ASUS製の最新フラッグシップスマートフォン「Zenfone 8」に、先日から「Android 12」が配信されていますね。
いろいろスマホを持っている自分ですが、メイン使用しているスマホはこの「Zenfone 8」。
ということで、今回は「Zenfone 8」を「Android 12」にアップデートした際の変化をまとめます。
クイック設定を中心に激変。
でも標準より便利。
目次
アップデートは約12分
「Zenfone 8」を「Android 12」にアップデートするには約12分かかりました。
アップデートは「設定」→「システム」→「システムアップデート」からできますね。
ダウンロードデータ容量は約1.3GB。
なかなかの容量です。
(バージョン番号:WW_user_31.1010.0410.43)
ちなみに「Zenfone 8」への「Android 12」配信開始は2022年4月7日。
その2日後には自分の「Zenfone 8」にもシステムアップデート通知が来ていましたね。
しかしアップデートせず、しばらく様子見。
理由は冒頭でも紹介したように、「メイン使用のスマホであるため」。
・・・メイン端末って大型アップデートは億劫になるんですよね。
それなりにデジタル機器に詳しい方ならわかる(わかってくれる)と思います
(´・ω・`)
(障害とか、障害とか、障害とか・・・)
まあ大体は取り越し苦労なんですけれどね。
実は同日(4月7日)に、自分がサブで使っている「ROG Phone 5」も「Android 12」の配信が始まりました。
先んじて「ROG Phone 5」を「Android 12」にアップデート。
しばらく使ってみて特に問題を感じなかったため、同じASUS製の「Zenfone 8」も「Android 12」にアップデートしました。
クイック設定中心に激変の「Android 12」
さて「Zenfone 8」を「Android 12」にアップデートした変化を見ていきましょう。
と言っても先程紹介したように、自分は「ROG Phone 5」で「Android 12」を既に経験済み。
基本的に変更内容も同じです。
ですが「Zenfone 8」の場合の変化も見ていきますね。
「Android 12」は「Android 11」に比べて、見た目が大きく変化しています。
これは「Material You」(マテリアル ユー)と呼ばれる新しいデザイン。
※Android 11までは「Material Design」(マテリアル デザイン)。
特にWi-Fiのオンオフなどを簡単に行う、「クイック設定」は全然違います。
これが「Android 12」の最大の変化ですね。
■クイック設定
今までは丸い小さなアイコンでしたが、長方形の大きなアイコンになっていますね。
クイック設定以外ももちろん違います。
設定画面はこんな感じ。
■設定
アイコンが変わりましたね。
カラーが単色になりシンプルになりました。
文字も大きくなりましたね。
電源メニュー(電源ボタン長押し)はこんな感じ。
■電源メニュー
「画面の保存」がありますので、電源ボタン長押しでスクショも撮れるようになっています。
ロック画面も結構変わりましたね。
■ロック画面
時計が大きくなりました。
通知が来ると、時計は左上側の日付の辺りに移動しますね。
他にも見た目の変化はありますが、大まかにはこんなところでしょうか。
また「Android 12」では操作アニメーションも変化。
例えばスクロールで限界まで行くと、ビヨーンと伸びますね。
こちらでは「設定」で試していますが、スクロールできる場合ならどれも同じです。
ちなみに実は「ROG Phone 5」より前に、自分は「Android 12」を体験済み。
「Pixel 6」も使っていますからね。
Wi-Fiとモバイル分離で標準より便利
このように「Android 12」は見た目が大きく変化しました。
合わせて仕様も一部変更されています。
その仕様の変化の中でも一番問題なものが、「Wi-Fiとモバイルネットワークの統合」でしょう。
「Android 11」時代は「クイック設定」からWi-Fiマークをタップするだけでオンオフ可能でしたね。
しかし「Android 12」では、「インターネット」→「Wi-Fi」としなければなりません。
よく使う(少なくとも自分は)「Wi-Fiのオンオフ」がワンテンポ増えてしまいましたね。
この仕様の変更はかなり不評で、Google先生に聞いてみたりTwitterで検索すると多くの人が「不便」と言っています。
自分も「Pixel 6」を使っていて不便に感じましたからね。
ASUSも「これは不便」と思ったのでしょう。
「Zenfone 8」では、Wi-Fiとモバイルネットワークを分けることができますね。
「クイック設定」左下側の編集(鉛筆マーク)を選択すると、「Wi-Fi」と「モバイルデータ」があります。
それを自分の好きな設定位置にドラッグ。
すると「Android 11」時代と同様に、ワンテンポで「Wi-Fiオンオフ」ができるようになります。
見た目は標準Andorid(素のAndroid、AOSP)でも、このような独自機能はかなり便利ですね。
カメラやマイク使用時アイコン表示
「Android 12」では、カメラやマイク使用時にステータスバー(右上)に緑色のアイコンが表示されるようになりました。
この辺りは、ライバルであるiOS(iPhone)では既に実装されていますね。
セキュリティ強化のためでしょう。
不正に使用されていないか、ユーザーが簡単に確認できるようにした感じですね。
ウィジェットも変化/Keepの表示が…
「Android 12」では、ホーム画面に置ける「ウィジェット」も変化しているものがありますね。
例えばGoogle純正メモアプリの「Keep」。
「Keep」のウィジェットは、メモ記載上部の5行程度が表示されて便利なんですよね。
ホーム画面に戻るだけでメモを確認できますので。
しかし「Android 12」では、「Keep」の表示がメモ記載上部3行程度に。
「Keep」ウィジェットの文字表示量が少なくなってしまいました。
自分としては少し残念ですね。
こうなることは「Pixel 6」で知っていたものの、「Keep」のアプリバージョンによるものと思っていました。
どうやらOS依存のようですね。
今までも撮れたロングスクショ
「Android 12」への変化は他にもあり、標準で「ロングスクリーンショット(スクロールスクリーンショット)」が撮れるようになりました。
スクロール画面全体をスクショできる機能ですね。
このように。
しかし「Zenfone 8」では「Android 11」時代から「ロングスクリーンショット」を撮ることができました。
「Android 11」時代から変わらず、方法は通常のスクショを撮った後に、「ロングスクリーンショット」をタップ。
限界までタップすると、このようにスクロール画面全体をスクショすることができますね。
自分のようにブログ記事を作成している人なら便利な機能です。
これがメーカーに限らず、「Android 12」では標準機能となりましたね。
他にも「Android 12」で変わった点はありますが、自分が感じた主な変化はこんなところです。
「Zenfone 8」Android 12・まとめ
今回は「Zenfone 8」を「Android 12」にアップデートした変化をまとめました。
特にクイック設定は激変。
UIは大きく変わっています。
しかしWi-Fiとモバイルネットワークを分けることができますので、不評である「Wi-Fiオンオフでワンテンポ増える」ことがありません。
ASUSならではの便利なカスタマイズがされていますね。
他にも細かな変化はありますが、やはりクイック設定などの見た目の変化が大きいことが「Android 12」でしょう。
ちなみに本記事を作成している段階では、まだアップデートしてから約1日しか経っていません。
画像の日付を見てもらえればわかると思います。
ただ今のところ快適ですね。
メイン使用なので、ネット閲覧はもちろん、スマホ決済や電話・メールなども使っていますが、特に問題ないように感じます(感覚的で申し訳ないです m(_ _)m)。
また気のせいかもしれませんが、電池持ちが良くなっているように感じますね。
「Zenfone 8」は、そのコンパクトさから「電池があまり持たない」と言われていましたから、もし改善されているなら嬉しい限りです。
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