室内の空気環境を良くするものが「サーキュレーター」。
夏冬問わず、エアコンと合わせることで最適な温度にしたり空気を循環させたりできます。
洗濯物の乾燥機や、単純に扇風機代わりとしても使えたりしますね。
先日2つのアイリスオーヤマ製サーキュレーターを購入した自分。
今回はその2モデル、「PCF-HD15」と「PCF-MKM15N」の違いを比較してみます。
音や風量は「PCF-HD15」の方が強め。
値段は「PCF-MKM15N」が安め。
目次
「PCF-HD15」と「PCF-MKM15N」を比較
購入したモデルは次の2つ。
共に適用室内サイズは8畳までとなっています。
「PCF-HD15」は左右の自動首振りができるサーキュレーター。
「PCF-MKM15N」は首振り機能はありませんが、可愛らしい外観が売りのサーキュレーター。
両方とも2022年のブラックフライデーのときにAmazonで買ったものです(セール期間:2022年11月25日~12月1日)。
価格はそれぞれ次の通りでした。
個別の詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。
・【実録:風量&音】アイリスオーヤママカロンサーキュレーター「PCF-MKM15N」(値段:1,840円で購入)
全体サイズ:「PCF-HD15」が大きめ
「PCF-HD15」と「PCF-MKM15N」の外観を比較してみますね。
左が「PCF-HD15」、右が「PCF-MKM15N」です。
適用室内サイズは8畳までなので、サーキュレーター自身のサイズ感はほぼ同じ。
しかし「PCF-HD15」は左右の自動首振り機能があるため、その分台座の高さが高くなっていますね。
全体的には「PCF-HD15」の方が大きめです。
そのサイズ感の違いは重さにも現れており公称重量はそれぞれ次の通り。
0.8kg分、「PCF-HD15」の方が重いですね。
実際に持ってみるとズッシリ感が全然違います。
「PCF-MKM15N」がかなり軽く感じました。
外観デザインは「PCF-HD15」は機械っぽく、「PCF-MKM15N」ははじめに紹介したように可愛らしい感じですね。
「PCF-MKM15N」の製品紹介ページでは「マカロンのように、コロンとしたフォルム」と書かれています。
電源スイッチの位置は、「PCF-HD15」は手前下側、「PCF-MKM15N」は後側となっていますね。
スイッチが使いやすそうなのは「PCF-HD15」でしょうか。
はじめに紹介したように、「PCF-HD15」には左右自動首振り機能があります。
角度は左右それぞれ45°の計90°まで。
手動ながら上下角度も調節でき、その際は上が90°・下が20°の計110°まで。
対して「PCF-MKM15N」には左右自動首振り機能がありません。
しかしこちらも上下角度は手動で調節でき、なんと360°まで変更可能です。
それ以上も回すことができ、何回転もできますね。
音・風量:「PCF-HD15」が強め
さて実際に使うなら気になるであろう、音や風量の違いも比較してみます。
「PCF-HD15」も「PCF-MKM15N」も、風量は3段階変更可能。
それぞれ次の通りです。
これらを動画に撮ってみました。
風量はわかりやすいように、エレコム製のホコリキャッチャー(KBR-001BU)を使っています。
これで実際の風量がよくわかるでしょう。
動画なので音もわかると思います。
できるだけ静かな場所で録画しましたが、若干雑音が入ってしまっていますね
m(_ _)m
まずは「PCF-HD15」から。
■静音
■中
■強
次に「PCF-MKM15N」。
■弱
■中
■強
比べてみると、静音(PCF-HD15)・弱(PCF-MKM15N)では、音も風量も両方とも同じ感じ。
中・強では「PCF-HD15」の方が音も風量も若干強くなっているように感じますね。
標準使用期間:「PCF-MKM15N」が長い
サーキュレーターには「標準使用期間」があります。
簡単に言えば「正常に使える期間」ってことですね。
標準使用期間を超えて使用すると、発火・ケガ等の事故になることもあるとか。
なので守った方が良いでしょう。
それぞれの標準使用期間は次の通り。
標準使用期間の想定は、1日8時間・年110日使用とのこと。
なので日・時間に換算し直すと次の通り。
「PCF-MKM15N」の方が長く使えますね。
左右自動首振り機能がない分、故障の可能性が低いのかもしれません。
※標準使用期間は本体後ろに記載されている
▲PCF-HD15
▲PCF-MKM15N
値段:「PCF-MKM15N」が安い
最後に値段の違いをまとめておきます。
と言ってもはじめに紹介しましたね。
自分が購入したときの価格はそれぞれ次の通り。
・PCF-MKM15N:1,840円(税込)
左右自動首振り機能がある「PCF-HD15」の方が値段は高くなっています。
2023年1月12日現在のAmazonの価格は次の通り。
やはり「PCF-HD15」の方が高く、「PCF-MKM15N」の方が安いですね。
ちなみに「PCF-MKM15N」には、左右自動首振り機能を搭載しているモデル「PCF-MKM15」もあります。
Amazonでの価格は2,649円(税込/2023年1月12日現在)なので、それでも「PCF-HD15」の方が高いですね。
マカロンモデル「PCF-MKM15N」「PCF-MKM15」は比較的安いシリーズのようです。
2モデルの比較・まとめ
今回は自分が先日購入した2つのアイリスオーヤマ製サーキュレーター「PCF-HD15」と「PCF-MKM15N」の違いを比較しました。
簡単にまとめると次の通り。
「PCF-HD15」:有
「PCF-MKM15N」:無
・全体サイズ
→「PCF-HD15」が大きめ
・音・風量
→「PCF-HD15」が強め
・標準使用期間
→「PCF-MKM15N」が長い
・値段
→「PCF-MKM15N」が安い
ご購入を検討されている方はこれらを参考にしていただければ幸いですね。
参考:仕様
最後に「PCF-HD15」と「PCF-MKM15N」の簡易仕様をまとめておきます。
参考として「PCF-MKM15N」の左右首振り機能版「PCF-MKM15」も載せておきますね。
PCF-HD15 | PCF-MKM15N | 参考:PCF-MKM15 | |
サイズ | 幅約22cm×奥行約22cm× 高さ約22cm | 幅約25.2cm×奥行約18.4cm× 高さ約25.6cm | 幅約24.1cm×奥行約17.7cm× 高さ約28.6cm |
重量 | 1.9kg | 1.1kg | 1.6kg |
適応畳数 | 8畳 | 8畳 | 8畳 |
左右首振り | 自動(90°) | ー | 自動(65°) |
上下角度調整 | 手動6段階(上90°/下20°) | 手動 約360° | 手動6段階(上90°/下22.5°) |
風量段階 | 静音/中/強 | 弱/中/強 | 弱/中/強 |
刃の数 | 8つ | 3つ | 3つ |
ワット数 | 29W | 50Hz:28W/60Hz:27W | 50Hz:33W/60Hz:32W |
電源 | AC100V 50/60Hz共通 | AC100V(50/60Hz共用) | AC100V(50/60Hz共用) |
騒音レベル | 35db | 35dB | ※不明 |
カラー | ホワイト/ブラック | ホワイト/ブラック | ホワイト/ブラック / グレー / ピンク |
素材 | ポリプロピレン、HIPS、ABS | ポリプロピレン | ※不明 |
保証 | 1年 | 1年 | ※不明 |
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