【LINEモバイル(ソフトバンク)の実速度】平均速度が遅くなった【2024年12月調査】

2024年の携帯回線業界もいろいろありましたね。
特に10月以降はahamoがきっかけとなり実質値下げ。
各社データ容量が20GBまでのプランが30GBに増量となりましたね。
また何かと話題になる楽天モバイルでは、ついに繋がりやすくなる「プラチナバンド」の運用開始。
その他にも、独自路線を行くpovo2.0では、ローソンに来店するだけでデータ容量が回復する「povo DataOasis」が始まるなど、各社ユニークなサービスも始まったり。

しかし大前提は通信サービスなので、日頃使う上では携帯回線の「速度」が重要ですね。

既に新規で契約することはできませんが、今回はLINEモバイル(ソフトバンク回線)の2024年12月現在の速度測定をしましたので紹介します。

アキラ

ズバ抜けて速い時間帯がなくなった結果、平均すると遅くなってきた…かも？

異なる5つの時間帯を測定

まずは測定環境の紹介。

測定にはOoklaの「Speedtest」を使いました。

Speedtest – インターネット速度

開発元:Ookla

無料

posted withアプリーチ

測定場所は名古屋市某所。

次の5つの時間帯で測定しました。

また測定に使ったスマホは「Pixel 6」(Android 13)です。

ちなみに冒頭で紹介したように、LINEモバイルは既に新規契約できません。
LINEモバイルは2021年3月31日で新規契約受付終了していますからね。
現在は既存ユーザーのみに提供しています。
既に終わりつつあるサービスなので5Gにも対応していません。
LINEモバイルに近いサービスは実質後継となる「LINEMO」ですね。

平均速度 下り約45Mbps 上り約9Mbps

結果はこのようになりました。
下り平均速度は45Mbps、上り平均速度は9Mbpsでしたね。
下り速度を見ていきます。
平日の夜のみ少し遅め。
他の時間帯はいずれも速めなのに。
それでも約25Mbpsありますので十分な速さですね。

なおOoklaの「Speedtest」は測定するサーバーによって速度が異なることがあります。
今回はすべて「IPA CyberLab 400G (Tokyo)」のサーバーを使いました。

遅くなってきた…？(突出時間帯がない)

※グラフが見にくい場合は、グラフをタップ(クリック)して拡大して下さい！

2020年12月から4ヶ月毎の速度測定結果です。
2020年4月にも「平日の朝」を除いて測定していますので比較しますね。
また2023年4月は「平日の夜」の測定がありません
m(_ _)m

特に重要となる下り速度を見てみましょう。
LINEモバイルは2020年12月から2022年12月頃まで、速度の傾向にほぼ変化がありませんでした。
朝が一番速く、昼になると一番遅くなり、夜はまあまあの速さ。
特に「平日の朝」については突出して速くなっていました。

しかし2023年に入ってからは傾向がガラッと変わった印象です。
特に2023年8月は全体的に遅め。
以降は時間帯によりバラけつつも、比較的速い速度を維持していました。
しかし今回は少し遅くなってしまいましたね。
というより、突出した速い速度の時間帯がなくなったという方が正しいでしょうか。
次回以降どうなっていくか気になるところです。

ちなみに2024年12月現在は、月の利用量が500MB以下なら料金無料。
速度も比較的速く、料金無料。
既存ユーザー限定になってしまいますが、現在はLINEモバイルが超お得な携帯回線になっていますね。

LINEモバイルの速度・まとめ

今回は2024年12月現在のLINEモバイル(ソフトバンク回線)の速度を測定しました。
まとめると次のようになりますね。

参考：全データ(表)

※アイキャッチ画像ロゴ出典元：LINEモバイル