【ノートPCも】4ポートUSB充電器「CIO NovaPort QUAD 100W」レビュー【超高性能】

「CIO NovaPort QUAD 100W」ガジェットetc.
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身の回りにデジタル機器が溢れている現代、USB充電器は欠かせないアイテムですね。
特にスマートフォンの充電には必須です。

しかもこの数年で高出力化。
中にはノートパソコンを充電できるものもあったりします。
さらに4ポートも備えて全てを同時に使っても急速充電(高出力)可能な、超高性能なUSB充電器もあったりします。
それが「CIO NovaPort QUAD 100W」。

先日購入したこちらを今回はレビューしますね。

アキラ
アキラ

こんな超高性能なUSB充電器、なかなか存在しない!
4ポートで最大100W!
しかも比較的コンパクト!
ただ結構重く、価格も高い・・・

超高性能な「CIO NovaPort QUAD 100W」

今回レビューするCIO NovaPort QUAD 100W」(型番:CIO-G100W3C1A-N)。
製品名は「NovaPort QUAD 100W」ですね。
名前の通り、QUAD(クアッド)=4つのポート、出力は最大100Wまで可能なUSB充電器です。

2022年7月中旬に発売されたばかりの新製品です。

定価は9,280円(税込)。
USB充電器としては高めの価格ですね・・・

ただ充電器としてはかなりの高性能(詳しい性能は後で紹介)。
ここまでハイスペックなUSB充電器は2022年8月19日現在では世の中にほとんど存在しないでしょう。
価格が高くなってしまうのも仕方がないかもしれません。

ですがかなり安くなっている機会もありましたね。
先月開催されたAmazonプライムデーセール(2022年7月12日~13日)。
実はこのとき「NovaPort QUAD 100W」は発売されたばかりにもかかわらず、なんと24%オフ!
6,650円(税込)で販売されていました!

自分は「NovaPort QUAD 100W」の高性能さ&価格の安さに惹かれて買ってしまったわけです ( ̄▽ ̄)
まあ在庫がなかったのか、実際に届いた日は8月3日とかなり先でしたが。

販売元は「CIO」(シーアイオー)
あまり聞き慣れないメーカーかもしれませんね。
約5年前に登場した大阪府にある、スマホアクセサリを開発している比較的新しい会社です。
モバイルバッテリーなども販売していますが、USB充電器はかなりコンパクトなので少しずつ知名度が上がってきていますね。

USB充電器は怪しい中国産も多いですが、このようにCIOは日本企業。
保証の面での安心感は少なからずありますね。

内容物&本体紹介

NovaPort QUAD 100W」の箱はこんな感じ。

「CIO NovaPort QUAD 100W」の箱

内容物は「NovaPort QUAD 100W」本体と簡易説明書のみと至ってシンプル。

「CIO NovaPort QUAD 100W」の内容物

本体はこんな感じですね。

「CIO NovaPort QUAD 100W」「CIO NovaPort QUAD 100W」「CIO NovaPort QUAD 100W」「CIO NovaPort QUAD 100W」「CIO NovaPort QUAD 100W」

デザインもシンプル。
購入カラーは「ブラック」。
他に「ホワイト」も販売されていますね。
全面シボ加工されていますので表面の質感はかなりザラザラ。
傷が付きにくいデザインになっていますね。
カラーの関係もあってシックな感じがします。

電源プラグは折り畳み式。
持ち運びに便利ですね。

「CIO NovaPort QUAD 100W」

製品保証は1年間です。

カードよりも小さいサイズ

NovaPort QUAD 100W」は比較的コンパクト。
CIOの説明でも紹介しましたね。
「CIOのUSB充電器はかなりコンパクト」と。

と言っても「NovaPort QUAD 100W」単独の画像ではそのサイズ感がわかりにくいですね。

Edyカードと比べるとこんな感じ。

「CIO NovaPort QUAD 100W」とEdyカード「CIO NovaPort QUAD 100W」とEdyカード

NovaPort QUAD 100W」の平面サイズはカードよりも小さめ。
超小型です!

iPhone 7 」と比較するとこんな感じ。

「CIO NovaPort QUAD 100W」とiPhone 7

この小ささで高出力なのでかなりすごいですね(語彙力)。

高出力な充電器は発熱量も大きいので小型化が難しかったりします。
この数年の間に登場した新素材「GaN(窒化ガリウム)」のおかげですね。

公称サイズは次の通り。

約69×58×28mm

でもズッシリする重さ・・・

NovaPort QUAD 100W」の重さを測ってみると175gでした。

「CIO NovaPort QUAD 100W」の重さ

・・・重さはUSB充電器としては正直重いですね。

実際に持ってみるとサイズはコンパクトですが、その割にズッシリときます。

電源プラグは折り畳めるため持ち運びも考慮されていますが、日常的に持ち歩くには少々重いですね。

まあ4ポートもあり最大100Wの出力という高性能さ。
重さはその対価と言ったところでしょうか。
仕方ないかもしれません。

ノートPCも充電可能/4ポートで他も充電

「CIO NovaPort QUAD 100W」

NovaPort QUAD 100W」は既に何度も紹介していますが、充電端子は4ポート。
ご覧のように、USB Type-C端子が3つとType-A端子が1つあります。

そして製品名の通り、最大100Wまで対応。

「4ポート搭載 × 最大100W出力」の充電器なんて、なかなか見かけることがないでしょう。
唯一無二の高性能さですね。

ただ実際の出力はポートごとに微妙な違いがあります。

・Type-C:最大100W
・Type-A:最大18W

100Wまで使えるポートはType-Cだけです。

さらにこれは1ポートのみの充電の場合。
同時充電すると次の通りです。

・C+C:
  67W+30W または 45W+45W
・C+C+C:
  30W+30W+30W
・C+A:
  67W+18W
・C+C+A:
  30W+30W+18W
・C+C+C+A:
  (C+A)最大15W
  残り85Wを2ポートで分割
   67W+30W または 45W+45W

Amazonの購入ページにはその出力モデルが表としてまとめられていますね。

「CIO NovaPort QUAD 100W」の出力モデル表
出典:Amazon/CIO NovaPort QUAD 100W

「最大100W」なのでMAXの4ポート全てを使うと出力は落ちます。
しかしそれでも最大67Wで充電可能。
これはノートパソコンも充電することができる出力です。
なので十分ですね。

またCIOの電力自動振り分け機能「Nova Intelligence」により端末ごとの最適な充電も可能(Type-C端子2ポートまで)。
さすがの高性能さですね。

実際に充電してみると出力はこんな感じになりました。

■Type-C・1ポートからの充電

・出力:約57W
  ※充電機器:Surface Laptop 4

「CIO NovaPort QUAD 100W」のType-C端子出力の計測(1ポート使用)
見にくくて申し訳ないです m(_ _)m

■Type-C・3ポートからの充電

・出力:約43W
  ※計測充電機器:Surface Laptop 4
  ※他の充電機器:Zenfone 8
         :moto g100

「CIO NovaPort QUAD 100W」のType-C端子出力の計測(C端子3ポート使用)
見にくくて申し訳ないです m(_ _)m

■Type-C + Type-A・1ポートずつの充電

・Type-Cの出力:約51W
  ※充電機器:Surface Laptop 4
・Type-Aの出力:約17W
  ※充電機器:ROG Phone 5

「CIO NovaPort QUAD 100W」のType-C端子出力の計測(C端子+A端子使用)「CIO NovaPort QUAD 100W」のType-A端子出力の計測(C端子+A端子使用)
見にくくて申し訳ないです m(_ _)m

■全てのポートで充電

・Type-Cの出力:約43W
  ※計測充電機器:Surface Laptop 4
  ※他の充電機器:Zenfone 8
         :moto g100
         :ROG Phone 5

「CIO NovaPort QUAD 100W」のType-C端子出力の計測(全ポート使用)
見にくくて申し訳ないです m(_ _)m

全てのポートを使用したときは合計85Wでしたね。

「CIO NovaPort QUAD 100W」の全ポート使用時の消費電力

また高出力なので充電時の発熱も気になるところでしょう。
とりあえず約30分しか充電しませんでしたが、発熱は一般的なUSB充電器と変わりませんでしたね。
発熱を気にする必要はあまりないでしょう。

ただ自分が購入した「NovaPort QUAD 100W」の真ん中のType-C端子は若干固めでしたね。
他の2ポートとType-A端子は軽い力で普通に接続できるのに。
肉眼ではあまりわかりませんが、端子部分が傾いているのかもしれません。
個体差と思われますが、高性能高価格なだけに少々残念ですね。

ちなみに最大100Wと高出力であるため、Type-C端子からの充電は対応した充電ケーブルが必要です。

今回は同じくCIO製の、1.0mシリコンケーブル「CIO-SL30000-CC」を使用しています。

定価は1,650円(税込)。

こちらもAmazonプライムデーセールの対象商品でしたので、同時に購入しました。
このときは1,400円(税込)でしたね。

シリコン製のケーブルであるため、やわらかくて絡まりにくく断線に強い特徴があります。
実際に使ってみるとケーブルの肌ざわりもよかったですね。

対応最大出力は100Wまで。
NovaPort QUAD 100W」とセットで購入するには最適なケーブルですね。

「CIO NovaPort QUAD 100W」・まとめ

今回はCIO NovaPort QUAD 100W」をレビューしました。

「4ポート搭載 × 最大100W出力」のUSB充電器。
こんな高性能なUSB充電器はなかなか存在しません。

高出力であるためノートパソコンも充電可能。
もちろん全4ポートを使用していてもラクラク急速充電。

それでいて、カードよりも小さいサイズで比較的コンパクト。

ただ高性能さと引き換えに、重さは犠牲になっていますね。
大きさの割にズッシリきます。

加えて価格は9,280円(税込)。
高性能なので仕方ないかもしれませんが、最大の悩みどころは価格かもしれませんね。

参考:仕様

 NovaPort QUAD 100W
USBポートUSB Type-C×3ポート
USB Type-A×1ポート
入力100-240V 50-60Hz 2.2A
出力
(1ポート使用)
・USB Type-C(全ポート):最大100W
 5V⎓3A/9V=3A/12V⎓3A/15V⎓3A/20V⎓5A PPS : 3.3-11V=5A
・USB Type-A:最大18W
 5V⎓3A / 9V⎓2A / 12V⎓1.5A
出力
(同時使用)
・C+C:67W+30W または 45W+45W
・C+C+C:30W+30W+30W
・C+A:67W+18W
・C+C+A:30W+30W+18W
・C+C+C+A:(C+A)最大15W
        残り85Wを2ポートで分割
         67W+30W または 45W+45W

 67W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.35A)PPS:3.3-11V-5A
 45W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=2.25A)PPS:3.3-11V-4.05A
 30W(5V=3A/9V=3A/12V=2.5A/15V=2A/20V=1.5A)PPS:3.3-11V-3A
サイズ約69×58×28mm
重量約175g
カラーブラック / ホワイト
対応機種

タブレット、PC、Laptop等,
Xperia、Galaxy、Huawei、Zenfone、AQUOS、その他Androidスマホ,
Macbook、Macbook Air、Macbook Pro,
iPhone8、iPhone8 Plus、iPhoneX、iPhoneXS、iPhoneXR、iPhone11、
iPhone11 Pro、iPhone12、iPhone12 Pro、iPhone12 Pro Max、iPhone12 mini,
iPad、iPad Pro、iPad Air、iPad mini など

保証期間1年間

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