ドコモ・au・ソフトバンクなら必ず存在するものが、通称「キャリアメール」と呼ばれるメールアドレス。
契約すると同時に無料で使えるメアドですね。
第4の携帯キャリアとして参入した「楽天モバイル」でも2022年7月1日からキャリアメールが使えるようになりました。
今回は実際に楽天モバイルのキャリアメール「楽メール」(rakumail.jp)を設定してみますね。
「my楽天モバイル」から設定。
使用は「Rakuten Link」から。
もちろん無料。
楽天モバイルの基本情報
目次
キャリアメール「楽メール」(rakumail.jp)
冒頭でも紹介したように、2022年7月1日から楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)でも独自のメールアドレスが使えるようになりました。
その名も「楽メール」(ラクメール)。
ドメイン名は「@rakumail.jp」です。
出典:楽天モバイル/楽メール
いわゆる「キャリアメール」ですね。
ドコモなら「@docomo.ne.jp」、auなら「@au.com、@ezweb.ne.jp」、ソフトバンクなら「@softbank.ne.jp」が「キャリアメール」。
「@rakumail.jp」はこれらと同様のもの。
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)契約者が無料で使えるメールアドレスです。
楽天モバイルが携帯キャリアとして正式参入したのは2020年4月のこと。
2年以上経ってやっと使えるようになりましたね。
主な仕様は次の通り。
・メールボックス最大容量:1GB
・メールボックス最大件数:500,000件
・受信メール最大容量:50MB
・送信メール最大容量:25MB
・添付ファイル最大容量:10MB(1ファイルあたり)
迷惑メール拒否等のフィルター・セキュリティなど、基本的な機能も一通り揃っていますね。
2021年末にドコモ・au・ソフトバンクは解約しても、今までのキャリアメールが使えるようになりました(ただし有料)。
いわゆる「キャリアメールの持ち運び」ですね。
「楽メール」も持ち運びに対応。
仮に楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)を解約しても「楽メール」は使い続けることができます。
ただし他キャリアと同様に、持ち運びの場合は有料。
「楽メール」の場合は、月額330円(税込)ですね。
なお楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)を解約しても31日間はメールアカウント・データは削除されずに保持されます。
その間に手続きすれば問題ありませんね。
【設定】取得は「my 楽天モバイル」で登録
「楽メール」の概要はこれくらいにして、実際に取得・登録してみますね。
取得はマイページに当たる、「my 楽天モバイル」からできます。
Webサイトからでも設定できますが、アプリの方が使いやすいでしょう。
以下はAndroid版「my 楽天モバイル」アプリ(ver:7.221070.15561.release)の画像。
ですがiOS版でも同じでしょう。
1.「ホーム」を下にスクロールして見えてくる「楽メール」の「メールアドレス設定」を選択。
2.設定したいメアドを入力して「確認画面へ進む」。
設定メアドの条件は次の通り。
・半角英数字、「-」(ハイフン)、「.」(ドット)、「_」(アンダーバー)のみ。
・1文字目はアルファベットまたは数字のみ。
・「.」の連続使用は不可。最後に「.」も不可。
1文字でも設定できるメールアドレスなんてあるんですね。
3.設定メアドの確認と、利用規約等の確認と同意。チェックを付けて「設定を完了する」。
これで設定は完了ですね。
設定完了メールも送られてきます。
2022/8/9現在:2文字から取得可能
自分が「楽メール」を取得した日は2022年8月9日。
サービス開始してから既に1ヶ月以上経過しています。
そのためか全てのアルファベットと数字で試しましたが、現在は1文字では取得不可でしたね。
しかし2文字なら取得可能でした。
ただほとんどは取得済みで設定できません。
2文字で取得したい場合は探すのに少々根気がいりますね。
まだ取得可能であっても今後は誰かが使うであろうメールアドレスをブログ上に載せるのは問題と思いますので、探し当てたメアドを本記事では載せません。
2文字で取得したい方はご自身で探してみてくださいね。
ちなみに自分は今後のことも考えて2文字以上のメアドとして取得しました。
まあメアド自体は変更可能ですけれどね(変更の詳細は後で紹介します)。
【使用】「Rakuten Link」から使う
設定完了後に記載されていましたが、「楽メール」の使用は「Rakuten Link」アプリからですね。
音声通話が無料で使える「Rakuten Link」。
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)契約者なら既にご存じのアプリでしょう。
2022年8月13日現在の「Rakuten Link」アプリはこのようになっています。
※画像はAndroid版(ver:2.13)。
下側中央に「楽メール」がありますね。
そこから使えます。
あとは一般的なメールアプリと基本的には同じ使い方でしょう。
「+」マークからメールを新規作成して送信したり、メールを受信したり。
左上のボタン(三)から受信トレイや送信済みメールなど、メールメニューを確認できますね。
右上の歯車マークから楽メールの設定も可能。
受信拒否メールや迷惑メールフィルターの設定ができます。
下の方に行くと「メールアドレスの変更」もありますので、「楽メール」のメアドは自由に変更可能ですね。
「メールアドレスの変更」を選択すると、「my 楽天モバイル」アプリに移ります。
設定時に「楽メール」の「メールアドレス設定」になっていた項目が、「メールアドレスの変更」となっていますのでそこから変更できますね。
ただしメアドの変更は月1回までなので注意です。
※旧「楽天メール」(rakuten.jp)とは違う
楽天モバイルのキャリアメールである「楽メール」。
使おうとして誰でも一度は次のように思うでしょう。
なんで「楽天メール」じゃないの?
ドメイン名も「rakuten.jp」の方が自然な形でしょう。
なにせ「キャリアメール」ですから。
実は「楽天メール」(@rakuten.jp)は既に存在しているんですよね。
第4の携帯キャリア(MNO)として参入する前、楽天モバイルはMVNOでした。
いわゆる「格安SIM」ですね。
これはご存じの方も多いでしょう。
「楽天メール」(@rakuten.jp)は、その「MVNO楽天モバイル」で提供されていたメールなんですよね。
2021年6月1日には名称が変更になり、現在は「Rメール」となっています。
キャリアメールとの混同を避けるために名称変更をしたのでしょう。
しかし過去に「楽天メール」として使われていた事実は変わりません。
そのため新たに開始したキャリアメールを「楽メール」(@rakumail.jp)にしたのでしょう。
まとめるとこんな感じですね。
「楽メール」と「Rメール」(旧:楽天メール)は完全に別物ですので注意です。
なんだかYahooメール・Y!mobileのキャリアメールと似たようなわかりにくさがありますね。
こちらも「@yahoo.co.jp」やら「@yahoo.ne.jp」やらがありますから。
またご存じと思われますが、MVNO楽天モバイルは既に新規申し込みはできません。
さらに「Rメール」を使用できるスマホは元々Android端末のみ。
そのため現在では「Rメール」を使っている方は少ないでしょう。
ちなみに自分は「Rメール」(旧:楽天メール)の存在を、本記事を書くに当たって初めて知りましたね
( ̄▽ ̄;)
MVNO時代の楽天モバイルをあまり知りませんでしたから。
「楽メール」(rakumail.jp)・まとめ
今回は実際に楽天モバイルのキャリアメール「楽メール」(rakumail.jp)を設定してみました。
取得・登録は「my 楽天モバイル」から。
使用は「Rakuten Link」アプリから。
ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアメールと同様の使い方ができ、同じく費用も無料。
もちろん「持ち運び」も可能です。
ただしその場合は月額330円(税込)となりますね。
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