「OPPO A79 5G」レビュー!AnTuTu計測やカメラ性能などを試してみる

「OPPO A79 5G」のスマートフォン本体
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「OPPO」の「Reno」シリーズは性能と価格のバランスが取れた人気シリーズ。
ですがその「Reno」シリーズよりも安い価格で買うことができる「OPPO」のスマホがあります。

それが「A〇〇」シリーズ。
※〇〇は数字。

今回はそんな「A〇〇」シリーズの最新版OPPO A79 5G」を買いましたのでレビューします。

アキラ
アキラ

AnTuTuは約38万点。
「Reno」シリーズに比べるとやはり差を感じるが大差なし。
約5,000万画素あるカメラは比較的キレイ。

「OPPO A79 5G」(Y!mobile版)レビュー

今回購入したものはY!mobile版の「OPPO A79 5G」(型番:A303OP)。
冒頭で紹介したように、「OPPO」(オッポ:日本法人名は「オウガ」)製ですね。

「OPPO A79 5G」の化粧箱

回線契約なし、本体のみの未開封未使用品です。
楽天市場」で購入しました。
価格は17,173円(税込)。
しかし当時「楽天お買い物マラソン」(2024年4月14日20:00~4月17日01:59)もしており、諸々の還元ポイントでさらに安く買うことができましたね。
他にもいろいろ購入したため詳しい還元ポイント量は不明ですが、単体で10%程度の還元量はありそうです。
なので実質約16,000円(税込)でしょうか。

発売日は2024年2月15日の約2ヶ月前。
Y!mobileでの本体定価は21,996円(税込)です。
楽天市場ならば約20%オフで買えますね。

他にもスマホショップ「イオシス」や「じゃんぱら」などでも、回線契約なしの未使用品は購入可能ですね。
※イオシス:16,800円、じゃんぱら:18,980円(2024年4月28日現在の税込)

Y!mobile自身からならさらに安く、なんと本体価格1円(税込/一括)で買うことができます。
これはゴールデンウィークセール(2024年4月24日10:00~5月7日15:00)によるもの。
かなり安いですね。

※他社からの乗り換え(MNP)かつ シンプル2 M/Lの場合
※2024年4月28日現在

ちなみに「OPPO A79 5G」はY!mobile版の他に、楽天モバイル版といわゆるSIMフリー版(オープン市場SIMフリー、以下単に「SIMフリー」)の、計3モデルがあります。
性能に大きな違いはありませんが、微妙に異なったりします。
詳しい違いは後で紹介しますね。

開封&内容物:フィルムあり

さて「OPPO A79 5G」を開けてレビューしていきますね。

内容物は次の通り。
・「OPPO A79 5G」本体
・保護フィルム(本体貼付済み)
・SIMピン
・説明書(クイックスタート、お願いとご注意)

「OPPO A79 5G」の内容物

この写真からはわかりませんが、保護フィルムが既に画面に貼られています(次でフィルムが貼られている本体写真を載せています)。

ですが保護ケースはありません。
必要な場合は別途購入する必要がありますね。

ケーブルやACアダプタなど充電関連の付属品もありません。
こちらも必要なら別途購入することになりますね。

本体デザイン:スタイリッシュ

OPPO A79 5G」本体のデザインを見ていきましょう。

背面はこんな感じ。

「OPPO A79 5G」の背面

左上の大きなカメラレンズが目立つ、全体的に角張った板状のデザイン。
思わず使いたくなるようなスタイリッシュなデザインですね。

カメラはご覧のように2眼構造ですが、よく見ると微妙に違ったりします。
上がメインのレンズですが、そのすぐ下に補助用のセンサーがありますね。
(この写真では少しわかりにくいかもしれません m(_ _)m)

ご覧のように購入したカラーは「ミステリーブラック」。
他に「グローグリーン」もありますね。

カラーの影響からか、背面は少しだけ鏡面のようになっており、それがカッコよさを際立てます。
ですがしばらく使っていると指紋が目立ってきてしまうのが玉に瑕です。

側面はこんな感じ。

「OPPO A79 5G」の下側「OPPO A79 5G」の右側面「OPPO A79 5G」の上側「OPPO A79 5G」の左側面

下側は左からスピーカー・USB Type-C端子・マイク・イヤホン端子。
右側面は左(上側)から音量ボタン・電源ボタン兼指紋認証センサー。
上側にはマイク。
左側面にはSIMスロットがあります。

ご覧のように角張ったデザインがよくわかるでしょう。
カメラレンズは少しだけ出っ張っていますね。

指紋認証センサーは電源ボタンと兼用。
精度は良いため失敗することはありません。
認証速度も結構速めだったりします。

ただこの電源ボタン、どことなく作りが簡素で、触るとカチカチ揺れる感じ。
その微妙な揺れ具合からか、電源ボタンとしては若干使いにくいですね。
搭載されている位置は問題ないですけれど。

生体認証は他に顔認証にも対応。
こちらも精度が良いですね。
マスクをしたままでも認証可能ですが、その場合は精度があまり良くない印象。
本体までの距離が近すぎたり傾きすぎたりすると認証できませんね。

基本問題ない指紋・顔認証ですが、このように少々残念点もあったりします。

画面(前面)はこんな感じ。

「OPPO A79 5G」の前面「OPPO A79 5G」のインカメラ

フロントカメラレンズは中央にあるパンチホール。
カメラレンズ写真から保護フィルムが貼られていることがわかるでしょう。
保護フィルムを貼る手間がなくてラクですね。

SIMスロットを開けるとこのようになっています。
nanoSIMカードとmicroSDカードを1つずつ入れることができますね。
ただしこれはY!mobile版の特徴。
楽天モバイル版・SIMフリー版では異なります。
詳しくは後で紹介します。

「OPPO A79 5G」のSIMスロット

iPhone7と比べると圧倒的に大きい

OPPO A79 5G」のサイズ感をわかりやすくするため「iPhone 7」(右)と比べてみました。

「OPPO A79 5G」と「iPhone 7」「OPPO A79 5G」と「iPhone 7」

その差は歴然。
OPPO A79 5G」は本体サイズがかなり大きめです。
2回りぐらい大きいでしょうか。
画面もかなり大きいですね。
そのため視認性も良いスマートフォンです。

公称サイズは次の通り。

高さ × 幅 × 厚さ:
 約166㎜ × 約76㎜ × 約8㎜
画面サイズ:6.7インチ

数字で見ても、やはりサイズ感は大きいですね。

本体重量を測ってみると195gでした。

「OPPO A79 5G」の重量

サイズが大きいので重量も重め。
しかし本体サイズがあまりにも大きすぎる影響からか、見た目程の重さは感じないかもしれません。
「OPPO A79 5G」よりもサイズが小さくて重いスマホもあったりしますからね。

必要分網羅のローエンドスマホ

ここからは「OPPO A79 5G」の性能面を中心に見ていきます。

スマホの価格と性能は基本的に比例しますね。
そのため元価格も約2万円と安い「OPPO A79 5G」は、性能も低め。
「ローエンド」に分類されるスマホですね。
その特徴から「エントリーモデル」とも呼ばれる種類です。

しかし必要分は網羅していますので、日常で困ることは少ないでしょう。

「ColorOS」:良いカスタマイズAndroid

まずはOSやUIなど、画面内の見た目を紹介。

OPPO A79 5G」の搭載OSは「ColorOS 13」。
これは「Android 13」をOPPOがカスタマイズしているOSです。
ベースはAndroidですので、「Google Play」等は問題なく使えますね。

OPPO A79 5G」のスクリーンショットをいくつか貼りますね。

■ロック画面
「OPPO A79 5G」のロック画面

■ホーム画面
「OPPO A79 5G」のホーム画面

■通知領域/クイック設定
「OPPO A79 5G」の通知領域「OPPO A79 5G」のクイック設定

■設定
「OPPO A79 5G」の設定

■電源メニュー
「OPPO A79 5G」の電源メニュー

電源メニューはデフォルトでは、「電源ボタン」と「音量大ボタン」同時押し。
「設定」から「電源ボタン長押し」で電源メニューにすることも可能です。
※「設定」→「その他設定」→「電源ボタン」→「電源ボタンを長押しします」を「電源メニュー」に。

「ColorOS 13」の特に特徴的なものが「クイック設定」でしょう。
標準Androidの新旧のクイック設定UIを組み合わせたような形になっています。

上部分2つ(Wi-Fi、Bluetooth)が、「Android 12」以降のUIですね。
対して下部分(モバイルデータ、マナーモード、etc…)が「Android 11」以前のUI。
「ColorOS 13」は新旧UIの良いとこ取りをしているような感じですね。
もちろんそれぞれの並び順は編集できます。

また「Wi-Fiオンオフ」はワンタップで可能。
標準Androidでは、「Android 12」から「Wi-Fiとモバイルネットワークの統合」により、Wi-Fiはワンタップで切り替えできなくなっています。
これが結構評判が悪く、自分も使いにくいと思っています。
そのため各メーカーはあえて分けるカスタマイズをしていることがあり、OPPOの「ColorOS」でも分けていますね。

このように「ColorOS」は標準Androidよりも使いやすくなっています。

他にも使いやすい機能があり、例えば「スマートサイドバー」。
いわゆるアプリのクイック起動機能で、右端にあるバーを左にスワイプすることで使えますね。
デフォルトではオフなので、使う場合はオンにする必要があります。
※「設定」→「特殊機能」→「スマートサイドバー」。

「OPPO A79 5G」の「スマートサイドバー」

この「スマートサイドバー」、機能だけオンにして「バー」は非表示にすることも可能。
このようなアプリクイック起動のサイドバーはOPPO以外の他のスマホでも搭載されていることがありますが、非表示までできるスマホはほとんどないですね。

また「スマートサイドバー」からアプリを起動すると「フレキシブルウィンドウ」になります。
パソコンのように、ウィンドウでアプリが起動しますね。
ウィンドウの場所は自由に移動できますし、もちろんそこから全画面にすることもできます。

ちなみにプリインストールアプリ一覧はこんな感じ。

「OPPO A79 5G」のアプリ一覧「OPPO A79 5G」のアプリ一覧「OPPO A79 5G」のアプリ一覧

全体的に少なめですが、Y!mobileモデルであるためソフトバンク関連のアプリがありますね。
一部はアンインストール可能ですが、Yahoo!アプリなどはアンインストールできません。
OPPO関連のアプリもいくつかありますね。

必要分網羅で基本問題ないが、電池が

OPPO A79 5G」の処理性能は簡単に紹介すると次の通り。

・CPU:Dimensity 6020
・メモリ:4GB
・ストレージ:128GB(microSD対応)

先述の通り、処理性能のグレードは「ローエンド」(低性能)。
「OPPO A79 5G」の処理性能は、日常生活で必要最低限度となっています。

いくつかアプリを使ってみましたのでその感想をまとめるとこんな感じ。

・Chrome:問題なし、サクサク動作
・マップ:問題なし、サクサク動作
・YouTube:問題ないが、動画読み込み直後の音の小ささが気になった
・X(旧Twitter):問題なし、サクサク動作
・ポケモンGO:普通にプレイ可能だが、たまにカクツク
・原神:できないことないが、かなり重い&カクカク

Chrome・マップ・X(旧Twitter)など日常的に使うアプリの基本的な動作は、読み込み等も比較的速く問題なしですね。

画面のリフレッシュレート(≒滑らかさ)は、最大90Hzに対応。
標準は60Hzなので1.5倍ですね。
これにより、画面の動作感はアップし滑らかで快適。
特にネット閲覧でスクロールを多用する場合などはヌルヌル感を感じやすいでしょう。
低い本体性能を上手くカバーしていますね。
※デフォルトでは「自動」。変更方法は「設定」→「ディスプレイと明るさ」→「画面リフレッシュレート」。

ただYouTubeアプリに関しては基本的な動作は問題ないものの、動画読み込み直後はスピーカーからの音が小さめでした。
すぐに問題なく再生されますが、自分としては少し気になった動作感です。

困るまではいかないものの、やはり性能が低い影響からか「OPPO A79 5G」は気になってしまう動作をすることがありますね。

それはゲームのときが顕著でしょう。
ゲームをプレイするには本体性能がある程度必要になります。
ポケモンGOと原神を試してみましたが、ゲームプレイは厳しい面がありますね。
ポケモンGOは普通にプレイできるものの、たまに読み込みが遅かったりカクツクことがあります。
原神に至っては、全体的に重いですね。
適当にプレイしたりログインするくらいならばできますが、ヘビーにプレイするのは不可能です。
読み込みも遅く、全体的にカクカクですからね。
ちなみにデフォルトの画質は「最低」でした。

とこのように必要最低限度性能である「OPPO A79 5G」はゲームをするには厳しめですが、いわゆるゲーム補助機能が搭載されています。
ゲームプレイにあまり向かないローエンドなスマホではゲーム補助機能が削られていることが多いですが、OPPO A79 5G」は上位モデルとほぼ同等のゲーム補助機能を搭載している珍しい機種だったりします。

「OPPO A79 5G」のゲーム補助機能
▲原神でゲーム補助機能起動

また音はローエンドなスマホとしては珍しく、下側のスピーカーと受話口から出力される「ステレオ」仕様。
そのためゲームは厳しいものの、動画を視たりするならば比較的使いやすい機種でしょう。

その他仕様面を見てみると、おサイフケータイ(FeliCa)や防水防塵に対応。
日常生活必要分の機能は網羅していますので、基本的には問題ないでしょう。
ですが防水防塵の性能は「IP54」なので若干低めです。

OPPO A79 5G」のバッテリー容量は約5,000mAh。
大容量となっています。

バッテリー持ちを検証してみたところ次のようになりましたね。

バッテリーの減少量
・YouTube動画1時間再生:約7%
・丸1日使用:約24%
  ※使用内容:ネット閲覧約1時間半
※デフォルト設定

正直なところ、大容量なバッテリーに対して電池持ちはあまり良くない印象です。
自分は今までいくつかスマホのレビューをしていますが、他のスマホよりも1.5~1.8倍程度、バッテリーの減りが速いですね。
大画面による影響かもしれません。
画面表示にバッテリーを多く使いますからね。

ですがこの状態でも丸1日の使用で30%も減りませんでした。
そのためこのようなライトな使い方ならば、3日程度は問題なく電池が持ちそうですね。

AnTuTuは約38万点

処理性能を可視化できるものがベンチマークテストですね。
その中でも特によく使われるものが「AnTuTuベンチマークテスト」。

OPPO A79 5G」でもテストしてみると約38万点でした。
アプリのバージョンは「V10.2.4」です。

「OPPO A79 5G」のAnTuTuベンチマークテスト

ローエンド(低性能)スマホのど真ん中性能と言ったところでしょうか。

性能を大きく左右するCPUは先述の通り「Dimensity 6020」で、これはあまり見かけないCPUだったりします。
しかし「Dimensity 6020」は「Dimensity 700」のリネーム品。
ほぼ同じCPUですね。

「Dimensity 700」は搭載しているスマホも多く、例えば「Galaxy A23 5G」(メモリ:4GB)。
Galaxy A23 5G」のAnTuTuベンチマークテストは約37万点だったりしますね(V10.1.6)。

測定アプリバージョンこそ違いますが、「OPPO A79 5G」での結果がわずかに良いのは「仮想メモリ」によるものでしょう。
メモリは+4GBまで拡張でき、合計最大8GBとして使えます。
デフォルトで最大まで拡張されており、メモリは8GBとして扱われていますね。

「OPPO A79 5G」のRAM(メモリ)拡張
▲「設定」→「デバイスについて」→「RAM」

ちなみに上位モデルの「Reno」シリーズ。
OPPO Reno7 A」のAnTuTuベンチマークテストをしてみると約44万点でした。
※同じバージョン(V10.2.4)。
※「OPPO Reno7 A」の簡易スペック:CPUはSnapdragon 695 5G、メモリは6GB。

「OPPO Reno7 A」のAnTuTuベンチマークテスト

やはり下位モデルとなる「OPPO A79 5G」の方が低めですが、意外とスコアに大差はなかったですね。

両者の詳しい比較は後日に別の記事でまとめます。

2眼のカメラ性能は比較的キレイ

スマートフォンのメイン機能の一つがカメラ。
OPPO A79 5G」のアウトカメラは2眼構造となっています。

性能は次の通り。

・約5,000万画素(広角)
  F値:1.8
・約200万画素(深度)
  F値:2.4

記事タイトルでも示しているようにカメラ性能も試すために、いくつか写真を撮ってみました。

「OPPO A79 5G」の写真ー昼間の公園ー

最大倍率(10倍)ズームで中央部分の撮影。

「OPPO A79 5G」の写真ー昼間の公園ー(最大ズーム)

花を撮ってみるとこんな感じ。

「OPPO A79 5G」の写真ー昼間の公園ー(花)

夜はこんな感じ。
1枚目が通常モード、2枚目がいわゆる夜景モード(手動でオン)です。

「OPPO A79 5G」の写真ー夜間の公園ー「OPPO A79 5G」の写真ー夜間の公園ー(夜景モード)

室内を撮るとこんな感じ。

「OPPO A79 5G」の写真ー室内ー

すべてデフォルトの設定です。

自分は過去にいくつかローエンドスマートフォンのレビューをしていますが、それらに比べると比較的キレイな印象です。
画素数が5,000万画素もあるおかげでしょう。

昼景も夜景も、細部も細かくてイイ感じ。
深度レンズのおかげで、花の写真も遠近感がありますね。

ですが微妙な写り方も多かったり。
特に最大ズームはもはや何かわからない状態。
夜の写真はパッと見明るくてキレイですが、少し曇っているような淡い感じがします。

※ブログ上に載せるために実際の写真より写真サイズを小さくしています。
そのため実際の写真とブログに載せてある写真は見え方が異なる場合があります。

またインカメラは約800万画素(F値2.0)となっていますね。

使用はどの回線でもOK(Y!mobile版でも)

OPPO A79 5G」は4G・5Gに対応。
5Gはミリ波に非対応です。

はじめに紹介したように、自分が購入したモデルはY!mobile版。

Y!mobileはソフトバンクのサブブランドですね。
そのためソフトバンク回線のみしか使用できないと思われるかもしれませんが、実はドコモ・au・楽天モバイルと、どの回線でも使用可能だったりします。

具体的な対応周波数帯(バンド)は次のようになっていますね。

5G:n1、n3、n28、n41、n77、n78
FDD-LTE:1、3、8、18、19、26、28
TDD-LTE:41、42

OPPO A79 5G/対応周波数 より

ソフトバンク回線の中には、Y!mobileよりも安く使えるSIMがあり、それがソフトバンク自らが提供しているオンライン専用ブランドの「LINEMO」。
「LINEMO」は月額990円(税込)~という安さで利用できますね。

キャリア各モデルとSIMフリー版の違い

はじめに紹介したように、「OPPO A79 5G」は自分が購入したY!mobile版の他に、楽天モバイル版・SIMフリー版の計3モデルがあります。

それぞれの違いは次の通り。

 SIM対応周波数帯(バンド)価格(税込)
Y!mobilenanoSIM+eSIM または
nanoSIM+microSD
5G:n1、n3、n28、n41、n77、n78
FDD-LTE:1、3、8、18、19、26、28
TDD-LTE:41、42
21,996円(一括)
楽天モバイルnanoSIM+eSIM または
nanoSIM+nanoSIM/microSD
※一方はmicroSDと排他的仕様
5G:n1、n3、n28、n41、n77、n78
FDD-LTE:1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、26、28
TDD-LTE:38、39、40、41、42
33,800円(一括)
SIMフリー29,800円

違いはSIM周りや対応周波数帯ですね。

簡単に言ってしまえば、Y!mobile版はSIM周りや対応周波数帯が削られています。
その代わり本体価格が他よりも1万円近く安くなっています。
削減されていると言っても、eSIMを含めて同時に2つのSIMが使える「デュアルSIM仕様」になっていますし、先述の通り対応周波数帯は全キャリア対応。

むしろ楽天モバイル版・SIMフリー版の対応周波数帯は日本でのみ使用する場合は、ここまで必要なかったりしますね。

あとは表では挙げませんでしたが、Y!mobile版はソフトバンク関連のアプリがプリインストールされているなどの違いでしょうか。

それにしても楽天モバイル版、なぜSIMフリー版よりも価格が高いのでしょう・・・・

「OPPO A79 5G」・まとめ

今回はY!mobile版「OPPO A79 5G」をレビューしました。

2024年4月現在は、楽天市場などのECサイトでは約17,000円で買えてしまう格安なスマートフォンですね。

実際に測定したAnTuTuベンチマークテストは約38万点。
ローエンド(低性能)であるためゲームの使用にはあまり向きません。
電池持ちも搭載容量の割にあまり良くなかったりします。
しかしリフレッシュレートは90Hzまで対応しているため画面の動きは滑らかですし、ローエンドスマホとしては珍しくステレオスピーカーも搭載。
動画を視るには比較的良い機種です。
おサイフケータイ等もあるので日常生活する上での問題はないですね。

また角張っている本体デザインはスタイリッシュ。
ブラックカラーは少しだけ鏡面のようにもなっていますので、よりカッコよく感じます。

カメラも5,000万画素レンズを搭載しているため、比較的キレイな印象でしたね。

参考:「OPPO A79 5G」スペック

機種名OPPO A79 5G
メーカーOPPO
発売日2024年2月15日
OSColorOS 13 (Android 13 ベース)
CPUDimensity 6020
メモリ4GB
ストレージ128GB
メインカメラ約5,000万画素(広角)
約200万(深度)
フロントカメラ約800万画素 ※パンチホール
バッテリー容量約5,000mAh
画面解像度2,400×1,080(フルHD+)
画面サイズ約6.7インチ(液晶)
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約166㎜×約76㎜×約8㎜
重さ約193g
グローグリーン / ミステリーブラック
ネットワーク4G・5G(sub6)
※いずれのモデルもどの回線でも使用可能
SIMいずれのモデルもデュアルSIM
・SIMフリー・楽天モバイル
  nanoSIM+eSIMまたはnanoSIM+nanoSIM
・ワイモバイル:nanoSIM+eSIM
その他おサイフケータイ(FeliCa):対応
防水防塵:対応(IP54)
microSD:対応(最大1TB)
ワイヤレス充電:非対応
イヤホン端子:あり
生体認証:指紋認証 / 顔認証
価格(税込)
※発売当時
SIMフリー:29,800円
ワイモバイル:21,996円(一括)
楽天モバイル:33,800円(一括)

 

2024年4月28日現在は以下の価格でも買える
※回線契約なしの未使用品
○ワイモバイル版
・イオシス:16,800円
・楽天市場:約17,500円
・じゃんぱら:18,980円

【YouTube】「OPPO A79 5G」動画

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