2022年9月13日に「iOS 16」の配信が始まりましたね。
その約5ヶ月経った現在では当時あった不具合も解消。
安定したバージョンになっていますね。
ということで約5ヶ月も遅れてしまいましたが、先日自分が使っている「iPhone 12 mini」を「iOS 16」にアップデートしましたので、今回はその変化をまとめます。
カスタマイズ可能になったロック画面が超新鮮!
目次
アップデートは約25分
「iOS 16」のアップデート対象は「iPhone 8/8 Plus/X」以降。
もちろん2020年発売の「iPhone 12 mini」も対象ですね。
ということで、自分が使っている「iPhone 12 mini」を「iOS 16」にアップデートしました。
厳密には2023年2月8日現在配信されている「iOS 16.3」です。
アップデートするには約25分かかりましたね。
ダウンロード・アップデート準備に約20分、インストールに約5分です。
容量は3.17GB。
なかなかの容量です。
いつものように「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開いて開始。
なおこのときの「iPhone 12 mini」は「iOS 15.4」。
なのでアップデートは、「iOS 15.4」→「iOS 16.3」ですね。
iOS 15→iOS 16:新鮮なロック画面
さてここからは「iOS 16」にアップデートした変化をまとめますね。
ロック画面がカスタマイズ可能に
一番大きな変化はこれでしょう。
ロック画面がカスタマイズ可能になりました!
「iOS 16」の目玉機能ですね。
「iOS 14」でホーム画面に天気・カレンダーなどの「ウィジェット」を置けるようになりました。
「iOS 16」ではそのウィジェットがロック画面にまで拡大。
さらにロック画面の、壁紙×ウィジェットの組み合わせを複数設定でき、気分に合わせて自由に簡単に変えることができるようになりましたね。
カスタマイズ方法は、まずロック画面で適当に長押し。
「Face ID」などロック解除後にこのようになりますので、「カスタマイズ」。
「ウィジェット」を追加できます。
ただし追加できるウィジェットは横一列だけですね。
新たな壁紙構成を追加したい場合は、右にスワイプして「+」から追加。
自由に壁紙を追加できます。
いらなくなった壁紙構成は上にスワイプすればゴミ箱マークが現れますので、そこから削除できます。
これらはロック画面から以外に、「設定」→「壁紙」からでも設定できますね。
※壁紙構成の削除は不可のため、ロック画面長押しで削除することになります。
「iOS 15」までと比べると日時のフォントも変わっていますし大きな変化です。
日時フォントも「iOS 16」では変更できますね。
自由度が結構高くなっています。
ちなみにウィジェットが登場した影響で、通知は真ん中から下側に変更になりましたね。
バッテリー残量数字表示可に(16.1~)
地味ながら結構大きな変化もあったりします。
それが「バッテリー残量が数字(パーセント)表示可能になったこと」。
ホームボタンがある「iPhone 8」や「iPhone SE」シリーズなどを使っている場合は「何のこと?」と思うかもしれませんね。
「iPhone 12 mini」などのホームボタンがないiPhoneでは、ホーム画面などでバッテリー残量が数字でわかりませんでした。
コントロールセンターを表示するとわかるんですけれどね。
しかし「iOS 16」で、バッテリー残量表示が数字(パーセント)でも表示できるようになりました。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリー残量(%)」をオン。
こんな感じですね。
実は「iPhone 12 mini」では「iOS 16.1」から使えるようになった機能です。
「iPhone XR/13 mini」でも「iOS 16.1」からですね。
それ以外のiPhoneは「iOS 16」時点で使えたようです。
画面解像度の影響で実装が難しかったのでは?と噂されていましたが、使えるようにしてほしい意見が多かったのでしょう。
結果的に現在では、どのiPhoneでも変更できるようになりましたね。
画像からの切り出しで編集が便利に
「iOS 16」の新機能は他にもあります。
それは画像の背景から被写体を切り出す機能。
切り出したい対象物を長押しすると、このように自動的に対象物が選択されます。
例えば、これをコピーして「メモ」アプリに貼り付け。
簡単ですね。
切り出し精度も結構高め。
画像を切り出して編集したい場合はかなりラクになりますね。
カメラ・写真からテキストを認識
「iOS 16」の新機能はまだありますね。
カメラで写した映像や写真からテキストを認識してくれます。
テキストのコピー・翻訳・調べる・共有などが可能ですね。
実は「iOS 15」から対応していた機能ですが、その際は英語のみの認識でした。
「iOS 16」から日本語にも対応しましたね。
機能を使うには「テキスト認識表示」がオンになっている必要がありますね。
「設定」→「一般」→「言語と地域」→「テキスト認識表示」
例えばカメラで写すとこのように右下に「テキストマーク」が現れますのでそれを選択。
するとこのように文字のコピーなどができるようになります。
コピーしたあとは「メモ」アプリ等にペーストするとこんな感じですね。
既に撮った写真からも読み取り可能。
こちらも「テキストマーク」を選択すると、文字が認識されます。
あとはコピーしたいところなどを選択し、「メモ」アプリ等にペースト。
読み取り精度はかなり高めですね。
その他細かな機能
その他にも「iOS 16」の新機能はありますね。
例えば次の通り。
とはいえこれらはマイナーな機能のように感じますね。
自分としてはあまり使わない機能ですからね。
新たに登場したアプリもあります。
「フィットネス」と「フリーボード」ですね。
・・・フィットネスはともかく、フリーボードはiPhoneでは存在が微妙な気もします。
こういうものは「iPad」の方が向いていますね。
「iPadOS 16」でも「フリーボード」アプリは新登場しています。
緊急SOS方法が変更に(16.3~)
頭の片隅にでも覚えておいた方がいい内容がこれですね。
「iPhone 12 mini」に限らず、iPhoneでは『「サイドボタン(電源ボタン)」+「音量ボタンいずれか」の同時長押し』で警察や消防に緊急通報ができるようになっています。
※電源オフメニューが表示された後も長押しし続ければできる。
最新版の「iOS 16.3」ではその方法が変更。
「長押し後、放すと通報」になりました。
どうやら日本のみならず海外でも誤発信が多かったようで、それが対策されました。
「iPhone 12 mini」iOS 16・まとめ
今回は「iPhone 12 mini」を「iOS 16」にアップデートした変化をまとめました。
「iOS 16」ではロック画面にもウィジェットを設定可能に。
自由にカスタマイズできるようになりました。
他にもバッテリー残量のパーセント表示がホーム画面等でも可能になったりと、地味に便利な変化も。
また画像から対象物を切り出せるようになったり、カメラや写真から日本語テキストを認識できるようになったりと、便利機能が増えましたね。
ちなみに「iPhone 12 mini」の動作感は「iOS 15」時代とあまり変わりません。
普通に問題なく使えます。
気のせいかもしれませんが、若干電池持ちが良くなったように感じますね。
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