後がないKDDI(au)。
2021年1月13日10時から、新料金「povo」(ポヴォ)を発表しました!
ドコモ・ソフトバンクに後れること約1ヶ月。
過去の信頼を取り戻すため、auの起死回生策ですね。
今回は「povo」の情報をまとめます!
「トッピング」することでデータ容量無制限にすることもできる!
【比較】「ahamo」・「LINEMO」・「povo」・「Rakuten UN-LIMIT」
内容は2社とほぼ同じだが、2,728円
ライバルであるドコモとソフトバンクは、約1ヶ月前の2020年12月にそれぞれ、「ahamo」と「LINEMO」を発表しています。
auの「povo」も、基本的には同じ内容です。
・データ容量20GB
・速度制限後も1Mbps
・通信品質はauそのもの
・5G通信も追加料金なし
(2021年夏提供開始予定)
・キャリアメール使用不可
・各種割引なし
・オンライン申し込みのみ
唯一の異なることは次の1点。
・1回5分以内の通話は無料
代わりに2,728円(税込)と、ドコモ・ソフトバンクに比べて550円安くなっています。
追記:ソフトバンクも通話をオプション化。2,728円(税込)からになりました。
追記:ドコモは単純に値下げし、1回5分以内の通話無料込みで2,970円(税込)になりました。
無料通話については続きがあり、詳しくは後ほど紹介します。
テザリングも可能で、eSIMにも対応しています。
関連記事:「ahamo」でドコモがNo.1?2,970円(税込)で楽天モバイル&サブブランド殺し!
関連記事:2,728円(税込)で通話オプション化の「LINEMO」!LINE無制限で「ahamo」・「povo」と勝負!
ちなみに「povo」は「新料金」と謳っているだけで、新ブランドになるか新料金プランになるか不明ですね。
ただ「povo」の原型は、KDDIが2020年11月に設立した「KDDI Digital Life」を元にしています。
シンガポールの会社「Circles Asia」と協力して作られました。
当初はMVNOの新ブランドとして提供予定でしたが、ドコモから「ahamo」が発表されたことにより方針を転換。
「ahamo」と同様の内容に変更しました。
したがって「新ブランド」と言った方が正しいでしょうか。
「トッピング」で容量無制限も可!
「ahamo」・「LINEMO」と異なり、「povo」にはおもしろい内容があります。
それは「トッピング」。
簡単に紹介すると「オプション」のようなものです。
ですが「トッピング」は今までのオプションと違って手軽。
アプリから好きな時にオンオフスイッチを設定するだけで、追加/削除することが可能です。
中でも注目な「トッピング」が次の2つ。
・データ通信無制限化:220円(税込)/日
・1回5分以内無料通話:550円(税込)/月
なんと220円(税込)追加するだけで、その日はデータ容量20GB以上使うことも可能!
たまの旅行などでたくさんデータ容量を使いたい場合は便利!
通話かけ放題になる「トッピング」もあります。
「ahamo」では標準機能ですが、「povo」ではオプションにすることで月額料金を下げましたね。(通話かけ放題をトッピングすると、3,278円(税込))
電話しないなら、「povo」はお得すぎる!
他にも次のような「トッピング」がありますね。
・データ追加(1GB):550円(税込)
・通話かけ放題(月):1,650円(税込)
今回公開されたトッピングは第1弾。
今後も追加されるようですね。
専用サイトから申し込み
「povo」は「ahamo」や「LINEMO」と同じくオンライン専用。
したがって専用サイトからの申し込みになります。
提供開始は2021年3月から
「povo」も「ahamo」や「LINEMO」と同じく提供開始は2021年3月からです。
追記:2021/2/25
2021年3月23日から提供開始!
先行エントリーでauPay残高3,000円相当がプレゼントされます!
出揃う20GBプラン/楽天モバイルは?
今回「povo」が発表されたことで、携帯キャリア(MNO)大手3社の20GBプランが出揃いました。
・ドコモ:「ahamo」
・au:「povo」
・ソフトバンク「LINEMO」
細かな違いはあれど、値段は2,728円(税込)~3,278円(税込)になっています。
携帯キャリアにはもう1つありますね。
それは「楽天モバイル」。
楽天モバイルは、3,278円(税込)でデータ容量無制限(自社回線エリアのみ)の「Rakuten UN-LIMIT」を提供しています。
契約1年目は無料。(1年無料受付は2021年4月7日23:59まで)
関連記事:【随時更新】楽天モバイルの情報&キャンペーン(Rakuten UN-LIMIT)
携帯料金値下げの火付け役であった楽天モバイルですが、他の3社が対抗プランを発表したことで窮地に立たされてしまいました。
他の3社と違い、楽天モバイルには唯一にして最大の弱点があります。
それは「エリア」。
楽天モバイルには他の3社が持っている、スマホがつながりやすい「プラチナバンド」がありません。
そのため建物の奥などは電波が入りにくいことがあります。
自分はサブ回線として楽天モバイルを使っており、実際に使っていてよく感じることです。
エリアの増強にはある程度の時間が必要です。
「povo」などが始まるのは約2ヶ月後の3月。
それまでに通信品質を完璧なものにすることは不可能でしょう。
すると値下げするしかありませんね。
既にデータ容量無制限のため、近いうちに20GBのプランを新設するのではないかと思われます。
2,178円(税込)ぐらいで。
ちなみに自分は楽天モバイルの無料期間が終わる3月頃に「povo」にMNPしようと考えています。
メイン回線でUQモバイルを使っており、楽天モバイルの電話をほとんど使っていませんので。
値下げされたら考え直すかもしれませんね。
関連記事:auからUQモバイルに乗り換え!MNPの仕方&速度【13年使ったauを解約】
追記:2021/01/29
楽天モバイルから新料金が発表されました。
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」です!
やはり20GB・2,178円(税込)になりましたね。
しかし1GBまでの利用では無料になることは予想外でした!
「povo」にMNPしようと思っていましたが、このまま楽天モバイルを契約し続けようと思います。
(コロコロ変わりすぎw)
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