昨今の超高性能なスマートフォンは10万円を超えることもしばしば。
中には15万円を超えることもありますね。
そんな中2021年5月28日に、超高性能ながら値段が約5万円のスマートフォン「moto g100」が発売されました。
約5万円で買える超高性能なスマートフォンはなかなかありません。
自分はすぐに買ってしまいましたねw
ということで、今回は「moto g100」を開封レビューしていきます!
動作がとにかくサクサク!ただ本体の重量は少し重いかも。
目次
約5万円の最強性能「moto g100」
自分は「moto g100」をAmazonで買いました。
値段は53,455円(税込)。
ただ2021年6月4日現在、Amazonでは59,395円(税込)となっています。
発送も1~2ヶ月かかるようですね。
モトローラ公式販売サイトでも買うことができます。
定価は58,800円(税込)。
6月4日現在ではAmazonで買うより安いですね。
ちなみにgoo Simsellerなら、1万円以上も安い41,508円(税込)で買うことができます。
※OCN モバイル ONE要契約。
ご覧のように「moto g100」はモトローラ(Motorola)製のSIMフリーAndroidスマートフォン。
モトローラは、そこそこの性能で値段は2万円前後のスマホをよく販売してますね。
しかし「moto g100」は超高性能で値段は約5万円。
今までのモトローラ製スマートフォンと全然違いますね。
性能の詳細等は後で紹介します。
開封&内容物
さて「moto g100」開封していきましょう。
内容物は次の通りですね。
・「moto g100」本体
・保護ケース
・ACアダプタ
・USB Type-C ケーブル
・イヤホン
・簡易説明書
・SIMピン
保護ケースは本体に装着済み。
柔らかいソフトケースです。
しっかりと「moto g100」を保護してくれる、自分が好きなタイプの保護ケースですね。
内容物には今では珍しくなりつつあるイヤホンも入っていますね。
実は、自分は約半年前に同じくモトローラ製のスマホ「moto g PRO」も買っています。
「moto g PRO」にもイヤホンが入っていました。
モトローラ製のスマートフォンにはまだまだイヤホンが同梱されているようですね。
「moto g100」本体デザイン
「moto g100」本体を見ていきます。
「moto g100」の色はこの「イリディセントスカイ」一色のみ。
背面はこのように淡い水色になっていますね。
素材はプラスチック製で手触りはサラサラしています。
しかし側面は光沢がある金属製ですね。
下部はスピーカー・USB端子・イヤホン端子。
左側面にはSIMスロットと、このボタンはGoogleアシスタントボタンですね。
右側面には音量ボタンと電源ボタン兼指紋認証センサーがあります。
「moto g PRO」など、モトローラのスマホは背面に指紋認証センサーがあることが多いですが、「moto g100」では側面に指紋認証センサーがありますね。
Xperiaシリーズのように感じます。
ただこの電源ボタンは内側になっているためか、少しだけ押しにくいですね。
特に保護カバーを取り付けると押しにくさが倍増します。
指紋認証センサーはかなり優秀なんですけれどね。
意外に感じたことは、カメラレンズの出っ張りがほとんどないことでしょうか。
側面からの写真を見るとよくわかると思います。
最近のスマホはカメラ性能に比例してレンズも大きくなっていますので、「moto g100」のように出っ張りがほとんどないカメラレンズは珍しいですね。
本体サイズはなかなかの大きさです。
大きさの詳細は後で紹介しますね。
しかし側面は少しラウンドしているので持ちやすくなっています。
画面左上にはパンチホール式のフロントカメラがありますね。
しかもカメラレンズが2つもあるという、これまた珍しい状態です。
ちなみにデュアル物理SIMに対応してますね。
片方はmicroSDと排他利用となっています。
Xperiaと同じ21:9比率画面
「moto g100」の画面アスペクト比は21:9となっています。
一昔前のスマホの画面アスペクト比は16:9でしたので、かなり縦長ですね。
これは約2年前に何かと言われていた「Xperia 1」と同じ画面アスペクト比です。
実際に「moto g100」と「Xperia 1」を並べてみるとこのようになりますね。
左が「moto g100」、右が「Xperia 1」です。
改めて見ると画面がかなり長い。
しかも「moto g100」は「Xperia 1」よりもわずかに画面サイズが大きいですね。
ちなみに「iPhone 7」と比べるとこのようになります。
いかに画面が長く、そして本体サイズも大きいかがわかるでしょう。
人によっては気になってしまうポイントかもしれませんね。
縦長画面、自分は好きですよ?
一度に見ることができる情報量が多いので。
使用感:とにかくサクサク!
動作がとにかくサクサク!
実際に使用した第一の感想はコレですね!
冒頭でも紹介したように「moto g100」は超高性能ですから!
簡単に性能を紹介すると次の通り。
・メモリ:8GB
・ストレージ:128GB
「Snapdragon 870」は2020年最高峰性能だったCPU「Snapdragon 865+」のマイナーチェンジ版です。
2021年6月現在の最高峰性能CPU「Snapdragon 888」には及びませんが、その次に性能が高いCPUです。
性能を不等号記号で表すとこのようになりますね。
865+ < 870 < 888(最高性能)
なので何をするにも動作はサクサク!
もちろん処理の重い3Dゲームもラクラクでしょう。
この性能のスマホが約5万円で買えてしまうので、本当に驚きです!
ちなみにモトローラのスマートフォンはOSカスタマイズが少ない「素のAndroid」として販売していることが多いですね。
「moto g100」も例外ではありません。
プリインストールアプリはほぼGoogle製しかありませんでしたね。
画面のサイズも相まって、アプリ一覧を表示させたら、なんとすべてのアプリが画面内に収まってしまいましたw
ストレージは128GB中、約21GB使用。
ホーム画面はこんな感じですね。
OSはAndroid 11です。
ちなみにはじめの状態ではアプリのアップデートは33個ありました。
これが約6分で終わってしまいましたね。
高性能なだけあります。
リフレッシュレート90Hzでヌルヌル
リフレッシュレートとは簡単に言えば、1秒間に画面に映像を描画する回数ですね。
「moto g100」のリフレッシュレートは90Hz。
つまり1秒間に90回の映像が流れます。
ネット検索などではあまり実感できませんが、このリフレッシュレートが左右してくるものがゲーム。
試しに「ポケモンGO」をしてみたところ、画面がヌルヌル動きます。
CPUやメモリなどの影響もあるかもしれませんが、それでも「Xperia 1」などリフレッシュレート60Hzまでのスマホとは比べ物にならないくらい滑らかです。
ゲームの動きが超滑らか!
よくYouTubeなどにリフレッシュレートを比較した動画がありますが、自分はそれらを見ても「こんなものか」と思っていました。
実物で試してみると全然違いますね。
あまりの滑らかさの違いに感動しました
( ̄▽ ̄)
このように「moto g100」はゲームを快適にプレイできますね。
ただ音は下部のスピーカーからしか出力されません。
つまり「モノラルスピーカー」ですね。
もしスピーカーを使ってゲームをするなら、もの足りないかもしれません。
ちなみに「moto g100」には「ゲームタイム」と呼ばれるゲームモードが存在します。
ゲーム中の通知などをブロックしてくれるので、便利な機能ですね。
欠点は重さ:実測216g
「moto g100」の画面サイズは約6.7インチ。
なかなかの大きさですね。
一昔前のタブレットのようです。
バッテリーも5,000mAhと大容量。
3日ぐらい放置していても、電池残量が60%もありました(100%からの使用)。
画面の大きさもバッテリー容量も、エンタメツールとしては最高ですね。
しかし大きい画面サイズ・大容量のバッテリーが合わさって、なんと重さは216gもありました。
保護ケースを付けたら、235gもありました。
スマートフォンとしては重い方ですね。
実際持ってみると、結構ズッシリきます。
同じように5,000mAhのバッテリー搭載している「ZenFone 6」でも「重い」と思っていましたが、それを超える重さですね。
画面アスペクト比と同様に、「moto g100」の重さも人によっては気になってしまうポイントかもしれません。
4眼レンズの高解像度カメラ
「moto g100」の背面レンズは4眼構造。
ただ右下はTOFレンズなのでカメラレンズは3つですね。
※TOF:レーザーで距離を計測。
アウトカメラの画素数は次の通り。
・約1,600万画素(超広角・マクロ)
・約200万画素(深度)
花を撮って見るとこんな感じになりましたね。
こちらは広角で撮った写真。
撮った写真のアスペクト比は4:3ですが、16:9でももちろん撮れますね。
「moto g100」はカメラ性能も抜群です。
かなり高解像度の写真が撮れますね。
※ブログ上に載せるために実際の写真より写真サイズを小さくしています。
そのため実際の写真とブログに載せてある写真は見え方が異なる場合があります。
ちなみにインカメラの画素数は次の通り。
・約800万画素(超広角)
本体デザインで紹介したように、「moto g100」のインカメラは2眼レンズになっている珍しいスマートフォンです。
実際に写真を撮るときは、どちらのレンズを使っているのかわかるようになっていますね。
「Ready For」で外部映像出力
「moto g100」には「Ready For」と呼ばれる外部ディスプレイに出力する機能があります。
ビデオ対応のUSB-CケーブルまたはUSB-C-to-HDMIアダプタで「moto g100」と外部モニターをつなぐことで、パソコンのように使える機能です。
3つ以上のマルチウィンドウにも対応しているので、Bluetooth接続のワイヤレスキーボードやマウスを使えば、まさにパソコンのように使えるでしょう。
ただ対応のケーブルやアダプタは同梱されておらず、各自で用意することになります。
自分は対応のケーブルやアダプタを持っていませんので、今回は言葉での紹介だけになります
m(_ _)m
追記:2021/07/07
「USB Type C to HDMI 変換ケーブル」を買いましたので、「Ready For」を使ってみました!
紹介したように、使い勝手はほぼパソコンでしたね。
詳しくは「【スマホのパソコン化】「moto g100」の「Ready For」を試してみる」で紹介しています。
余談:LINEモバイル(S回線)自動認識
「moto g100」は4Gはもちろん、5Gにも対応しています。
ただし5Gはsub6だけです。
対応バンドを見る限り、4Gは4キャリアすべて利用可能ですね。
ということで、少し余談。
自分が契約している、ソフトバンク回線のLINEモバイル(データ通信専用)を「moto g100」に入れてみました。
SIMカードセット後、電源を入れると自動認識されました。
APNはLINEモバイルで設定されています。
ただなぜかモバイルデータ表記が3Gでしたので再起動。
再起動後は4Gになりましたね。
LINEモバイルは事実上の後継ブランド「LINEMO」になっており新規契約は終了していますが、APNは自動認識されるようですね。
※以下の方法で確認可能。
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→(詳細設定)→「アクセスポイント名」
余談2:楽天モバイルも自動認識
(2021/6/6 更新)
もう1つ余談。
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)も、SIMカードセット後、電源を入れると自動認識されました。
先程紹介したように「moto g100」のバッテリーは5,000mAhと大容量。
そして楽天モバイルは月額3,278円(税込)で使い放題。
テザリングを使えば、電池長持ちのモバイルルーターとしても使えそうですね。
ちなみに自分はASUS製ゲーミングスマホ「ROG Phone 5」も買いました!
(スマホ、買いすぎ?w)
実は、楽天モバイルSIMは「ROG Phone 5」で使おうと考えていましたが、つながりませんでしたね。
回線自体は認識されているようですが。
(追記:2021/09/30 アップデートにより「ROG Phone 5」も楽天モバイルに対応)
ASUS製のスマートフォンはアップデートで楽天モバイルに対応することが多いため、今後のアップデートで楽天モバイルに対応すると思われます。
それまで「moto g100」で楽天モバイルSIMを使おうと思います。
「moto g100」・まとめ
今回は約5万円で買える超高性能なスマートフォン「moto g100」の開封レビューをしました。
動作はとにかくサクサク。
リフレッシュレート90Hz駆動のおかげで、画面はヌルヌル。
カメラ性能も抜群です。
画面サイズが大きく、バッテリーも大容量。
ただこれらの影響で本体の重量は少し重かったですね。
【YouTube】「「moto g100」開封
参考:「moto g100」のスペック
機種名 | moto g100 |
OS | Android 11 |
CPU | Snapdragon 870 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
メインカメラ | 約6,400万画素 +約1,600万画素 +約200万画素 (メイン+超広角/マクロ+深度) |
フロントカメラ | 約1,600万画素 +約800万画素 (メイン+超広角) |
バッテリー容量 | 約5,000mAh |
画面解像度 | 2,520×1,080(フルHD+) |
画面サイズ | 約6.7インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約168.38㎜×約73.97㎜×約9.69㎜ |
重さ | 約215g |
色 | イリディセントスカイ |
バンド | 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/ B17/B18/B19/B20/B26/B28/B32/B34/ B38/B39/B40/B41/B42/B43/B66 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78 |
その他 | microSD対応(最大1TB) デュアルSIM対応(DSDS) 防水・防塵 なし おサイフケータイ なし イヤホンジャック あり ワンセグ・フルセグ なし |
販売場所&価格 | 公式ストア&家電量販店: 58,800円(税込) Amazon: 59,395円(税込) ※2021/6/4現在 goo Simseller: 41,508円(税込) |
追記:Android 12にアップデート
(2022/8/16 追記)
「moto g100」にもAndroid 12が配信されましたのでアップデートしました。
以下の記事では変化等の詳細を紹介しています。
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