【カメラ比較】「Zenfone 8」と「ZenFone 6」【全体的に明るめに】

「Zenfone 8」(左)と「ZenFone 6」(右)ー背面ースマートフォン比較
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2021年8月20日、ASUS(エイスース)フラッグシップスマートフォン「Zenfone 8」が発売。
遡ること2年前の2019年8月には今までにない”おもしろカメラ”「ZenFone 6」が発売されていましたね。

今回はZenFone(Zenfone)シリーズのカメラはどのくらい進化したか、Zenfone 8」と「ZenFone 6」のカメラ比較をしていきます。

アキラ
アキラ

「Zenfone 8」は全体的に明るく、そして鮮明になった印象。
でもインカメラも同じクオリティになるフリップカメラ廃止はやっぱり残念。

左:「Zenfone 8」・右:「ZenFone 6」

Zenfone 8」と「ZenFone 6」の双方で、昼景・夜景・室内・最大ズームなど、いくつか写真を撮ってみましたので比較しますね。

見出しでも書いた通り、どの写真も左が「Zenfone 8」、右が「ZenFone 6」となっています。

※ブログ上に載せるために実際の写真より写真サイズを小さくしています。
そのため実際の写真とブログに載せてある写真は見え方が異なる場合があります。
※カメラの設定はデフォルトです。

全体的に明るい(HDR強くなった?)

まずは昼間の風景。
名古屋市のシンボル、中部電力 MIRAI TOWER(テレビ塔)とオアシス21です。
2枚目は同じ場所での広角撮影。

Zenfone8で撮った写真(昼のテレビ塔・オアシス21)ー標準ーZenFone6で撮った写真(昼のテレビ塔・オアシス21)ー標準ー
Zenfone8で撮った写真(昼のテレビ塔・オアシス21)ー広角ーZenFone6で撮った写真(昼のテレビ塔・オアシス21)ー広角ー

同じ場所での夜間の風景はこんな感じ。
2枚目は広角撮影です。

Zenfone8で撮った写真(夜のテレビ塔・オアシス21)ー標準ーZenFone6で撮った写真(夜のテレビ塔・オアシス21)ー標準ー
Zenfone8で撮った写真(夜のテレビ塔・オアシス21)ー広角ーZenFone6で撮った写真(夜のテレビ塔・オアシス21)ー広角ー

自宅近所の公園も撮ってみました。
まずは昼間の写真。
2枚目は同じ場所での広角撮影ですね。

Zenfone8で撮った写真(昼の公園)ー標準ーZenFone6で撮った写真(昼の公園)ー標準ー
Zenfone8で撮った写真(昼の公園)ー広角ーZenFone6で撮った写真(昼の公園)ー広角ー

公園内別の場所ですが、夜間の風景はこのようになりましたね。
2枚目は広角撮影。

Zenfone8で撮った写真(夜の公園)ー標準ーZenFone6で撮った写真(夜の公園)ー標準ー
Zenfone8で撮った写真(夜の公園)ー広角ーZenFone6で撮った写真(夜の公園)ー広角ー

「Zenfone 8」では、全体的に明るくなったように感じます。
彩度が低くなっているようにも感じますね。
白飛び・黒つぶれを少なくする「HDR(ハイダイナミックレンジ)」が強くなったともいうべきでしょうか?
自分は写真の技術に詳しくありませんので、間違っていたらごめんなさい
m(_ _)m

はじめに紹介したように、双方ともカメラ設定はデフォルトなのでHDR設定も「Auto」です。
ここまで変化があるのですね。
少し驚きました。

「ZenFone 6」の写真が好みな人もいるかもしれませんね。
全体的に鮮明な印象がありますし。
ただ夜間の公園の写真を見てわかるように、光源が近い場合は白飛びしにくくなるので「Zenfone 8」の方がキレイですね。

近づいたらさらに鮮明に

近づいて公園内の花を撮るとこのようになりました。

Zenfone8で撮った写真(花)ZenFone6で撮った写真(花)
Zenfone8で撮った写真(花)ZenFone6で撮った写真(花)

十分キレイですが、「ZenFone 6」ではどこか合成写真のような雰囲気があります。
「Zenfone 8」では、花をはじめ、鮮明になった印象がありますね。
写真の被写体が本物に近くなったように感じます。

飲食物は暗め(肉眼に近い)

室内・ドトールコーヒーでの飲食物を撮ってみるとこんな感じ。

Zenfone8で撮った写真(室内)ZenFone6で撮った写真(室内)

「ZenFone 6」の方が明るいですね。
「Zenfone 8」では暗くなってしまいました。
写真写りがいいのは「ZenFone 6」かもしれません。
ただ実際肉眼で見たときに近い写真は「Zenfone 8」のように感じますね。

ズームはブレにくくて鮮明

Zenfone 8」も「ZenFone 6」もどちらも最大8倍まで拡大することができます。

中部電力 MIRAI TOWER(テレビ塔)の展望台を最大倍率で撮ってみるとこんな感じ。

Zenfone8で撮った写真(昼のテレビ塔)ー望遠ーZenFone6で撮った写真(昼のテレビ塔)ー望遠ー

夜はこんな感じ。

Zenfone8で撮った写真(夜のテレビ塔)ー望遠ーZenFone6で撮った写真(夜のテレビ塔)ー望遠ー

・・・「ZenFone 6」はブレてしまっていますね
m(_ _)m

同様に近所の公園を最大倍率で撮ってみるとこのようになりました。

Zenfone8で撮った写真(昼の公園)ー望遠ーZenFone6で撮った写真(昼の公園)ー望遠ー

夜というより、木の幹はこんな感じ。

Zenfone8で撮った写真(夜の公園)ー望遠ーZenFone6で撮った写真(夜の公園)ー望遠ー

・・・どちらとも「ZenFone 6」はブレてしまっていますね
m(_ _)m

撮った写真がキレイかどうかというより、望遠写真を撮る場合は、「Zenfone 8」の方がブレにくくて撮りやすかったですね。

同じ2眼レンズ/でも性能アップ

「Zenfone 8」と「ZenFone 6」のカメラスペックを比較すると次の通り。

Zenfone 8 (アウトカメラ)
・約6,400万画素(広角)
  ※SONY IMX686
   開放F値 F1.8
   1/1.7型センサー
   最大1.6µmの画素サイズ
・約1,200万画素(超広角)
  ※SONY IMX363
   1.4µmの画素サイズ
ZenFone 6
・約4,800万画素
  ※SONY IMX586
   開放F値 F1.79
   1/2.0型センサー
   最大1.6µmの画素サイズ
・約1,300万画素(超広角)

「Zenfone 8」も「ZenFone 6」も2眼レンズ構成。
しかしメインレンズは画素数が大幅に上がっていますね。

フリップカメラ廃止でインカメラ退化

ZenFone 6」は”おもしろカメラ”こと「フリップカメラ」が初めて採用された機種。

このようにアウトカメラがクルっと回ってインカメラになります。

なのでインカメラを使う写真、自撮りなどは「ZenFone 6」ではアウトカメラと同じクオリティで写真を撮ることができますね。

一方、Zenfone 8」のインカメラはパンチホール式。
約1,200万画素の単眼レンズです。

「Zenfone 8」のインカメラ

インカメラを使う場合は退化してしまいましたね。

「Zenfone 8」は兄弟機に「Zenfone 8 Flip」があります。
Zenfone 8 Flip」は「ZenFone 6」と同じようにフリップカメラを採用。
性能は次の通りで3眼レンズ。
・約6,400万画素(広角)
・約1,200万画素(超広角)
・約800万画素(望遠)

もしアウトカメラと同じクオリティの写真を撮りたい場合は、「Zenfone 8 Flip」の方がよいでしょう。

カメラ比較・まとめ

今回はZenfone 8」と「ZenFone 6」のカメラ比較をしました。

「Zenfone 8」では全体的に明るくなったように感じますね。
そして近づいた場合や最大倍率での撮影は鮮明になった印象です。

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