未だに売れ続けているシャープ製「AQUOS sense3」。
2020年9月初週でもスマートフォン実売台数は第4位です。
参考:今売れてるスマートフォンTOP10、iPhone SEとiPhone 11の1位・2位独占続く 2020/9/13
「AQUOS sense3」は発売以来、Androidスマートフォンの中で売上台数が8ヶ月連続No.1と驚異的です!
出典:2020年秋冬「AQUOS」新製品発表会(YouTubeより)
そんな「AQUOS sense3」の後継機、「AQUOS sense4」が9月11日に発表されました!
激安高性能の「Redmi Note 9S」がライバル?
目次
高性能になった「AQUOS sense4」
「AQUOS sense4」は前世代の「AQUOS sense3」と比べると次のようになっています。
機種名 | AQUOS sense3(SIMフリー版) | AQUOS sense4 |
OS | Android 9 | Android 10 |
CPU | Snapdragon 630 | Snapdragon 720G |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
アウトカメラ | 約1,200万画素 +約1,200万画素 (標準 + 広角) | 約1,200万画素 +約1,200万画素 +約800万画素 (標準 + 広角 + 望遠) |
インカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 約4,000mAh | 約4,570mAh |
画面解像度 | 2,160×1,080(フルHD+) | 2,280×1,080(フルHD+) |
画面サイズ | 約5.5インチ(IGZO液晶) | 約5.8インチ(IGZO液晶) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約147㎜×約70㎜×約8.9㎜ | 約148㎜×約71㎜×約8.9㎜ |
重さ | 約167g | 約176g |
その他 | 防水・防塵対応 おサイフケータイ対応 イヤホンジャックあり | 防水・防塵対応 おサイフケータイ対応 |
一番驚いたことは、CPUに「Snapdragon 720G」が搭載されたことでしょうか。
ミドルクラスの「Snapdragon 630」からミドルハイクラスの「Snapdragon 720G」になったことで、「AQUOS sense4」の処理速度は「AQUOS sense3」より格段に速くなりました!
特にゲームについてはプレイしやすくなると考えられます。
アウトカメラには望遠が加えられ3眼カメラになりました。
また本体サイズはほぼ同じですが、画面は大きくなりました。
しかし代わりに「ノッチ」になってしまいましたね。
「AQUOS sense4」は人によって好き嫌いが分かれそうです。
関連記事:ノッチがあるスマホはノッチレススマホとほとんど変わらなかった・・・
ただ前機種と同様に、防水・防塵、おサイフケータイ対応、さらにバッテリーは約500mAhもアップしましたので、普段使いするには十分でしょう。
またシャープはOSアップデートを2年保証すると明言していますので、「AQUOS sense4」は他のスマホに比べて長く使えそうです。
ちなみに5Gには非対応です。
エンタメ特化「AQUOSsense4plus」
「AQUOS sense4」シリーズには、上位モデルの「AQUOS sense4 plus」もあります。
機種名 | AQUOS sense4 plus |
OS | Android 10 |
CPU | Snapdragon 720G |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
アウトカメラ | 約4,800万画素 +約500万画素 +約200万画素 +約200万画素 (標準 + 広角 + マクロ + 深度) |
インカメラ | 約800万画素 +約200万画素 (標準 + 深度) |
バッテリー容量 | 約4,120mAh |
画面解像度 | 2,400×1,080(フルHD+) |
画面サイズ | 約6.7インチ(液晶) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約166㎜×約78㎜×約8.8㎜ |
重さ | 約198g |
その他 | 防水・防塵対応 おサイフケータイ対応 |
「AQUOS sense4 plus」は「AQUOS sense4」よりもメモリやストレージは2倍、画面は約1インチ大きく、カメラは1眼追加されて4眼になっています。
反対にバッテリー容量は約400mAh少なく、本体重量も20g重いので、電池持ちや携帯性は悪いですね。
「AQUOS sense4 plus」は「AQUOS sense4」よりもエンタメ向きではないでしょうか。
ちなみに「AQUOS sense4 plus」も5Gには非対応です。
「Redmi Note 9S」と処理性能はほぼ同じ
CPUに「Snapdragon 720G」が搭載された「AQUOS sense4」。
同じCPUを搭載したスマホに激安で販売されているシャオミ製「Redmi Note 9S」があります。
比較すると次のようになります。
機種名 | AQUOS sense4 | Redmi Note 9S |
OS | Android 10 | Android 10 (MIUI 11) |
CPU | Snapdragon 720G | Snapdragon 720G |
メモリ | 4GB | 4GB / 6GB |
ストレージ | 64GB | 64GB / 128GB |
アウトカメラ | 約1,200万画素 +約1,200万画素 +約800万画素 (標準 + 広角 + 望遠) | 約4,800万画素 +約800万画素 +約500万画素 +約200万画素 (標準 + 超広角 + マクロ + 深度) |
インカメラ | 約800万画素 | 約1,600万画素 |
バッテリー容量 | 約4,570mAh | 約5,020mAh |
画面解像度 | 2,280×1,080(フルHD+) | 2,400×1,080(フルHD+) |
画面サイズ | 約5.8インチ(IGZO液晶) | 約6.67インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約148㎜×約71㎜×約8.9㎜ | 約165.75㎜×約76.68㎜×約8.8㎜ |
重さ | 約176g | 約209g |
その他 | 防水・防塵対応 おサイフケータイ対応 | ※非対応:防水・防塵 おサイフケータイ |
「AQUOS sense4」の性能は「Redmi Note 9S」より全体的に低いですね。
「Redmi Note 9S」は知名度こそ低いですが、安く買えるAndroidスマートフォンの中では驚異的な存在。
2万円台でこのように高性能なので。
勝手な想像ですが、シャープはミドルクラスのCPUでは「Redmi Note 9S」には勝てないと思ったのでしょう。
関連記事:「Redmi Note 9S」開封レビュー!日本初上陸の激安スマホブランド!触って気になった3点を紹介
値段は4万円台と予想
先程紹介したように「Redmi Note 9S」の値段は2万円台から買うことができます。
しかしシャオミ製品の安さは異常です。
(悪口ではありません。誉め言葉ですよ?)
なので2万円台で売ることはできないと思われます。
2020年9月13日現在の前機種「AQUOS sense3」の値段は27,354円~36,190円。
(価格.comより)
約3万円で「AQUOS sense3」を買うことができます。
また最近発売されたミドルハイクラスのAndroidスマートフォンにGoogle製「Pixel 4a」があります。(2020年8月20日発売)
「Pixel 4a」は「AQUOS sense4」よりも性能が高いスマホです。
しかしほぼ同等性能と言えるでしょう。
「Pixel 4a」の価格は42,900円(税込)。
「Pixel 4a」よりも値段が高すぎると売れなくなってしまうと思われます。
「Pixel 4a」の方が売れてしまうので。
なので「AQUOS sense4」の値段は4万円台が妥当ではないでしょうか。
ちなみに「AQUOS sense4」は2020年秋冬モデルになるため、早ければ2020年10月には発売されると思われます。
参考:「Pixel 4a」スペック
機種名 | Pixel 4a |
OS | Android 10 |
CPU | Snapdragon 730G |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
アウトカメラ | 約1,220万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 約3,140mAh |
画面解像度 | 2,340×1,080(フルHD+) |
画面サイズ | 約5.8インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約144㎜×約69.4㎜×約8.2㎜ |
重さ | 約143g |
その他 | おサイフケータイ対応 イヤホンジャックあり |
追記:37,224円(税込) ※ドコモ
(追記:2020/11/12)
「AQUOS sense4」はドコモから37,224円(税込)で発売されました。
(通常カラー:11/12発売、オンライン限定カラー:11/6発売)
思っていたより、少しだけ値段は安かったですね。
4万円を切る安さになるとは思っていませんでした。
シャープさんの頑張りがわかります
( ̄▽ ̄)
関連記事:4(+1)種類もある「AQUOS sense4」の違いをまとめる/主にカメラとメモリ?
追記2:SIMフリー版も発売
(追記:2020/11/19)
SIMフリー版も2020年11月27日に発売。
量販店やMVNOで買うことができます。
・IIJmio:32,780円(税込)
・OCN モバイル ONE:27,280円(税込)
・イオンモバイル:38,280円(税込)
・NifMo:37,290円(税込)
・mineo :39,600円(税込)
・BIGLOBEモバイル:36,960円(税込)
・nuro mobile:33,990円(税込)
・(参考):Amazon:35,900円(税込)
追記:2020/12/2
mineo、BIGLOBEモバイルからも発売されました。
追記:2021/4/22
nuro mobileからも発売されました。
格安スマホの大本命「AQUOS sense4」
日本で一番売れているAndroidスマートフォンの「AQUOS sense」シリーズ。
その正当後継機の「AQUOS sense4」はさらに高性能になり、2020年~2021年にかけて売れるスマートフォンでしょう。
参考:紹介したスマートフォンのスペック
機種名 | AQUOS sense3(SIMフリー版) | AQUOS sense4 | AQUOS sense4 plus | Redmi Note 9S | Pixel 4a |
OS | Android 9 | Android 10 | Android 10 | Android 10 (MIUI 11) | Android 10 |
CPU | Snapdragon 630 | Snapdragon 720G | Snapdragon 720G | Snapdragon 720G | Snapdragon 730G |
メモリ | 4GB | 4GB | 8GB | 4GB / 6GB | 6GB |
ストレージ | 64GB | 64GB | 128GB | 64GB / 128GB | 128GB |
アウトカメラ | 約1,200万画素 +約1,200万画素 (標準 + 広角) | 約1,200万画素 +約1,200万画素 +約800万画素 (標準 + 広角 + 望遠) | 約4,800万画素 +約500万画素 +約200万画素 +約200万画素 (標準 + 広角 + マクロ + 深度) | 約4,800万画素 +約800万画素 +約500万画素 +約200万画素 (標準 + 超広角 + マクロ + 深度) | 約1,220万画素 |
インカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 | 約800万画素 +約200万画素 (標準 + 深度) | 約1,600万画素 | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 約4,000mAh | 約4,570mAh | 約4,120mAh | 約5,020mAh | 約3,140mAh |
画面解像度 | 2,160×1,080(フルHD+) | 2,280×1,080(フルHD+) | 2,400×1,080(フルHD+) | 2,400×1,080(フルHD+) | 2,340×1,080(フルHD+) |
画面サイズ | 約5.5インチ(IGZO液晶) | 約5.8インチ(IGZO液晶) | 約6.7インチ(液晶) | 約6.67インチ | 約5.8インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約147㎜×約70㎜×約8.9㎜ | 約148㎜×約71㎜×約8.9㎜ | 約166㎜×約78㎜×約8.8㎜ | 約165.75㎜×約76.68㎜×約8.8㎜ | 約144㎜×約69.4㎜×約8.2㎜ |
重さ | 約167g | 約176g | 約198g | 約209g | 約143g |
その他 | 防水・防塵対応 おサイフケータイ対応 イヤホンジャックあり | 防水・防塵対応 おサイフケータイ対応 | 防水・防塵対応 おサイフケータイ対応 | ※非対応:防水・防塵 おサイフケータイ | おサイフケータイ対応 イヤホンジャックあり |
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