電子マネーの一つである「Suica」はキャッシュレス決済の代名詞的存在ですよね。
そんな「Suica」ですが、2022年3月22日からコード決済「au PAY」からも使えるようになりました。
そこで今回は「au PAY」から「Suica」にチャージした内容をまとめますね。
ポイントは二重取りも可能。
目次
必:おサイフケータイ&Android 6.0以上
まずは、「au PAY」から「Suica」にチャージ可能な条件をまとめておきますね。
・かつ、Android 6.0以上
必須条件はこの2つですね。
SuicaはiPhone(iOS)でも使えますが、2022年4月14日現在、iPhoneは対象外。
おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォン(OSバージョン6.0以上)のみが対象となっています。
ちなみに今回自分は「Zenfone 8」(Andorid 11)を使っています。
au PAYアプリからSuicaを連携(登録)
実際に「au PAY」アプリから「Suica」を使ってみます。
なお自分のスマホは既に次の状態。
・モバイルSuicaアプリでSuicaも使用中
この状態のスマートフォンに「au PAY」の「Suica」を追加しますね。
「au PAY」アプリが最新状態でない場合は、バージョンアップ。
「Suica」の追加は簡単。
3ステップで終わりました。
※制限によりスクリーンショットを撮れませんでしたので写真となっています m(_ _)m
1.Suicaカードを選択。
2.「次へ」を選択。
3.「規約に同意して登録する」を選択。
これで「au PAY」アプリに「Suica」を追加完了です。
元々あった、「モバイルSuica」の残高も反映されましたね。
もちろん「SuicaID番号」も同じものです。
カードタイプの「Suica」を利用している場合や、そもそも「Suica」を利用していない場合は、連携以外の登録が必要になりますね。
画面の指示通りに登録すれば、難しいことはないでしょう。
au PAY残高からチャージ
続いて「au PAY」から「Suica」にチャージをしてみます。
連携時の説明にも記載されていましたが「au PAY」アプリの場合、「Suica」へのチャージは「au PAY残高」からすることになります。
例えば、クレジットカードから直接チャージ、という方法はできませんね。
1.「au PAYからチャージ」を選択。
2.チャージ金額を入力。
1,000円からチャージ可能。
今回は最低金額の1,000円分をチャージしました。
チャージもラクラクです。
「au PAY」を使用したことになるので、利用履歴のメールも送られてきましたね。
再発行等はモバイルSuicaアプリから
このように「au PAY」アプリから「Suica」を簡単に使うことができましたね。
スマホで「Suica」を使うために、「モバイルSuica」アプリが元々あります。
この「モバイルSuica」アプリも不要になる、というわけではありません。
「au PAY」アプリと「モバイルSuica」アプリの違いは次の通りですね。
簡単に言ってしまえば、「au PAY」アプリでチャージ・利用はできますが、再発行等などのその他の設定は「モバイルSuica」アプリが必要になります。
機種変更時の残高移行も「モバイルSuica」アプリが必要ですね。
500ポイント還元キャンペーン(5/15まで)
(2022/4/18 追記)
2022年4月18日~5月15日に、「au PAY」から「Suica」にチャージすると500Pontaポイントがもらえますね。
条件は以下の2つ。
・au PAY残高からSuicaへ期間累計3,000円以上チャージすること
ポイントは6月末までに加算されるようです。
「au PAY」の「Suica」を使い始めるなら、今がちょうどいいですね。
2回のチャージでポイント二重取り
簡単に設定・利用可能な「au PAY」の「Suica」ですが、実は「ポイント」の面でも結構メリットがあります。
ポイントは二重取りができてしまいますね。
内訳は次の通り。
②Suicaへのチャージ
1つ目は、au PAY残高へのチャージ。
au PAY残高は、さまざまな方法でチャージ可能ですね。
この中で「au PAYカード」をはじめとするクレジットカードでのチャージ。
クレジットカードからau PAY残高にチャージすれば、ポイントが貯まりますね。
「au PAYカード」なら1%(100円チャージで1Pontaポイント)です。
2つ目は、Suicaへのチャージ。
連携時の説明にも記載されていましたが、「au PAY」から「Suica」にチャージするとポイントが貯まりますね。
200円チャージするごとに1Pontaポイントです。
※反映はチャージ後4日以降順次。
このようにすればポイントは二重取り可能。
「au PAYカード」を使っているなら、「Suica」に1,000円分チャージするだけで、15ポイントも貯まりますね。
塵も積もれば山となる・・・
結構大きいと思います。
楽天カードは2022年7月以降付与なし
庶民の味方のクレジットカードと言えば、「au PAYカード」よりも「楽天カード」でしょう。
今や日本で一番発行されているクレジットカードですからね。
「au PAY残高」は「楽天カード」からもチャージできます。
もちろん今後もチャージ可能です。
ただ2022年7月以降はチャージによるポイント付与がなくなってしまいます。
今までは「au PAYカード」と同じく、100円につき1ポイント貯まっていたんですけれどね。
参考:楽天カード、2022年7月1日から「Kyash」「au PAY」をポイント進呈対象外に
おそらく「au PAY」が最有力ライバルとなったからでしょう。
詳しくは次で紹介します。
ちなみに自分も「au PAY残高」のチャージに「楽天カード」を使っています。
しかしこのようにポイント付与対象外となってしまいますので考えた結果、次のようにすればいいのでは?と思いました。
「auかんたん決済」でチャージしよう。
自分はauサブブランド「UQモバイル」を契約・使用しています。
「UQモバイル」ではauと同じく、「auかんたん決済」が使えます。
そして「UQモバイル」利用料金は、いつも「楽天カード」で支払っています。
つまり、結果的に「楽天カード」で「au PAY残高」にチャージしていることと同じになるわけです。
ただデメリットもありますね。
実際のチャージ金額の支払いは2ヶ月後、ポイント付与に至ってはさらにその先になってしまいます。
キャリア決済を合わせた携帯料金の支払い確定が翌月、確定月にクレカ使用となるので実際の支払いはさらに翌月。
・・・遅いですね。
まあできるだけポイントを得たいなら仕方ありません。
UQモバイルの基本情報
au PAY→残高から/楽天ペイ→クレカから
「au PAY」の「Suica」は、このように「au PAY残高」からチャージする仕組みでしたね。
直接クレジットカードからのチャージはできません。
実は同じコード決済である「楽天ペイ」も、「Suica」が使用可能です。
こちらは2020年5月から使えていましたね。
「楽天ペイ」の「Suica」はクレジットカード(楽天カード)から直接チャージすることができます。
チャージの手間を省きたいなら、「楽天ペイ」の「Suica」の方がいいですね。
ただポイント付与は少なくなります。
こちらのチャージは1回なので、200円で1ポイントですね。
「楽天カード」が「au PAY残高」のチャージによるポイント付与対象外となるのは、この影響でしょう。
楽天からしたら、「楽天ペイ」を使ってほしいでしょうからね。
まとめ
今回は「au PAY」からできるようになった「Suica」へのチャージをまとめました。
対象はAndroid 6.0以上のおサイフケータイ対応スマートフォン。
既に「au PAY使用中」&「モバイルSuica使用中」なら連携は3ステップと簡単です。
チャージは「au PAY残高」からとなりますが、その影響でポイントの二重取りが可能。
「au PAYカード」なら、1,000円のチャージにつき15Pontaポイントも貯まりますね。
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