始まってから5周年を超え、まだまだ人気が衰えない「ポケモンGO」。
さらに楽しむために、快適にプレイできるスマホを選びたいものですね。
特にいろいろな種類があるAndroidスマートフォンは、どれを選べばよいか悩むでしょう。
自分がポケモンGOでオススメするAndroidスマートフォンは「ミドルハイ」性能を持つ機種。
その理由を紹介します。
![アキラ](https://akiralogroom.com/home/wp-content/uploads/2020/07/akira_smile-e1594482444128.jpg)
電池消費が少なくて、熱くなりにくくて、値段が安めだから。
ミドルレンジ以下は動作が重くてダメ。
ハイエンドよりもミドルハイがいい理由
ご存じの通り「ポケモンGO」は「ゲーム」。
ゲームをする場合、スマホの性能は高ければ高いほど良いですよね。
処理が速いので、それだけ動作も軽くなりますし。
しかし「ポケモンGO」の場合は、そこまで高性能でなくてもOK。
むしろ少し性能低めの場合がよいですね。
いわゆる、「ハイエンド」(=上級性能)ではなく、「ミドルハイ」(=中上級性能)がよいことになります。
これは自分が実際に複数のスマホを使って感じたことですね。
その理由を3つ、検証と合わせて紹介します。
ちなみに今回検証で使っているスマホは次の2つ。
CPUに注目。
基本的に「ハイエンド」と呼ばれるスマホは「Snapdragon 8XX」となっています。
「ミドルハイ」と呼ばれるスマホは「Snapdragon 7XX」となっています。
※「XX」は数字。
つまり「ROG Phone 5」はハイエンドスマートフォン。
「Galaxy A51 5G」はミドルハイスマートフォンとなります。
自分は他にも多くのスマホでポケモンGOをしましたが、今回はこの2機種での検証を中心に紹介します。
①電池消費が少ない
1つ目は「電池消費が少ない」こと。
「ROG Phone 5」と「Galaxy A51 5G」でポケモンGOを2時間プレイしてみた結果がこちら。
条件一覧
・輝度最大
・Wi-Fi接続
・リフレッシュレート120Hz
(設定ができる「ROG Phone 5」のみ)
なんと1,500mAhもバッテリー容量が多い「ROG Phone 5」が「Galaxy A51 5G」よりも電池消費量が激しいではありませんか
!
![アキラ](https://akiralogroom.com/home/wp-content/uploads/2020/07/akira_surprise-e1594482726129.jpg)
「Galaxy A51 5G」は電池が20%しか減っていない!
単純計算すると、それぞれのポケモンGO連続プレイ時間は次の通り。
好奇心から検証していただけなのに、このような差ができるとは正直驚きましたね。
「ROG Phone 5」の電池消費量が多い理由はリフレッシュレートの影響もあるかもしれません。
しかし過去に、ハイエンドスマートフォンである「ZenFone 6」でポケモンGOを2時間プレイしたときも電池消費量が30%でした。
※リフレッシュレート:高いほど画面が滑らかに動作。同時に電池消費量も多くなる。
※「ZenFone 6」のリフレッシュレートは60Hz(「Galaxy A51 5G」と同じ)。バッテリー容量は5,000mAh。
この結果から見て、ハイエンドスマートフォンはミドルハイスマートフォンよりも電池消費量が激しいようですね。
処理性能が高いので、動かす電気も多く必要なのでしょう。
関連記事
・「ZenFone6」(5,000mAhバッテリー)でポケモンGOを2時間してみる【電池持ち時間検証】
・「ZenFone6」を1年間使用した感想「真の全画面、最高!」【ZenFone7発表記念】
②熱くなりにくい
2つ目は「熱くなりにくい」こと。
これも先程と同じように「ROG Phone 5」と「Galaxy A51 5G」でポケモンGOを2時間プレイしてみた結果ですね。
それぞれのCPU最高温度は次の通り。
![アキラ](https://akiralogroom.com/home/wp-content/uploads/2020/07/akira_smile-e1594482444128.jpg)
「Galaxy A51 5G」は熱くなりにくい!
「ROG Phone 5」は「Galaxy A51 5G」より約5℃も温度が高かったですね。
実際しばらく使っていると、「Galaxy A51 5G」はほんのり温かい程度。
しかし「ROG Phone 5」は持てない程ではありませんが、結構熱くなりました。
「Snapdragon 888 の影響では?」と思う人もいるかもしれませんね。
「ROG Phone 5」搭載CPUである「Snapdragon 888」は、熱を持ちやすいと言われていますから。
しかし過去に、ハイエンドスマートフォンである「moto g100」でポケモンGOをプレイしたとき、「ROG Phone 5
」と変わらないくらい熱くなりました。
(感覚だけでごめんなさい m(_ _)m)
※「moto g100」の搭載CPUは「Snapdragon 870」。
この結果から見ても、ハイエンドスマートフォンはミドルハイスマートフォンよりも熱くなりやすいようですね。
電池消費量のときと同じで、処理性能が高いと多くのエネルギーを生み出すからでしょう。
なお、この結果は電池状態を監視する「Battery Mix」と呼ばれるアプリで計測した結果を元にしています。
③値段が安め
3つ目は「値段が安め」なこと。
「ROG Phone 5」と「Galaxy A51 5G」の値段は次の通り(税込)。
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「Galaxy A51 5G」の方が値段が安い!
スマホは基本的に、性能の高さと価格の高さは比例関係になっています。
つまり「ハイエンドスマートフォン」よりも「ミドルハイスマートフォン」の方が安く買えてしまいます。
バッテリーが長く持ち、熱くならず、お財布にも優しい。
「ミドルハイスマートフォン」の方が使いやすいですね。
この2機種に限って言えば、2万円以上も差があります。
しかしこれは発売当時の値段。
2021年9月29日現在、「Galaxy A51 5G」は発売が約11ヶ月前で型落ちモデルのため、現在は約2万5千円で買えてしまいますね。
「Galaxy A51 5G」は現在ではかなり安くなっているAndroidスマートフォンなのでお買い得だったりします。
ハイエンドもミドルハイも感覚は同じ
![](https://akiralogroom.com/home/wp-content/uploads/2020/07/exclamation.jpg)
でもやっぱり性能が劣るから「ミドルハイ」と「ハイエンド」では感覚が違うんじゃないの?
![アキラ](https://akiralogroom.com/home/wp-content/uploads/2020/07/akira_smile-e1594482444128.jpg)
全然変わらない!
「ミドルハイスマートフォン」は当然、「ハイエンドスマートフォン」より性能が劣ります。
性能が劣るということは、次のことが起きると思うかもしれません。
・読み込みが遅い
・動作が重い(カクカクする)
特にポケモンGOは、処理が重いゲームアプリとして認知されていますよね。
しかしこのように、プレイ感覚は全然変わりません!
実際、「ROG Phone 5」と「Galaxy A51 5G
」でプレイしてみて「ここまで変わらないとは・・・」と思わず感じました
( ̄▽ ̄)
ポケモンGOをするだけなら、現在の「ハイエンドスマートフォン」ほどの性能は必要ありませんね。
ただ「Galaxy A51 5G」は、画面遷移などで極稀に引っ掛かりを感じることもありました。
しかし本当に極稀。
ほとんどの場合はそのようなことはありません。
許容範囲でしょう。
ここ最近発売されたスマホなら、このように「ミドルハイスマートフォン」でも十分。
しかし日進月歩のスマートフォン業界。
古めの「ミドルハイスマートフォン」は、現在では「ミドルレンジ」性能以下。
その場合は「快適」と言えませんね。
ミドルレンジ以下は動作重くて厳しい
スマートフォンの処理性能グレードには、まだ他にもありますね。
大きく分けて残り2つ。
・ローエンド(低級性能)
はじめに紹介した、CPU「Snapdragon」で紹介するなら、次の通り。
・ローエンド=「Snapdragon 4XX」
※「XX」は数字。
チラッとまとめたように、ポケモンGOは処理が重いゲームアプリとして認知されていますよね。
実際自分は、ミドルレンジスマートフォンである「moto g PRO」でポケモンGOをプレイしたことがあります。
・・・1テンポ1テンポ、動作が遅かったですね。
例えばポケモンをタップしても読み込みまでかなり時間がかかる、など。
過去に、これ以下の性能である「ローエンド」でもプレイしたことがありますが、さらにヒドイ。
2テンポぐらい遅れる感じです。
ポケモンを捕まえるときはカクカクして、とてもゲームできる状況ではありませんでした
( ̄▽ ̄;)
「ミドルレンジ」性能以下のスマートフォンではポケモンGOは快適にプレイできませんね。
まとめ
ポケモンGOをするなら「ミドルハイスマートフォン」がオススメ。
ゲーム=ハイエンドが必要、ではありませんね。
理由は次の3つ。
・電池消費が少ない
・熱くなりにくい
・値段が安め
双方とも、操作した感覚はほとんど変わりませんし。
・・・まあ簡単に言ってしまえば、現在のハイエンドスマートフォンはオーバースペックということです。
またポケモンGOは処理が重いゲームアプリなので、ミドルレンジ性能以下のスマートフォンはそもそも向いていませんね。
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