2023年9月8日に発売されたASUSの最新スマートフォン「Zenfone 10」。
手に馴染むちょうどいいサイズ感。
かつ何しても困らない、全部入りのハイエンドスマートフォンです。
コンパクトハイエンドを求める自分にとっては最適解のスマホだったりしますね。
「ZenFone」と言えば、昔は性能そこそこで安いスマホの代表格でしたね。
ということで今回は「Zenfone 10」と「ZenFone 3」の本体サイズと処理性能を比較していきます。
実はサイズ感がほぼ同じ。
でも厚くなり、デザインは大幅に違う。
当然処理性能も全然違う。
サイズ感はほぼ同じ/でもデザインは違う
冒頭で紹介したように、「Zenfone 10」の発売は2023年9月8日。
対して「ZenFone 3」の発売は2016年10月。
約7年の差がありますね。
何が変化したか、まずは本体サイズの違いを見ていきます。
背面はこんな感じ。
左が「Zenfone 10」で右が「ZenFone 3」です。
サイズ感はこのように実は同じくらい。
「Zenfone 10」は「コンパクト」とよく宣伝されていますが、どちらかと言うと昔のサイズ感に戻っただけですね。
しかしデザインは大幅に異なります。
まず一目でデザイン差がわかるものが、カメラレンズ。
「Zenfone 10」ではカメラレンズが巨大でめちゃくちゃ目立ちますね。
画像だけではわかりませんが、背面の質感も全然違います。
「ZenFone 3」の背面はツルツルとした、よくあるありふれたスマートフォンの背面って感じですね。
しかし「Zenfone 10」は、布生地(フェルト)のような感じ。
ザラザラしていて、かなり特徴的です。
とこのように、「ZenFone 3」では機械的な無機物な感じ。
そこから「Zenfone 10」ではファッションアイテムのような感じになりましたね。
画面(前面)はこんな感じ。
「ZenFone 3」のみ、保護フィルムが貼ってありますので、画面の見え方は異なるかもしれません
m(_ _)m
本体サイズはほぼ同じですが、画面サイズは全然違いますね。
「ZenFone 3」は、やはり昔のスマホ。
画面アスペクト比が16:9であるため、上下に太いベゼルがあり、画面の範囲が全然違います。
厚さを比べてみるとこのような感じ。
厚さを比べると結構違いますね。
「Zenfone 10」の方がかなり分厚め。
本体自身の厚さもさることながら、カメラレンズの出っ張り度も全然違います。
「Zenfone 10」、本当に分厚いですね。
それぞれの本体サイズ等の仕様は次の通り。
表面上のサイズ感はほぼ同じですが、やはり厚さがかなり違います。
その影響からか重量も約30g違います。
なので実際に持ってみると「Zenfone 10」の方が圧倒的に重いですね。
ちなみに本体デザインだけでなくブランド名も変化しており、「ZenFone」から「Zenfone」と「F」が小文字になりました。
全然違う処理性能【当然】
「Zenfone 10」と「ZenFone 3」の処理性能を比較するために、アプリ起動の比較をしてみました。
以下はその動画です。
比較したアプリは次の5種。
・Playストア
・Googleマップ
・YouTube
・X(旧Twitter)
その差は歴然ですね。
いずれも圧倒的大差で「Zenfone 10」の方が速めです。
主な性能スペックを比較すると次の通り。
※詳しい性能の違いは最後に紹介。
冒頭で紹介したように、昔の「ZenFone」は性能そこそこのスマホ。
「ZenFone 3」はミドルレンジにあたるものです。
対して「Zenfone 10」は2023年の最高峰でいわゆるハイエンド。
なので処理性能は当然違います。
最初から比べる必要がないレベルですね。
自分もこの結果はわかっていましたが、当記事を読まれている方々の参考になればと思い、残しておきます。
AnTuTu:149万点(Zenfone 10)
性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」で、両者のベンチマークテストもしてみました(V10.0.7-OB7)。
しかし「Zenfone 3」は測定できず。
3回も試しましたがいずれも途中で落ちてしまいました。
性能不足なのかOSが古すぎるのか・・・
なので「ZenFone 3」でのベンチマークテスト結果は不明です。
まあベンチマークテストで比べる必要がないレベルで処理性能差は既に証明済みですね。
参考程度に「Zenfone 10」のベンチマークテスト結果を載せておくと次の通り。
1,486,712
「Zenfone 10」では約149万点でしたね。
本体サイズ&処理性能比較・まとめ
今回は「Zenfone 10」と「ZenFone 3」の本体サイズと処理性能を比較しました。
実はサイズ感はほぼ同じ。
「Zenfone 10」は「コンパクト」とよく宣伝されていますが、昔のサイズ感に戻っただけですね。
しかし「Zenfone 10」の厚さは厚くなったため、重量も増しました。
そのため実際に持ってみると重さの違いをよく感じます。
デザインも大きく変わり、「ZenFone 3」の機械的な無機物な感じから、「Zenfone 10」ではファッションアイテムのような感じになりましたね。
約7年で「Zenfone」シリーズはここまで変わりました。
処理性能は、そもそも比べるレベルもないくらいに違います。
昔の「ZenFone」は性能そこそこなスマホ。
なので「ZenFone 3」はミドルレンジです。
対して「Zenfone 10」は2023年の最高峰のハイエンドです。
「Zenfone 10」の方が高性能なのは目に見えていますね。
最初からわかっていた自分ですが、当記事を読まれている方々の参考になればと思い、残しておきます。
参考:スペック比較
機種名 | Zenfone 10 | ZenFone 3 |
メーカー | ASUS(エイスース) | ASUS(エイスース) |
発売日 | 2023年9月8日 | 2016年10月 |
OS | Android 13 (ZenUI) | Android 6 (ZenUI) |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 625 |
メモリ | 8GB / 16GB | 3GB |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB | 32GB |
メインカメラ | 約5,000万画素(広角) 約1,300万(超広角) | 約1,600万画素 |
フロントカメラ | 約3,200万画素 ※パンチホール | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 約4,300mAh | 約2,650mAh |
画面解像度 | 2,400×1,080(フルHD+) ※リフレッシュレート最大144Hz | 1,920×1,080(フルHD) |
画面サイズ | 約5.9インチ(AMOLED(有機EL)) | 約5.2インチ(液晶) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約146.5㎜×約68.1㎜×約9.4㎜ | 約146.8㎜×約73.9㎜×約7.69㎜ |
重さ | 約172g | 約144g |
色 | ミッドナイトブラック / コメットホワイト / エクリプスレッド / オーロラグリーン / スターリーブルー ※モデルによりカラーが異なる | サファイアブラック / パールホワイト / クリスタルゴールド |
ネットワーク | 4G・5G(ミリ波非対応) ※どの回線でも使用可能 | 4G ※どの回線でも使用可能 |
SIM | デュアルSIM対応(nanoSIM×2) | デュアルSIM対応(nanoSIM+microSIM) |
その他 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水防塵:対応(IP65/IP68) microSD:非対応 ワイヤレス充電:対応 イヤホン端子:あり 生体認証:指紋認証、顔認証 | おサイフケータイ(FeliCa):非対応 防水防塵:非対応 microSD:対応 ワイヤレス充電:非対応 イヤホン端子:あり 生体認証:指紋認証 |
価格(税込) ※発売当時 | 8GB/128GB:99,800円 8GB/256GB:112,800円 16GB/512GB:134,800円 ※メモリ/ストレージ | 42,984円 |
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