2023年7月にもなると「Android 13」がいろいろなスマートフォンに配信されていますね。
ASUSゲーミングスマホ「ROG Phone 5」にも2023年5月2日から「Android 13」にアップデートできるようになっています。
約2ヶ月も遅れてしまいましたが、先日自分の使っている「ROG Phone 5」を「Android 13」にアップデートしましたので、今回はその変化をまとめます。
クイック設定を元に戻せるようになった!
目次
アップデートは約16分
「ROG Phone 5」を「Android 13」にアップデートするには約17分かかりました。
アップデートは「設定」→「システム」→「システムアップデート」からできますね。
ダウンロードデータ容量は約1.6GBでしたが、実はこれには2回分のアップデートが含まれています。
2023年5月2日配信の「Android 13」アップデート(ビルド番号:WW_33.0210.0210.201)。
そして2023年7月5日にセキュリティパッチなどを含むアップデート(ビルド番号:WW_33.0210.0210.221)。
他のスマホでは追加アップデート分は追加でアップデートしないといけませんが、「ROG Phone 5」はまとめてアップデートできます。
地味に便利です。
「Android 12」にアップデートしたときも同じようにまとまっていましたね。
クイック設定を元に戻せる!
Androidスマートフォンである「ROG Phone 5」ですが、独自カスタマイズ「ROG UI」が組み込まれています。
ただそのカスタマイズ度は低く、見た目は「標準Android」とほぼ同じですね。
そんな「ROG UI」も「Android 13」にバージョンアップすると同時にバージョンアップ。
その結果、なんと「Android 13」でも初期搭載「Android 11」と同じ「クイック設定」を選択できるようになりました!
こんな感じですね。
前バージョン「Android 12」ではクイック設定が大きく変化。
後継バージョン「Android 13」でもそれは変わりません。
「ROG Phone 5」でもこんな感じですからね。
変更は「設定」→「ディスプレイ」→「クイック設定のパネルスタイル」からできます。
「標準Android 12」での「クイック設定」の変化は非常に大きなものでしたね。
そのため馴染めないと判断したのか、各メーカーAndroid 11以前のクイック設定にすることもありました。
Galaxyシリーズなどがそうですね。
ただこれらのシリーズはクイック設定スタイルが固定。
反対に標準Androidスタイルを選択できません。
一度は標準Androidのクイック設定を強制化した「ROG Phone 5」ですが、「Android 13」では以前のクイック設定も選択可能に。
各ユーザーが使いやすい選択をできるようにする、ASUSの親切心をヒシヒシと感じますね。
ちなみに選択できる項目は他にもあります。
・音量パネル切り替えオプション
・着信音量のボタンオプション
・着信表示
・ロック画面の時計表示
・電源ボタンメニュー
先の「クイック設定のパネルスタイル」を含め、まとめて変更選択も可能です。
「設定」→「システム環境設定」の「ASUSオリジナル」→「もっと見る」を選択すると変更選択できますね。
「Game Genie」表示増えて使いやすく
「ROG UI」搭載のゲームモード「Game Genie」もUIが大幅変化しました。
表示内容が一気に増えましたね。
上が「トグル」、下が「ツール」。
それぞれ左右にスワイプすることで全機能が使えますね。
並び順も入れ替えることができますし。
かなり使いやすくなった印象です。
ちなみに各ゲームを管理できる「Armoury Crate」はあまり変化がありませんね。
ただ一部は変わっており、例えば「コンソール」から選択できる「アドバンスド」モードがなくなったりしています。
ほぼ前と変化なしの「Android 13」
他にも「ROG UI」の変化はあると思われますが、自分が感じた変化は「クイック設定」とそれに関するもの、あとは「Game Genie」くらい。
ここからはベースとなる「Android 13」の変化についてまとめますね。
と言っても「Android 13」自体はあまり変化がない「超マイナーアップデート」。
UI等はほとんど変わっていません。
まあ先述の通り、「Android 11」から「Android 12」への変化はかなり大きかったですからね。
その反動かもしれません。
ちなみに自分は「Android 13」を既に経験済み。
「Pixel 6a」をはじめ、当ブログでその変化について何度か紹介してます。
他にも同じASUS製のスマホ、「Zenfone 8」(既にAndroid 13にアップデート)も使っていたりしますので、基本的に同じ変更内容だったりします。
ですが改めて「ROG Phone 5」のスクショと一緒に紹介しますね。
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オシャレなメディアプレイヤー
ほぼ変化がない「Android 13」ですが、目立つ変化はコレでしょうか。
メディアプレイヤーはオシャレになりましたね。
ロック画面ではこんな感じ。
アルバムのアートワークが大きく表示されるようになりました。
さらに曲の再生バーが波打つようになりましたね。
ちなみにメディアプレイヤーは「Amazon Music」を使っていますが、「Android 13」にアップデート後は「Amazon Music」アプリがおかしくなっていました。
具体的には次の通り。
・対象の曲を選択しても別の曲が選択される。
・そもそも再生されない。
・・・全く意味がわからなかったですね。
仕方ないのでアプリをアンインストールし、インストールし直しました。
そのようにしたら問題なく使えましたね。
・・・何だったのでしょうか。
権限・通知の許可もオシャレに
オシャレになったものがもう一つ。
権限・通知の許可画面もオシャレになりましたね。
「Android 12」までは単色でしたが、「Android 13」ではボタンっぽくなりました。
言語の設定がアプリ別にできる
「Android 13」ではアプリ別に言語設定ができるようになりました。
今までは言語を変えると全体が変わりましたが、「Android 13」では「Chromeだけは英語」のように設定できるようになりましたね。
必要だった人にはうれしい機能でしょう。
・・・自分の場合はあまり有用性を見つけられずにいます
(´・ω・`)
テーマアイコン追加(クラシックのみ)
これは「標準Android 12」で追加された機能ですが、「ROG Phone 5」の「Android 12」では実装されませんでした。
しかし「Android 13」になって追加されましたね。
アプリアイコンが、壁紙の色など(=テーマ)に合わせて変化します。
機能をオンにすることで2枚目のようになり統一感がありますね。
ただしこのように設定できるのは「クラシックテーマ」のときのみ。
「クラシックテーマ」はアプリアイコン等が「Zenfone」シリーズと同じようになりますね。
デフォルトでは別のテーマと思われますので、「テーマ&壁紙」→「マイテーマ」から「Classic」にする必要があります。
「テーマアイコン」は「Android 12」ではGoogle製アプリしか対応していませんでしたが、「Android 13」では他社製アプリにも拡大。
そのため今回初追加されたのでしょう。
しかし拡大されたと言っても、他社製アプリが対応していなければ意味がありませんね。
例えば2023年7月8日現在も「ポケモンGO」や「Netflix」は対応していません。
まだ実験段階と思われます。
各アプリ開発元の対応に期待ですね。
ちなみにテーマアイコンのオンオフは、「設定」→「テーマ&壁紙」→「壁紙とスタイル」→「テーマアイコン」からできます。
「ROG Phone 5」Android 13・まとめ
今回は「ROG Phone 5」を「Android 13」にアップデートした変化をまとめました。
一番大きな変化は「クイック設定」を「Android 11」時代のスタイルに戻せるようになったことでしょう。
標準Androidのスタイルでもそのまま使えますので、ユーザーに選択肢を与えるASUSの親切心が伺えますね。
他にも「Game Genie」の表示内容が増えて使いやすくなりました。
ただ「Android 13」自体の変化はほぼなし。
強いて言えばオシャレになったメディアプレイヤーと権限・通知の許可ですね。
ちなみに「ROG Phone 5」の動作感は「Android 12」時代とあまり変わりません。
まだアップデートして日が浅いですが、普通に問題なく使えますね。
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