SONYの小型ハイエンドスマートフォン「Xperia 5 III」。
自分はこれの、いわゆるオープン市場SIMフリーを使っていますが、約1ヶ月前の2023年2月17日から「Android 13」が配信されています。
少し遅れてしまいましたが、先日この「Xperia 5 III」を「Android 13」にアップデートしましたので、今回はその変化をまとめます。
ほぼ変化なし。
でもデュアルSIMの切替に迷った。
目次
アップデートは約85分
「Xperia 5 III」(型番:XQ-BQ42)を「Android 13」にアップデートするには約85分かかりましたね。
「Xperia」シリーズは基本的にアップデートが長いですが、特に時間がかかりました。
アップデートは「設定」→「システム」→「ソフトウェア更新」→「本体ソフト」の「Xperia本体ソフトの更新」からできますね。
ダウンロードデータ容量は約1GB。
(バージョン:61.2.A.0.389)
アップデートの際、多くのスマホではアップデート内容が書かれていますが、SIMフリー「Xperia 5 III」ではこのように何も内容の記載がなし。
データ容量が大きかったので「もしかしてAndroid 13?」と思い、一旦保留にしました。
OSバージョンアップはトラブルがあることもあって怖いですからね。
案の定、やはり「Android 13アップデート」でした。
・・・OSバージョンアップについては簡単でもいいので内容を記載してほしい所です。
ほぼ前と変化なしの「Android 13」
AndroidスマートフォンはOSの独自カスタマイズが多い中、「Xperia 5 III」は「標準的なAndroid」(AOSP)。
なので基本的にはGoogleが販売している「Pixel」シリーズと同じ。
実は、自分は「Pixel 6a」なども持っているため既に「Android 13」を体験済みです。
その変化は前バージョン「Android 12」とほぼ変わらない「超マイナーアップデート」。
SIMフリー「Xperia 5 III」(初期搭載:Android 12)では関係ありませんが、「Android 11」から「Android 12」への変化はかなり大きかったですね。
その反動でしょうか。
今回はほとんど変わりませんでしたね。
ですが改めて「Xperia 5 III」のスクショと一緒に紹介します。
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オシャレなメディアプレイヤー
ほぼ変化がない「Android 13」ですが、目立つ変化はコレでしょうか。
メディアプレイヤーはオシャレになりましたね。
ロック画面ではこんな感じ。
アルバムのアートワークが大きく表示されるようになりました。
さらに曲の再生バーが波打つようになりましたね。
権限・通知の許可もオシャレに
オシャレになったものがもう一つ。
権限・通知の許可画面もオシャレになりましたね。
「Android 12」までは単色でしたが、「Android 13」ではボタンっぽくなりました。
言語の設定がアプリ別にできる
「Android 13」ではアプリ別に言語設定ができるようになりました。
今までは言語を変えると全体が変わりましたが、「Android 13」では「Chromeだけは英語」のように設定できるようになりましたね。
必要だった人にはうれしい機能でしょう。
・・・自分の場合はあまり有用性を見つけられずにいます
(´・ω・`)
テーマアプリアイコンが拡大されたが…
「Android 12」で新たに導入されたものが壁紙の色などに合わせて変化するベース色(テーマ)。
設定画面などいろいろな場所の色が変化しますね。
その中の一つにテーマに準じた統一性のアプリアイコンがあります。
このテーマ別のアプリアイコンが「Android 13」では拡大。
今まではGoogle製のアプリだけでしたが、他社製アプリにも拡大されました。
しかし拡大されたと言っても、他社製アプリが対応していなければ意味がありませんね。
実際に「テーマアイコン」をオンにするとこんな感じ。
SONYのアプリは、ほぼ対応しておらずバラバラです。
まだ「ベータ版」となっていますので実験段階ですね。
今後の対応(他社製アプリもAndroid自身も)に期待です。
やはりWi-Fiオンオフは変わらず…
「Android 12」で多くの人が不便と思ったことが「Wi-Fiオンオフの手間」でしょう。
モバイルネットワークと統合されたことでワンテンポ増えてしまいました。
「Android 13」でも変わらずそのままですね。
元に戻る可能性は低そうでしたが、やはり戻りませんでした。
ギャラリー:各画面スクショ
各画面のスクショも簡単に比較しますね。
■ロック画面
下側両端のアシスタントボタンとカメラボタンが微妙に変わっています。
操作方法も変わっており、スワイプから長押しになっていました。
本記事を書く上で改めて調べてみたところ、ロック画面には「ウォレットボタン」と「デバイスコントロールボタン」も追加されるようですね。
それぞれ初期設定が終わっていると表示されるようです。
■ホーム画面
■通知領域
■クイック設定
■設定
■電源メニュー
先述の通りロック画面は少し変わっていますがあまり大きな変化ではありません。
それ以外もクイック設定に細かな違い・全体のレイアウトなどにも変化はありますが、これらもそれほど大きな変化はありませんね。
その他(Xperiaオリジナル)
「Xperia 5 III」は「標準的なAndroid」とはいえ、独自機能もあったりします。
自分が気づいたものや便利そうなものをまとめておきますね。
デュアルSIMの切替が変わって迷った
実はある意味これが一番戸惑いました。
記事タイトルでも示していますしね。
SIMフリー「Xperia 5 III」はデュアルSIM対応。
自分は「楽天モバイル」と「povo2.0」のSIMを入れて、データ通信をよく切り替えています。
その「データ通信方法の切り替え」が変わってしまいました。
それぞれ「モバイルデータ」のオンオフで切り替わるようになりましたね。
今までは「通話の設定」「SMSの設定」と同じ切り替え方法でした。
・・・なんで変わってしまったのでしょう。
自分としては同じ方法で構わなかったのに。
おかげで迷ってしまいました (´・ω・`)
使いやすくなった「サイドセンス」
いわゆるアプリクイック起動の「サイドセンス」。
これが「Android 13」では使いやすくなりましたね。
こんな感じです。
今までと比べてどうなるか想像しやすくなりましたね。
ちなみに普段自分は「サイドセンス」をオフにしています
(´・ω・`)
ゲームや動画視聴用に使っているスマホなので、バーが気になってしまって。
他にもSIMフリー「Xperia 5 III」を「Android 13」にアップデートした際の変化はありますが、細かいものが多いですね。
先程のデュアルSIMの切り替え方法も上記ページに載っていました。
始めからこれを確認しておけば悩まずに済みましたね
(´・ω・`)
【余談】ドコモSIMはSMSが届かないらしい
これは余談です。
「Xperia 5 III」に限らず、「Xperia」シリーズを「Android 13」にアップデートするとSMSが届かなくなることがあるようです。
その状況はドコモ回線を使っている場合が多いようで、「データ通信を制限しないアプリ」にSMSアプリを指定することで、状況を解消できるようです。
詳しい内容は以下の記事に記載されています。
参考:XperiaなどでAndroid 13アプデ後にSMSが受信できない問題と改善方法
自分の場合、楽天モバイル×povo2.0なのでこの問題は発生しないですね。
実際、楽天モバイルのSMSを受け取ることができましたし。
Twitterで「Android 13」にした「Xperia」でSMSが届かない現象の情報をいただきましたので、本記事にも載せておきます。
「Xperia 5 III」Android 13・まとめ
今回はSIMフリー「Xperia 5 III」(型番:XQ-BQ42)を「Android 13」にアップデートした変化をまとめました。
結論をまとめると、UI等の変化はほぼなし。
しかし細かな変更はあったりします。
自分の場合、デュアルSIMの切り替え方法が変わったことが悩んでしまって地味に困りましたね。
まあ1回わかってしまえば問題ありませんが。
ちなみに「Xperia 5 III」の動作感は「Android 12」時代とあまり変わりません。
普通に問題なく使えますね。
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