LANケーブルをカテゴリ6から6Aに変更!速度は変わる?

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インターネットを使うには基本的にLANケーブルが必要ですね。
LANケーブルがないと、Wi-Fiルーターもただの箱です。

LANケーブルはいろいろな規格があり、「カテゴリ」と呼ばれるもので種類が分けられてていますね。

自分は今回、自宅で使用しているLANケーブルの一部を、「カテゴリ6」から上位の「カテゴリ6A」に変えました。
その際、速度は変化するのか調べました。

・・・結果はほぼ変わりませんでした
Σ( ̄ロ ̄lll)

今回は備忘録として、LANケーブルを「カテゴリ6」から「カテゴリ6A」に変更したときの変化をまとめます。

アキラ
アキラ

他の環境も変えるべきだったかも?

「カテゴリ6」と「カテゴリ6A」の違い

そもそもLANケーブルの規格、「カテゴリ6」と「カテゴリ6A」にはどのような違いがあるのかまとめますね。

簡単にまとめるとこのようになります。

カテゴリ66A(参考)5e
最大速度1Gbps10Gbps1Gbps
イーサーネット
規格
10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
1000BASE-TX
10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
1000BASE-TX
10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
伝送帯域250MHz500MHz100MHz

あとで下位の「カテゴリ5e」についても触れますので、表に記載しました。

「カテゴリ6」と「カテゴリ6A」の大きな違いは対応する最大通信速度が、「カテゴリ6」では1Gbpsまで、「カテゴリ6A」では10Gbpsまでですね。

なので「カテゴリ6」から「カテゴリ6A」に変更すると速度が上がることもあるはずです。

【結果】速度はほぼ変わらなかった・・・

さてLANケーブルを「カテゴリ6」から「カテゴリ6A」に変えて測定した速度の変化を紹介しますね。

とその前に、冒頭でも紹介したようにLANケーブルを変えた部分は一部だけ。
それはONU(光回線終端装置)とWi-Fiルーターの間です。
それを踏まえた測定結果を紹介しますね。

カテゴリ6と6aのLANケーブルの速度の違い(下り)

カテゴリ6と6aのLANケーブルの速度の違い(上り)

測定は有線3回・無線4回で行いました。
有線はWindowsパソコンとWi-Fiルーターを接続。
無線はAndroidスマートフォンで測定しています。
LANケーブルを「カテゴリ6」から「カテゴリ6A」に変えた前後で測定していますので、時間帯による速度差異は少ない状態です。

なぜか上り速度が、無線が有線よりも5倍以上速いですね。
一般的には有線が無線よりも速くなるはずなのに
( ̄▽ ̄;)

と、今回は有線・無線の差が注目ポイントではありません。

それぞれの「カテゴリ6」と「カテゴリ6A」の速度変化を見てみましょう。
多少のバラつきはありますが、ほぼ誤差の範囲のように感じます。

LANケーブルを「カテゴリ6」から「カテゴリ6A」に変更しても、速度はほぼ変わりませんでしたね。

ちなみに「カテゴリ6A」のLANケーブルは、BUFFALO製1mのLANケーブル「BSLS6AFU10」を使いました。
Amazonで207円(税込)で買ったものです。
安いですね。

元々使っていた「カテゴリ6」のLANケーブルは名古屋・大須のとあるお店で、こちらも200円前後で買ったものです。

また今回の速度測定ではOokla「Speedtestを使いました。

Speedtest - インターネット速度
Speedtest – インターネット速度
開発元:Ookla
無料
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Ookla「Speedtest」は測定するサーバーによって速度が異なることがありますので注意が必要ですね。
今回はすべて「Allid Telesis Capital Corporation(Fussa-shi)」のサーバーを使いました。

関連記事:「Speedtest」のサーバーは選択が必要!100Mbps以上も差が出ることがある!

「Speedtest」のサーバーは選択が必要!100Mbps以上も差が出ることがある!

環境紹介:変えたら変化あるかも?

LANケーブルの規格を変えても今回はほとんど変化がありませんでしたね。
他の環境を変えれば、もしかしたらLANケーブル規格変更の変化を受けることができるかもしれません。

ということで、測定環境を簡単に紹介しますね。

回線は「So-net光プラス」(IPv6)

自宅では光固定回線「So-net光プラス」を使っています。
さらにより速度を速くする「IPv6」のオプションも使用中。
速度は最大1Gbpsまで対応しています。

関連記事:「So-net光プラス」(ソネット光プラス)の速度&速くする4つの方法

「So-net光プラス」(ソネット光プラス)の速度&速くする4つの方法

ルーターは「WSR-1166DHPL」

「カテゴリ6A」のLANケーブルに接続したWi-FiルーターはBUFFALO製の「WSR-1166DHPL」です。
有線では最大1Gbps、無線では最大866Mbpsまで対応しています。

有線:カテゴリ5eのケーブルで接続

有線での測定結果があまり変わらなかった原因の一つがこれでしょう。

WindowsパソコンとWi-Fiルーターには、「カテゴリ5e」のLANケーブルで接続しています。

はじめに紹介したように、「カテゴリ5e」のLANケーブルの最大速度は1Gbps。
しかし「カテゴリ6」以降とイーサーネット規格や伝送帯域が異なります。
少なからず実速度に影響してくると思われます。

そのためONU(光回線終端装置)とWi-Fiルーターを「カテゴリ6A」のLANケーブルで接続していても、測定しているパソコンまでは「カテゴリ5e」相当の速度しか出ませんね。

本当はパソコンまでのLANケーブルも上位規格に変えたいと考えていましたが、結構な長さのLANケーブルが必要になりましたので、とりあえずやめました
( ̄▽ ̄;)

無線:Wi-Fi 5で通信

Wi-Fiルーターや速度測定に使用したスマートフォンの関係上、今回は「Wi-Fi 5」で測定しています。
最大速度は6.9Gbpsまで対応してます。

2021年6月にもなると、約2年前に登場した次の規格「Wi-Fi 6」が普及し始めています。

「Wi-Fi 6」で測定したら、さらに速くなるかもしれませんね。

関連記事:【Wi-Fi】2.4GHzと5GHzの速度比較!5GHzはどのくらい速くなる?

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まとめ

今回はONU(光回線終端装置)とWi-Fiルーターに接続するLANケーブルの規格を「カテゴリ6」から「カテゴリ6a」に変更したときの速度変化をまとめました。

結果はほぼ変わりませんでしたね。

測定した環境、特に有線環境を変えると「カテゴリ6A」の変化を受けることができたかもしれません。

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