2021年にもなるとスマホは、普及と技術の進化により停滞気味になっていますね。
この数年のスマホ技術の進化といえば「カメラ」が大きいでしょう。
しかし昨年(2020年)からトレンドになりつつあるものがあります。
それが「高いリフレッシュレートの画面」。
自分は最近買った「moto g100」と「ROG Phone 5」で高いリフレッシュレート画面を初体験し、感動しました!
そこで今回は、スマホの高いリフレッシュレートを動画にして比較をします。
実物は一目瞭然!でも動画では違いがわかりにくい・・・
目次
リフレッシュレート=1秒間の切替回数
まずそもそも「リフレッシュレート」とは何か簡単に紹介しますね。
「リフレッシュレート」は、「1秒間に画面が切り替わる回数」を示しています。
単位は「Hz」(ヘルツ)。
例えば「リフレッシュレート60Hz」なら、1秒間に60回もの画面が切り替わることになりますね。
倍の「リフレッシュレート120Hz」なら、1秒間に120回の切り替え。
「映像」はそもそも「パラパラ漫画」のようなものです。
60Hzなら60枚分。
120Hzなら120枚分。
これらを1秒間に表示させることになりますね。
つまり画面のリフレッシュレートが高いほど、表示映像量が多いので動きが滑らかになります。
このように「画面の滑らかさ」を示していますのでスマホ専用用語ではなく、元々はモニターなどに使われている用語ですね。
特にヌルヌル度合が必要となる、ゲーム用途の「ゲーミングモニター」で見ることが多いでしょう。
基本的にスマホのリフレッシュレートは、一般的なモニターと同じ「60Hz」です。
しかし冒頭で紹介したように、昨年(2020年)から「高いリフレッシュレートの画面」を採用したスマホが増えています。
最近買った「moto g100」と「ROG Phone 5」で「ポケモンGO」を、リフレッシュレート毎にプレイしてみましたので紹介します。
ちなみに動画の撮影は一眼レフカメラ「Canon EOS Kiss X7」の動画モード(1,920×1,080 30fps)でしています。
比較「moto g100」(60・90Hz)
まずは「moto g100」。
対応しているリフレッシュレートは60Hzと90Hzです。
・・・動画にすると正直違いがわかりません
( ̄▽ ̄;)
冒頭で紹介したように、実物は一目瞭然なんですけれどね。
90Hzでプレイした方が明らかに滑らかなんですよ。
動画を撮ったカメラも影響しているかもしれませんね。
唯一違いがわかるところと言えば、スロー再生の待機中のモンスターボールの動きでしょうか(動画内 0:20~1:00)。
60Hzの方は少しモッサリ感が出てきてしまっていますからね。
「設定」から変更
「moto g100」のリフレッシュレートは「設定」から変更できます。
「設定」→「ディスプレイ」→(詳細設定)→「リフレッシュレート」
60Hz・90Hzの他に、自動にすることもできますね。
ちなみに説明に書かれているように、90Hzにするとその分電池を多く消費しますので注意が必要です。
比較「ROG Phone 5」(60・120・144Hz)
続いては「ROG Phone 5」。
対応しているリフレッシュレートは60Hzと120Hzと144Hzです。
「ゲーミングスマホ」だけあって、なかなかこだわりがありますね。
「ROG Phone 5」も「moto g100」と同じく、動画にすると正直違いがわかりません
( ̄▽ ̄;)
実物は本当に一目瞭然なんですけれどね。
120Hzにすると明らかに滑らか。
ただ120Hzと144Hzの違いは肉眼でもわかりにくいですね。
唯一違いがわかるところと言えば「moto g100」と同じく、スロー再生の待機中のモンスターボールの動きでしょうか(動画内 0:20~1:00)。
60Hzの方は少しモッサリ感が出てきてしまっていますから。
ただ120Hzと144Hzの違いはやはりわかりにくいですね。
「設定」or「Game Genie」で変更
「ROG Phone 5」のリフレッシュレート変更方法は2通りあります。
1つは「設定」からの変更。
「設定」→「ディスプレイ」→「リフレッシュレート」
60Hz・120Hz・144Hzの他に、自動にすることもできますね。
ステータスバーには設定中のリフレッシュレートが表示されています。
「設定」からのリフレッシュレート変更は、「ROG Phone 5」すべての動きに適用されますね。
「ROG Phone 5」にはもう1つ、リフレッシュレートを変更する方法があります。
それが「Game Genie」。
いわゆるゲームモードです。
ゲームを起動すると自動的に起動しますね。
下に「リフレッシュレート」があります。
ここをタップすると「AUTO」→「60Hz」→「120Hz」→「144Hz」→「AUTO」……と変えることができますね。
「Game Genie」での変更は、そのゲームをプレイしているときだけ適用されます。
ちなみにゲームによっては高いリフレッシュレートに対応していない場合もあります。
そのような場合は高いリフレッシュレートを選ぶことができませんね。
例えば「バンドリ」では、60Hzしか対応していませんでした。
ただ「設定」から変更することで強引にリフレッシュレート120Hz・144Hzでプレイできます。
ですがそもそもゲーム自体が高いリフレッシュレートに対応していませんので、違和感だらけでしたね。
スマホリフレッシュレート比較・まとめ
今回は「moto g100」と「ROG Phone 5」を使って、リフレッシュレート60Hz・90Hz・120Hz・144Hzの比較を「ポケモンGO」で試しました。
60Hz・90Hzとの違い、60Hz・120Hzとの違いは、実物では一目瞭然。
ただ動画にするとわかりにくかったですね。
・・・伝え方が難しいとつくづく実感しました。
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