ここ数年の流行りガジェットの一つが、コードが全くない左右分離型のワイヤレスイヤホンですね。
さらに周囲の音を遮るノイズキャンセリング機能を搭載している上位モデルもあったりします。
今回はAnker製のBluetoothワイヤレスイヤホン最上位モデル「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を買いましたので紹介します!
ケース開閉だけで電源オンオフ!両片耳も自動判別!しかもアプリで自分の好きなタッチコントロール設定もできる!
目次
最上位「Soundcore Liberty Air 2 Pro」
「Soundcore」(サウンドコア)シリーズはモバイルバッテリーで有名なAnker(アンカー)が展開しているオーディオブランド。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は2021年1月に発売されたばかりの「Soundcore」シリーズ最上位モデルです。
「Pro」と付いていますしね。
「Amazonプライムデー」(2021年6月21日~22日)でセールをしていたため思わず買ってしまいましたw
セール価格は9,980円(税込)。
※通常価格:12,980円(税込)。
イヤホンとしては、少し値段が高めですね。
しかし「うどん型イヤホン」の代表格である「AirPods Pro」(30,580円(税込))よりは、はるかに安い。
2021年のAmazonプライムデーではその「AirPods Pro」がセールメイン商品となっていました。
最終的には25%オフとなる22,942円で販売。
そのため影に隠れてしまっていましたが、「Soundcore Liberty Air 2 Pro」も十分お得な商品でしたね。
巷では「この値段の安さで『AirPods Pro』並のノイズキャンセリング機能を搭載している」と言われていますし。
値段が安くなっていたことに加えて、「ノイズキャンセリング機能」と「うどん型」が気になったから買ってみた!
内容物&本体紹介
さて「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を開封します。
箱を開けるとこんな感じ。
「Soundcore」シリーズ最上位モデルだけあって箱の時点で結構高級感があります。
イヤホンのカラーはご覧の通りブラック。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は他にも、ホワイト・ネイビー・ピンクがありますね。
内容物は次の通り。
・「Soundcore Liberty Air 2 Pro」本体
・充電ケース
・サイズが異なる9種類のイヤーチップ
・USB Type-C ケーブル
・説明書
イヤーチップの量がすごいですね。
サイズは、XXXS、XXS、XS、S、M、L、XL、M+、L+の9種類。
これだけ種類があれば、「耳に合わない」なんて人もいないでしょう。
デフォルトではMサイズが装着されています。
ちなみにそのイヤーチップが適切かどうか調べる方法「イヤーチップ装着テスト」をすることができますね。
詳しくは後で紹介します。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」本体はこんな感じ。
ゴム製のイヤーチップがあるカナル型のイヤホンです。
棒状の突起物がある、通称「うどん型イヤホン」ですね。
しかし高級感があるデザインです。
充電ケースもなかなか高級感があります。
後ろにはUSB(Type-C)端子。
開け方はスライド式です。
連続7時間&ワイヤレス充電対応
出典:Amazon/Soundcore Liberty Air 2 Pro
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」はイヤホン単体だけで連続7時間も使用できます。
かなり長時間使えますね。
充電ケースと合わせれば、26時間使用可能。
ただしノイズキャンセリング機能を使用している場合は、イヤホン単体では連続6時間と少し短くなってしまいます。
また充電方法はUSB(Type-C)ケーブルだけでなく、ワイヤレス充電も可能。
置くだけで充電できるのでラクですね。
実は最近出番が少ないワイヤレス充電器が役に立ちそうです。
関連記事:【便利】ワイヤレス充電器を初購入!「LG G8X ThinQ」の充電がラクになった!
ちなみに充電ケースには電池残量メーターがありますね。
3つで70%以上。
2つで70%~30%。
1つで30%~10%。
1つが白色点滅で10%以下。
開封当時は半分くらい電池残量がありましたね。
「Soundcore」アプリで接続設定
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を使うには、はじめに「Soundcore」アプリで設定します。
アプリがなくてもスマホと接続できますが、後から紹介する便利機能を使うためにもダウンロードしておいた方がよいですね。
アプリダウンロード後はアカウント作成して、ログイン。
ログイン後は「ヘッドフォン」から「Libertyシリーズ」→「Liberty Air 2 Pro」を選び、「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と接続します。
2回目以降はこの設定をする必要がなく、自動でスマホに接続されますね。
画像では「Xperia 1」と接続しています。
接続後のメニュー画面はこんな感じ。
使う前にファームウェアを更新しておいた方がよいですね。
右上の歯車マークから「ファームウェアを更新する」を選択。
その他の設定内容の詳細は後で紹介しますね。
「イヤーチップ装着テスト」で最適化
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は「イヤーチップ装着テスト」をすることができます。
イヤーチップは9種類もあり、どれを使うべきか迷ってしまいますので便利な機能ですね。
メニュー画面から「イヤーチップ装着テスト」を選択。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を耳に装着して、「イヤホンを装着してください」を選択。
テストは静かな場所で行う必要があるようですね。
赤いボーダーを超えたらアウトでしょう。
問題なければ「テストを開始」を選択。
テスト中は次の注意事項が書かれていますね。
静かな状態を保ってください。
会話をしたり、歩き回ったりしないでください。
イヤホンは外さないでください。
このとき大音量の音がイヤホンから流れます。
・・・自分は少しビックリしましたねw
テスト後、イヤーチップが最適なら「最適な密閉感」と表示されます。
もし最適でなければ「密閉感が良くありません」となりますね。
その際は別のイヤーチップを試しましょう。
ちなみに自分は耳の穴が小さいので、Sサイズがピッタリでした。
「イヤーチップ装着テスト」をしていませんが、それ以下では周りの音が聞こえてしまいましたし、それ以上では少し耳が痛く感じましたからね。
ケース開閉で電源オンオフ&両片耳自動判別
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は充電ケースを開けるだけで電源オン、閉めるだけで電源オフとなります。
「電源を入れる・切る」動作を必要としないのでラクですね。
自分はこの方式は初めてでしたので新鮮でした。
今まで使っていた「SoundPEATS TrueFree+」はケースからイヤホンを「取り出す」「しまう」ことで電源がオンオフとなっていましたので。
しかも「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のよいところは、電源のオンオフだけではありません。
なんと、両耳モード・片耳モードも自動判別されます。
両耳で使いたいとき、左耳だけ使いたいとき、右耳だけで使いたいとき、とわざわざ設定する必要がないわけですね。
左耳だけで聴きたいときは、左耳のイヤホンだけ取り出して、右耳のイヤホンはケースにしまったまま。
右耳だけで聴きたいときは、右耳のイヤホンだけ取り出して、左耳のイヤホンはケースにしまったままにします。
両耳モードから左耳だけにしたい場合は、右耳イヤホンをケースにしまうだけ。
右耳だけにしたい場合は、左耳イヤホンをケースにしまうだけです。
特に意識する必要がなく両耳モード・片耳モードに切り替わります。
両耳・片耳の自動判別が便利すぎる!
今まで使っていた「SoundPEATS TrueFree+」では両耳モード・片耳モードにすることが結構面倒でしたので、「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のシームレスな両耳モード・片耳モードの判別には感動しました!
関連記事:「SoundPEATS TrueFree+」→「Soundcore Liberty Air 2 Pro」 替えて感じたこと【比較】
関連記事:安く買える「SoundPEATS TrueFree+」!人気のBluetoothイヤホンを1年使用してみた結果
自由に設定可能な6種類のコントロール
「Soundcore」アプリでは、「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のいろいろな設定ができるようになっていますね。
その一つが「タッチコントロール」。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」では、イヤホン本体をタッチするだけで、再生・次の曲など、いろいろな機能が使えるようになっています。
メニュー画面右下の「コントロール」から設定できますね。
タッチ方法は「シングルタップ」・「ダブルタップ」・「2秒間長押し」の3通り。
左右別々で設定できるので6通りですね。
デフォルトでは画像の設定のようになっていますね。
ファームウェアの更新画像でチラッと映っていましたが、「シングルタップ」はアップデートによる新機能。
今までは使えなかったようですね。
誤作動防止のためにオフにすることもできます(デフォルトではオフ)。
「ダブルタップ」と「2秒間長押し」で選べるコントロールは7種類。
音量小、音量大、次へ、戻る、再生/一時停止、音声アシスタント、モード切替(ノイズキャンセリングモードなど)です。
「シングルタップ」の場合は音量小、音量大、次へ、戻る、再生/一時停止の5種類ですね。
ちなみに片耳の場合でもタッチコントロールを別に設定可能。
使いやすい仕組み満載です。
ただ「シングルタップ」だけは設定できませんね。
他にも複数のイコライザーがありますね。
「HearID」と呼ばれる、ユーザーに最適な音の調整もしてくれます。
音を遮断「ノイズキャンセリング機能」
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の代名詞と言えば、「ノイズキャンセリング機能」。
Anker独自技術で周囲の音を遮ってくれます。
「ノイズキャンセリングモード」は、交通機関・屋内・屋外・カスタムの4種類がありますね。
実際に使ってみると、どの「ノイズキャンセリングモード」でも本当に周囲の音を遮断してくれます。
例えば、7月にもなると屋内なら扇風機を使っていますよね。
扇風機の音が全く聞こえません。
周囲のノイズがほとんど聞こえない!
人生初の「ノイズキャンセリング」体験でしたが、なかなか感動ものでしたね。
ただ遮る音はあくまで「ノイズ」に感じる音。
突発的な音や人の声などは、音量は小さくなりますが遮ることはできません。
自分の耳では4種類あるモードの内、「交通機関」と「屋内」は似たような感じでした。
「屋外」にすると、「ノイズキャンセリング」の効果が上がるのでしょう。
「交通機関」や「屋内」で聞こえていた音も聞こえにくくなりましたね。
「ノイズキャンセリング」以外にもユニークなモードとして「外音取り込みモード」があります。
「外音取り込みモード」はイヤホンをしていても、反対に外の音を聞こえるようにするモード。
カナル型イヤホンはノイズキャンセリング機能がなくても少しだけ周囲の音を遮ってくれますね。
使ったことがある人はわかるでしょう。
「外音取り込みモード」にするとイヤホンをしていても、イヤホンをしていないように周りの音がクリアに聞こえます。
技術的には「Soundcore Liberty Air 2 Pro」に搭載されているマイクで音を取り込んでいるようですね。
イヤホンをしながら人と会話するときなどに役立ちそうなモードです。
クリアで臨場感がある音質
イヤホンを使うなら一番気になるポイントが音質でしょう。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は音質もなかなかいいですね。
と言っても、自分はあまり音にこだわりがないため詳しくわかりません
m(_ _)m
ただそんな音に素人な自分でも「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は次のように感じます。
・全体的に音がクリア/高音が聞こえやすい
・低音は響くから臨場感がある
さらに「ノイズキャンセリング機能」を使うと、より音がクリアに聞こえますね。
ちなみにワイヤレスイヤホンの特性上、音ゲープレイには向きません。
どうしても遅延してしまいますからね。
「バンドリ」をしてみたところ、ノーツをタップしても音が聞こえず0.1秒程遅れてタップ音が聞こえてきます。
音楽の音はいいんですけどね。
ですが動画を見るくらいなら遅延は全然気になりません。
もちろん通話も可能
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」はもちろん通話することもできます。
装着時に電話がかかってきたときは、固定電話のような着信音がしますね。
イヤホンを1回タップすると出ることができます。
長押しで電話を切ることができますね。
通話音質もなかなかいいですね。
相手の声も自分の声も、クリアに聞こえます。
ちなみにLINE通話での着信も試してみましたが、通常の電話のように出ることができませんでしたね。
通常の電話とはやり方が違うのかもしれません。
着信音はいつものLINE通話着信音でしたね。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」まとめ
今回はワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を紹介しました。
ノイズキャンセリング機能など、Anker製の最上位モデルだけあって性能はピカイチ。
これがセール価格で1万円以内で買えたので良い買い物でした。
ケース開閉だけで電源オンオフ。
しかも両耳モード・片耳モードは自動で判別。
シングルタップ・ダブルタップ・2秒間長押しで最大6種類まで割り当てることができるコントロール機能。
音質にあまりこだわりがない自分としては、これらの使いやすい機能面が特に感動しましたね。
参考:スペック
Soundcore Liberty Air 2 Pro | |
再生可能時間 | ・通常モード:最大7時間(イヤホン本体のみ) /最大26時間(充電ケース使用時) ・ノイズキャンセリングモード:最大6時間(イヤホン本体のみ) /最大21時間(充電ケース使用時) ・外音取り込みモード:最大6.5時間(イヤホン本体のみ) /最大23時間(充電ケース使用時) |
充電時間 | 約1時間(イヤホン) /約1.5時間(充電ケース) ※USBケーブル使用時 /約2.5時間(充電ケース) ※ワイヤレス充電器使用時 |
充電端子 | USB Type-C |
防水規格 | IPX4 |
通信規格 | Bluetooth5 |
Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC/AAC |
重さ | 約62g(充電ケース含む) |
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