2020年12月3日14時から衝撃の発表がドコモからありました。
新料金プランの「ahamo」(アハモ)です!
今までの通信業界を覆すプランで、正直驚きましたね!
なので「ahamo」の情報をまとめます。
楽天モバイル・サブブランド(UQモバイル&Y!mobile)殺し!
【比較】「ahamo」・「LINEMO」・「povo」・「Rakuten UN-LIMIT」
目次
データ容量20GBで2,970円(税込)!
(2021/3/1 改定後の料金で更新)
何より一番の驚きが、「データ容量20GBで2,970円(税込)」!
これは携帯キャリア4社(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)&キャリアサブブランド(UQモバイル・Y!mobile)の中では、異常とも言える容量&料金設定です。
例えば2020年12月3日現在のドコモの料金プランでは、3,465円(税込)で1GBまでしか使えません。
※料金プラン:ギガライト・5Gギガライト(各種割引なし)
au・ソフトバンクは、政府の要請でサブブランドのUQモバイル・Y!mobileで新たに料金プランを発表していますね。
UQモバイルは20GB4,378円(税込)の「スマホプランV」(2021年2月以降提供開始)。
Y!mobileは20GB4,928円(税込)の「シンプル20」(2020年12月下旬提供開始)。
※ともに2020年12月3日現在の情報
追記:UQモバイル・Y!mobile共にプラン内容を変更し、2021年3月1日現在では「スマホプランV」・「シンプル20」は存在しません。
比較すると「ahamo」の異常な料金設定がわかりますね。
「ahamo」は異常に容量が多く、値段が安い!
追記:2021/03/01
「ahamo」の料金が変更されました!
2020年12月3日発表:3,278円(税込)
↓
2021年3月1日発表:2,970円(税込)
消費税込で3,000円以内になりました。
税込表記の見た目がキレイになりましたね。
あとで発表された、au「povo」・ソフトバンク「LINEMO」への対抗もあるのでしょう。
制限されても1Mbps
「ahamo」ではデータ容量を20GB使っても、通信速度は1Mbpsになります。
今までのドコモの料金プランでは、制限されると128kbpsとかなり遅く、ネット検索も使えないような速度になっていました。
「ahamo」での制限速度は1Mbps。
制限されてもネット検索にストレスがなく、YouTubeなどの動画も標準画質で問題なく視ることができるレベルです。
1回5分以内の通話は無料
「ahamo」は1回5分以内の通話は無料です。
基本的にどの携帯会社も通話はオプションになるため、無料にしたい場合は通常の契約料金プランと別に契約する必要があります。
なので今までは通信料にプラスして通話料も必要でした。
「ahamo」は、通話料がプラン内に含まれていますので別に通話料が必要ありませんね。
5Gも追加料金なしで使える!
2020年から携帯キャリア4社で始まった、5G通信。
「ahamo」はその料金プランの中で、4Gだけでなく、なんと5Gも使えます!
2020年12月現在、携帯キャリア4社(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)の中で、5Gが無料で使えた会社は楽天モバイルしかありませんでしたからね。
ドコモも追随しました。
提供開始は2021年3月から
最強の料金プラン「ahamo」はまだ発表されただけ。
実際に提供を開始するのは、2021年3月からです
(´・ω・`)
追記:2021/2/5
2021年3月26日から提供開始!
先行エントリー(3月25日まで)でdポイント3,000ポイントがプレゼントされます!
(追記)
4月15日~5月31日に申し込むとさらに3,000ポイントが追加され、計6,000ポイントがもらえます!
混雑緩和が目的のようですね。
ドコモユーザーはプラン変更だけ
「ahamo」はドコモが提供する新たな料金プラン。
なので、ドコモユーザーは料金プランを変更するだけで「ahamo」にすることができます。
ただし2021年5月まではMNPと同様の手続きをしないと、ドコモユーザーでも「ahamo」に変更できません。
その際の事務手数料は無料になります。
システム対応準備のためのようです。
おそらくドコモは最初、「ahamo」をau(KDDI)のUQモバイル・ソフトバンクのY!mobileのように、サブブランドとして提供しようとした名残でしょう。
ちなみにドコモ以外のユーザーは「ahamo」にするなら、MNP・新規契約するしかありません。
追記:2020/12/18
提供開始する3月から、ドコモユーザーはMNPなしで「ahamo」に変更できるようになりました。
システムの対応が間に合ったようですね。
参考:ドコモ「ahamo」へのプラン変更、当初からMNP不要に システム改修前倒し
【注意1】オンライン申し込みのみ
ここからは「ahamo」に関する3つの注意点を紹介。
まず1つ目は、「ahamo」に変更する場合は、オンラインでの申し込みしかできないこと。
店頭では受け付けていません。
ネットだけで申し込みできるようにして、人件費削減によって、この異常な安さを実現したのでしょう。
追記:2021/4/22
店頭での受付も開始しました。
ただし1回3,300円(税込)の手数料が発生する上に、従来のプラン変更と異なります。
店頭では、ショップスタッフが「操作方法を教える形で対応」するため、結局のところユーザー自身がオンラインから契約することになりますね。
参考:ドコモ、1回3300円の「ahamo」店頭サポートを正式発表–店頭での修理受付も可能に
【注意2】キャリアメール使用不可
2つ目はキャリアメールが使えなくなること。
2021年5月以降はドコモから新料金プランの「ahamo」に変えることができますが、安易に変えると、キャリアメールが使えなくなってしまいます。
ドコモのキャリアメールを使っている人は要注意ですね。
【注意3】割引がなくなる
3つ目はファミリー割など、今までのドコモでの各種割引がすべてなくなること。
これもキャリアメールと同じ、ドコモユーザーなら要注意ですね。
もしかしたら、今の料金よりはるかに「ahamo」の方が高くなってしまうかもしれません。
追記:2021/1/14
「ahamo」もファミリー割引のカウント対象になりました。
ただし内容は少し特殊になっています。
料金が割引されるなどの特典はありませんが、家族に「ahamo」ユーザーがいる場合はその人もドコモのメイン回線を契約していると同じ意味になります。
「ギガホ」(ドコモ料金プラン)は家族の人数で割引される金額が増えますね。
ファミリー割引のカウントがされることで、「ギガホ」(ドコモ料金プラン)ユーザーは割引金額が増えるようになります。
参考:ドコモの「ahamo」はファミリー割引対象に、ドコモ井伊社長が明らかに
楽天モバイル・サブブランドはどうする?
ここまで「ahamo」についてまとめました。
ドコモの新料金プランというより、ドコモのサブブランドに近いですね。
政府からの要請でドコモの料金プランに変更したのかもしれません。
最初は「ahamobile」(アハモバイル)にしようとしていたのかな?
「ahamo」の登場で、一番影響を受けると思われるのが、楽天モバイル。
「ahamo」での提供内容は楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)に似ています。
楽天モバイルを参考にして考えられたのかもしれません。
関連記事:【随時更新】楽天モバイルの情報&キャンペーン(Rakuten UN-LIMIT)
さらにドコモ「ahamo」と同じデータ容量20GBの、UQモバイル(スマホプランV)、Y!mobile(シンプル20)にも影響大ですね。
UQモバイルはau(のサブブランド)・Y!mobileはソフトバンク(のサブブランド)なので。
ここからは、楽天モバイルとサブブランド(UQモバイル・Y!mobile)の今後の動きを、自分なりに考えてみました。
楽天モバイル→値下げしかない
楽天モバイルは契約最初の1年間は無料、2年目以降は月額3,278円(税込)です。
2020年4月からスタートしたため、自社回線エリアもまだまだ。
実際、自分が楽天モバイルを使っていて感じたことです。
自分は名古屋市で使っていますが、全域自社回線エリア内なのに、建物の中や地下に入るだけで、パートナー回線になってしまいます。
関連記事:「楽天モバイル」の速度は4ヶ月前に比べて速くなった!でもエリアは・・・
元々提供しているデータ容量も無制限なので、「ahamo」に対抗するには値段を下げるしかありませんね。
月額2,178円(税込)ぐらいでしょうか。
ちなみに自分は楽天モバイルの契約は2020年4月から。
つまり2021年3月には無料期間が終わってしまいます。
そして「ahamo」の提供タイミングは2021年3月から。
・・・楽天モバイルのユーザーを狙っているとしか思えないタイミングです
( ̄▽ ̄;)
たぶん自分も楽天モバイルからドコモ(ahamo)にMNPするかな。
離れる自分が何を言っていると思われますが、楽天モバイルさん、かわいそうですね・・・
ただまだ約4ヶ月もありますので、どうなるかわかりません
( ̄▽ ̄;)
追記:2021/01/29
楽天モバイルから新料金が発表されました。
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」です!
やはり2,178円(税込)まで値下げされましたね。
しかし1GBまでの利用では無料になることは予想外でした!
「ahamo」またはauから発表された「povo」にMNPしようと思っていましたが、このまま楽天モバイルを契約し続けようと思います。
関連記事:1GBまでずっと無料になった「楽天モバイル」【契約するしかない】
サブブランド→データ容量増量?
サブブランド(UQモバイル・Y!mobile)は、データ容量を増量するのではないでしょうか。
UQモバイルはスマホプランRを10GB増量で20GB、Y!mobileはスマホベーシックプランMを10GB増量で20GBに。
ただそうなると、新料金プランの意味がなくなります。
新料金プランもデータ容量を増量するでしょう。
このようにデータ容量を増量した場合、「ahamo」とUQモバイル・Y!mobileの違いは、「乗り換えやすさ」になりますね。
「ahamo」は最終的に、ドコモユーザーなら料金変更だけで使えるようになります。
UQモバイル・Y!mobileはau・ソフトバンクから変更するには、MNPするしかありません。
・・・近いうちに、UQモバイルはauに、Y!mobileはソフトバンクに吸収されるかもしれませんね。
ドコモの「ahamo」と同じにするために。
関連記事:auからUQモバイルに乗り換え!MNPの仕方&速度【13年使ったauを解約】
追記:2020/12/22
(2021/2/18更新)
ソフトバンクは、「ソフトバンク」でも「Y!mobile」でもない、第3のブランド「LINEMO」を発表しました。
ソフトバンク傘下のMVNO「LINEモバイル」を吸収合併する形で登場しましたね。
関連記事:2,728円(税込)で通話オプション化の「LINEMO」!LINE無制限で「ahamo」・「povo」と勝負!
ちなみにY!mobileも料金プランを改定。
2021年2月からは「シンプル20」を「シンプルL」として提供するようです。
始まる前から終わった「シンプル20」・・・
追記:2021/1/13
auも新たなブランド「povo」を発表しました!
MVNOとして提供する予定だった「KDDI Digital Life」からの提供になりましたね。
関連記事:データ容量無制限も可!2,728円(税込)のau「povo」が「ahamo」・「LINEMO」を猛追!
合わせてUQモバイルの料金プランも改定。
2021年2月1日からは「スマホプランV」が「くりこしプランL」相当になり、データ容量は25GBになります。
こちらも始まる前から終わった「スマホプランV」・・・
MVNOは生き残った!
「ahamo」はドコモが提供するサブブランド的な位置づけ。
いわゆるMVNO(格安SIM)が提供している、低い価格帯は、ドコモ自身からではなく、「MVNOと協力して」と発表時に説明されていました。
おそらく同じNTTグループの「OCN モバイル ONE」から提供するのではないでしょうか?
そうなると他のMVNOも、まだ先はありますね。
ドコモ(NTT)関連の会社とはいえ、あくまで別会社なので。
とはいえ、おそらく「OCN モバイル ONE」もドコモの指導の元、大きく変わると思われます。
MVNO各社も料金プランの見直しが必須ですね。
ちなみに自分は奇しくも、前日の12月2日に、新たに契約した「OCN モバイル ONE」のSIMが届いたばかり。
・・・タイミングが絶妙すぎて笑ってしまいましたw
gooSimsellerで買ったmotogPROとOCNモバイルONE回線がやっと届いた。
— アキラ (@akirakira_memo) December 2, 2020
21年2月26日まで30日間トライアルキャンペーン中だから、1ヶ月無料。(1GB音声回線のみ)
motogPROは税込13,750円。
安すぎるw
(通常は税込24,640円)
▼gooSimseller30日間トライアルキャンペーンぺージhttps://t.co/ub09pgGpcV pic.twitter.com/Q57cfjAlJm
関連記事:【セールより安い?】「goo Simseller」の30日間トライアルキャンペーンを使ってみる
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