2022年6月にもなると「Android 12」がいろいろなスマートフォンに配信されていますね。
スタイラスペン内蔵のスマートフォン「moto g PRO」にも「Android 12」が配信されていました。
4月下旬頃には配信を開始したようですね。
ということで、今回は「moto g PRO」を「Android 12」にアップデートした際の変化をまとめます。
見た目激変で新鮮!
でもWi-Fiオンオフはワンテンポ増えてしまった・・・
目次
アップデート約25分 /+その後3回の更新
「moto g PRO」を「Android 12」にアップデートするには約25分かかりました。
「moto g PRO」のアップデートはいつも長いですね (´・ω・`)
大型アップデートなので特に長かった印象です。
アップデートは「設定」→「システム」→(「詳細設定」)→「システムアップデート」からできますね。
ダウンロードデータ容量は約1.16GB。
(バージョン:S0PRS32.44-11-10-2)
「Android 12」へのアップデートは完了しましたが、配信から約1ヶ月半も経っていた影響からか、さらに3回のアップデートが配信されていました。
※バージョン
・S0PRS32.44-11-10-2-2
・S0PRS32.44-11-10-2-4
・S0PRS32.44-11-10-2-6
すべて完了したときにはさらに約30分経っていましたね。
ちなみに自分は既に「Android 12」を体験済みだったりします。
初期搭載OSがAndroid 12の「Pixel 6」「Xperia 5 III」(SIMフリー)を使っていたり、直近では「Zenfone 8」や「ROG Phone 5」を「Android 12」にアップデートしていますからね。
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最後のOSアップデート(と思われる)
「moto g PRO」は他と同じようにOSは「Android」搭載ですが、厳密には「Android One」と呼ばれるOS。
「Android One」の特徴は主に次の2つ。
(素のAndroid、AOSP)
・2年間のOSアップデート保証。
3年間のセキュリティ保証。
「moto g PRO」の初期搭載OSバージョンは「Android 10」なので、今回で2回目(年目)のOSアップデートです。
そのため今回(Android 12)のOSアップデートが最後と思われます。
セキュリティについては、「moto g PRO」の発売日が2020年10月30日でしたので、2022年中は保証されるでしょう。
先程紹介したように、既に3回もセキュリティ更新がありましたしね。
「moto g PRO」を最新の状態で使えるのは2022年の間が最後ということになるでしょう。
クイック設定中心に激変の「Android 12」
さて「moto g PRO」を「Android 12」にアップデートした変化を見ていきましょう。
と言っても先程紹介したように、自分は「Android 12」を既に経験済み。
なので基本的には似た内容です。
ですが「moto g PRO」でも変化を見ていきますね。
「Android 12」は「Android 11」に比べて、見た目が大きく変化しています。
これは「Material You」(マテリアル ユー)と呼ばれる新しいデザイン。
※Android 11までは「Material Design」(マテリアル デザイン)。
アップデート時にもその特徴が記載されていましたね。
特にWi-Fiのオンオフなどを簡単に行う、「クイック設定」は全然違います。
これが「Android 12」の最大の変化ですね。
■クイック設定
今までは丸い小さなアイコンでしたが、長方形の大きなアイコンになっていますね。
通知領域はこんな感じ。
■通知領域
他ももちろん違います。
設定画面はこんな感じ。
■設定
アイコンが変わりましたね。
カラーが単色になりシンプルになりました。
文字も大きくなりましたね。
電源メニュー(電源ボタン長押し)はこんな感じ。
■電源メニュー
ロック画面も結構変わりましたね。
■ロック画面
時計が大きくなりました。
通知が来ると、時計は左上側の日付の辺りに移動しますね。
ホーム画面はこんな感じ。
■ホーム画面
アイコンも全体的に四角くなりましたね。
他にも見た目の変化はありますが、大まかにはこんなところでしょうか。
また「Android 12」では操作アニメーションも変化。
例えばスクロールで限界まで行くと、ビヨーンと伸びますね。
こちらでは「設定」で試していますが、スクロールできる場合ならどれも同じです。
このように、今までとかなり違うので新鮮ですね。
Wi-Fiオンオフがワンテンポ増える…
「Android 12」は見た目が大きく変化しました。
合わせて仕様も一部変更されています。
その仕様の変化の中で少々困りものが、「Wi-Fiとモバイルネットワークの統合」。
「Android 11」時代は「クイック設定」からWi-Fiマークをタップするだけでオンオフ可能でしたね。
しかし「Android 12」では、「インターネット」→「Wi-Fi」としなければなりません。
よく使う(少なくとも自分は)「Wi-Fiのオンオフ」がワンテンポ増えてしまいましたね。
※SIMがないためわかりにくいが、携帯回線がある場合はWi-Fiの上に表示される。
この仕様の変更はかなり不評で、Google先生に聞いてみたりTwitterで検索すると多くの人が「不便」と言っています。
自分も「Pixel 6」等を使っていて不便に感じています。
・・・なんとかしてほしいものですね。
ちなみに「Zenfone 8」や「ROG Phone 5」も同じようになっていますが、こちらはWi-Fiとモバイルネットワークを分離することも可能。
便利な独自機能がありますね。
「moto g PRO」は「Android One」の特性上、そのような独自機能の期待はできませんでしたね。
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ウィジェットも変化/Keepの表示が…
「Android 12」では、ホーム画面に置ける「ウィジェット」も変化しているものがありますね。
例えばGoogle純正メモアプリの「Keep」。
「Keep」のウィジェットは、メモ記載上部の5行程度が表示されて便利なんですよね。
ホーム画面に戻るだけでメモを確認できますので。
しかし「Android 12」では、「Keep」の表示がメモ記載上部3行程度に。
「Keep」ウィジェットの文字表示量が少なくなってしまいました。
自分としては少し残念ですね。
こうなることは他端末で知っていたものの、「Keep」のアプリバージョンによるものと思っていました。
どうやらOS依存のようですね。
カメラやマイク使用時アイコン表示
「Android 12」では、カメラやマイク使用時にステータスバー(右上)に緑色のアイコンが表示されるようになりました。
この辺りは、ライバルであるiOS(iPhone)では既に実装されていますね。
セキュリティ強化のためでしょう。
不正に使用されていないか、ユーザーが簡単に確認できるようにした感じですね。
今までも撮れたロングスクショ
「Android 12」への変化は他にもあり、標準で「ロングスクリーンショット(スクロールスクリーンショット)」が撮れるようになりました。
スクロール画面全体をスクショできる機能ですね。
このように。
しかし「moto g PRO」では「Android 11」時代から「ロングスクリーンショット」を撮ることができました。
「Android 11」時代から変わらず、方法は通常のスクショを撮った後に、スクショの下のアイコンをタップ。
すると再生されながらロングスクショになっていきますね。
自分のようにブログ記事を作成している人なら便利な機能です。
これがメーカーに限らず、「Android 12」では標準機能となりましたね。
「Motoメモ」のホームは黒→白
「moto g PRO」では付属のスタイラスペンを最大限に使えるように、メモアプリ「Motoメモ」がありますね。
大した変化ではありませんが、「Android 12」にアップデートしたことで「Motoメモ」のホーム画面が黒基調から白基調になっていました。
「Android 10」時代では白基調でしたので、「Android 12」で元に戻った感じです。
他にも「Android 12」で変わった点はありますが、自分が感じた主な変化はこんなところですね。
「moto g PRO」Android 12・まとめ
今回は「moto g PRO」を「Android 12」にアップデートした変化をまとめました。
見た目を中心に、特にクイック設定は激変。
UIは大きく変わっています。
それだけでなく仕様も変更。
Wi-Fiのオンオフではワンテンポ増えてしまいました。
よく使う機能なだけに、これは不満が増えてしまう変更です。
他にも細かな変化はありますが、やはりクイック設定などの見た目の変化が大きいことが「Android 12」でしょう。
ちなみに処理速度などの操作感は、Android 11の頃とあまり変わらないように感じます。
まだアップデートしてわずかな時間しか経っていませんので、はっきりと言うことはできませんね
m(_ _)m
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