2022年5月11日に突如として発表されました。
「iPod touch」在庫限りで販売終了
Σ( ̄ロ ̄lll)
新モデルの発表はありません。
“「iPod touch」シリーズの終了”です。
さらに言えば、“「iPod」シリーズの終了”にもなりますね。
参考:Appleの「iPod touch」在庫限りで販売終了、登場から約20年
・・・ビックリしましたね。
突然すぎて。
年々見かけることが少なくなってきた「iPod touch」ですが、今でも愛用している人がいるでしょう。
そこで今回は「iPod touch」の代替機になり得るものを考えてみますね。
「iPod touch」の代わりは3つ。
iPhone、WALKMAN、Androidスマートフォン。
最有力「iPhone」:同等機能が使える
1つ目は「iPhone」。
最有力候補ですね。
まあ「iPhone」は「iPod touch」の代わりとして、すぐに思い付くでしょう。
そもそも「iPod touch」が販売終了になる最大の理由は、上位互換の「iPhone」の存在によるものが大きいですからね。
完全に吸収されてしまいました ( ̄▽ ̄;)
最終モデルとなる現行の「iPod touch」は2019年5月に発売された「iPod touch(第7世代)」。
性能は「iPhone 7 」と、ほぼ同等です。
「iPhone 7」は実に約6年前の機種。
なので2022年5月現在では当然低めの性能に感じてしまいますね。
機種名 | iPod touch(第7世代) | iPhone 7 |
OS | iOS 12.3 (初期搭載)~ | iOS 10 (初期搭載)~ |
CPU | A10 Fusion | A10 Fusion |
メモリ | 2GB ※非公式 | 2GB ※非公式 |
ストレージ | 32GB / 128GB / 256GB | 32GB / 128GB / 256GB |
メインカメラ | 800万画素 | 1,200万画素 |
フロントカメラ | 120万画素 | 700万画素 |
バッテリー容量 | 1,043mAh ※非公式 | 1,960mAh ※非公式 |
画面解像度 | 1,136×640 | 1,334×750 |
画面サイズ | 4インチ | 4.7インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 123.4㎜×58.6㎜×6.1㎜ | 138.3㎜×約67.1㎜×約7.1㎜ |
重さ | 88g | 138g |
その他 | イヤホンジャックあり Wi-Fi GPSなし Touch ID(指紋認証)なし Apple Pay使用不可 | イヤホンジャックなし 4G/Wi-Fi GPSあり Touch ID(指紋認証)あり Apple Pay使用可能 |
「iPod touch」と「iPhone」は同じく「iOS」を搭載。
そのため中のデータの移行もラクラク。
「iPhone」ならば、今までと同じように使えてしまいます。
「iPhoneは高い!」と思うかもしれません。
しかしスマホショップ「イオシス」さんなどで販売されている、廉価版iPhoneである「iPhone SE」の未使用品なら比較的値段も安め。
「iPhone」単体で簡単に買うことができますので、携帯回線の契約もいりません。
未使用品なので新品同様に使えますしね。
例を挙げるなら次の通り(2022年5月11日現在の税込金額)。
その他「楽天市場」などでも買うことができますね。
「iPhone SE(第2世代) 」は「iPhone 11」シリーズと同じ処理性能。
2022年3月に発売されたばかりの「iPhone SE(第3世代) 」は「iPhone 13」シリーズと同じ処理性能を持っています。
「iPod touch(第7世代)」の最安モデルの定価は23,980円(税込)。
確かに「iPhone」の価格は「iPod touch(第7世代)」よりも高めですが、処理性能は桁違いです。
「iPod touch」でスマートフォンと同じような使い方をしているなら、「iPhone」に代えた方がいろいろと便利でしょう。
また「iPhone」の携帯回線機能は、使っても使わなくてもOK。
もし携帯回線を使いたくなった場合は、楽天モバイルを契約すれば月々0円から利用できます。
※追記:2022/05/13 楽天モバイルは2022年7月から月額1,078円(税込)~になります。
・・・そりゃ「iPod touch」が販売終了になるわけですね。
「iPhone」の方が遥かに優れていますから。
楽天モバイルの基本情報
ただし「iPhone SE」シリーズをはじめ、現在の「iPhone」にはイヤホン端子がありません。
そのため有線イヤホンを使う場合は変換アダプタが必要になってきますね。
使用用途が主に音楽再生でどうしてもイヤホン端子が必要な場合は、次で紹介する「WALKMAN」になるでしょう。
ちなみに自分は「iPod touch」を「第4世代」から「第6世代」まで買って使っていました。
特に「iPod touch(第4世代)」は自分がガジェット好きになった原点。
なので「iPod touch」の販売終了は残念ですね。
まあ「第7世代」を買っていない自分に物申す資格はないかもしれませんが・・・
音楽プレイヤー特化なら「WALKMAN」
2つ目は「WALKMAN」(ウォークマン)。
「iPod」全盛期の頃に音楽プレイヤー業界を二分していた、SONY(ソニー)の音楽プレイヤーですね。
Appleが音楽プレイヤーから完全に撤退してしまった中、SONYは2022年5月現在の今でも「WALKMAN」を販売しています。
安めの機種からマニア向けの高額機種まで複数の種類がありますが、庶民が購入しやすいシリーズは通称Aシリーズと呼ばれる「NW-A100シリーズ」でしょう。
「NW-A100シリーズ」は約30,000円~約45,000円のシンプルなシリーズです。
(容量:16GB/32GB/64GBのいずれか)
なんと「Android」を搭載(バージョンは、Android 9)。
「Google Play」にも対応していますし、もちろんWi-Fi接続もできます。
そのためスマートフォンと同じような使い方もできますね。
「iPhone」では対応していない、イヤホン端子も搭載。
音楽プレイヤーとして使うなら、「WALKMAN」が最適でしょう。
ちなみに前シリーズの「NW-A50シリーズ」も、今でも販売されています。
約2万円前後なのでこちらの方が安いですね(容量:16GB)。
ただしAndroid非搭載です。
ただ現行の「NW-A100シリーズ」が発売されたのは2019年。
約3年前です。
最上位モデルである、マニア向けの高額「WALKMAN」(NW-WM1AM2、NW-WM1ZM2)は2022年2月~3月に発売されたばかりですが、Aシリーズはしばらく新モデルが発売されていません。
「iPhone」でもまとめたように、音楽プレイヤーは今や完全にスマートフォンの機能の一部。
「NW-A100シリーズ」でもAndroidが搭載されていますし、マニア向けを除いて近い将来終了してしまうかもしれませんね。
第3の選択肢Androidスマートフォン
3つ目は「Androidスマートフォン」。
「iPhone」、そしてAndroid対応「WALKMAN」を続く第3の選択肢です。
何度もまとめたように、今や音楽プレイヤーは完全にスマートフォンの機能の一部。
とすると「Androidスマートフォン」を使うのも一つの手でしょう。
Androidスマートフォンは「iPhone」や「WALKMAN」に比べて値段が安かったりします。
例えばXiaomi(シャオミ)のスマートフォン「Redmi Note 11」なら新品が24,800円(税込)です。
イヤホン端子も搭載。
Amazonや楽天市場などで買えば、スマホのみの購入が可能です。
ただ「Redmi Note 11」はかなりサイズが大きめのスマートフォン。
超小型がいい場合は、Unihertz製の「Jelly 2」などもありますね。
Amazonでは約2万5千円で新品が販売されています。
もちろんイヤホン端子搭載です。
「iPod touch」の代わり・まとめ
今回は販売終了が発表されてしまった「iPod touch」の代替機になり得るものを考えてみました。
主に次の3つ。
・WALKMAN
・Androidスマートフォン
今や音楽プレイヤーは完全にスマートフォンの機能の一部。
そのため「iPhone」をはじめ、代わりはスマートフォンが中心になってしまいますね。
ちなみに「iPod touch」は一部の企業で今でもフル活用されている模様。
・・・今後どうするのでしょう。
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