【実機レビュー】2画面スマホ「LG G8X ThinQ」を1カ月使用してみた感想

過去に2画面のスマートフォンは何回か発売されてきましたね。
しかしその特殊すぎる形状から、なかなか買う人がいませんでした。
加えて次のような特徴もあり散々なものでした。
・高い
・スペック低い
・使えるアプリが少ない

しかし「LG G8X ThinQ」は今までの2画面スマホと一味違いますね。

今回は約1ヶ月前に購入した「LG G8X ThinQ」を使ってみて感じたことをレビューします！

アキラ

2画面同時操作、便利すぎる！
しかも安くて高性能！
控えめに言って最高！
でも大きくて重い・・・

位置情報ゲームで便利な2画面同時操作

自分は約1ヶ月前に購入した「LG G8X ThinQ」を、「ポケモンGO」と「ドラクエウォーク」の同時プレイをするためだけに使っています！

「使用用途ゲームだけかい！」とツッコミがありそうですね。
自分は他にも「Xperia XZ1」や「ZenFone 6」を使っています。
もともと買う予定がありませんでしたので、使用用途がないのですよw

上の写真のように、片方の画面は「ドラクエウォーク」、もう片方の画面は「ポケモンGO」を起動。
「ドラクエウォーク」はウォークモードでマイレージポイントを貯めながら自動戦闘。
対して「ポケモンGO」はポケモンと遭遇したらその都度捕まえる。
どちらのゲームもバックグラウンドで起動してもあまり意味がありませんので、「LG G8X ThinQ」は位置情報ゲームと相性がいいですね。

ちなみに「LG G8X ThinQ」を買う前までは、「ポケモンGO」と「ドラクエウォーク」をそれぞれ別々のスマホで起動してプレイしていました。

屋外で2つのスマホを同時に使う・・・
正直面倒でしたw

「それならやらなければいいのに・・・」とツッコミがありそうですね。

しかし「LG G8X ThinQ」購入後は1台でプレイ可能。

アキラ

ラク～！

2画面の「同時操作」が可能なので、他にも次のような使い方できますね。

ゲーム起動時にはゲームを補助するメニューがあります。
このメニューから片画面をゲームパッドにすることができます。

このように2画面使用による可能性は無限大にあります。
自分は2画面の機能をフルに使っていないため、非常にもったいない使い方をしていますね
(´・ω・`)

ちなみに2画面での「同時操作」は「LG G8X ThinQ」が初。
過去に販売された2画面スマホであるNEC製「MEDIAS W」やZTE製「M」では「同時操作」ができませんでした。
これらのスマホはアプリを2画面で同時に起動はできても、一方のアプリを操作していると、もう一方のアプリは動きが止まってしまったためです。
「LG G8X ThinQ」では独自の技術により「同時操作」が可能になっていますね。

ただサイズが大きく重い・・・

ご覧の通り、「LG G8X ThinQ」は2画面での同時操作ができます。
これは大きなメリットですが、デメリットもありますね。

「LG G8X ThinQ」はスマホが実質2台分ある状態ですので、他のスマホと比べてどうしてもサイズが大きく重さが重くなっています。

左から「LG G8X ThinQ」、「iPhone 7 」、「Xperia Z3」です。

「LG G8X ThinQ」は「iPhone 7」と比べると一回り以上大きいですね。
またそれぞれの重さは「LG G8X ThinQ」が331g、「iPhone 7」が138g。
「LG G8X ThinQ」は「iPhone 7」より約2.5倍も重くなっていますね。

実際、「ポケモンGO」と「ドラクエウォーク」をしばらくプレイしていると重く感じてしまいます。

「LG G8X ThinQ」は、目的がなく単に携帯するだけの場合は、躊躇する大きさ・重さですね。

60,984円という破格の安さ

ここからは、そもそも自分が「LG G8X ThinQ」を買った購入経緯を紹介。

2019年12月6日に発売された「LG G8X ThinQ」。
価格は60,984円(税込)でした。
安くも高くもない、ありふれた値段でしょう。

しかし「LG G8X ThinQ」は、現行最上級クラス性能。
この性能では、まず考えられない値段の安さです！
※詳細スペックは後で紹介。

さらに2020年1月31日までに購入し、2020年2月7日までに専用サイトから応募することで、PayPayボーナスが5,000円分プレゼントされるキャンペーンを実施中。

つまり、実質55,984円(税込)で購入可能！

アキラ

この異常な安さ・・・すごい！

本来なら10万円以上するであろうスマホなので破格の安さです！

ソフトバンクで販売/回線なし購入

「LG G8X ThinQ」はソフトバンクのみでしか買うことができません。

しかし自分の場合、「LG G8X ThinQ」の端末だけを買いたい。
先程紹介したように、自分は他にもスマホを持っていますし、回線を変える気もありませんでしたからね。

アキラ

なんとかして回線なしで買いたいな・・・

と思って、Google先生に聞いてみたら、なんと回線契約なしで購入可能！

理由は「電波通信事業法」の改正(2019年10月)で、端末購入料金と回線契約料金が分離されたためですね。
結果、ケータイショップでも回線契約なしでスマホ単体の購入が可能になりました。

しかし回線契約なしでの購入は全然浸透していませんね。
当たり前です。
10年以上も、ケータイ購入＝回線契約でしたから。

自分の場合、ケータイショップではなく家電量販店をいくつか回ってみましたが、店舗により対応の差がありましたね。

と、このようになかなか買うことができませんでした。

ダメもとで自宅近くの家電量販店に行ってみたところ、なんと1台だけ在庫が残っており、しかも回線契約なしでも買えるとのこと。

アキラ

速攻で購入！

・・・買ってしまいましたねw
先程紹介したように、使用用途がないにもかかわらずw

追記：2020/02/04
「LG G8X ThinQ」を使い尽くしたい思いから、LINEモバイルのソフトバンク回線を契約しました！
ソフトバンク本体の回線は、少しだけ使うには値段が高すぎるので、契約する気になりませんでしたね
(￣▽￣;)

追記：2020/05/27
買った「LG G8X ThinQ」は、実は今までSIMロック状態。
SIMロック解除はショップに行かないとできないかも？と思っていましたが、なんとインターネットからSIMロック解除ができましたね。
しかも無料！
でも正直面倒でしたね。

詳しい方法は「ソフトバンクスマホのSIMロック解除方法！契約なしでもネットより無料で可能！(裏技？)」で紹介しています。

最上級スペック/日本仕様全部入り

「LG G8X ThinQ」は2020年1月時点で最高峰のCPUを搭載しているAndroidスマートフォン。
さらに日本仕様であるおサイフケータイなども搭載しているため、「全部入り」のスマホでもあります。

この性能で、先程紹介した価格の安さ。

まさに「破格」です！

ちなみに2画面部分は手帳型ケースのようになっていますね。
この2画面ケースの名称は「LGデュアルスクリーン」。
取り外すことで普通のストレート型のスマホとしても使うことができますね。

また「LGデュアルスクリーン」装着時の充電は付属の専用充電コネクタが必要になります。
なので充電が少し面倒かもしれません。

「LG G8X ThinQ」はワイヤレス充電ができますので、ワイヤレス充電器を買えば充電がラクになりますね。

｢LG G8X ThinQ｣の感想・まとめ

今のところ自分は、「LG G8X ThinQ」を「ポケモンGO」と「ドラクエウォーク」を同時にプレイのためだけに使用。
「LG G8X ThinQ」は位置情報ゲームをラクにプレイできますね。
ただ2画面状態では大きくて重いため、持ち歩きにくい欠点もあったりします。
単に持ち歩きたいときは「LGデュアルスクリーン」を取り外して、普通の1画面ストレート型スマホとして使うべきですね。

「LG G8X ThinQ」は最高峰スペックにもかかわらず、価格は約6万円。

こんなスマホは二度とないかもしれません。

追記：2020/03/05
2020年3月5日にソフトバンクより「LG G8X ThinQ」の後継機「LG V60 ThinQ 5G」が発表されました！

「LG G8X ThinQ」と同様に2画面の使用が可能で、次世代通信の5G対応になります。

価格は不明ですが、「LG G8X ThinQ」と同様に安く販売されるならば衝動的に買ってしまうかもしれませんw