世間には数多くのワイヤレスイヤホンがありますね。
多くのイヤホンは「耳の中に入れる」ものが一般的。
しかしその「圧迫感」が苦手な方もいるでしょう。
世の中は広く、「耳を塞がない」イヤホンも存在したりします。
今回はオープンイヤー型の空気伝導ワイヤレスイヤホン「Mu6 Ring」をレビューします。
特に運動中に最適!
メガネをしたままでもOK。
目次
空気伝導イヤホン「Mu6 Ring」
冒頭で紹介したように、「Mu6 Ring」は「耳を塞がない」という、一風変わったイヤホン。
「空気伝導技術」が使われています。
その名の通り、「空気を振動させることで音を聞くことができる」イヤホンです。
詳しくは次で紹介しますね。
販売元は、ロボット掃除機「Neabot」(ニーボット)シリーズで有名な「GenHigh」(ジェンハイ)さん。
購入はAmazonや楽天市場の公式ショップで可能。
定価は8,580円(税込)。
なお本記事の最後にお得なセール・クーポン情報も記載していますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
内容物:4つ
「Mu6 Ring」を開けていきますね。
箱はこんな感じ。
プラスチック製のスリーブで保護されていましたね(画像はスリーブ取り外し後)。
内容物は次の4つ。
・「Mu6 Ring」本体
・説明書+保証書
・反射ストリップシール
・充電ケーブル
説明書はほぼ英語ですが、日本語にも対応していますね。
保証書は中国語・英語表記。
保証期間は1年間です。
反射ストリップシールは本体の後ろに貼るもの。
夜道などで他の人からの視認性が向上します。
充電ケーブルはこんな感じ。
端子はmicroUSBとなっていますね。
長さは約50cm。
本体デザイン:耳にかける形
「Mu6 Ring」本体のデザインはこんな感じ。
ご覧のようにカチューシャのような形をしています。
箱でもモデルさんが使っていますが、「Mu6 Ring」は耳にかける(頭に装着する)仕組みとなっていますね。
しかしかなり柔らかいので圧迫感はないでしょう。
右側面には3つのボタン。
それぞれ音量ボタン(-)、電源ボタン、音量ボタン(+)となっています。
大きさや重さは次の通り。
・35g
比較的大きなサイズの割に、持ってみるとかなり軽い印象でしたね。
カラーはダークブルー。
先端は回転し、このようになりますね。
角度は最大約120度まで自由に調節可能。
結構回転します。
この先端部分から音が出る仕組みですね。
裏側(音出力側)はこんな感じです。
充電端子はボタンの下、保護キャップの下あり、コードを接続するとこんな感じですね。
ペアリングして使用:2台同時接続も可
「Mu6 Ring」はワイヤレスイヤホンなのでスマートフォン等とBluetoothペアリングして使うことになります。
ペアリング方法は一般的なワイヤレスイヤホンと同じですね。
1.スマホのBluetoothをオン
2.「Mu6 Ring」の電源ボタン2秒長押しで電源オン(「パワーオン」、続いて「ペアリング」と聞える)
3.スマホで表示された「Mu6 Ring」をタップ
4.「Mu6 Ring」では「コネクテッド」と聞え、ペアリング完了
iPhoneならペアリング画面はこんな感じですね。
※iPhone 12 mini(iOS15.4)
使用時の各ボタンの操作方法は次の通り。
内容 | 操作 |
音を大きく | 音量ボタン(+)を押す |
音を小さく | 音量ボタン(-)を押す |
次の曲へ | 音量ボタン(+)を長押し |
前の曲へ | 音量ボタン(-)を長押し |
電話に出る | 電源ボタンを押す |
電話を切る | 電源ボタンを押す |
着信拒否 | 着信中に電源ボタンを2秒長押し |
音声アシスタント使用 | 電源ボタンを2回押す |
電話に出ることもできますね。
「Mu6 Ring」の電源をオフにするときは、電源ボタンを長押し(3秒)するだけ。
本体からは「パワーオフ」と聞えます。
2回目以降は既にスマホに接続履歴がありますので、「Mu6 Ring」本体の電源をオンにするだけで自動で接続されますね。
また「Mu6 Ring」は2台同時接続も可能。
方法は次の通り。
1.1台目をペアリング
2.1台目のBluetoothをオフ(「Mu6 Ring」はペアリングモードになる)
3.2台目をペアリング
4.1台目のBluetoothをオンにしてペアリング
これで2台の端末に接続された状態になりますね。
ただし実際の音は同時には聞えず、先に再生されていた方が優先になります。
ちなみにBluetoothのバージョンは5.0ですね。
使用感:特に運動中に最適!
ここからは実際に自分が使って感じた使用感を紹介しますね。
第一印象は次の通り。
圧倒的開放感!
耳を塞がない開放感!
使った第一の感想はコレ。
先程紹介したように、「Mu6 Ring」は耳にかけて使います。
一般的なイヤホンのように、先端部分を耳の中に入れる必要がありません。
そのため耳への圧迫感ナシ!
イヤホンの圧迫感は苦手な人もいますよね。
耳に入れるだけのインナー型はともかく、ゴム製のイヤーピースを使うカナル型は、耳の中を結構圧迫します。
そのため長時間使用していると耳の中が痛くなったりしてしまいます。
また、耳の穴の大きさは人それぞれ。
そのためイヤホンが大きいor小さいで合わないことも多々あるでしょう。
このように言っている自分も、実は耳の穴が人より小さめ。
そのためイヤホンが大きくてポロポロ落ちる、または入ってもかなりの圧迫感、なんてことも結構あったりします。
イヤホンを耳の中に入れない「Mu6 Ring」はこれらの心配もありませんね。
その疲れにくさから、長時間イヤホンを使用することがあるテレワークなどにも向いているでしょう。
重さも軽いですからね。
またこのように開放的は「Mu6 Ring」は、イヤホンをしていても周りの音がよく聞こえます。
例えば「危険な周りの音にも気づかない」なんてこともありませんね。
激しい動きも問題ナシ
イヤホンを使う上で「イヤホンが落ちて外れる」問題は付き物ですね。
しかし先述の通り「Mu6 Ring」は耳にかける形。
本体は柔らかく、頭にもフィットします。
感覚的にはイヤホンというより「ヘッドホン」に近いかもしれませんね。
頭にピッタリなので、激しい動きをしてもイヤホンが落ちません。
製品紹介では「スポーツ用」と謳っていますので、運動用イヤホンとして最適でしょう。
メガネをしたままでも使用OK
「Mu6 Ring」はメガネをしたままでも使える設計になっています。
「Mu6 Ring」の裏側(音出力側)は回転させるとこのように溝が存在します。
この溝がちょうどメガネのフレームに一致するようになっています。
耳にかけるとはいえ、自分のように普段からメガネを使っている人でも使用可能なイヤホンとなっていますね。
運動用に使うならサングラスとも相性が良いでしょう。
長持ちするバッテリー(連続9時間)
ワイヤレスイヤホンの宿命とも言えるものが電池持ち。
見た目を小さく軽くするために、どうしても電池持ちが犠牲になってしまいます。
「Mu6 Ring」の仕様上の電池持ちは次のようになっていますね。
・待機時間 :200時間
なんと充電せずに使える時間は9時間!
かなり長持ちです。
実際使ってみても全然バッテリーが減りませんでしたね。
スマホの画面で使い始めが90%でしたのに、1時間経っても90%のままだったりしましたから。
ちなみにバッテリー容量は190mAh。
フル充電時間は1時間30分となっています。
音質:スピーカーのような臨場感
使い勝手も大切ですが、イヤホンである以上「音質」も重要な要素でしょう。
素人目の感覚になってしまいますが、音質は良いと感じましたね。
特に中高音域がクリアな印象です。
はじめに紹介したように「Mu6 Ring」は空気伝導。
音が空気を伝わって耳に届きます。
そのため「Mu6 Ring」はイヤホンですが、耳の近くにあるスピーカーのような感覚ですね。
製品紹介でも「ミニスピーカーのよう」と謳っていますし、結構臨場感がありました。
反対に空気を強く響かせる必要があると思われる重低音域は少し弱く感じましたね。
ちなみに操作方法でも紹介したように、「Mu6 Ring」では通話も可能。
マイクの音質も良かったですね。
声がクリアに届いていました。
気になった4つの点
最後に実際に使っていて自分が気になった4つの点を紹介します。
1つ目は、充電端子が「microUSB」であること。
ワイヤレスイヤホンをはじめとするガジェットの2022年現在の主流端子は「USB Type-C」であることが多いですね。
「microUSB」と言えば少し古めの端子。
価格を抑えることが目的だと思いますが、少々残念ですね。
また充電端子の保護キャップは結構固め。
なかなか開けることができませんでしたね。
2つ目は、防水性能について。
先程紹介したように、「Mu6 Ring」は製品紹介では「スポーツ用」と謳っています。
ですが製品紹介では防水性能の記載がありません。
「スポーツ用」として謳っている以上、汗や雨などある程度の水には耐えられると考えられますが、実際にどの程度の防水性能があるか不明となっています。
3つ目は、メガネをしたままの長時間使用について。
先程紹介したように「Mu6 Ring」は長時間使用も疲れにくく、メガネもしたまま使用可能。
ですが「メガネをしたまま長時間使用」の場合は、重力により耳の上への負担が大きくなってしまいます。
そのため使い続けるほど耳の上が次第に痛くなってきます。
まあメガネをしているだけでも耳の上への負担がありますからね。
ある程度は想定内です。
4つ目は、音漏れについて。
オープンイヤー型の「Mu6 Ring」は指向性の「空気伝導イヤホン」となってます。
同じオープンイヤー型には「骨伝導イヤホン」も存在します。
違いはその名の通り、「空気を振動させるか」「骨を振動させるか」ということ。
空気を振動させる「Mu6 Ring」はその特性上、どうしても音漏れが発生してしまいます。
製品紹介でも音漏れについては「ご購入前の注意事項」としてしっかり記載されていますね。
実際に自分も確認してみたところ、音量にもよりますが50cmぐらいの距離では音が聞えましたね。
50cm以上を段階的に離れていくと少しずつ聞えにくくなっていきました。
静かな場所や人が密着しやすい場所での使用はあまり向きませんね。
「Mu6 Ring」・まとめ
今回はオープンイヤー型の空気伝導ワイヤレスイヤホン「Mu6 Ring」をレビューしました。
「Mu6 Ring」はカチューシャのような形をしていて、耳にかけて使用するイヤホン。
良かった点は次の通り。
・耳を塞がないので圧迫感がなく開放的
・軽くて長時間の使用も疲れにくい
・激しい動きをしても落ちない
・メガネをしたままでも使用可能
・連続9時間と長時間持つバッテリー
・スピーカーのような臨場感がある音質
長時間使用の疲れにくさからテレワークなどにも向いていますが、一番適している作業は運動中でしょう。
製品紹介でも「スポーツ用」と謳っていますし。
反対に気になった点は次の通り。
・充電端子がmicroUSB
・防水性能不明
・メガネ×長時間は耳の上への負担上昇
・特性上わずかな音漏れアリ
「スポーツ用」と謳っている以上、防水性能が特に気になるところ。
ですが他の点については、自分の中では許容の範囲と思いましたね。
最後に:セール・クーポン情報
最後に本記事をご覧いただいた方々にお得なセール・クーポン情報を紹介しますね。
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※有効期限:2022年12月31日まで
※価格:8,580円→6,080円(クーポン使用)
参考:仕様(スペック)
Mu6 Ring | |
再生可能時間 | 9時間 |
待機時間 | 200時間 |
充電時間 | 1時間30分 |
充電端子 | microUSB |
バッテリー容量 | 190mAh |
通信規格 | Bluetooth 5.0 |
Bluetoothプロトコル | A2DP、HFP、HSP、AVRCP |
サイズ | 157mm×121mm×20mm |
重さ | 35g |
色 | ダークブルー |
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