最近は、コードが全くない左右分離型の完全ワイヤレスイヤホンを使うことが当たり前になりましたね。
しかし対応している機能はさまざま。
激しく動いても耳から落ちなかったり、アクティブノイズキャンセリングを搭載して「快適に聞ける」ワイヤレスイヤホンもあったりします。
今回は偶然にも手に入れることができた「Jabra Elite 4 Active」をレビューします。
耳にピッタリフィット!
防水防塵だからスポーツにも最適。
目次
「Jabra Elite 4 Active」:ヨドバシ福袋
今回レビューするものは、この「Jabra Elite 4 Active」。
定価は14,850円(税込)。
参考程度に、Amazonでは11,500円(税込/2023年1月15日現在)で販売されています。
「Jabra」(ジャブラ)はデンマークの企業「GN」のオーディオブランドですね。
「GN」は補聴器やヘッドセットが有名な老舗企業です。
「Jabra Elite 4 Active」は「Active」と付いているように、スポーツなどの激しい動作でも適しているワイヤレスイヤホンです。
実はこちら、自ら進んで購入したわけではなく、ヨドバシカメラの福袋「2023年 夢のお年玉箱」の「海外メーカーフルワイヤレスイヤホンの夢」に当選したもの。
ヨドバシカメラの福袋抽選は毎年応募していますが、当選したのは今回が初めて。
それがこの「海外メーカーフルワイヤレスイヤホンの夢」でした。
くじ運が基本的にない自分。
まさか当選するとは思っていませんでしたね
( ̄▽ ̄)
で、年末に届いて中を開けてみた結果、入っていたものが「Jabra Elite 4 Active」でした。
他にもおまけなのか、「イヤホン用スティッククリーナー」も入っていたりしましたね。
「海外メーカーフルワイヤレスイヤホンの夢」の価格は8,000円(税込)。
Amazonの参考価格よりも、3,500円も安く手に入れることができました
( ̄▽ ̄)
参考:イヤホン用スティッククリーナー
1,038円(税込/2023年1月15日現在/Amazon)
内容物:イヤーピースは3サイズ
さて「Jabra Elite 4 Active」を開けていきます。
内容物は次の通り。
・本体(イヤホン&ケース)
・イヤーピース(3サイズ)
・ケーブル(USB Type-C to USB Type-A)
・安全情報と保証(冊子)
海外メーカーだけあって説明は英語などの多言語が多め。
ですが日本語記載もあります。
まあでも基本的に説明書らしいものはありませんね。
他に3サイズ・計6つのイヤーピース。
小さいSサイズと大きいLサイズが別で入っています。
真ん中のMサイズは次で紹介する、イヤホン本体に最初から付けられていますね。
あとは短い充電ケーブル。
長さは0.2mです。
ケース&本体:カナル型
続いて「Jabra Elite 4 Active」本体。
まずはケースから見ていきますね。
シンプルですね。
先程の充電ケーブルでもわかるように、充電端子はUSB Type-Cです。
充電時はこんな感じにケース中央のLEDが緑色に光ります。
ケースを開けるとこんな感じ。
イヤホン本体はこんな感じですね。
イヤホン本体もシンプルです。
イヤホンはカナル型になっており、耳に入れ込むタイプですね。
「Jabra」と書いてある側面は、見た目はわかりにくいですが、実は物理ボタンになっていたりします。
ちなみに公称サイズは次の通り。
ケース:28.4mm×38.9mm×64mm
わかりにくいと思いますので、500円玉と並べるとこんな感じです。
重さは実測で、全体が48g。
イヤホン1個当たり5g(つまりケースだけでは38g)でした。
「Jabra Sound+」で簡単ペアリング
「Jabra Elite 4 Active」を使うためにスマートフォンとペアリングしますね。
先程チラッと説明書(?)にも記載してありましたが、「Jabra Sound+」アプリを使います。
Androidスマートフォンならアプリがなくてもペアリングできる(Google Fast Pair機能)ようですが、アプリを使った方が便利なのでこちらで紹介しますね。
なお今回ペアリングしているスマートフォンは「Zenfone 8」(Android 12)です。
ですがiPhoneでも基本的には同じでしょう。
まずはBluetooth許可。
もちろんスマホ本体のBluetoothをオンにしておく必要があります。
その上で接続許可ですね。
「Jabraデバイスを探す」を選択し、「Jabra Elite 4 Active」を選びます。
続いて説明通りに、イヤホンのLEDが青色点滅になるまで左右のボタンを同時に3秒間長押し。
イヤホンはケースから取り出すだけで電源オン、ケースに入れるだけで電源オフになりますね。
すると検索されますので「接続」を選択。
その際にGoogleアカウントと関連付けられましたね。
少なくともGoogleアカウントの名前がイヤホンの名前になるようです。
接続したら「完了」でペアリング完了。
アプリの簡単な説明がありますが右上の「スキップ」で構いませんね。
ホームはこんな感じです。
左右イヤホンそれぞれのバッテリー残量、ケースのバッテリー残量を見ることができますね。
初回はファームウェアのアップデート(バージョン2.2.6)がありましたので、設定から更新。
電池残量が少なくてアップデートできませんでしたので、少しだけ充電しました。
ちなみにバッテリー残量はアプリを閉じていてもアプリ通知から見ることもできます。
本体のBluetooth設定からでもバッテリー残量は見れますね。
ケースの残量もわかるので便利です。
使用感:耳にピッタリフィット!
ここからは「Jabra Elite 4 Active」の実際の使用感を紹介しますね。
第一印象は次の通り。
耳にピッタリフィット!
「Active」の名の通り、激しい動作も想定しているのでしょう。
耳の穴の形にピッタリ合うように作られていますね。
加えて耳に入れ込むカナル型イヤホンであるため、ピッタリ感も増します。
さらにイヤーピースも大中小の3種類ありますので、自分に合ったものを選べますね。
自分は耳の穴が小さいのでSサイズに付け替えて使っています。
これが本当にピッタリフィットしているんですよね。
結構感動モノでした。
ただ同時に閉塞感もあります。
まあこれはカナル型イヤホンの宿命ですね。
耳に入れ込むので。
音質もクリアでイイ!
イヤホンなので一番重要なものは「音質」でしょう。
素人目の感覚になってしまいますが、「Jabra Elite 4 Active」の音質はイイと感じましたね。
特に低中音域がクリアな印象です。
イヤホンを耳に入れ込んでいますので、低音域帯が響く印象です。
高音域ももちろんクリアですが、低音域の方が響きやすいと感じましたね。
ANCとイコライザーでさらに
「Jabra Elite 4 Active」には「アクティブノイズキャンセリング」(略称:ANC)機能が搭載されています。
文字通り、外から聞こえてくる騒音を打ち消す機能ですね。
これによりイヤホンからの音のクリアさがさらに増します。
音楽ならば臨場感が出ますね。
ただ比較的小さな騒音しか打ち消されません。
大きめの音はアクティブノイズキャンセリング機能をオンにしていても聞こえますね。
▲アプリホームの「サウンドモード」からオン(デフォルトでオン)
※ファームウェアアップデート後は通知領域からも変更可能。
アクティブノイズキャンセリング機能がオフ状態でも、イヤホンであるため外からの音はある程度聞えなくなりますね。
「HearThrough」(ヒアスルー)機能は反対に外の音を聞こえるようにする機能です。
他にも音楽を聞く際には「イコライザー」機能が使えますので、好みの音に変えられますね。
物理ボタンによる簡易操作可能
イヤホン本体デザインで「Jabra Elite 4 Active」は「物理ボタン搭載」と紹介しましたね。
ペアリングのときにも使用しましたし。
この物理ボタンでさまざまな操作が可能です。
音楽再生時は次の通り。
右 | 1回押し | 再生/一時停止 |
2回押し | 次へ | |
3回押し | 前へ | |
長押し | 音量大 | |
左 | 1回押し | サウンドモード変更 |
2回押し | 音声アシスタント/ Spotify※後で紹介 | |
長押し | 音量小 |
※公式サイトの「データシート」より
「Jabra Elite 4 Active」は片耳モードでも使えます。
例えば、ケースから右だけ取り出せば右だけペアリングして使用可能。
両耳を使っていた際に右だけケースに戻せば、左だけで使用可能。
それぞれ逆ももちろんできます。
片耳モードの場合は自分で確認したところ次のようになっていましたね。
二回押し→次へ
左:一回押し→再生/一時停止
ワイヤレスイヤホンの機能の一つにスマートフォンにかかってきた電話通話の応答がありますが、「Jabra Elite 4 Active」でももちろんできます。
その際の操作は次の通り。
両方同じ | 1回押し | 応答/通話中マイクオンオフ |
2回押し | 切る/拒否 | |
右 | 長押し | 音量大 |
左 | 長押し | 音量小 |
※公式サイトの「データシート」より
このようにボタンでさまざまな音楽・通話操作ができますね。
最長7時間、ケースで最長28時間
ワイヤレスイヤホンは1回の充電でどこまで使えるかも重要ですね。
「Jabra Elite 4 Active」の場合は次の通り。
・ケース込みで最長28時間
またケースによる充電を10分間するだけで、最長1時間の使用が可能になっています。
結構長く持ちますね。
試しに約45分使ってみました。
フル充電した状態で使用して「90%」となっていましたね。
単純計算で約7時間半持つ計算です。
ただバッテリー残量は5%単位で表示されているようなので、そこは少し不便かもしれません。
またイヤホン本体は防水防塵仕様(IP57)となっており耐久性も高かったりします。
さすが「Active」ですね。
スポーツ等の激しい運動をしても耐えられるようになっています。
その他:Alexa内蔵&Spotify再生
自分は使いませんでしたが、次の便利機能は結構珍しいと思われますので紹介しておきますね。
音声アシスタントに「Amazon Alexa」が選べます。
自分の場合はAndroidスマートフォンでペアリングしていますので、「Androidのデフォルト」(主にGoogleアシスタント)か「Amazon Alexa」の選択ですが、iPhoneなら「Siri」か「Amazon Alexa」の選択になるでしょう。
そしてもう一つ。
左イヤホンのボタン2回押しで「Spotify」の曲が再生できます。
普段「Spotify」を使っているなら便利な機能ですね。
ただしこれはAndroidだけの機能です。
自分としては「Amazon Music」だったら・・・って思いましたね。
自分は、音楽サブスクは「Amazon Music」を使っていますから。
「Amazon Alexa」が採用されていますので、もしかしたら今後のアップデートで選択できるようになるかもしれませんね。
「Jabra Elite 4 Active」・まとめ
今回はヨドバシカメラの福袋で手に入れた「Jabra Elite 4 Active」のレビューをしました。
イヤホン形状は耳にピッタリフィットします。
防水防塵仕様で「Active」の名の通り、スポーツなどの激しい運動にも最適。
バッテリーもイヤホン単体で最長7時間と長時間持ちます。
物理ボタン搭載で、音楽や通話時の操作も簡単。
音声アシスタント「Amazon Alexa」や、「Spotify」一発起動(Androidのみ)もできる便利な機能もあります。
肝心の音質ですが、特に低中音域がクリアな印象(素人感想)。
もちろん高音域もキレイに聞こえます。
ただ価格はAmazonで11,500円(税込)なのでイヤホンとしては少し高めかもしれませんね。
参考:仕様
Jabra Elite 4 Active | |
オーディオ機能等 | アクティブノイズキャンセリング(ANC)、 ヒアスルー、片耳モード、自動電源ON/OFF |
スピーカー帯域幅 | 音楽モード:20Hz ~ 20000Hz 通話モード:100Hz ~ 8000Hz |
対応コーデック | Qualcomm aptX、SBC |
ソフトウェア&アプリ | Jabra Sound+ ※公式アプリ ・Google Fast Pair(Androidのみ) ・ワンタッチのSpotify再生(Androidのみ) ・音声アシスタント:Alexa、Siri、Google Assistant |
接続規格 | Bluetooth5.2 |
Bluetoothプロファイル | A2DP v1.3、AVRCP v1.6、HFP v1.7、HSP v1.2 |
動作範囲 | 最大10m |
ペアリング台数 | 最大6台まで |
防水防塵 | IP57 |
再生時間 | 最長7時間(イヤホン) ※ケースの充電10分で、最長1時間使用可能 最長28時間(イヤホンと充電ケース) |
待受時間 | 最大275日間 |
充電時間 | 最大180分 |
充電端子 | USB Type-C |
サイズ(幅×高さ×奥行) | イヤホン:20.85mm×20.49mm×27.3mm ケース:28.4mm×38.9mm×64mm |
重量 | イヤホン:5g ※1個当たり ケース:37.5g |
内容物 | イヤホン、イヤージェル3セット(L・M・S)、充電ケース、 USB-C to USB-A ケーブル(0.2m)、保証 & 警告リーフレット |
保証 | 2年間(防塵・防水) ※要Jabra Sound+ アプリでの登録 |
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