【実機比較】「Xperia 10 IV」と「Xperia XZ2」の本体サイズ&処理性能【4年の変化】

「Xperia 10 IV」と「Xperia XZ2」スマートフォン比較
スポンサーリンク
本記事のリンクはアフィリエイト広告が含まれています。
スポンサーリンク

「Xperia」シリーズの中でも人気なモデルが性能と価格のバランスが取れた「10」シリーズ。
その最新モデル「Xperia 10 IV」を先日買いました。

長い「Xperia」シリーズの中でも、ある意味数々の伝説を作り出した唯一無二の機種に「Xperia XZ2」がありますね。

ということで、今回はXperia XZ2」から「Xperia 10 IV」へ、本体サイズと処理性能がどのくらい変わったかを比較していきます。

アキラ
アキラ

伝説級黒歴史デザインの影は全くナシ。
全画面化にもなり、遥かに使いやすくなった!
「ミドル」である「Xperia 10 IV」の処理性能は、「Xperia XZ2」とほぼ同じ。

似たようなサイズ感だが、デザイン一新

Xperia 10 IV」の発売は2022年7月(キャリア版)。
一方今回の比較対象の「Xperia XZ2」の発売は2018年5月。
約4年の差がありますね。

2019年を境にシリーズ全体のコンセプトも変わりました。
「Xperia 10」シリーズは、「ミドルレンジ」(中性能)、サイズは比較的コンパクトなシリーズ。
「Xperia XZ2」はそのような新たなコンセプトになる前の機種ですね。
移行過度期とも言える機種であるため、いろいろと謎デザインとなっています。
多くのユーザーがXperiaを見放してしまった伝説級黒歴史デザインです。

どれくらい変わったか、本体サイズの違いを見ていきます。
背面はこんな感じ。

「Xperia 10 IV」と「Xperia XZ2」

「Xperia 10 IV」はコンパクトがコンセプトと紹介しましたが、Xperia 10 IV」は「Xperia XZ2」と似たようなサイズ感ですね。
しかし「Xperia 10 IV」は新たなコンセプト初登場時からいろいろ言われていた、細長ボディ。
「Xperia XZ2」と比べると、「Xperia 10 IV」の細長さはよくわかりますね。
「Xperia XZ2」より幅が短いですから。

さらにカメラの存在感も大きく違います。
「Xperia 10 IV」は3眼レンズ、「Xperia XZ2」は単眼レンズですし。

「Xperia XZ2」の背面には指紋認証センサーもありますね。
画像ではわかりませんが、「Xperia 10 IV」の指紋認証センサーは側面にある電源ボタンと兼用。
変更になったデザインの一つです。

そして「Xperia 10 IV」の本体の細長さに比例するものが、画面の長さ。

「Xperia 10 IV」と「Xperia XZ2」

全然違いますね。
Xperia 10 IV」は超細長画面。
ほぼ前面すべてが画面なのに対し、「Xperia XZ2」は上下にかなり太い額縁(ベゼル)があります。
これでも「Xperia XZ2」の画面アスペクト比は18:9なので旧来のスマートフォン(アスペクト比16:9)よりも長くなっているんですけれどね。

厚さを比べてみるとこのような感じ。

「Xperia 10 IV」と「Xperia XZ2」

厚さも全然違いますね。
「Xperia XZ2」が少々わかりにくくて申し訳ないです
m(_ _)m

Xperia XZ2」はこんもりと膨らんだ丸型背面。
そのため結構厚めです。
まあこの丸型背面が、「Xperia XZ2」を黒歴史化した最大の理由なんですけれどね。
嫌われ続けているのにも再び採用された「ランチパック」。
・・・もう二度と採用されることはないでしょう。

対して「Xperia 10 IV」はフラットなデザイン。
とてもスッキリとしていますね。

それぞれの本体サイズ等の仕様は次の通り。

Xperia 10 IV
サイズ:約153㎜×約67㎜×約8.3㎜
重さ:約161g
画面サイズ:6.0インチ
画面解像度:2,520×1,080
アスペクト比:21:9
Xperia XZ2
サイズ:約153㎜×約72㎜×約11.1㎜
重さ:約198g
画面サイズ:5.7インチ
画面解像度:2,160×1,080
アスペクト比:18:9

カタログスペックを比べても、「Xperia 10 IV」の細長さがよくわかるでしょう。
説明上の因果が逆になっていますが、どちらかと言えば画面サイズに合わせて本体サイズも細長くなった感じですね。

他にも「Xperia XZ2」から「Xperia 10 IV」へはかなり変化しています。
進化と言うべきでしょうか。
先程紹介したように、厚さはスッキリ。
実際には約3mmも薄くなっていますね。
さらに重さも約30g軽くなっています。

コンパクト化して使いやすくなった感じですね。

ほぼ同じ処理性能

先程紹介したように、「Xperia 10 IV」の発売は2022年7月で、「Xperia XZ2」の発売は2018年5月。
約4年の差があります。

なので当然処理性能にも差があると思われますが、Xperia 10 IV」は「ミドルレンジ」(中性能)となっています。
対してXperia XZ2」は当時の「ハイエンド」(高性能)。

体感的にはほとんど変わらない性能となっていますね。

こちらの動画ではそれぞれでアプリの起動比較をしました。

比較したアプリは次の5種。

・Chrome
・Playストア
・Googleマップ
・YouTube
・Twitter

全体的に「Xperia XZ2」の方が若干速いように感じます。
でもまあほとんど同じくらいですね。

ちなみにそれぞれの処理性能の仕様は次の通り。

Xperia 10 IV
・CPU:Snapdragon 695 5G
・メモリ:6GB
Xperia XZ2
・CPU:Snapdragon 845
・メモリ:4GB

「Xperia 10 IV」の方がメモリが2GBも多くなっていますが、CPUは先述の通り「ミドル」性能です。

AnTuTu:40万点と38万点

性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」で、それぞれベンチマークテストをしてみると次の通り。

Xperia 10 IV
・392,719
Xperia XZ2
・377,285

「Xperia 10 IV」のAnTuTuベンチマーク
▲Xperia 10 IVの結果

「Xperia XZ2」のAnTuTuベンチマークテスト
▲Xperia XZ2の結果

※アプリバージョン
・Xperia 10 IV:V9.5.7
・Xperia XZ2 :V9.3.9

アプリバージョンは微妙に異なりますが、「Xperia 10 IV」では約40万点。
「Xperia XZ2」では約38万点。

「Xperia 10 IV」の方が若干高いものの誤差の範囲。
ベンチマークを比較してもほぼ変わらないですね。

本体サイズ&処理性能比較・まとめ

今回はXperia XZ2」から「Xperia 10 IV」へ、約4年で本体サイズと処理性能がどのくらい変わったかを比較しました。

サイズ感は似ているもののデザインは一新。
「Xperia XZ2」の伝説級黒歴史の影は全くありません。
ただ「Xperia 10 IV」は画面の細長さから本体サイズも細長くなりましたね。
それでも本体サイズはコンパクトになり、使いやすくなりました。

処理性能は同じくらい。
「Xperia 10 IV」は「ミドル」(中性能)、「Xperia XZ2」は当時の「ハイエンド」(高性能)という差がありますからね。

約4年前のハイエンドスマホの処理性能は、2023年現在のミドルレンジ相当のようです。

参考:スペック比較

機種名Xperia 10 IVXperia XZ2
メーカーSONY(ソニー)SONY(ソニー)
発売日2022年7月8日
 ※オープン市場SIMフリー:2023年3月10日
2018年5月31日
OSAndroid 12Android 8.0
 ※ソフトバンク:Android 9まで
 ※ドコモ・au:Android 10まで
CPUSnapdragon 695 5GSnapdragon 845
メモリ6GB4GB
ストレージ128GB64GB
メインカメラ約800万画素(超広角)
+約1,200万画素(広角)
+約800万画素(望遠)
約1,920万画素
フロントカメラ約800万画素約500万画素
バッテリー容量約5,000mAh約3,060mAh
画面解像度2,520×1,080(フルHD+)2,160×1,080(フルHD+)
画面サイズ約6.0インチ(有機EL)約5.7インチ(液晶)
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約153㎜×約67㎜×約8.3㎜約153㎜×約72㎜×約11.1㎜
重さ約161g約198g
ブラック / ホワイト / ミント
 ※ドコモ、au、楽天モバイル:上記+ラベンダー
 ※オープン市場SIMフリー:ブラック / ホワイト
ソフトバンク:
 リキッドブラック / リキッドシルバー /
 ディープグリーン
ドコモ、au:
 リキッドブラック / リキッドシルバー /
 ディープグリーン / アッシュピンク
ネットワーク4G・5G(sub6)
※各キャリアでそれぞれの回線推奨(特に5G)
※オープン市場SIMフリー:どの回線でも使用可能
4G
※それぞれのキャリアのみ対応
SIMnanoSIM + eSIM (デュアルSIM対応)nanoSIM
その他おサイフケータイ(FeliCa):対応
防水防塵:対応(IP68)
microSD:対応(最大1TB)
ワイヤレス充電:非対応
イヤホンジャック:あり
生体認証:指紋
おサイフケータイ(FeliCa):対応
防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X):対応
microSD:対応(最大400GB)
ワイヤレス充電:対応
イヤホンジャック:なし
生体認証:指紋
価格(税込)
※発売当時
ドコモ:64,152円(一括)
au・UQモバイル:69,985円(一括)
ソフトバンク:74,880円(一括)
楽天モバイル:59,800円
オープン市場フリー:60,500円
ソフトバンク:102,720円(一括)
ドコモ:94,608円(一括)
au:95,040円(一括)

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました