済などに使用するメインスマホなので、このレベルの高性能さも必要ありませんが、サブスマホがハイエンドであるため、そうなるとメインスマホもハイエンドにしたいもの。

かつ、小回りが利きやすい全部入りのコンパクトサイズな「Zenfone 10」は、自分にとっての最適解なんですよね。

キレイな2眼カメラで写真もOK

スマートフォンのメイン機能の一つがカメラ。
先程紹介したように、「Zenfone 10」には存在感のある大きなカメラレンズが2つ搭載されています。

性能は次の通りですね。

・約5,000万画素(広角)
  23.8mm F値1.9
・約1,300万画素(超広角)
  12.5mm F値2.2

いくつか写真を撮ってみました。

「Zenfone 10」の写真ー昼間の公園ー

同じ場所で広角撮影するとこんな感じ。

「Zenfone 10」の写真ー昼間の公園ー(広角)

最大倍率(8倍)ズームで中央部分の撮影。

「Zenfone 10」の写真ー昼間の公園ー(最大ズーム)

花を撮ってみるとこんな感じ。

「Zenfone 10」の写真ー昼間の公園ー(花)

夜はこんな感じ。
1枚目が夜景モード、2枚目が通常モードです。

「Zenfone 10」の写真ー夜間の公園ー(夜景モード)「Zenfone 10」の写真ー夜間の公園ー

室内を撮るとこんな感じ。

「Zenfone 10」の写真ー室内ー

すべてデフォルトの設定で撮っています。

全体的に鮮明で色合いもいい、キレイな写真ですね。

夜景も白飛びや黒つぶれが少なめです。
ただ少し黄色っぽいですね。
HDRが効きすぎているのかもしれません。

唯一微妙なものが最大ズーム。
少し粗めです。
まあ望遠レンズはありませんからね。

他社の20万円クラスのスマホと比べると劣ってしまいますが、それでもやはりASUSのフラッグシップ。
十分キレイです。

※ブログ上に載せるために実際の写真より写真サイズを小さくしています。
そのため実際の写真とブログに載せてある写真は見え方が異なる場合があります。

ちなみにインカメラは約3,200万画素(29.4㎜ F値2.4)となっていますね。

全ての回線で使用可能/自分はUQモバイル

Zenfone 10」は4G・5Gのネットワークに対応。
5Gはミリ波には非対応です。

オープン市場SIMフリーであるため、どのキャリアの回線でも使用可能ですね。

具体的な対応周波数帯(バンド)は次のようになっています。

5G NR: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n41/n77/n78
FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28
TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42
引用:Zenfone 10/スペック/通信方式

唯一「n79」に対応していませんので、それを使用しているドコモ回線の5Gには影響がありますね。
まあ5Gはまだまだ整備途中なので、そこまでの不便はないでしょう。

先程紹介したように、SIMは「nanoSIM」2つ、つまり「デュアルSIM仕様」となっており、同時に2つの回線が使えますね。

SIM関係で残念な点と言えば、2年程前から対応が増えてきた「eSIM」には非対応なこと。
しかし「eSIM」は物理SIMカードがいらない反面、制度がまだまだ発展途上なので少し使いにくい存在。
ASUSは現状では必要ないと判断しているのでしょう。

ちなみに自分の使用回線はauのサブブランドである「UQモバイル」。
月額990円(税込)~という安さで利用できるのでオススメな回線の一つです。

Zenfone 10」に「UQモバイル」のSIMを入れたら、特に何も設定する必要がなく自動的につながりましたね。

UQモバイルを「Zenfone 10」で使う

「Zenfone 10」・まとめ

今回はZenfone 10」をレビューしました。

サイズは最近のスマホとして比較的小さめ。
その絶妙なサイズ感は手に馴染む感じです。
デザインも特徴的で、ミッドナイトブラックはシックでクール。

対して中身はゴリゴリのハイエンドであるため、性能面で困ることも全くありません。

「Zen UI」による痒い所に手が届くような便利な多数の機能。
本体の仕様はリフレッシュレート最大144Hz対応・ステレオスピーカーでさらにイヤホン端子もあり。
シリーズで初めてワイヤレス充電に対応するなど、日常生活をする上でも非常に便利になった全部入りのスマホです。

大きなカメラレンズで撮れる写真もキレイであるため、非の打ち所がありません。

何よりコレが最安10万円以内で購入可能。
年々価格が高騰するスマホとしてはかなりお買い得ですね。

ただmicroSDは非対応だったり流行りのeSIMにも非対応だったりと一部残念な点もあります。
またカメラは20万円クラスの他社スマホと比べると、やはり劣ってしまいますね。

しかしコンパクトハイエンドを求める自分にとっては「Zenfone 10」が最適解なスマホです。
十分に快適そのものですからね。

参考:「Zenfone 10」スペック

機種名Zenfone 10
メーカーASUS(エイスース)
発売日2023年9月8日
OSAndroid 13 (ZenUI)
CPUSnapdragon 8 Gen 2
メモリ8GB / 16GB
ストレージ128GB / 256GB / 512GB
メインカメラ約5,000万画素(広角)
約1,300万(超広角)
フロントカメラ約3,200万画素 ※パンチホール
バッテリー容量約4,300mAh
画面解像度2,400×1,080(フルHD+)
※リフレッシュレート最大144Hz
画面サイズ約5.9インチ(AMOLED(有機EL))
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約146.5㎜×約68.1㎜×約9.4㎜
重さ約172g
ミッドナイトブラック / コメットホワイト /
エクリプスレッド / オーロラグリーン /
スターリーブルー ※モデルによりカラーが異なる
ネットワーク4G・5G(ミリ波非対応)
※どの回線でも使用可能
SIMデュアルSIM対応(nanoSIM×2)
その他おサイフケータイ(FeliCa):対応
防水防塵:対応(IP65/IP68)
microSD:非対応
ワイヤレス充電:対応
イヤホン端子:あり
生体認証:指紋認証、顔認証
価格(税込)8GB/128GB:99,800円
8GB/256GB:112,800円
16GB/512GB:134,800円
※メモリ/ストレージ

【YouTube】「Zenfone 10」動画

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