今までより安い国内版のSIMフリー「Xperia」!3万円で買うことも可能に!【本格進出】

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8月18日に突如、SIMフリー「Xperia」が発表されました!
対象は今年発売された「Xperia 1 II」と昨年発売された「Xperia 1」 & 「Xperia 5」

さらにその翌週である8月26日には同じくSIMフリーである、「Xperia 8 Lite」が発表されました!

アキラ
アキラ

立て続けに発表されたSIMフリー「Xperia」にソニーの本気度を感じる!

ソニーストアで買えるSIMフリー「Xperia」

SIMフリーの「Xperia 1 II」、「Xperia 1」、「Xperia 5」はソニーストアで買うことができます。

「Xperia 1 II」は2020年10月30日発売予定なので予約受付中、「Xperia 1」と「Xperia 5」は8月28日に発売されました。

実は3機種とも、キャリア版と一部の機能やスペックが異なります。

その詳細を紹介します。

容量増量の「Xperia 1 II」

ソニーストアのXperia1II

出典:ソニーストア/Xperia 1 II

キャリア版も最近発売されたばかりの「Xpeira 1 II」。

SIMフリー版はキャリア版から次の点が変更になりました。
・新色「フロストブラック」追加
・メモリ(RAM):8GB → 12GB
・ストレージ(ROM):128GB → 256GB
・デュアルSIM対応
・ワンセグ/フルセグ なし

価格は136,400円(税込)です。
ドコモは123,552円(税込一括)、auは133,600円(税込一括)なので、SIMフリー版は少し高めになっています。

ですが仕様の変更点を考えると、妥当な価格でしょう。
むしろ安くなっているかもしれません。
メモリが1.5倍、ストレージが2倍に増量しているのは特に大きな変更点です!

安くなった「Xperia 1」 & 「Xperia 5」

ソニーストアのXperia1

出典:ソニーストア/Xperia 1

ソニーストアのXperia5

出典:ソニーストア/Xperia 5

昨年(2019年)に発売された「Xperia 1」と「Xperia 5」。

最近ではソフトバンク版の「Xperia 1」が大幅に値崩れして買いやすくなったこともありました。

関連記事:49,800円(税込)で買えるようになったXperia1は今が買い時かも?

49,800円(税込)で買えるようになったXperia1は今が買い時かも?

※2020年8月29日現在、既に売り切れ。

SIMフリー版の「Xperia 1」は86,900円(税込)なので、値崩れしたソフトバンク版より高めです。
しかしあくまでキャリア版。
SIMフリー版の「Xperia 1」は昨年(2019年10月)発売されたプロ仕様の「Xperia 1 Professional Edition」しかありませんでした。
しかも価格は驚異の157,300円(税込)!

約半額でSIMフリー版の「Xperia 1」が買えるようになりましたので、めちゃくちゃ安くなっていますね。

ちなみに自分は今年の1月にau版の「Xperia 1」を買いました。
当時の価格は72,800円(税込)。

関連記事:【Xperia1レビュー】意外と実用的な21:9の超縦長画面。でも他と比べるとやっぱり長い!

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また「Xperia 1」より小型の「Xperia 5」のSIMフリー版の価格は75,900円(税込)
「Xperia 5」は発売されてから1年も経っていませんので、キャリア版も8万円以上します。
SIMフリー版の「Xperia 5」は、なかなか買いやすい値段になりましたね。

ちなみに「Xperia 1」と「Xperia 5」のSIMフリー版はキャリア版から次の点が変更になりました。

「Xperia 1」
・カラーは「ブラック」「パープル」のみ
・ストレージ(ROM):64GB → 128GB
・デュアルSIM対応
・ワンセグ/フルセグ なし
・おサイフケータイ なし

「Xperia 5」
・ストレージ(ROM):64GB → 128GB
・デュアルSIM対応
・ワンセグ/フルセグ なし

機能面を考えると「Xperia 1」のおサイフケータイなしは痛いかもしれません。

約3万円で買える「Xperia 8 Lite」

Xperia8Lite

出典:ソニーストア/Xperia 8 Lite

2019年にau・Y!mobile・UQモバイルから発売された「Xperia 8」。
当時の価格は5万円前後でしたが、もともと値段が高めの「Xperia」シリーズだけあって「Xperia 8」は十分安いスマホでした。

しかしさらに安くなった「Xperia 8 Lite」が発表されました。
その価格、約3万円!
しかもSIMフリーです。

MVNOから発売されるため、残念ながらソニーストアの取り扱いはありません。

取り扱いがあるMVNOは次の3社。
nuro mobile:32,780円(税込)
IIJmio:29,480円(税込)
mineo :36,168円(税込)
3社とも9月1日発売です。

ちなみに「Xperia 8 Lite」は「Xperia 8」から次の点が変更になりました。
・カラーは「ブラック」「ホワイト」のみ
・「DSEE HX」非対応

「DSEE HX」とは圧縮音源の音質をハイレゾ相当にする技術です。
「音」にこだわりがなければ、「Xperia 8」と全く変わりません。

追記:2020/09/28
9月25日に「Xperia 10 II」のSIMフリーが発表されました。
「Xperia 8 Lite」より1万円程高いですが、性能は格段によくなっています。
・・・わざわざ性能が低い「Xperia 8 Lite」を選ぶ必要がなくなってしまいました
( ̄▽ ̄;)

安いSIMフリーXperiaを買うなら「Xperia 10 II」にするべき!なくなった「Xperia 8 Lite」の立場

SIMフリー本格進出のソニーに期待

今までソニーは「Xperia」のSIMフリー機には消極的でした。
発売されても「Xperia 1 Professional Edition」のように高額で一般ユーザーはほとんど買わないスマホのみでした。

今回はソニーストアで3機種(「Xperia 1 II」・「Xperia 1」・「Xperia 5」)を発売。
しかもお手頃価格。
さらにシリーズで最も安い「Xperia 8 Lite」も発売。

ついにソニーもSIMフリースマホに本腰を入れ始めたようですね。

SIMフリー機に本格進出した理由は大きく2つあると思われます。

1つ目は2019年10月の「電気通信事業法」改正によるもの。
これによりキャリアからのキャッシュバックは少なくなり、スマホ本体料金と携帯回線料金の分離が始まりました。
そのようになると必然的に値段の高いスマホは売れなくなっていきます。
「Xperia」シリーズは値段の高いスマホがほとんどです。
常にキャリアを通して売り続けるより、少しでも直接販売した方が利益が上がると考えたのでしょう。

2つ目は、SIMフリースマホの代名詞だった「HUAWEI」の失墜。
アメリカは中国企業である「HUAWEI」を警戒しているため、「HUAWEI」製品に対して徹底的な経済制裁をしました。
それにより日本国内では「HUAWEI」が失墜。
SIMフリー枠に空きができました。
ソニーはその枠を狙ったのでしょう。

最近は売り上げがあまり良くない「Xperia」シリーズ。
この戦略が吉と出るか凶と出るかわかりませんが、自分としては「Xperia」が好きなので応援&期待したいですね。

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