「Galaxy」シリーズは老舗のスマートフォンブランド。
フラッグシップの「S」シリーズは昔から売られていましたが、この2~3年の間に値段が安い「A」シリーズも売り始めましたね。
今回は安くなった「Galaxy A51 5G」を買いましたのでレビューしていきます。
約25,000円で「Pixel 5a(5G)」と同性能。老舗だけあってさすがの安定感。
目次
安くなったau版「Galaxy A51 5G」
今回購入したものはau版の「Galaxy A51 5G」(SCG07)。
韓国・SAMSUNG(サムスン)製のスマートフォンです。
価格は25,800円(税込)。
じゃんぱらで買いました。
未使用品のSIMロック解除済み。
付属品もすべてあります。
新品同様に使えますね。
発売は2020年11月7日と約11ヶ月前。
当時の価格は75,435円(税込)。
なんと今では約65%オフです。
ここまで安くなっている理由は、auが在庫処分をしているからですね。
在庫処分というといいイメージはありませんが、冒頭でチラッと紹介しているように十分な性能を持っています。
追って紹介しますね。
ちなみにいろいろなメーカーのスマホを使っている自分ですが、「Galaxy」は久しぶりだったりします。
性能が高めの「Galaxy A51 5G」は値段が安くなってきていましたので、最近気になっていました。
なので買ってしまいましたねw
自分はじゃんぱらで買いましたが、ほぼ同じ価格で楽天市場などでも買うことができます。
ポイントやセールなどを考えると、楽天市場などの方が安いかもしれませんね。
少し買い物に失敗しました ( ̄▽ ̄;)
内容物:充電関連なし
前置きが少し長くなってしまいました
( ̄▽ ̄;)
「Galaxy A51 5G」の内容物などを確認していきますね。
ちなみにじゃんぱら店頭での通電確認のために、既に開封済みだったりします。
開封済みですが、物は新品そのものです。
内容物は次の通りです。
・「Galaxy A51 5G」本体
・保護ケース
・マイク付きイヤホン
・SIMピン
・説明書
充電ケーブルやACアダプタなど充電関連の付属品はありませんね。
キャリア製だからでしょうか。
最近は充電関連の付属品をなくす動きがトレンド化していますし、その影響もあるでしょう。
マイク付きイヤホンはインナー型。
SIMピンはかなり簡易的な作り。
そしてソフトタイプのクリア保護ケース。
外側をすべて覆うことができるケースです。
自分はこのタイプの保護ケースが一番好きですね。
スマホを守ってくれる安心感がありますし、何より透明なのでいつもスマホのデザインを楽しむことができますから。
「Galaxy A51 5G」本体デザイン
「Galaxy A51 5G」本体のデザインを見ていきますね。
背面はこんな感じ。
縦に線が入っているデザインをしてます。
この背面、光の当て方によっては虹色になりますね。
ご覧の通り、カラーはホワイト。
正式には「Prism Bricks White(プリズムブリックスホワイト)」。
名前の通り、なかなか面白い背面です。
素材はプラスチック製。
このような背面なので高級感がありますね。
下側は左からスピーカー・マイク・USB端子・イヤホン端子。
上側は左からSIMスロットとマイク。
右側面は音量ボタンと電源ボタンです。
横側は金属加工されていますね。
指紋センサーは画面内に搭載。
即座に反応しますのでなかなか精度もいいですね。
生体認証は他に顔認証もあります。
インカメラは中央にあるパンチホール式。
最近購入した「Zenfone 8」と比べるとインカメラレンズは小さめな印象です。
ちなみに画面に保護フィルムはなく、自分で買って貼ることになります。
SIMスロットを開けるとこのようになっていますね。
キャリア製のためSIMスロットは1つだけ。
隣にmicroSDスロットがありますね。
本体の重さは実測で190gありましたが、見た目の大きさに対して軽い印象です。
さすがAndroid No.1ブランド
冒頭でも紹介したように「Galaxy」といえばAndroidスマートフォンの老舗。
世界のスマートフォン売上では長年No.1のブランドです。
そんなブランドなので「Galaxy A51 5G」も抜群の安定感がありますね。
さすがAndroid No.1ブランド!
少し使ってみただけでもこのように感じました。
簡単に性能を紹介すると次の通り。
・メモリ:6GB
・ストレージ:128GB(microSD対応)
CPUから、「Galaxy A51 5G」はミドルハイ性能になります。
ハイスペックスマートフォンには当然及びませんが、基本的に何をするにも困ることがない性能を持っていますね。
あとで紹介しますが、ある程度の処理性能を必要とする「ポケモンGO」もハイスペックスマートフォンと同じくらい快適にプレイできます。
ブランド以外にも、この性能からも安定を感じますね。
「One UI」でシンプル
「Galaxy A51 5G」の搭載OSはAndroid 10。
しかし2021年9月23日現在は、Android 11が配信されていますし、その後のセキュリティアップデートも2回あります。
・・・実際に使う前に3回もアップデートして本体がアチアチでしたね
( ̄▽ ̄;)
Androidスマートフォンですが、同時に「One UI」でカスタマイズされています。
バージョンは3.1ですね。
「One UI」は昔の「Galaxy」にありませんでしたので、比較的最近のカスタマイズでしょう。
ホーム画面はこんな感じ。
※以下は全てAndroid 11でのスクショです。
昔からの特徴もあり、ナビゲーションバーは左がタスク・右が戻るとなっています。
一般的なAndroidスマートフォンはこれが逆ですからね。
もちろんAndroid 10以降のジェスチャーナビゲーションに設定から変更することもできます。
通知部分などはこんな感じ。
設定画面はこんな感じですね。
右端(上の方)にはバーがあり、そこを左へスワイプするとこのようにアプリをクイック起動できますね。
「エッジパネル」と呼ばれる機能です。
電源ボタンを長押しするとこんな感じ。
電源ボタン(サイドキー)は2回押すとカメラを起動させるなど、カスタマイズさせることもできますね。
「One UI」は「Android OS」から結構カスタマイズされています。
ですが見やすく使いやすいシンプルな作りになっていますね。
ちなみにスクリーンショットを撮るとスクショの名前に「Settings」などが付けられ、どんなアプリでスクショを撮ったのかすぐにわかるようになっています。
少し感動しましたね。
でもプリインストールアプリ多め
アプリ一覧はこんな感じ。
・・・プリインストールアプリは結構多めです。
「Galaxy」関連もそこそこありますが、キャリア製だけあって「au」関連も多いですね。
アンインストールできるアプリもありますが、やはりできないアプリも多いですね。
ちなみにブラウザは「Chrome」以外にも「Galaxy」オリジナルの「ブラウザ」がプリインストールされています。
今の時代、珍しいですね。
追記:Android 12にアップデート
(2022/6/13 追記)
au版「Galaxy A51 5G」にもAndroid 12が配信されましたのでアップデートしました。
以下の記事では変化等の詳細を紹介しています。
4眼カメラはまあまあキレイ
「Galaxy A51 5G」のアウトカメラは4眼構造。
性能は次の通り。
・約1,200万画素(超広角) F値2.2
・約500万画素(マクロ) F値2.4
・約500万画素(深度測位) F値2.2
いくつか写真を撮ってみました。
同じ場所で広角撮影するとこんな感じ。
最大10倍のデジタルズームもできます。
花を撮るとこんな感じ。
夜はこんな感じですね。
10倍までズームするとノイズがあって結構荒っぽく感じます。
しかもズームでの撮影は結構ブレます。
しかしどんな場合でも基本的にキレイな写真を撮ることができますね。
色合いも鮮やかで、白飛び・黒つぶれも少ないですから。
ただカメラシャッター音は結構大きめだったりします。
※ブログ上に載せるために実際の写真より写真サイズを小さくしています。
そのため実際の写真とブログに載せてある写真は見え方が異なる場合があります。
ちなみにインカメラは3,200万画素もあり、かなりの性能だったりします。
ゲームをしてもバッテリー長持ち
「Galaxy A51 5G」のバッテリー容量は4,500mAh。
容量は多い方ですね。
試しに「ポケモンGO」を2時間プレイしてみたところ、バッテリー減少量は約20%。
※輝度最大・Wi-Fi接続。
単純計算すると約10時間は充電なしでプレイできますね。
かなりバッテリーが長持ちします。
先程紹介したように、動作もサクサク。
画面遷移で極稀に引っ掛かりを感じることがありますが、ハイスペックスマートフォンでプレイしているときと何も変わりません。
以前「ROG Phone 5」で「ポケモンGO」を2時間プレイしたときはバッテリーが30%も減少しました。
長時間充電なしで「ポケモンGO」をプレイしたい場合は「Galaxy A51 5G」の方が向いているかもしれませんね。
また「Galaxy A51 5G」は「Game Booster」と呼ばれるゲーム補助機能もあります。
画面サイズは6.5インチなので、ゲームなどエンタメ用途でも十分使えますね。
ただ最近のスマホトレンドであるリフレッシュレートは、「Galaxy A51 5G」の場合は60Hzのまま。
下側のスピーカーからしか音が出ないモノラル仕様となっていますので、最上級の環境でゲームをプレイしたい場合は満足できないかもしれません。
おサイフケータイ・防水 対応
「Galaxy A51 5G」はおサイフケータイに防水・防塵対応。
この辺の対応はキャリア製だからこそでしょう。
いわゆる日本仕様対応なので、日常生活で困ることがありませんね。
ちなみに同じ日本仕様であるワンセグ・フルセグはありません。
au版のため他キャリア使用は・・・
キャリア製だからこそのメリットもありますが、デメリットもありますね。
SIMロックが解除されていますので購入した「Galaxy A51 5G」(SCG07)はau系SIM以外でも使うことができます。
しかし「Galaxy A51 5G」(SCG07)の対応している周波数帯(バンド)はau用になっていますので、他キャリアのSIMでの使用は難しいですね。
特にドコモ系とソフトバンク系。
楽天モバイルについては4G通信だけなら問題なく使えるようですね。
実は「Pixel 5a(5G)」と同性能
はじめに紹介したように、実は「Galaxy A51 5G」はGoogle製スマートフォン「Pixel 5a(5G)」とほぼ同性能。
「Pixel 5a(5G)」は「Pixel 4a(5G)」ともほぼ同性能ですので、「Galaxy A51 5G」は「Pixel 4a(5G)」ともほぼ同性能ですね。
それぞれの性能は次の通り。
機種名 | Galaxy A51 5G | Pixel 5a(5G) | Pixel 4a(5G) |
OS | Android 10 | Android 11 | Android 11 |
CPU | Snapdragon 765G | Snapdragon 765G | Snapdragon 765G |
メモリ | 6GB | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB | 128GB |
メインカメラ | 約4,800万画素(広角) +約1,200万画素(超広角) +約500万画素(マクロ) +約500万画素(深度測位) | 約1,220万画素(メイン) +約1,600万画素(超広角) | 約1,220万画素(メイン) +約1,600万画素(超広角) |
フロントカメラ | 約3,200万画素 ※パンチホール | 約800万画素 ※パンチホール | 約800万画素 ※パンチホール |
バッテリー容量 | 約4,500mAh | 約4,680mAh | 約3,885mAh |
画面解像度 | 2,400×1,080(フルHD+) | 2,400×1,080(フルHD+) | 2,340×1,080(フルHD+) |
画面サイズ | 約6.5インチ | 約6.34インチ | 約6.2インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約159㎜×約74㎜×約8.8㎜ | 約154.9㎜×約73.7㎜×約7.6㎜ | 約153.9㎜×約74㎜×約8.2㎜ |
重さ | 約189g | 約183g | 約168g |
色 | Prism Bricks White / Prism Bricks Black | Mostly Black | Just Black |
その他 | おサイフケータイ(FeliCa) 5G対応 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) microSD対応 | おサイフケータイ(FeliCa) 5G対応 防水防塵(IP67) microSD非対応 | おサイフケータイ(FeliCa) 5G対応 microSD非対応 |
価格(税込) | 75,435円(au:一括(当時)) 25,800円 ※じゃんぱら(2021/9/23現在) | 51,700円(Google Store) | 60,500円(Google Store) 39,800円 ※じゃんぱら(2021/9/23現在) |
CPU・メモリ・ストレージ・おサイフケータイ対応など共通点が多いですね。
画面サイズもほぼ同じくらいですし。
カメラ性能は一見すると「Galaxy A51 5G」の方が良いように見えますが、「Pixel」のカメラはソフトが優秀ですので一概に言えませんね。
ただ見比べるべきポイントは2021年9月23日現在の値段。
「Pixel 5a(5G)」は8月26日に発売されたばかりなのでまだ日が浅く、値段が安くなることはありません。
一方、ご覧の通り「Galaxy A51 5G」は「Pixel 5a(5G)」の約半額で買えてしまいます。
「Pixel 4a(5G)」と比べても値段が1万円以上安いですね。
発売されたばかりの「Pixel 5a(5G)」とほぼ同性能なので、「Galaxy A51 5G」はお買い得!
ただ「Pixel」シリーズは値段以上の価値があったりしますので、簡単ではないかもしれません。
「Galaxy A51 5G」と対比すると重要なところは次の点でしょうか。
・プリインストールアプリの差
・対応周波数帯(バンド)の差
「Pixel」シリーズはAndroid OS開発元のGoogleが直々に販売していますからね。
いろいろと優遇されています。
しかしOSアップデートについては「Galaxy A51 5G」も3世代分と長い期間対応する可能性もあります。
キャリア製スマホのOSアップデート権限はキャリアが持っていますので、auの顔色次第ですね。
参考:Galaxyシリーズの3世代に渡るAndroid OSサポート対象機種が正式発表
「Galaxy A51 5G」・まとめ
今回は「Galaxy A51 5G」のレビューをしました。
ハイスペックではないものの、老舗スマホメーカーだけあっていろいろな面で安定感は抜群。
そして何より値段が安くなってきています。
発売されたばかりでまだまだ値段が高い「Pixel 5a(5G)」とほぼ同性能なので、「Galaxy A51 5G」はコスパのよいスマホになってきていますね。
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