2021年5月現在ではスマホの回線でネット使い放題プランが数多くありますね。
しかし少し前までネット使い放題プランといえば、光固定回線かモバイルルーター回線しかありませんでした。
特に有名だったものが、「WiMAXモバイルルーター」でしょう。
自分は昨年(2020年)4月まで、WiMAXモバイルルーター「W05」を契約して使っていました。
今回は備忘録として残すために、「W05」の当時の使い方を思い出しながらまとめます。
クレードルとWi-Fiルーターを接続。有線化してホームルーターとして使っていた。
「W05」自身の話が長くなっています
m(_ _)m
「W05」とクレードルでのホームルーター化については「クレードルで無線から有線へ」からとなります。
約2年間使ったWiMAXルーター「W05」
自分が使っていたWiMAXモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W05」について簡単に紹介しますね。
今後は日本でおそらく発売されることがないHuawei(ファーウェイ)製最後のWiMAXモバイルルーターです。
モバイルルーターなので持ち運びできますね。
冒頭でも紹介したように、WiMAXのルーターはネット使い放題です(プラン名:ギガ放題)。
データ通信量は無制限なのに費用は定額。
ただし3日間の合計が10GB以上になると、翌日の夜間(18:00~26:00)は1Mbpsまで制限されてしまいますね。
2021年4月8日には時代の流れに合わせて、新たなプラン「ギガ放題プラス」が登場しました。
このプランでは直近3日間制限が15GBまで緩和されましたね。
ただし5G対応プランですので、「W05」では契約できません。
(対象機種は「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」など)
ちなみに代理店に当たる、GMOとくとくBB で契約していました。
契約期間は2018年3月~2020年4月までの約2年間。
なので既に解約済みです。
関連記事:【GMOとくとくBB】WiMAXの解約は簡単!ただしその月で解約したい時は20日までに手続きを!
キャンペーンもあり、費用は次の通りでしたね(すべて税込)。
・2018/3~2018/4:2,800円
・2018/5~2019/9:3,615円
・2019/10~2020/3:3,680円
・2020/4:4,690円
※2019年9月~10月は税抜金額では同じ。
消費税増税の影響。
「W05」自体は契約特典で0円でした。
固定回線の代わりとしても利用
そもそもWiMAXモバイルルーター「W05」を使い始めた(契約した)理由は、2018年3月に現在住んでいる場所に引っ越したからです。
当時は自宅にいないことも多かったため、固定回線を契約することが、なんだかもったいないと感じていました。
YouTubeやアニメなどネットで動画はよく見ていましたが、オンラインゲームなど固定回線必須と思われるものはしていませんでしたからね。
そこで目に留まったものが「WiMAXモバイルルーター」。
自宅にいても外出中でも、基本的に無制限でネット利用が可能。
しかも月額3,500円前後。
自分の使用範囲にはピッタリな内容でしたね。
しかし先程紹介したように2020年4月に解約しました。
理由は大きく2つ。
1.固定回線(So-net光プラス)契約。
2.楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)契約。
固定回線を契約した理由は、当ブログを本格的に始めたため家でネットを使うことが多くなったからです。
そして1年間無料で使用可能だった楽天モバイルの登場。
自宅でも外でも別の回線を新たに契約したため、WiMAXモバイルルーターが全く必要なくなってしまいましたね。
結果、解約しました。
速度は下り約15Mbpsだった
解約3ヶ月前(2020年1月)に測定したときの速度は次の通り。
(単位:Mbps) | 下り | 上り |
1回目 | 14.4 | 4.18 |
2回目 | 15.8 | 3.26 |
下り速度は約15Mbpsでしたね。
普通に使えるレベルの速度ですが、あまり速くありませんね。
「W05」の理論値は最大758Mbpsとなっていますし。
ちなみに測定場所は自宅窓際付近。
WiMAXは特性上、建物の奥には電波が届きにくいと言われています。
実際に自分が使っていたときも、屋内や地下では圏外になってしまったこともしばしば。
そのため自宅では一番電波が届きやすい窓際付近で使っていました。
屋外で速度測定したらもう少し速かったかもしれませんね。
クレードルで無線から有線へ
さて前置きがかなり長くなってしまいました
( ̄▽ ̄;)
ここからが本題ですね。
先程紹介したように自分は「W05」を固定回線代わりとしても使っていました。
その一環として「クレードル」と呼ばれるものを使っていました。
簡単に言えば、モバイルルーターを置く台ですね。
基本的に「クレードル」は充電に使うもの。
モバイルルーターをクレードルの上に置け(充電器に挿せ)ば、充電できます。
「W05」も同様にそのような仕組みになっています。
しかし「W05」のクレードルにはもう一つ機能があります。
それは「クレードル」にLANケーブルを挿すことで、WiMAXモバイルルーターを有線化してホームルーターとして使えること。
ホームルーターといえば、有名なものに「SoftBank Air」がありますね。
クレードルがあれば、モバイルルーターでも同じことができてしまいます。
なので例えば、無線機能がないデスクトップパソコンなどでもネットができるようになりますね。
ちなみにクレードル代は「W05」本体とは別料金。
3,553円(税込:当時)でしたね。
Wi-Fiルーターに接続していた
自分はさらに独特な使い方をしていました。
それは「W05のクレードル」と「Wi-Fiルーター」を接続すること。
何を言っているのかわからないかもしれませんね
( ̄▽ ̄;)
図に表すとこのようになります。
破線は無線接続です。
「W05&クレードル」からではなく、すべて「Wi-Fiルーター」から接続していました。
このように使っていた背景には引っ越しが関係しています。
現在地に引っ越す前は固定回線を使っていました。
するとWi-Fiルーターが必要になりますね。
「W05」を契約してもWi-Fiルーターは壊れてもいませんのでまだまだ使えます。
さらに図のようにWi-Fiルーターを基準にパソコン・nasne・ゲーム機など、いろいろなものを接続していました。
「ならいっそのこと、Wi-Fiルーターとモバイルルーターを接続してしまおう」と思ったわけです。
「W05」を、まさに固定回線そのものとして使っていましたね。
ちなみに図の中で「W05&クレードル」と「スマホ・タブレット」につながっている破線(無線接続)は、外出時での使用という意味です。
自宅では「スマホ・タブレット」も基本的にWi-Fiルーターにつないでいましたね。
まとめ
今回は2020年4月まで使っていた、WiMAXモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W05」とクレードルによる、ホームルーター化についてまとめました。
「W05」はクレードルがあれば有線接続もできるようになります。
自分の場合は「W05&クレードル」と「Wi-Fiルーター」を有線接続して、家庭内ネットワークとして使っていました。
まさに固定回線代わりでしたね。
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