2021年2月にもなるとAndroid11がいろいろなスマートフォンに配信されていますね。
スタイラスペン内蔵のスマートフォン「moto g PRO」にもAndroid11が配信されていました。
2月10日頃に配信を開始したようです。
今回は「moto g PRO」をAndroid11にアップデートしましたので、その変化などを紹介します!
電源ボタンを押さずにスクリーンショットができるようになった!
目次
アップデートは約24分
「moto g PRO」のAndroid11へのアップデートは約24分かかりました。
アップデートは「設定」→「システム」→(「詳細設定」)→「システムアップデート」からできますね。
ダウンロードデータ容量は約1GB。
実は自分がAndroid11へのアップデートをしたスマホは「moto g PRO」が2台目。
1台目は「ZenFone6」。
「ZenFone6」は1月13日からAndroid11が配信されていますので、実は既にAndroid11を体験済みだったりします。
ちなみに「ZenFone6」ではアップデート時間が約13分でした。(サイズは約1.4GB)
「moto g PRO」の約半分の時間ですね。
「ZenFone6」の方が性能がはるかに高いので、スペックの差によるものでしょう。
電源ボタンなしでスクショ可能
「moto g PRO」は単なるAndroidOSではなく、「Android One OS」。
「Android One」は各メーカーができるだけ独自のカスタマイズをしないようになっています。
なので「ZenFone6」に比べて、純粋なAndroid11に近くなっていますね。
Android11では、電源ボタンを押さずにスクリーンショットができるようになりました。
Android10でスクリーンショットをするには次のどちらかでしたね。
・電源ボタン長押し表示メニュー
・電源ボタン+音量下ボタン
Android11のスクリーンショットは次のどちらかになりました。
・タスク表示
・電源ボタン+音量下ボタン
タスク表示とは、アプリ切り替えの時の表示です。
3ボタンナビゲーション(戻る・ホーム・タスク)なら右側のタスクボタンで表示。
ジェスチャーナビゲーションなら起動中のアプリをゆっくり上にスワイプすることで表示されますね。
下の部分にAndroid10では存在しなかった「スクリーンショット」があります。
この「スクリーンショット」を押すだけで、スクリーンショットが撮れますね。
Android11ではスクリーンショットの撮り方が簡単になった!
ただしホーム画面をスクリーンショットする場合、タスクからではできませんので電源ボタン+音量下ボタンになります。
「ZenFone6」では独自のスクリーンショット方法でしたので新鮮に感じましたね。
画面の録画もできるようになる
Android11では画面の録画もできるようになりました。
iPhoneはiOS11から画面録画が標準搭載されていますが、Android11でやっとAndroid端末にも画面録画が標準搭載されるようになりましたね。
使い方は簡単。
通知領域の上にあるクイックメニューから「画面の録画」を開始するだけです。
最初はメニュー上にないはずなので、編集して追加する必要がありますね。
ちなみに「ZenFone6」は、Android10の頃から画面録画が可能でした。
Androidスマホは機種によって既に画面録画に対応している場合もありますね。
他にも変わったAndroid10→11
スクリーンショット以外にもAndroid10から11へアップデートしたことで変わったことがありますね。
自分の場合、Android11の新機能は一通り「ZenFone6」で体験していますが、「moto g PRO」でも簡単に確認してみることにしましょう。
電源長押しメニューは全画面&黒色
最初に目に付く変化は、スクリーンショット機能よりもこちらの方が多いのではないでしょうか。
電源ボタン長押しのデザインが変わりましたね。
スクリーンショットの変化で先程紹介したように、Android10では下の画像のようになっていましたね。
Android11では次のようになりました。
ちなみに「デバイスコントロール」とは、スマートスピーカーである「Google Home」を連携して使えるコントローラー機能です。
Android11では他の製品との連携機能が強化されていますね。
音楽再生時はラクにペアリング
Android11の連携機能強化変化としてもう一つあります。
Amazon Musicなどの音楽再生時に、Bluetooth端末とのペアリングが簡単になりました。
Android10では音楽を再生すると通知領域は次のようになっていましたね。
Android11では音楽を再生すると通知領域は次のようになりました。
「スマートフォン…」を押すとBluetooth端末とのペアリング設定ができるようになっています。
バブルでメッセージ表示
Android11の新機能にSMSなどのメッセージを「バブル」で表示する機能があります。
画面上に表示されるフローティングアイコンから、メッセージの確認や返信をすることができるようですね。
自分の場合、「moto g PRO」でメッセージを受け取ることがないので、どのようになるのか正直不明です
m(_ _)m
参考として「バブル」のイメージを載せておきますね。
↓
↓
追記:2021/05/06
au版「Xperia 1」をAndroid11にアップデートして、初めて「バブル」を使ってみました。
Google製の「メッセージ」アプリ(SMSアプリ)など一部のアプリしか対応していませんね。
LINEは使えませんでした。
ですがメッセージを受信しても、わざわざアプリを起動させる必要がないので返信がラクですね。
他でもジェスチャーナビゲーション
自分は「Nova Launcher」を使っています。
ホーム画面を自由にカスタマイズできるアプリですね。
Android10の頃の「moto g PRO」では「Nova Launcher」をデフォルトのホームアプリにすると、ジェスチャーナビゲーションが使えませんでした。
設定可能なので使えるように見えますが、タスク一覧が表示できないなどの不具合がありましたね。
Android11へアップデートすることで、他のホームアプリでもジェスチャーナビゲーションが使えるようになっていました。
しっかりタスク一覧も表示できるようになっています。
「Nova Launcher」の不具合ではなく、OSの不具合だったようですね。
「Motoメモ」のホームは白→黒
「moto g PRO」では付属のスタイラスペンを最大限に使えるように、メモアプリ「Motoメモ」があります。
大した変化ではありませんが、Android11にアップデートしたことで「Motoメモ」のホーム画面が白基調から黒基調になっていましたね。
「moto g PRO」Android11・まとめ
今回は「moto g PRO」をAndroid11にアップデートしたときの変化を紹介しました。
スクリーンショットは電源ボタンを押さずにできるようになって便利になりましたね。
ただホーム画面をスクショしたい場合は、電源ボタン+音量下ボタンの方法のみになってしまいました。
ちなみに先程紹介したように「moto g PRO」は「Android One OS」。
「Android One」には他にも特徴があり、少なくとも2世代分のOSアップデートが保証されていること。
Android11へのアップデートはまだ1世代分なので、「moto g PRO」はAndroid12までアップデートすることができます。
Android12は見た目などが大きく変化する、と噂されていますので楽しみですね。
参考:Android 12は画面デザイン一新? 開発版画像が公開、OS風プライバシー表示なども
追記:Android 12にアップデート
(2022/6/17 追記)
Android 12が配信されましたのでアップデートしました。
以下の記事では変化等の詳細を紹介しています。
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