「Xperia 1」→「Zenfone 8」に機種変更して感じたこと【カメラ比較あり】

「Xperia 1」から「Zenfone 8」へスマートフォン比較
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先日、発売されたばかりの「Zenfone 8」を新たに買いました。
メインとして普段使っていた「Xperia 1」からの買い替えです。

使用し始めてから約1週間経過。

今回はXperia 1」から「Zenfone 8」に買い替えて感じたことをまとめます!

アキラ
アキラ

良かったことも多いけど、残念なことも。
「Zenfone 8」でも結構キレイに写真が撮れる。

良かったこと

まずは買い替えて良かったことをまとめます。
現状では5つですね。

持ち歩きやすくなったスマホ本体

Zenfone 8」(左)と「Xperia 1」(右)の本体サイズを比較するとこんな感じ。
下の画像は「Xperia 1」を下に、「Zenfone 8」を上に重ねています。

「Zenfone 8」と「Xperia 1」

「Zenfone 8」と「Xperia 1」

「Xperia 1」は発売当時から「縦に長すぎる」と、賛否両論いろいろ言われていましたね。
確かに実際使っているとポケットからはみ出るなど、そのサイズ感が仇になっていることがありました。

対して「Zenfone 8」は最近のスマホとしては比較的小さなサイズです。

両者のサイズを比較してみると、「Zenfone 8」の横幅と「Xperia 1」の横幅は同じくらい。
縦の長さは結構違います。

Zenfone 8」は携帯しやすいですね。
Xperia 1」より持ち歩きやすくなりました。

ストレスフリーな動作

簡単に処理性能を比較すると次の通り。
(詳細スペックは最後に記載)

Zenfone 8」(購入モデル)
・CPU:Snapdragon 888
・メモリ:8GB
Xperia 1
・CPU:Snapdragon 855
・メモリ:6GB

「Xperia 1」は発売当時(2019年)の最高峰CPUを搭載していましたが、「Zenfone 8」は2021年現在の最高性能CPUを搭載してます。
当然処理性能は格段に良くなっていますね。
メモリも2GBも増量していますし。

さらに「Xperia 1」発売当時にスマホになかったものが「リフレッシュレートの違い」。
「リフレッシュレート」は数値が高いほど、画面が滑らかに動きます。
記載がなかった「Xperia 1」のリフレッシュレートは標準的な60Hz。
対して「Zenfone 8」ではリフレッシュレートは120Hzまで対応。

処理性能は高くなり画面はヌルヌル動くので、ストレスフリーになりましたね。

実は購入理由の一つがストレスフリーにするためだったりします(後で紹介します)。

反応しやすい指紋認証

Xperia 1」は側面に、「Zenfone 8」は画面内に指紋認証センサーがあります。

「Zenfone 8」と「Xperia 1」の指紋認証センサー

「Xperia 1」では、例えば右手でちょうど持ったときに親指が指紋認証センサーに触れるので画面を解除しやすかったりしました。
・・・が、精度はあまりよくありませんでしたね。
基本的に反応しますが、失敗することも多く、一時期はなぜか全く反応しなくなってしまいましたので指紋を登録し直したこともありました。

対して「Zenfone 8」の指紋認証は精度がよく、すくに反応してくれますね。

本当に、即座に反応します。

スマートキーで簡単アプリ起動

Zenfone 8」には「スマートキー」がありますね。
「スマートキー」は電源ボタンの2回押し・長押しを、特定のアプリ起動などにできる機能。
デフォルトでは2回押しでGoogleアシスタント、長押しで電源オフとなっています。

「Zenfone 8」スマートキーの設定
設定→拡張機能→スマートキー から

「Xperia 1」にはカメラシャッターボタンがありましたね。
「Zenfone 8」にはカメラシャッターボタンありませんが、この「スマートキー」を使えば2回押しでカメラ起動などができてしまいます。

ただ自分の場合はそれでもよかったのですが、現状では「スマートキー」2回押しを「Black Screen」と呼ばれるアプリ起動にしています。
アプリを開くと黒い画面が表示されるだけのアプリです。

これをどんなときに使っているかと言うと、おサイフケータイでタッチ決済したとき。

簡単に言えばプライバシー対策ですね。

「Xperia 1」でもそうでしたが、「Zenfone 8」でも画面ロック時はタッチしても反応しないように設定から変更することができます。
スキミングなどのセキュリティ対策のためですね。
すると自分がおサイフケータイを使うときは、画面のロックを解除したままにしないといけません。
・・・スマホの画面が誰かに見られてしまうかもしれません。
そんなとき、黒い画面にしておけばそんな心配もありませんね。

Xperia 1」時代は、
1.ロックを解除して
2.アプリを探して起動して
3.決済
でした。

しかし「Zenfone 8」に替えてからは
1.電源ボタン2回押し
2.ロック解除
3.決済
になって、タッチ決済がさらにラクになりましたね。

ちなみに電源ボタン長押しの場合は、電源オフのままにしてあります。

良くなった電池持ち

Zenfone 8」のバッテリー容量は4,000mAh。
Xperia 1」のバッテリー容量は3,200mAh。

一目瞭然でしょう。

バッテリー容量が800mAhも増えましたので、電池持ちが良くなりましたね。

自分は複数のスマホを持っているため、実は「Xperia 1」自身の使用率はさほど高くありませんでした。
充電は2日に1回ぐらいのペースでしたね。
それでも少しでも長く使うと、1日も電池が持たないこともよくありました。

対して「Zenfone 8」は「Xperia 1」より明らかに電池の持ちがいいですね。
使い始めてまだ約1週間なので大した比較はできませんが、自分の使い方では充電が3日に1回程度でも問題なさそうな気がします。

ちなみに自分のメイン(普段使い)スマホの使い方は、電話・メール・SNS(LINE・Twitter)・スマホ決済・写真撮影・ネット閲覧などです。

残念なこと

今度は反対に残念だったことをまとめます。
現状では3つですね。

microSD非対応で面倒だった移行

Xperia 1」はmicroSD対応。
しかし「Zenfone 8」はmicroSD非対応。

ガラケー時代からの写真も含め、写真を中心に10GB以上のデータがmicroSDに入っていましたので、microSD非対応の「Zenfone 8」にデータを移行する作業が面倒でしたね。

データ量が多いので、「Xperia 1」から取り出したmicroSDをWindowsパソコンを使って「Zenfone 8」に移しました。
はじめはパソコンに接続したmicroSDから「Zenfone 8」に直接コピーしましたが、途中でエラー。
10GBもあったからかもしれませんね。

仕方がないので次のようにしました。

1.「Xperia 1」からmicroSDを取り出す。
2.USBカードリーダを使ってmicroSDのデータをパソコンにコピー。
3.「Zenfone 8」をパソコンに接続。
4.パソコンにコピーしたデータを「Zenfone 8」にコピー。

・・・本当に面倒でしたね ( ̄▽ ̄;)
時間も1時間ぐらいかかりましたから。

しかし1回切りの作業ですので、長期的に考えると大した問題ではないかもしれませんね。

指紋で解除不可「Keepass2Android」

自分はアカウントのパスワード管理に「KeePass」と呼ばれるものを使っています。
さまざまなOSで使え、そのAndroid版が「Keepass2Android」。

「Keepass2Android」ではマスターパスワードを指紋認証で解除・開くことができます。

Xperia 1」ではそれが可能でした。
しかし「Zenfone 8」では不可能。

指紋認証が画面内であることがどうやら原因のようですね。

ただ画面内指紋認証でも、指紋認証でロック解除できるアプリもあります(例えば楽天銀行)。
なので実装されれば使えるようになるのでは?と思っています。

もしくは「Keepass2Android」は顔認証でもマスターパスワードを解除することができるようですので、そうしようかとも考えています。
現状ではわざわざマスターパスワードを手入力していますので、結構面倒ですからね。

追記:2022/04/18
いつの間にやら「Keepass2Android」のロックを指紋認証で解除できるようになっていました。
先日アプリをアップデートして気づきましたね
( ̄▽ ̄;)
これでマスターパスワードの解除がラクになります。

ふとしたときに気になるパンチホール

Zenfone 8」のインカメラは画面左上にあり、パンチホール式。

「Zenfone 8」のインカメラ

自分の場合「Zenfone 8」では、ゲームをしたり動画を見たりするすることがないため、基本的に気になりません。
・・・が、ふと見たときに気になってしまうことがありますね。
今まで使っていた「Xperia 1」は、ノッチもパンチホールもないスマホでしたから、余計に。

「Zenfone 8」は写真もキレイ

スマホの重要機能の一つがカメラですね。

それぞれのカメラ性能は次の通り。

Zenfone 8」(アウトカメラ)
・約6,400万画素(広角)
  ※SONY IMX686
   開放F値 F1.8
   1/1.7型センサー
   最大1.6µmの画素サイズ
・約1,200万画素(超広角)
  ※SONY IMX363
   1.4µmの画素サイズ
Xperia 1」(アウトカメラ)
・約1,220万画素(標準)
  F値 F1.6
・約1,220万画素(望遠)
  F値 F2.4
・約1,220万画素(超広角)
  F値 F2.4

レンズ数こそ少ない「Zenfone 8」ですが、メインレンズの画素数は「Xperia 1」よりはるかに上ですね。
なので「Zenfone 8」で撮った写真は、かなりキレイだったりします。

双方でいくつか写真を撮ってみましたので実際に比較してみますね。

※ブログ上に載せるために実際の写真より写真サイズを小さくしています。
そのため実際の写真とブログに載せてある写真は見え方が異なる場合があります。
※カメラの設定はデフォルトです。

色合いは淡いけどはっきりしている

左が「Zenfone 8」で撮ったの写真、右が「Xepria 1」で撮った写真です。

名古屋市のシンボル、中部電力 MIRAI TOWER(テレビ塔)とオアシス21です。
2枚目は広角撮影。

Zenfone8で撮った写真(昼のテレビ塔・オアシス21)ー標準ーXperia1で撮った写真(昼のテレビ塔・オアシス21)ー標準ー
Zenfone8で撮った写真(昼のテレビ塔・オアシス21)ー広角ーXperia1で撮った写真(昼のテレビ塔・オアシス21)ー広角ー

同じ場所の夜はこんな感じ。

Zenfone8で撮った写真(夜のテレビ塔・オアシス21)ー標準ーXperia1で撮った写真(夜のテレビ塔・オアシス21)ー標準ー
Zenfone8で撮った写真(夜のテレビ塔・オアシス21)ー広角ーXperia1で撮った写真(夜のテレビ塔・オアシス21)ー広角ー

次の写真は近所の公園の写真。
2枚目は広角撮影。

Zenfone8で撮った写真(昼の公園)ー広角ーXperia1で撮った写真(昼の公園)ー標準ー
Zenfone8で撮った写真(昼の公園)ー広角ーXperia1で撮った写真(昼の公園)ー広角ー

花を撮って見るとこんな感じ。

Zenfone8で撮った写真(花)Xperia1で撮った写真(花)
Zenfone8で撮った写真(花)Xperia1で撮った写真(花)

別の場所ですが、夜はこんな感じ。
2枚目は広角撮影。

Zenfone8で撮った写真(夜の公園)ー標準ーXperia1で撮った写真(夜の公園)ー標準ー
Zenfone8で撮った写真(夜の公園)ー広角ーXperia1で撮った写真(夜の公園)ー広角ー

室内(ドトールコーヒー)での写真はこんな感じですね。

Zenfone8で撮った写真(室内)Xperia1で撮った写真(室内)

基本的に「Zenfone 8」は「Xperia 1」より、明るい場所は明るめ・暗い場所は暗めで写るように感じますね。
なので昼間は明るめ、夜は暗めになっています。
なので「Zenfone 8」は「Xperia 1」より全体的に淡く感じますね。

肉眼の場合は、どちらかと言うと「Xperia 1」で撮った写真の方が近いかもしれません。

ただ「Zenfone 8」は「Xperia 1」よりも画素数が格段に良いので、写真がはっきりしていることに変わりありません。

望遠の精度は抜群

望遠レンズがない「Zenfone 8」ですが、実際写真を撮って見ると、なんと「Xperia 1」より望遠精度がいいですね。

正直ビックリしました ( ̄▽ ̄;)

中部電力 MIRAI TOWER(テレビ塔)の展望台をそれぞれの最大倍率で撮るとこんな感じになりました。
Zenfone 8」(左)は8倍、「Xperia 1」(右)は10倍です。

Zenfone8で撮った写真(昼のテレビ塔)ー望遠ーXperia1で撮った写真(昼のテレビ塔)ー望遠ー

夜はこんな感じ。

Zenfone8で撮った写真(夜のテレビ塔)ー望遠ーXperia1で撮った写真(夜のテレビ塔)ー望遠ー

近所の公園も同様に撮って見ました。
撮影場所は上で紹介した場所と同じ。

Zenfone8で撮った写真(昼の公園)ー望遠ーXperia1で撮った写真(昼の公園)ー望遠ー

夜はこんな感じ(木の幹です)。

Zenfone8で撮った写真(夜の公園)ー望遠ーXperia1で撮った写真(夜の公園)ー望遠ー

全然違いますね。
明らかに「Zenfone 8」の方がはっきり写っています。
おそらくこれはメインレンズの画素数の差なのでしょう。

「動作がカクカクしてきたから」機種変更

そもそも「Xperia 1」から「Zenfone 8」に買い替えたきっかけは、「Xperia 1の動作がカクカクしてきたから」。

先程良かったことで挙げた「ストレスフリー」のためですね。

カクカクするタイミングは、主にネット閲覧をしているとき。
Chromeでインターネットを見ていたら、スワイプするときにたまに引っ掛かりがあり、思っていないリンク先をタップすることがよくありました。

他にも、自分はホームアプリに「Nova Launcher」を使っています。
「Xperia 1」をAndroid 11にアップデートしたことで、「Nova Launcher」でもジェスチャーナビゲーションが使えるようになりました。
しかしアプリからホーム画面に戻る(上向きにフリック)するときに、なぜか途中までしか動かずホーム画面に戻れないことが多々ありました。
特にLINEから戻るときによく起きていましたね。
電源ボタンを押して、一度ロック画面にすると戻れましたが。

「Xperia 1」は初期搭載OSがAndroid 9なので、既に2段階アップデート済み。
もしかしたらその影響かもしれませんね。

いずれにしても「Xperia 1」は既に1年半以上使っていましたので、そろそろ変えたいと思っていましたのでちょうどよいタイミングでした。

他にもファイル転送アプリ「AirDroid」でパソコンと接続していると、なぜかフリーズする問題もあったりしました。
画面が完全に固まり、何しても動きません。
しかも本体は尋常じゃないくらい熱くなりますし。
「Xperia 1」は電源ボタンと音量上ボタンを9秒以上押し続けると強制終了できますので、そうなった場合は毎回これで終わらせていましたね。
ただこの問題は他のスマホでも起きたことがありますので、おそらくアプリが原因でしょう。

ちなみに元々「Zenfone 8」に変えるつもりはなく、「Xperia 1 III」のSIMフリー版が発売されたら変えようと思っていましたね
( ̄▽ ̄;)

・・・「Xperia 1 III」も前から気になっていますので、内容次第で買ってしまうかもしれませんw

「Xperia 1」→「Zenfone 8」・まとめ

今回は「Xperia 1」から「Zenfone 8」に買い替えて自分が感じたことをまとめました。

やはり最高峰の最新機種だけあって、「Zenfone 8」にして良かったことが多いですね。
ただ残念なことも一部あったりしました。

写真についても「Zenfone 8」は十分キレイに撮れますし。
特に最大ズームの写真は明らかに「Zenfone 8」の方が良かったですね。
ですが肉眼で見たときに近い写真は「Xperia 1」かもしれません。

参考:スペック比較

機種名Zenfone 8Xperia 1
OSAndroid 11 (ZenUI)Android 9
CPUSnapdragon 888Snapdragon 855
メモリ8GB / 16GB6GB
ストレージ128GB / 256GB64GB
メインカメラ約6,400万画素
+約1,200万画素
(広角+超広角)
約1,220万画素
+約1,220万画素
+約1,220万画素
(標準+望遠+超広角)
フロントカメラ約1,200万画素(広角)
※パンチホール
約800万画素
バッテリー容量4,000mAh3,200mAh
画面解像度2,400×1,080(フルHD+)
※120Hz駆動
3,840×1,644(4K)
画面サイズ約5.9インチ約6.5インチ
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約148㎜×約68.5㎜×約8.9㎜約167㎜×約72㎜×約8.2㎜
重さ約169g約178g
オブシディアンブラック /
ホライゾンシルバー /
ムーンライトホワイト
ブラック / ホワイト /
グレー / パープル
その他おサイフケータイ(Felica):○
防水防塵(IP68):○
ワンセグ/フルセグ:×
イヤホンジャック:○
microSD:×
おサイフケータイ(Felica):○
防水防塵(IP68):○
ワンセグ/フルセグ:○
イヤホンジャック:×
microSD:○(最大512GB)

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