「Xperia」シリーズの中でも最安なモデルが「Ace」シリーズ。
その最新モデル「Xperia Ace III」を先日買いました。
世代は違いますが、自分は上位モデルの「Xperia 5 III」も使っています。
ということで、今回は「Xperia Ace III」と「Xperia 5 III」の本体サイズと処理性能を比較していきます。
普通な「Ace III」と細長な「5 III」。
処理性能はやはり「5 III」の方が圧倒的に上。
普通な「Ace III」と細長な「5 III」
「Xperia Ace III」の発売は2022年6月。
一方今回の比較対象の「Xperia 5 III」の発売は2021年11月(キャリア版)。
自分は2022年4月発売のオープン市場SIMフリー版を使っています。
2024年現在の「Xperia」シリーズの違いは主に次の通り。
・1シリーズ:ハイエンド(高性能)
・5シリーズ:小型ハイエンド(高性能)
・10シリーズ:ミドルレンジ(中性能)
・Aceシリーズ:ローエンド(低性能)
モデルの違いから発売時期こそ近いものの約半年の差があり、さらにこのように「Xperia 5 III」の方が性能が高め。
比較対象として微妙かもしれません。
しかし同じ「Xperia」。
ということで、まずは本体サイズの違いを見ていきますね。
背面はこんな感じ。
印象が全く異なりますね。
「Xperia Ace III」は「普通」と言った感じ。
一方の「Xperia 5 III」は、かなりの「細長」です。
むしろ近年の「Xperia」シリーズは、この「細長」がシリーズのトレードマークだったりしますね。
なのでどちらかと言うと「Xperia Ace III」が異端です。
背面の質感も結構異なり、「Xperia Ace III」はザラザラ、「Xperia 5 III」はツルツルしています。
※ツルツル感は、このSIMフリー版専用カラーによるもの。通常はサラサラ。
画面(前面)はこんな感じ。
「Xperia 5 III」には保護フィルムが貼ってあり、少し写真写りが悪いですね。
その辺は気にしないでください m(_ _)m
背面同様、画面の印象も全く異なりますね。
特に「Xperia 5 III」は見るからに細長画面。
これはソニーが、スマホを横持ちにすると超ワイド画面になりますので、映画を視るときに最適。
縦向きにすると、アプリを分割起動するマルチウィンドウが便利といった内容を売りにしていることが理由です。
また写真上ではわかりにくいですが、インカメラの位置にも違いがあります。
「Xperia Ace III」はいわゆる「水滴ノッチ」。
「Xperia 5 III」は画面を重視する特性から、ノッチにならないようになっています。
厚さを比べてみるとこのような感じ。
厚さはほぼ同じくらい。
わずかに「Xperia Ace III」の方が厚いでしょうか。
また「Xperia 5 III」のカメラレンズは出っ張りが目立ちますね。
それぞれの本体サイズ等の仕様は次の通り。
カタログスペックを見てもやはり「Xperia 5 III」の方が細長ですね。
ですが意外なことに「Xperia Ace III」と「Xperia 5 III」の重量はほぼ同じです。
処理性能は「Xperia 5 III」が圧倒的に上
先程紹介したように「Xperia Ace III」は「ローエンド」(低性能)。
対して「Xperia 5 III」は「ハイエンド」(高性能)。
処理性能については比べるほどもないレベルでおわかりでしょう。
「Xperia 5 III」の方が圧倒的に快適な処理性能です。
ですがその違いを確かめるために、試しにアプリの起動比較をしてみました。
比較したアプリは次の5種。
・Playストア
・Googleマップ
・YouTube
・X(旧Twitter)
圧倒的に「Xperia 5 III」の方が速いですね。
改めて確かめてみるとその差は歴然です。
ちなみにそれぞれの処理性能の仕様は次の通り。
CPUはローエンド(Xperia Ace III)とハイエンド(Xperia 5 III)の差。
メモリも2倍差があります。
やはり比べるほどもないレベルですね。
AnTuTu:38万点と79万点
性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」でそれぞれベンチマークテストをしてみると次の通り(V10.2.1)。
380,596
791,403
「Xperia Ace III」では約38万点。
「Xperia 5 III」では約79万点。
約2倍の差がありますね。
ベンチマークを比較しても「Xperia 5 III」の性能が高いことがよくわかります。
本体サイズ&処理性能比較・まとめ
今回は「Xperia Ace III」と「Xperia 5 III」の本体サイズと処理性能を比較しました。
本体のデザインはかなり異なります。
「普通」と感じる「Xperia Ace III」。
「細長」と感じる「Xperia 5 III」。
しかしむしろ近年の「Xperia」シリーズは、この「細長」がシリーズのトレードマークだったりしますので、どちらかと言うと「Xperia Ace III」が異端です。
処理性能については比べるほどもないレベルに「Xperia 5 III」の方が圧倒的に上ですね。
AnTuTuベンチマークテストでは約2倍の差がありますし。
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参考:スペック比較
機種名 | Xperia Ace III | Xperia 5 III |
メーカー | SONY(ソニー) | SONY(ソニー) |
発売日 | 2022年6月10日 | オープン市場SIMフリー版:2022年4月22日 ※キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)版:2021年11月12日 |
OS | Android 12 | Android 12 ※キャリア版は Android 11 |
CPU | Snapdragon 480 5G | Snapdragon 888 |
メモリ | 4GB | 8GB |
ストレージ | 64GB | 256GB ※キャリア版は 128GB |
メインカメラ | 約1,300万画素 | 約1,220万画素(超広角) +約1,220万画素(広角) +約1,220万画素(望遠) |
フロントカメラ | 約500万画素 | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 約4,500mAh | 約4,500mAh |
画面解像度 | 1,496×720(HD+) | 2,520×1,080(フルHD+) |
画面サイズ | 約5.5インチ(液晶) | 約6.1インチ(有機EL) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約140㎜×約69㎜×約8.9㎜ | 約157㎜×約68㎜×約8.2㎜ |
重さ | 約162g | 約168g |
色 | Y!mobile:ブラック / ブリックオレンジ / ブルー ドコモ:ブラック / グレー / ブリックオレンジ au・UQモバイル:グレー / ブルー | ブラック / グリーン / ピンク ※ドコモ、au:フロストブラック / フロストシルバー / グリーン / ピンク ※ソフトバンク:フロストブラック / フロストシルバー / グリーン |
ネットワーク | 4G・5G(sub6) ※各キャリアでそれぞれの回線推奨 | 4G・5G(sub6) 全キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)対応 ※キャリア版はそれぞれのキャリアのみ対応 |
SIM | nanoSIM + eSIM (デュアルSIM対応) | nanoSIM × 2 (デュアルSIM対応) ※キャリア版はシングルSIM |
その他 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水防塵:対応(IP68) microSD:対応(最大1TB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホンジャック:あり 生体認証:指紋 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X):対応 microSD:対応(最大1TB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホンジャック:あり 生体認証:指紋 |
価格(税込) ※発売当時 | Y!mobile:31,680円(一括) ドコモ:34,408円(一括) au・UQモバイル:33,415円(一括) | 114,400円(一括) ※ドコモ:113,256円(一括) ※au:121,405円(一括) ※ソフトバンク:137,520円(一括) |
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