先日「Pixel 6a」を買いました。
上位モデルと同じCPU搭載で何をするにもサクサク動作。
「廉価版」扱いですが、それを遥かに超える性能を持っています!
ということで、今回は「Pixel 6a」と「Pixel 6
」のカメラ比較をしていきますね。

廉価版でもほぼ変わらずキレイ!
さすが!
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目次
【さすが】廉価版でもほぼ変わらない
2021年10月28日に発売された「Pixel 6」。
オリジナルCPU「Tensor」(テンサー)を初搭載し、前モデルから一新。
新体験ができるハイエンドスマートフォンです。
その廉価版に当たる「Pixel 6a」が先月の2022年7月28日に発売されましたね。
冒頭で紹介したように同じCPUを搭載。
そのため処理性能はほぼ上位モデル「Pixel 6」と変わりません。
そこでカメラの違い、撮った写真はどう違うのか比較してみますね。
「Pixel 6a」と「Pixel 6
」の双方で、昼景・夜景・室内など、いくつか写真を撮影してみました。
どの写真も左が「Pixel 6a」、右が「Pixel 6」となっています。
※ブログ上に載せるために実際の写真より写真サイズを小さくしています。
そのため実際の写真とブログに載せてある写真は見え方が異なる場合があります。
※カメラの設定はデフォルトです。
昼景:どちらもキレイ
まずは昼間の風景。
自宅近所の公園です。


こちらが広角撮影。


中心部分のズームがこんな感じです。
倍率はどちらも最大7倍まで対応。
撮影はこの最大倍率です。


いずれの写真も色合いも鮮明さも違いはほとんどありませんね。
「Pixel 6a」「Pixel 6」、どちらもキレイな写真です。
ただ若干「Pixel 6」の方が鮮やか、自然体にも感じますね。
やはり上位モデルとの差はわずかにあるようです。
ですがほとんど変わりません。
「Pixel 6a」は廉価版にもかかわらず、さすがと言うべきでしょうか。
近づいて花を撮影
花を撮ってみるとこんな感じ。


こちらもほぼ変わらず、どちらもキレイですね。
夜景:「Pixel 6」の方が自然体かも
続いて夜間の風景。
同じく自宅近所の公園です。


こちらが広角撮影。


昼景のときと同じく、それぞれの最大倍率である7倍で木の幹を撮影してみるとこんな感じ。


どちらも鮮明であるものの、色合いは結構違いますね。
「Pixel 6a」は黄色っぽく明るめ。
夜景の写真は「Pixel 6」の方が自然体なように感じます。
やはり廉価版と上位モデルの性能の差でしょうか。
しかしどちらの写真も夜景撮影でよく発生する、光の白飛びや暗い部分の黒つぶれがありませんので、キレイであることには変わらないでしょう。
ちなみにこれらの写真は「夜景モード」での撮影。
「Pixel 6a」も「Pixel 6」も、デフォルトでは夜景モードがオンになっています。
「通常モード」で撮影するとこんな感じですね。


通常モードでもどちらもキレイであるものの、やはり「Pixel 6」の方が自然体な感じがします。
どちらもキレイな室内
場所変わって、今度は室内の写真。
サメのぬいぐるみを撮影しました。


もう一つ、チップスターのパッケージ。


こちらもほとんど変わりませんね。
「Pixel 6a」「Pixel 6」、どちらもキレイです。
画素数が違う2眼/超広角は同じ
「Pixel 6a」と「Pixel 6」のカメラスペックを比較すると次の通り。
・約1,220万画素(広角)
ピクセル幅 1.4 μm
絞り値 ƒ/1.7
画角 77°
イメージセンサーのサイズ
1/2.55 インチ
・約1,200万画素(超広角)
ピクセル幅 1.25 μm
絞り値 ƒ/2.2
画角 114°
・約5,000万画素(広角)
ピクセル幅 1.2 μm
絞り値 ƒ/1.85
画角 82°
イメージセンサーのサイズ
1/1.31 インチ
・約1,200万画素(超広角)
ピクセル幅 1.25 μm
絞り値 ƒ/2.2
画角 114°
どちらも2眼レンズ。
メインレンズの画素数は約4倍の差がありますね。
「Pixel 6a」は廉価版だけあって、カメラ性能は低くなっています。
しかしそれでも撮った写真を比較したようにほとんど変わりません。
さすがです。
メインレンズは異なるものの、超広角レンズは同じもののようですね。
色合いが若干違ったりしますので、メインレンズの影響を少なからず受けているようにも感じます。
またそれぞれのフロントカメラ性能は次の通り。
アウトカメラの超広角レンズと同様に同じもののようです。
違いは「モーションモード」だけ
「Pixel 6」シリーズはCPU「Tensor」の優れたAI性能の影響もあり、カメラにも多くの機能があります。
写ってほしくない被写体を撮った写真から消すことができる、「消しゴムマジック」もその一つですね。
「消しゴムマジック」は例えばこんな感じ。
↓
塔の上部分を消してみました。
使い方はこちら。
「Pixel 6a」と「Pixel 6」のカメラ機能を公式仕様から引用すると次のようになっています。
Pixel 6a | Pixel 6 |
消しゴムマジック リアルトーン 顔フォーカス パノラマ 手動によるホワイト バランス調整 ロックされたフォルダ 夜景モード トップショット ポートレート モード ポートレート ライト 超解像ズーム モーション オートフォーカス 「よく撮影する人」機能 デュアル露出補正 Live HDR+ シネマティック撮影 | 消しゴムマジック モーション モード リアルトーン 顔のぼかし解除 パノラマ 手動によるホワイト バランス調整 ロックされたフォルダ 夜景モード トップショット ポートレート モード ポートレート ライト 超解像ズーム モーション オートフォーカス よく撮影する人 デュアル露出補正 Live HDR+ |
表現に若干の違いがあるものの、明確な違いは「モーションモード」の有無ですね。
「モーションモード」は「Pixel 6a」では非対応、「Pixel 6
」では対応しています。
「モーションモード」はこのように、背景で動いているものはダイナミックにボケさせる技術ですね。
「モーションモード」を使いたいなら「Pixel 6」、またはその上位の「Pixel 6 Pro」しかありません。
おまけ:夜景モードと通常モードの比較
最後におまけ。
先程も紹介したように、「Pixel 6a」も「Pixel 6
」もデフォルトで「夜景モード」がオンになっています。
「Pixel 6a」の「夜景モード」と「標準モード」で撮ったときの違いはこうなりますね。
「夜景モード」(左)と「通常モード」(右)です。


「Pixel 6」の場合はこんな感じですね。


「夜景モード」の方がわずかに明るいでしょうか。
カメラ比較・まとめ
今回は「Pixel 6a」と「Pixel 6
」のカメラ比較をしました。
「Pixel 6a」は廉価版という位置付けですが処理性能と同じく、カメラ性能も廉価版ではありませんね。
上位モデルの「Pixel 6」とほとんど変わらないキレイさです。
ただ若干「Pixel 6」の方が自然な色合いのように感じます。
特に夜景は顕著ですね。
まあそれでもキレイなことには変わりません。
さすがですね。
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