2023年4月26日に配信された「ゼノブレイド3 エキスパンション・パス」の第4弾。
ダウンロードコンテンツ(DLC)のメインとなる追加ストーリー「新たなる未来」を先日クリアしました。
ついに、ついに、終わってしまいましたね・・・
と言うことで今回は、「ゼノブレイド3 新たなる未来」のストーリーをクリアした感想をまとめつつ、評価もしていきたいと思います!
結構寄り道もしてクリア時間は、約25時間!
いい意味でDLCの量じゃない!
一番ハマった「1」要素多めで感激!
※特記がない限り、画像は自分がゲームプレイでスクリーンショットしたものです。
新たなる未来:シリーズの集大成
感想や評価を述べる前に、既にご存知だと思いますが、ザっと「ゼノブレイド3 新たなる未来」についての概要をまとめておきますね。
2022年7月29日に発売されたNintendo Switch専用ソフト「ゼノブレイド3」(海外名:Xenoblade Chronicles 3、以下:本編と呼称)。
本編発売前から追加コンテンツ「エキスパンション・パス」が発表されており、最後の第4弾が追加ストーリー「新たなる未来」。
本編とは異なる、全く新たなオリジナルストーリーです。
第3弾発表時に「新たなる未来」の映像をチラ見せしていてものの、2023年4月19日になって「新たなる未来」の概要&配信を突如発表。
翌週の4月26日に配信されました。
本当に突然すぎてビックリしましたねw
大まかなストーリー概要は、本編に登場した「シティー」創設者「六氏族」たちの物語。
つまり本編の前日譚ですね。
自分は過去に追加ストーリー「新たなる未来」について予想(考察)していました。
広い意味では当たっていましたね。
「前日譚になるだろう」と思っていましたから。
そしてその「エキスパンション・パス」のパッケージがコレ。
「ゼノブレイド3」本編は「ゼノブレイド」シリーズの集大成と謳われていました。
「エキスパンション・パス」のパッケージはそれがよくわかりますね。
「ゼノブレイド」(以下、ゼノブレイド1)の主人公「シュルク」が使っている「モナド」(左)。
「ゼノブレイド2」の主人公「レックス」が使っている「聖杯の剣」(右)。
そして「ゼノブレイド3」の主人公の一人「ノア」が使っている「終(つい)の剣」(中央)。
まさに「ゼノブレイド」シリーズの集大成です。
「新たなる未来」は追加コンテンツなので、もちろん「ゼノブレイド3」そのものが必要ですね。
こちらでは本編クリア時の感想やレビューもしています。
シリーズファンのための追加ストーリー
既知の概要はこのくらいにして、ここからが本題。
実際に「ゼノブレイド3 新たなる未来」をプレイした感想や評価をしていきます。
とその前に。
「ゼノブレイド3」本編は、「ゼノブレイド1」「ゼノブレイド2」をプレイしていなくても基本的には違和感なくプレイできるようになっていましたね。
しかし上記の内容から察するように「新たなる未来」は「ゼノブレイド1」「ゼノブレイド2」をプレイしていることが前提。
どちらもニンテンドースイッチでできますが、普通にプレイしているとそれぞれ80時間以上もかかる大ボリューム。
そのため「新たなる未来」は「ゼノブレ」シリーズファンのための追加ストーリーとも言えますね。
実際に内容は、「ゼノブレイド1」「ゼノブレイド2」に関することが多め。
一言で表すなら、「ゼノブレイド3」の世界観を舞台にした「ゼノブレイド1」・「ゼノブレイド2」の続編と言った感じです。
「ゼノブレイド1.9・2.9」と言ったような感じですね(表し方がわからないw)。
まあ自分としては全体的に「ゼノブレイド1」の要素が多めに感じましたね。
「ゼノブレイド2」は部分的にって感じです。
詳しくは以降でまとめます。
クリア時間:25時間で大ボリューム!
「新たなる未来」はDLC。
なのでおそらく多くの人が気になっていることがあるでしょう。
そのクリアプレイ時間について。
冒頭でも紹介したように、自分の場合はクリア時間が約25時間でした。
全5章ですが、5章目はわずかなので実質4章って言ったところです。
他のゲームなら1本分に相当しそうなボリュームですね!
レベルは全員52。
通常バトルだけでレベルを上げて、ボーナス経験値でのレベル上げは全くしていません。
後述のやり込み要素の関係もあってポンポンレベルが上がるんですよね。
クエストなど結構寄り道をしてこのプレイ時間。
前作「ゼノブレイド2」の追加ストーリー「黄金の国イーラ」もクリア時間が約20時間と大ボリュームでした。
「ゼノブレイド」シリーズのDLCは、本当にいい意味でDLCの量ではありませんねw
クリア後は画像のように7人目として「ナエル」がパーティに加入。
アクセサリー等の変更はできますが、武器強化などはありません。
ちなみにいわゆる「強くてニューゲーム」(NEW GAME +)はないようですね。
シリーズの最後だからでしょうか。
まあなくても上記のように「ナエル」が加入したりと、クリアデータでクリア後の要素が楽しめますからあまり問題ないでしょう。
クリア後のデータをロードすると、ものすごいところから始まっていて笑いましたw
ラスボス一歩手前ですね。
その後、マップ上でまだ回っていないところなどがあり、もう少しだけプレイ。
約30時間もあれば、ほとんどのところは回れますね。
まあこれでも「キズナビリティ拡張」が1つだけゲットできていなかったり、クエストもまだまだ残っていたり・・・
完全クリアするまでにはもう少しかかりますね。
キャラ:ファンサ満載な欲張りセット
「新たなる未来」は「ゼノブレイド」シリーズファンのための追加ストーリーだけあって、キャラクターもファンサービス(ファンサ)満載。
最大の理由はやっぱりこの2人ですね。
「ゼノブレイド1」の主人公「シュルク」と、「ゼノブレイド2」の主人公「レックス」。
どちらも大人に成長したバージョンですね。
しかもパーティメンバーなものだから、まさにファンサそのものです。
どちらとも昔の面影はあるものの、かなり変わりましたねー
「シュルク」は長髪になり、右腕は義手。
バトルは左腕で戦い、その容姿や内容から義兄の「ダンバン」をリスペクトしているのでしょう。
でもやはり性格は「シュルク」って感じですね。
「レックス」は・・・変わりすぎw
完全にイケオジになっていますw
まあ本編のエンディング時にもチラッと写っていましたが、そのときよりも遥かに年を取っています。
性格は容姿のように豪傑に。
言葉遣いやその豪傑さ的に、「ゼノブレイド2」のラスボス「メツ」やパーティ長兄役の「ジーク」の影響を受けていそうです。
頼りがいのある面倒見の良さは「ヴァンダム」の影響もあるのでしょうか。
まあ「ゼノブレイド2」のときはおそらく10代前半の年齢と、かなり若すぎましたからね。
人生に多大な影響を与えたのでしょう。
成長した姿もさることながら、自分は声を当てている声優さんにも驚きましたね。
自分は声優さんも結構知っている方ですが、初見ではどちらも同じ声優さん(シュルク:浅沼晋太郎さん、レックス:下野紘さん)とは思いませんでした。
特に下野さんは普段高めの声なので、大人レックスは別の声優さんかと思いましたからね。
それくらい声質が全然違いました。
「シュルク」「レックス」は本人登場でしたが、「新たなる未来」では他にもシリーズ要素満載なキャラクターがいますね。
「ニコル」と「カギロイ」。
この2人もある意味本人たち。
まあ「ゼノブレイド3」の世界観から「ニコル」と「カギロイ」は、「記憶のない転生者」ですが。
「ニコル」は若い頃の「シュルク」そのままですね。
しかし顔立ちはヒロイン「フィオルン」を感じさせます。
「ゼノブレイド1」では「シュルク」と「フィオルン」は幼馴染でありながら相思相愛の描写もあるので、「ニコル」は彼らの息子でしょう。
「新たなる未来」でも「シュルク」が随所に匂わせ発言をしていますしね。
性格は大人しめですが、芯の強い感じ。
芯の強さは「シュルク」「フィオルン」に似ていますね。
「カギロイ」は容姿から「ゼノブレイド2」のヒロイン「ホムラ」、彼女の別人格「ヒカリ」、または本来の姿の「プネウマ」を思い出します。
「プネウマ」が一番近いでしょうか。
しかし性格は「ヒカリ」に近いですね。
「ヒカリ」ほどキツイ性格ではありませんが、まあいわゆるツンデレ。
「新たなる未来」のキャラ動作なども「ヒカリ」に似ています。
本編のEDで「レックス」は、「ホムラ」「ヒカリ」、あと「ニア」の3人に対して、それぞれの子供がいるという、なんとも衝撃的なEDになっていましたね。
「カギロイ」は、「レックス」と「ホムラ」「ヒカリ」いずれかの娘と言ったところでしょう。
「シュルク」と同様に「新たなる未来」で匂わせ発言をしていますしね。
あと声優さんも同じ(下地紫野さん)です。
物語中、「レックス」と「カギロイ」の微妙な距離感は現実の父娘感満載でしたね。
「ゼノブレイド3」の要素は、主人公「マシュー」と妹の「ナエル」。
二人は本来の「ノア」と「ミオ」(「エヌ」と「エム」)の曽孫。
容姿は二人とも曽祖父母にあまり似ていませんが、まあ性格は似ているかもしれません。
「マシュー」の真っ直ぐさは「ノア」譲りな気がします。
・・・少し脳筋すぎますがw
まあ物語が進むにつれて主人公っぽくなりましたね。
「ナエル」は終盤まで行方不明&敵状態ですが、その闇落ち感が「エヌ」に似ています。
容姿が猫耳なのでそこは「ミオ」にも似ていますね。
他にパーティメンバーはもう一人いますが、その前にラスボスの「アルファ」。
シュルクとレックスの前に現れた謎の人物。#ゼノブレイド3 #新たなる未来 pic.twitter.com/xJOA4OOCt9
— ゼノブレイド総合 (@XenobladeJP) April 19, 2023
完全に「ゼノブレイド1」の「アルヴィース」ですね。
容姿そのままです。
まあ実際は全ての元凶「クラウス」が作り出した3つの「トリニティ・プロセッサ」の1つ「ウーシア」(アルヴィース)の抜け殻「アルファ」ですけれどね。
「アルファ」は「裁定者」として「アイオニオン」を壊すことを決意。
同じような思いがある「ナエル」に憑依して立ちはだかりましたね。
「ウーシア」の本体(作中では“良心”)が、最後のパーティメンバー「エイ」。
「新たなる未来」を進めながら「容姿・言葉遣い・言い回しの全部がアルヴィースに似ている」「本人なんじゃない?」と思っていたら、そういうことでしたね。
「エイ」は本編「六氏族」の七人目でしょう。
というか全体の細かな世界観の話、結構複雑なので全部を理解している人いるのでしょうか・・・
たぶん自分も半分くらいしかわかっていませんw
本編からの続投キャラクターもいますね。
敵側の「エヌ」「ゼット」。
まあ「ゼット」は物語最初に登場したくらいであまり関わりがありません。
だからこそ本編のラスボスなんでしょうね。
「エヌ」は「マシュー」の曽祖父である関係からか、頻繁に敵として登場。
最後には利害の一致で共闘しましたね。
あと忘れてはいけないのが「リク」。
なんと父親が「メリア」と旅していたとのこと。
クリア後?に「リク」の元に行くとわかりますね。
ということは父親は「ゼノブレイド1」の「リキ」でしょうか。
確実性はありませんが、その可能性が高そうです。
過去作との家族関係は匂わせが多いものの、ここまではっきりしているのは「リク」ぐらいではないでしょうか。
過去作との匂わせと言えば、「シュルク」と「レックス」の側にいたこの2人も、それぞれ「ゼノブレイド1」と「ゼノブレイド2」の血縁者でしょう。
「パナセア」と「リンカ」。
「パナセア」(CV:渡辺明乃さん)は、シュルクと行動を共にする兵士。意思の強さを持ち、裏表のない正直な性格ですも。#ゼノブレイド3 #新たなる未来 pic.twitter.com/VZ21jn8A3O
— ゼノブレイド総合 (@XenobladeJP) April 24, 2023
「リンカ」(CV:広橋涼さん)は、レックスと行動を共にする知的な兵士で、慎重かつ繊細な性格。#ゼノブレイド3 #新たなる未来 pic.twitter.com/JY7t5IkpQ7
— ゼノブレイド総合 (@XenobladeJP) April 25, 2023
「パナセア」はその容姿から「カルナ」の娘でしょうか。
父親は誰なのでしょうね。
やはり「ゼノブレイド1」の終盤で匂わせていた「ライン」でしょうか。
正直な性格がっぽいですね。
「リンカ」もその容姿から「サイカ」の娘でしょうか。
こちらも父親は誰なのでしょうかね。
物語的には「ジーク」のような気がしますが、性格にもあまり「ジーク」っぽさがありません。
ちなみにこの2人が、本編「六氏族」のそれぞれ「リイド家」「カシィ家」の本来の始祖ですね。
本編の六氏族像は、それぞれが「師とした者」となっていますから。
(このブログを書いている最中に気づきましたw)
とまあ長くなりましたがこんな感じで、「ゼノブレイド」シリーズ全てを凝縮したような登場キャラクターばかりですね。
ストーリー:真のED感/「1」に近い王道
クリア時間の他に多くの人が気になるのがやはりストーリー。
特に「ゼノブレイド3」の場合、「新たなる未来」のストーリーへの期待値は今まで以上でしょう。
何せ本編のエンディングはハッピーエンドともバッドエンドとも言えない、なんともわかりにくいものでしたからね。
(ビターエンドって言うのかな?)
しかし「新たなる未来」のストーリーは非常にシンプル。
物語の全あらすじを簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。
その過程で「シュルク」「レックス」から「アルファ」の存在を聞き、それが「ナエル」に憑依していることを知る。
最後は世界を壊そうとする「アルファ」を、仇であるメビウス「エヌ」とも協力して打倒する。
細かな内容は置いておいて、物語の本筋はわかりやすかったですね。
超王道と言うべきでしょうか。
自分としては、同じく超王道ストーリーだった「ゼノブレイド1」に構成が似ている気がしました。
エンディングも「ゼノブレイド1」と似たような雰囲気。
超王道って感じです。
エンディング的にはハッピーエンドですね。
「マシュー」達は「六氏族」として消滅した「シティー」を再興していますので、ハッピーエンドになることは必然。
ただ「シュルク」「レックス」、あと「エイ」もいなくなってしまうとは思いませんでしたね。
まあ本人たち曰く「世界を支える依り代」とのこと。
「裁定者」の「アルファ」がいなくなってしまいましたからね。
過去作の主人公である「シュルク」と「レックス」がこのような形で消えてしまうのは少し寂しい気持ちもありました。
まあその代わり、本来10年しか生きられない短命な「ニコル」「カギロイ」に命を託しましたね。
親から子へ命を渡す・・・
そして思いも託す・・・
何か“クル”ものがありましたね。
エンディングの「アルファ」亡き後の「シティー」再興もまた、「ゼノブレイド1」に似た雰囲気。
こちらも「ザンザ」亡き後、新たな街でみんなで協力して再興していますからね。
「新たなる未来」は爽やかなエンディングでした。
本編は、ある意味ループ物。
エンディング後は最初に戻ったような感じです。
物語中の流れとしてはこの繰り返しがずっと続くのでしょう。
その過程で「ノア」「ミオ」はメビウス「エヌ」「エム」になったりするので、本編ループの最後がこの「新たなる未来」であるとも言えます。
「新たなる未来」は「ゼノブレイド3」の“真のエンディング感”がありますね。
そして最後のエンドロールも最高でした!
テーマ曲が流れながらも、「ゼノブレイド1」「ゼノブレイド2」「ゼノブレイド3」全ての映像が流れる・・・
まさにシリーズの集大成って感じでした。
ちなみにエンディング後に、本編「六氏族」の像を改めて見てみるとキャラクターがそのまますぎて、なんだか感慨深いものがありましたね。
「ニコル」「カギロイ」は共に80歳まで生きたようです
( ̄▽ ̄)
新規フィールド&結構ある「1」「2」要素
「ゼノブレイド」シリーズの代名詞と言えばやはり巨大フィールド。
DLCとはいえ、「新たなる未来」のフィールドも相変わらず広いですね。
「新たなる未来」のフィールドは本編では「オリジン」がある場所。
最後には「オリジン」が「アイオニオン」に落ちてきて消滅してしまいますね。
しかしここには「ゼノブレイド1」「ゼノブレイド2」要素満載。
特に「ゼノブレイド1」が多めですね。
何せ、「コロニー9」や「監獄島」と、地名がそのまま出てきていますから!
中の地形は変わっている所も多いものの、やはりそのままと言った感じ。
他にも「ガウル平原」などが部分的に出てきたりと。
特に「ゼノブレイド1」の方が好きな自分にとっては、なかなか感激ものでしたね。
「ゼノブレイド2」のフィールド要素は部分的にと言った感じです。
ルクスリアの遺跡が多かったですね。
またフィールド各所にある「キズナビュー」。
「ゼノブレイド1」「ゼノブレイド2」にあった「キズナトーク」のようなものですね。
「キズナビュー」は本編に関する要素もありますが、多くは「ゼノブレイド1」や「ゼノブレイド2」に関すること。
「シュルク」や「レックス」の思い出話が聞けましたね。
フィールドを見ると、「ゼノブレイド1.9・2.9」って感じをヒシヒシと感じました。
部分的な続編と言った感じでしたね。
と同時に当時の他の地方も探索したいと思ってしまいました。
本編と様相が違うと思いますので。
「1」「2」並みに頭に残るBGM&曲
「ゼノブレイド」シリーズは良曲・神曲も多くありますね。
「ゼノブレイド3」本編も良曲ばかりでした。
総曲数はなんと140種類とのこと。
しかし曲が多すぎた影響でしょうか。
本編の曲は全体的な印象が薄かったんですよね。
ですが「新たなる未来」は印象に残りやすい曲があったり。
特にこの2つですね。
・アマネセル高原 など
本編では通常バトル曲は2種類あった影響からか少し印象に残りにくかった感じ。
また自分は「ゼノブレイド1」の「ガウル平原」や「ゼノブレイド2」の「グーラ」の曲がお気に入り。
しかし本編ではいろんな平原・高原があり、曲もそれぞれ異なったので印象に残りにくかった感じ。
「新たなる未来」は本編よりも話が短いので、多くの場合は平原などにいる場合が多いんですよね。
その平原曲も基本的に統一されていました。
おかげでずっと頭に残りますね。
しかも「ゼノブレイド1」「ゼノブレイド2」「ゼノブレイド3」を全て合わせたような曲。
神曲です!
クライマックス部分は「グーラ」のように感じましたね。
とまあこんな感じで本編より頭に残りやすい一方で、本編と共通のBGMもあって。
やっぱりメニュー・マップ曲やチェインアタック曲は印象に残りやすいですね。
どちらも変わらず遮る形で挿入されていますから。
一部「1」のBGMがそのままで感激
しかしBGMに関しては何よりも感激したものがあります。
それは「ゼノブレイド1」の「コロニー9周辺フィールド曲」と「通常バトル曲」がそのまま使われていたこと。
どちらとも「コロニー9」周辺で聞けましたね。
「コロニー9」自身も、ベース曲は「ゼノブレイド1」の「コロニー9」でしたが、少しアレンジされている感じ。
本編も「ゼノブレイド1」や「ゼノブレイド2」の雰囲気を感じる曲はあれど、全部アレンジされていました。
まさか「ゼノブレイド1」の曲が“そのまま”聞けるとは思っていませんでしたからね。
「コロニー9」が見えてきたとき、鳥肌が立ちました
( ̄▽ ̄)
バトルは同じだがユニオンコンボが胸熱
バトルシステムは基本的に本編と同じ。
まああくまで「ゼノブレイド3」のDLCですからね。
「ゼノブレイド2」の追加ストーリー「黄金の国イーラ」では、本編バトルシステムを踏襲しつつもほとんど別物のような感じでしたが「新たなる未来」はそこまで発展しませんでした。
ただ違う要素もありますね。
その一つが「ユニオンコンボ」。
二人一組となって出す必殺技です。
本編の「インタリンク」に相当するもので「ライジング」になっている状態で発動すると大ダメージを与えられますね。
組み合わせは自由ですが、やはりファンとしては過去作主人公コンビが胸熱もの。
効果が「スマッシュ」なのでさらに大ダメージを与えられます。
なので「ユニオンコンボ」は、自分は基本的に「シュルク」&「レックス」を使っていましたね。
次点で「ニコル」&「カギロイ」。
こちらは効果が「バースト」なんでアイテムを落としてくれますし。
チェインアクセサリーが強い
本編のパーティは「ヒーロー」を加えた7人構成でしたね。
しかし「新たなる未来」はクリア後に「ナエル」が加入するも、終始6人パーティです。
その代わりなのでしょうか。
チェインアタック用のアクセサリーが装備に追加されています。
これがまたなかなかの面白さ。
何せキャラ固有のチェインアタックの効果を変えてくれますからね。
本編の「ヒーロー」効果をそのままパーティメンバー全員にそれぞれ適用できます。
ただ「ヒーローチェイン」効果アクセサリーは装備すると「ロール」固有の効果がなくなってしまいますね。
なので「ヒーラー」に装備させていると、100%を超えるて終了したり。
結構試行錯誤しましたが、途中からはほぼこんな感じでしたね。
ヒーローチェイン
→自分以外にTP10プラス
・ニコル
ヒーローチェイン
→自分以外全員復帰
・エイ、カギロイ
コンプリートボーナスのみ
変えられるアクセサリー
あとは結構頻繁に変えていました。
TP増加と復帰系は強い印象です。
本編でもTP増加があるヒーロー「マシロ」が最強な補助役だった印象ですし。
「ニコル」を「全員復帰」にしているのは、技に「ライジング」効果があるから。
「マシュー」で「ブレイク」、「エイ」で「ダウン」。
クリア後、ある程度集まった今ではこんな感じですね。
ヒーローチェイン
→自分以外にTP10プラス
・エイ
コンプリートボーナス
→ダメージ倍率に100%加えて
味方全員攻撃力アップ
・ニコル
ヒーローチェイン
→自分以外全員復帰
・カギロイ
コンプリートボーナス
→チェインゲージ回復
・シュルク
ヒーローチェイン
→自身のTP×150%
・レックス
ヒーローチェイン
→自分以外にTP×120%
・ナエル
ヒーローチェイン
→100%になっても次を選択可能
TPがバンバン貯まり、特にナエル・シュルクに持たせたアクセサリーのおかげで500%以上になることも。
ヤバイ量ですw
ブログを書いていて思いましたが、「シュルク」と「レックス」は逆の方がいいかもしれませんね。
「シュルク」には「ブレイク」がありますし、「レックス」には「ライジング」がありますから。
本編よりマップが見やすくなった
意外なところの進化と言えば、本編よりもマップが見やすくなったように感じます。
これは次のコレクションにも関係してくるからでしょう。
「マップ達成度」ということで、そのマップ上に何がどれだけあるのかわかるようになりましたね。
あまりにも広大な「ゼノブレイド3」。
本編では特に広大な「カデンシア地方」のマップ内容が初見では全然わかりませんからね。
自分は今でもまだ「カデンシア地方」のマップを全部コンプリートしていませんw
「新たなる未来」では「量」がわかるようになったので見やすくなりましたね。
また獲得したコンテナやエーテルチャネルは灰色になるので、これまたわかりやすいですね。
他にも洞窟などの出入り口がわかりやすくなっていたり。
本編でも、前作「ゼノブレイド2」よりもマップの見やすさがかなり改善されていましたが、「新たなる未来」ではさらに改善されていましたね。
「全部」コレクションのやり込み量
先述の「マップ達成度」もそうですが、「新たなる未来」は本編と変わらず「やり込み要素」もかなりのもの。
「キズナビリティ」として、ゲーム中のあらゆるものがコレクション対象になりましたね。
・バトルミッション:ユニークモンスターなどを倒す
・キズナビュー:先述の通り
・ヒトノワ:人々とのキズナを深める
・エネペディア:通常モンスターを指定回倒す
・コレペディア:コレクションアイテムを登録
まさか通常モンスターまでコレクション対象になるとは思いませんでした。
全部を100%にするには結構大変そうです。
特にバトルミッションとヒトノワ当たりが。
ユニークモンスターは90レベルがいたりしますからね。
本編と異なり「新たなる未来」の通常モンスターは65レベルぐらいまでしかいません。
どうやってレベルを上げるのでしょうね。
経験値を増やす「料理」などを活用するのでしょうか。
「ヒトノワ」については少し苦い経験もあったり。
前作「ゼノブレイド2」の追加ストーリー「黄金の国イーラ」でも「ヒトノワ」がありましたが、これはストーリー上必須の要素として組み込まれていました。
・・・結構面倒で、このとき「黄金の国イーラ」をプレイするのを少し止めてしまったんですよね。
おそらくDLCという都合上、ボリューム感を出すためにそのようにしたのでしょう。
「新たなる未来」では「ヒトノワ」がストーリー必須にならなくて良かったと思いましたね。
本当にやり込み要素すぎて、ストーリーを早く知りたい場合は結構面倒ですから。
気になった部分は…
このように「新たなる未来」は自分としてはかなり大満足。
しかしやっぱり気になってしまう部分もあったりしましたね。
まあ全然問題がないような許容範囲レベルですが。
クラス固定なのが残念
1つ目は、ロールに当たる「クラス」がキャラ固定なこと。
本編では「クラス」の変更が「ヒーロー」分あり、かなり自由度が高い物でした。
しかし「新たなる未来」では「クラス」がそれぞれで固定。
自由度の高いバトルをしたかったですね。
まあでもこれはDLCである以上、仕方なかったと思います。
前作「ゼノブレイド2」の追加ストーリー「黄金の国イーラ」でも操作キャラを補佐する「ブレイド」は固定でした。
「ゼノブレイド2」本編では自由に変えられましたが。
やはりDLCなのでその辺りのボリュームは入れることができなかったんでしょうね。
拡張アイテムを悩んでしまう
2つ目は、拡張アイテムについて悩んでしまうこと。
「新たなる未来」では、キャラを成長させるためにそれぞれの拡張アイテムが必要。
能力アップの「キズナビリティ拡張」。
他にも「アーツ拡張」、「ジェム拡張」、「アクセサリー拡張」があります。
ゲットする方法はフィールドに落ちていたり、遺物に入っていたり、クエストクリアの報酬だったり。
当然キャラを成長させるためにキャラ分の量が必要で、これが結構悩んでしまうんですよね。
特に能力差に影響が出る「キズナビリティ拡張」。
「キズナビリティ」のポイント自体もどんどん貯まっていくので、もどかしい気持ちもありながら結構悩みつつ使っていました。
6人分揃えば一気に使えてラクなんですけれどね。
先述の通り、未だに1つだけ「キズナビリティ拡張」をゲットしていません。
どこにあるんでしょうね。
モヤモヤします。
オリジンを探索したかった
3つ目は、オリジンを探索したかったですね。
本編のラストダンジョン「オリジン」。
「新たなる未来」でも最終目的地は「オリジン」でしたが、ガワだけでした。
「オリジン」に入れる「監獄島」で「エヌ」と対決した後、そのままの流れで最終的に「アルファ」との決戦。
そしてエンディング。
・・・オリジンは張りぼてでしたね。
まさかそこからエンディングまで一直線とは思いませんでした。
まあこれもDLC都合上のボリュームカットなのかもしれません。
探索するなら本編のような「オリジン」の世界でもよかったですが、「オリジン」内で「アルファ」が再現した「クラウス」の世界を探索するのも面白そうです。
中を少しは移動できましたが、あくまで夢の世界。
メインの話ではありませんね。
でもこんなすごいもの見せられたら探索したくなりますよw
まあどこぞの有名RPGではないので、舞台が現代地球みたいな世界ばかりでも困りますが。
自分は平原が大好きです!
シュルクがバトルでは微妙な性能
4つ目は、「シュルク」がバトルでは微妙な性能だったこと。
「シュルク」はロールが「ディフェンダー」ですが、ある程度パーティが成長すると「ディフェンダー」ってパーティに1人いれば十分だったりします。
同じく「ディフェンダー」の「ニコル」の方が“タンク”性能としてはいいんですよね。
かと言って「ディフェンダー」なので「アタッカー」に比べると攻撃力も微妙。
キャラ性能が微妙すぎて、唯一1つだけ手に入っていない「キズナビリティ拡張」は「シュルク」だけ使っていないんですよね。
「ゼノブレイド1」の主人公なのに、バトルパーティでの扱いが微妙だったのは残念です。
キャラ相関などがさらに気になる
これはどちらかと言うと、シリーズの設定が膨らんだ結果ですね。
キャラ相関などがさらに気になってしまいました。
先述の通り、「シュルク」の息子が「ニコル」。
「レックス」の娘が「カギロイ」。
他にも本編では「ニア」の娘が「ミオ」と言った感じでキャラ相関関係が出来上がっています。
しかし作中では明確に述べられていません。
「ニコル」が本当に「シュルク」の息子なのか、母は本当に「フィオルン」なのか。
「カギロイ」に至っては「ホムラ」と「ヒカリ」どちらの娘なのかも気になるところ。
主人公たちの家系に至っては複雑ですね。
「ノア」(エヌ)や「ミオ」(エム)が「マシュー」「ナエル」の曽祖父母。
しかし本編では転生し続けた「ノア」「ミオ」が主人公なので、「マシュー」「ナエル」は「ノア」「ミオ」の子孫であるのと同時に祖先でもあるような感じ。
まあ実際の子孫は「ゲルニカ」「モニカ」「ゴンドウ」(本編の)になるのですが。
なかなか複雑で上手く言葉にできませんね
( ̄▽ ̄;)
他にも自分が気になっていた内容として、「メリアとニアが、ケヴェス・アグヌスの女王にどのようになったのか」ということ。
追加ストーリーを予想したときはこの辺りの内容でした。
まあ「シュルク」と「レックス」の一連の流れを見ていると、なんとなく想像はできますが、実際の出来事として見てみたいですね。
あとはそれぞれの寿命についてとか。
みんながいなくなっていく中、「リク」は本編までどうやって生きているのでしょうか。
不老不死ってことですかね。
とにかく考え出すとキリがありません。
この辺りは、「各々想像してください」や「設定資料を見てください」ってことでしょうか。
まあ設定資料にこのような内容が載っているかは不明ですけれどね。
「ゼノブレ」3部作完結…/でも今後も期待!
ともかく「新たなる未来」により「ゼノブレイド」シリーズ3部作が全てつながりました。
はじめに紹介したように「ゼノブレイド3」は「シリーズの集大成」。
これにて「ゼノブレイド」シリーズは完結ということになるようです。
・・・ついに、ついに、終わってしまいましたね・・・
しかし「ゼノブレイドシリーズ」自体はまだ終わらないようです。
本編発売前の開発者インタビューでは次のように述べられています。
横田
「集大成」というのはシリーズの完結ではなく、
三部作としての「一区切り」ですね。高橋
そうですね。
今後さらに次のステップに進むための総括、
といったところでしょうか。
最後に、横田さんにお訊きします。シリーズ「集大成」という言葉がありましたけど、「ゼノブレイド」シリーズはまだまだ続きますよね?
横田
はい、続きます! できる限り続けたいです・・・!
どのような形で続くのか不明ですが、とりあえずシリーズ自体は続くようで一安心ですね。
元々、総監督の高橋哲哉さんは「ゼノ〇〇」シリーズとして「ゼノブレイド」以前にも関わったゲームが存在します。
PSの「ゼノギアス」、PS2の「ゼノサーガ」シリーズですね。
次回作も「ゼノ〇〇」シリーズになるのかもしれません。
自分としては「ゼノブレイド4」として、「ゼノブレイドシリーズ」として続けてほしい気持ちがありますね。
同じような感じで「ドラゴンクエスト」は「1~3」が「ロト三部作」、「4~6」が「天空シリーズ」と呼ばれていますし(なお自分はどれもプレイしたことがありません・・・・)。
「ゼノギアス」は名作と言われているため知名度も抜群ですが、「ゼノブレイドシリーズ」はそれを塗り替えるレベルの知名度になったと思います。
「ゼノ〇〇」で心機一転始めるよりも、「ゼノブレイドシリーズ」として続いてほしいですね。
そうなった場合、「ゼノブレイド1~3」は「クラウス三部作」となるのでしょうか
( ̄▽ ̄)
「ゼノブレイド」シリーズの中には陰が薄い存在ですが、2015年に発売された「ゼノブレイドクロス」という外伝作もあります。
次回作が出る前にこちらをプレイするのもアリですね。
ただ対応ゲーム機はWiiU。
「ゼノブレイド1」のリマスター「ゼノブレイドDefinitive Edition」のように、ニンテンドースイッチにリマスターしてくれればいいんですけれどね。
おそらくWiiUのゲームパッドをフル活用している影響でリマスターできないのでは?と自分は思っています。
実は、自分は「ゼノブレイドクロス」を発売日に購入。
WiiUもこれだけのために購入しています。
が、数時間プレイしただけでやめてしまいました。
最大の理由は主人公が自分で作る「アバター」だから。
自分は「アバター」系ゲームがあまり好きではありません。
加えて当時は、途中までプレイしたストーリー自体もあまりハマらず、次第にプレイしなくなってしまいましたね。
今もWiiUと一緒に押し入れにしまってあります
( ̄▽ ̄;)
ゲームシステム自体は当時も「さすがゼノブレイドシリーズ」で面白い印象でしたので、今もう一度プレイすると案外すんなりできるかもしれません。
そう考えると「ゼノブレイドクロス」もプレイし直したいですね。
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