「ゲーミングスマートフォン」と呼ばれるものの一つがASUS製の「ROG Phone」シリーズ。
自分も使っている「ROG Phone 5」に、先日から「Android 12」が配信されています。
ということで、「ROG Phone 5」を「Android 12」にアップデート!
今回はその変化をまとめます。
クイック設定を中心に激変。
でも標準より便利。
目次
アップデートは約16分
「ROG Phone 5」を「Android 12」にアップデートするには約16分かかりました。
アップデートは「設定」→「システム」→「システムアップデート」からできますね。
ダウンロードデータ容量は約1.5GB。
なかなかの容量です。
(バージョン番号:31.0810.1226.67)
ちなみに「ROG Phone 5」への「Android 12」配信開始は2022年4月7日。
しかし自分の「ROG Phone 5」でアップデ-トできるようになった日は4月17日と10日後のことでした。
何度も「システムアップデート」を確認していましたが、直前まで「お使いのシステムは最新です」ばかりでしたね。
ふと見てみると、システムアップデート通知が来ていましたので、「やっと来たか」と思い確認。
すると、なんと2月5日付けのGoogleセキュリティパッチ更新(バージョン番号:18.0840.2202.231)。
(´・ω・`)
一瞬こんな顔になりましたねw
しかしセキュリティアップデート後、再び「システムアップデート」を確認。
すると上記の「Android 12」のアップデートができるようになっていました。
どうやら、2022年2月5日付けのGoogleセキュリティパッチ(Ver:18.0840.2202.231)と、Android12(Ver:31.0810.1226.67)は、セットになっていたようです。
クイック設定中心に激変の「Android 12」
さて「Android 12」にアップデートした変化を見ていきましょう。
「Android 12」は「Android 11」に比べて、見た目が大きく変化しています。
これは「Material You」(マテリアル ユー)と呼ばれる新しいデザイン。
※Android 11までは「Material Design」(マテリアル デザイン)。
特にWi-Fiのオンオフなどを簡単に行う、「クイック設定」は全然違います。
これが「Android 12」の最大の変化ですね。
■クイック設定
今までは丸い小さなアイコンでしたが、長方形の大きなアイコンになっていますね。
クイック設定以外ももちろん違います。
設定画面はこんな感じ。
■設定
文字が大きくなった印象です。
電源メニュー(電源ボタン長押し)はこんな感じですね。
■電源メニュー
「画面の保存」がありますので、電源ボタン長押しでスクショも撮れるようになっています。
他にも見た目の変化はありますが、大まかにはこんなところでしょうか。
また「Android 12」では操作アニメーションも変化。
例えばスクロールで限界まで行くと、ビヨーンと伸びますね。
こちらでは「設定」で試していますが、スクロールできる場合ならどれも同じです。
ちなみに実は、自分は既に「Android 12」を体験済み。
「Pixel 6」も使っていますからね。
Wi-Fiとモバイル分離で標準より便利
このように「Android 12」は見た目が大きく変化しました。
合わせて仕様も一部変更されています。
その仕様の変化の中でも一番問題なものが、「Wi-Fiとモバイルネットワークの統合」でしょう。
「Android 11」時代は「クイック設定」からWi-Fiマークをタップするだけでオンオフ可能でしたね。
しかし「Android 12」では、「インターネット」→「Wi-Fi」としなければなりません。
よく使う(少なくとも自分は)「Wi-Fiのオンオフ」がワンテンポ増えてしまいましたね。
この仕様の変更はかなり不評で、Google先生に聞いてみたりTwitterで検索すると多くの人が「不便」と言っています。
自分も「Pixel 6」を使っていて不便に感じましたからね。
ASUSも「これは不便」と思ったのでしょう。
「ROG Phone 5」では、Wi-Fiとモバイルネットワークを分けることができますね。
「クイック設定」左下側の編集(鉛筆マーク)を選択すると、「Wi-Fi」と「モバイルデータ」があります。
それを自分の好きな設定位置にドラッグ。
すると「Android 11」時代と同様に、ワンテンポで「Wi-Fiオンオフ」ができるようになります。
見た目は標準Andorid(素のAndroid、AOSP)でも、このような独自機能はかなり便利ですね。
カメラやマイク使用時アイコン表示
「Android 12」では、カメラやマイク使用時にステータスバー(右上)に緑色のアイコンが表示されるようになりました。
この辺りは、ライバルであるiOS(iPhone)では既に実装されていますね。
セキュリティ強化のためでしょう。
不正に使用されていないか、ユーザーが簡単に確認できるようにした感じですね。
ウィジェットも変化/Keepの表示が…
「Android 12」では、ホーム画面に置ける「ウィジェット」も変化しているものがありますね。
例えばGoogle純正メモアプリの「Keep」。
「Keep」のウィジェットは、メモ記載上部の5行程度が表示されて便利なんですよね。
ホーム画面に戻るだけでメモを確認できますので。
しかし「Android 12」では、「Keep」の表示がメモ記載上部3行程度に。
「Keep」ウィジェットの文字表示量が少なくなってしまいました。
自分としては少し残念ですね。
こうなることは「Pixel 6」で知っていたものの、「Keep」のアプリバージョンによるものと思っていました。
どうやらOS依存のようですね。
今までも撮れたロングスクショ
「Android 12」への変化は他にもあり、標準で「ロングスクリーンショット(スクロールスクリーンショット)」が撮れるようになりました。
スクロール画面全体をスクショできる機能ですね。
このように。
しかし「ROG Phone 5」では「Android 11」時代から「ロングスクリーンショット」を撮ることができました。
「Android 11」時代から変わらず、方法は通常のスクショを撮った後に、「ロングスクリーンショット」をタップ。
限界までタップすると、このようにスクロール画面全体をスクショすることができますね。
自分のようにブログ記事を作成している人なら便利な機能です。
これがメーカーに限らず、「Android 12」では標準機能となりましたね。
他にも「Android 12」で変わった点はありますが、自分が感じた主な変化はこんなところです。
「ROG Phone 5」Android 12・まとめ
今回は「ROG Phone 5」を「Android 12」にアップデートした変化をまとめました。
特にクイック設定は激変。
UIは大きく変わっています。
しかしWi-Fiとモバイルネットワークを分けることができますので、不評である「Wi-Fiオンオフでワンテンポ増える」ことがありません。
ASUSならではの便利なカスタマイズがされていますね。
他にも細かな変化はありますが、やはりクイック設定などの見た目の変化が大きいことが「Android 12」でしょう。
ちなみに今回はほとんど触れませんでしたが、「ROG Phone 5」は「ゲーミングスマホ」なのでゲームプレイも快適。
と言っても、自分が最近プレイしているゲームは「ポケモンGO」ぐらいです
( ̄▽ ̄;)
基本的に「Android 11」時代と変わりませんね。
サクサク動作し発熱や電池持ちも以前と同じくらいのように感じます(感覚的で申し訳ないです m(_ _)m)。
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