この数年で携帯回線の事情は大きく変わりましたね。
楽天モバイルの参入、ahamo・povo・LINEMOによる料金の大幅値下げ、そして次世代回線5Gの開始・・・
事情が180度変わったように感じます。
使う上で料金も重要ですが、「速度」も重要な要素。
いくら安くても通信速度が遅いと使い物になりませんからね。
ということで今回は自分が契約している、LINEモバイル(ソフトバンク回線)の2022年8月現在の速度測定をしましたので紹介します。
2022年4月以前と比べて傾向が変わった。
平日の昼も速い!
異なる5つの時間帯を測定
まずは測定環境の紹介。
測定にはOoklaの「Speedtest」を使いました。
測定場所は名古屋市某所。
次の5つの時間帯で測定しました。
・平日の朝(7:30頃)
・平日の昼(12:30頃)
・平日の夜(18:30頃)
・平日の深夜(0:30頃)
また測定に使ったスマホは「Pixel 6」(Android 12)です。
ちなみにLINEモバイルは2021年3月31日で新規契約受付終了。
現在は既存ユーザーのみに提供しています。
既に終わりつつあるサービスなので5Gにも対応していません。
LINEモバイルに近いサービスは実質後継となる「LINEMO」ですね。
平均速度 下り約62Mbps 上り約10Mbps
結果はこのようになりました。
下り平均速度は62Mbps、上り平均速度は10Mbpsでしたね。
下り速度を見ていくと「平日の朝」が突出して速く、平日の他の時間帯も全体的に速め。
ただ「休日の夜」は遅めでしたね。
ただそれで約9Mbps。
動画視聴やネット閲覧をするくらいなら十分な速度でしょう。
なおOoklaの「Speedtest」は測定するサーバーによって速度が異なることがあります。
今回はすべて「Allid Telesis Capital Corporation(Fussa-shi)」のサーバーを使いました。
2022年4月以前と比べて傾向が変わった
2020年12月から4ヶ月毎の速度測定結果です。
2020年4月にも「平日の朝」を除いて測定していますので比較しますね。
特に重要となる下り速度を見てみましょう。
LINEモバイルは2020年12月以降、速度にほぼ変化がありませんね。
朝が一番早く、昼になると一番遅くなり、夜はまあまあの速さ。
しかし今回(2022年8月)は傾向が変わりましたね。
「平日の昼」も速くなりました。
反対に「休日の夜」は遅いですが、今までの傾向からたまたまかもしれません。
ちなみに2022年4月現在は、月の利用量が500MB以下なら料金無料。
速度も比較的速く、料金無料。
既存ユーザー限定になってしまいますが、現在はLINEモバイルが超お得な携帯回線になっていますね。
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2020年4月
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2020年12月
・LINEモバイル(ソフトバンク)の実速度!MVNOと思えない速さ!【2020年12月調査】
2021年4月
・LINEモバイル(ソフトバンク)の実速度!4か月前と同じ傾向【2021年4月調査】
2021年8月
・【LINEモバイル(ソフトバンク)の実速度】前と傾向が変わらない速度【2021年8月調査】
LINEモバイルの速度・まとめ
今回は2022年8月現在のLINEモバイル(ソフトバンク回線)の速度を測定しました。
まとめると次のようになりますね。
・2020年12月から速度傾向にほぼ変化なしだったが、今回(2022年8月)は今まで遅かった「平日の昼」も速くなった
参考:全データ(表)
LINEモバイル | ダウンロード | アップロード | PING | ジッター | パケットロス | ||
アイドル | ダウンロード | アップロード | |||||
(Mbps) | (ミリ秒) | (%) | |||||
休日の夜 | 8.53 | 8.96 | 55 | 92 | 434 | 22 | 0.0 |
平日の朝 | 107 | 11.7 | 45 | 599 | 319 | 5 | 0.0 |
平日の昼 | 66.3 | 7.58 | 43 | 399 | 440 | 12 | 0.0 |
平日の夜 | 49.4 | 12.4 | 101 | 682 | 430 | 8 | 0.0 |
平日の深夜 | 83.1 | 9.47 | 46 | 389 | 567 | 27 | 0.0 |
※アイキャッチ画像ロゴ出典元:LINEモバイル
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