新年度になり、新たに携帯回線を契約した方もいるでしょう。
料金の安さは当然重要ですが、実際使う上では速度も重要です。
いくら安くても通信速度が遅いと使い物になりませんからね。
ということで今回は自分が契約している、LINEモバイル(ソフトバンク回線)の2022年4月現在の速度測定をしましたので紹介します。
2020年12月以降傾向に変化なし。朝は速くて昼は遅い。
異なる5つの時間帯を測定
まずは測定環境の紹介。
測定にはOoklaの「Speedtest」を使いました。
測定場所は名古屋市某所。
次の5つの時間帯で測定しました。
・平日の朝(9:30頃)
・平日の昼(12:30頃)
・平日の夜(18:30頃)
・平日の深夜(0:30頃)
また測定に使ったスマホは「Pixel 6」(Android 12)です。
ちなみにLINEモバイルは2021年3月31日で新規契約受付終了。
現在は既存ユーザーのみに提供しています。
既に終わりつつあるサービスなので5Gにも対応していません。
LINEモバイルに近いサービスは実質後継となる「LINEMO」ですね。
平均速度 下り約51Mbps 上り約11Mbps
結果はこのようになりました。
下り平均速度は51Mbps、上り平均速度は11Mbpsでしたね。
下り速度を見てみると、「平日の昼」だけ圧倒的に遅いですね。
これは「MVNO」の特徴そのもの。
どうしても利用者が一番多くなる時間帯に速度が遅くなってしまいますからね。
ただそれで下り速度は約5Mbp。
休憩時間に触るくらいなら十分な速度でしょう。
なおOoklaの「Speedtest」は測定するサーバーによって速度が異なることがあります。
今回はすべて「Allid Telesis Capital Corporation(Fussa-shi)」のサーバーを使いました。
2020年12月から変化がほぼない速度
2020年12月から4ヶ月毎の速度測定結果です。
2020年4月にも「平日の朝」を除いて測定していますので比較しますね。
特に重要となる下り速度を見てみましょう。
LINEモバイルは2020年12月以降、速度にほぼ変化がありませんね。
朝が一番早く、昼になると一番遅くなり、夜はまあまあの速さ。
先程紹介したように、LINEモバイルは2021年3月31日で新規契約受付を終了しています。
なので今後も速度の変化は少ないと思われますね。
しかしそれでも2020年4月から比べると随分速くなりました。
2020年12月までの間に回線品質が改善されて、特にソフトバンク回線が1.5倍も速くなったようですね。
ちなみに2022年4月現在は、月の利用量が500MB以下なら料金無料。
速度も比較的速く、料金無料。
既存ユーザー限定になってしまいますが、現在はLINEモバイルが超お得な携帯回線になっていますね。
LINEモバイルの速度測定 関連記事
2020年4月
・楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)の速度は?他の回線とも速度を比較!
2020年12月
・LINEモバイル(ソフトバンク)の実速度!MVNOと思えない速さ!【2020年12月調査】
2021年4月
・LINEモバイル(ソフトバンク)の実速度!4か月前と同じ傾向【2021年4月調査】
LINEモバイルの速度・まとめ
今回は2022年4月現在のLINEモバイル(ソフトバンク回線)の速度を測定しました。
まとめると次のようになりますね。
・昼間は少し遅め
それでも下り約5Mbps
・2020年12月からほぼ変化なし
速度が今後変わる可能性低い
参考:全データ(表)
LINEモバイル | ダウンロード | アップロード | PING | ジッター | パケットロス |
(Mbps) | (ミリ秒) | (%) | |||
休日の夜 | 26.3 | 16.9 | 36 | 6 | 0.0 |
平日の朝 | 111.0 | 3.1 | 44 | 20 | 0.0 |
平日の昼 | 4.6 | 8.9 | 33 | 8 | 0.0 |
平日の夜 | 63.2 | 15.6 | 34 | 21 | 0.0 |
平日の深夜 | 54.4 | 11.6 | 28 | 6 | 0.0 |
※アイキャッチ画像ロゴ出典元:LINEモバイル
コメント