「iPad Pro 11インチ(第2世代)」を「iPadOS 15」にアップデート!マルチタスキングが使いやすくなって捗る!

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」へのアップデートタブレット・パソコンetc.
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2021年9月21日に「iPadOS 15」の配信が始まりましたね。
1ヶ月以上経った現在では、報告された不具合も解消しつつあり安定期に入ってきました。
そのため「そろそろアップデートしよう」と思っている人もいるでしょう。

自分もそんな一人で、普段使っているiPad Pro 11インチ(第2世代)」を「iPadOS 15」にアップデート!
今回はその変化をまとめます。

アキラ
アキラ

使いやすくなったマルチタスキングで作業が捗る!
iOS先行の自由なウィジェットにも対応でホーム画面も便利に!

アップデートは約35分

「iPadOS 15」のアップデート対象は「iPad Air 2」以降と、「iPadOS 14」にアップデートできた機種はすべて対象ですね。
もちろん昨年(2020年)発売の「iPad Pro 11インチ(第2世代)」も対象。

ということで自分が持っている「iPad Pro 11インチ(第2世代)」を「iPadOS 15」にアップデート。

アップデートするには約35分かかりましたね。
ダウンロード・アップデート準備に約25分、インストールに約10分です。

容量は2.76GB。
なかなかの容量です。

いつものように「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開いて開始。
今回(iPadOS 15)からは、今までの最終バージョンにアップデートするか、次世代バージョンにアップグレードできるか選べるようになりましたね。
ちなみにこのときの「iPad Pro 11インチ(第2世代)」は「iPadOS 14.5」。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」へのアップデート(1)「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」へのアップデート(2)
※アップデート日は2021年10月22日のため、当時最新バージョンの「iPadOS 15.0.2」。11月2日現在は「iPadOS 15.1」が最新バージョンです。

OSのアップデート(アップグレード)は、使いたいアプリが使えなくなるなどのトラブルもありますので、この選択肢はうれしいですね。

しかし今回は次世代バージョンにアップグレード。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」へのアップデート(3)

そしてインストール。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」へのアップデート(4)

「iPadOS 15」になりました。

iPadOS 14→iPadOS 15:サクサク動作

iPadOS(iOS)をアップデートすると、動きが今までより鈍くなることがあります。

iPad Pro 11インチ(第2世代)」を「iPadOS 15」にアップデートして動作をいろいろ見てみましたが、全然モッサリ感はありませんね。
「iPadOS 14」時代と同じくらいサクサク動作します。

一方でOSのバージョンアップでは、一部アプリが正常に使えなくなることもありますね。
冒頭で紹介したように「iPadOS 15」が配信されて約1ヶ月。
そろそろどのアプリも「iPadOS 15」に最適化されているはずです。
なので基本的に「iPadOS 15」にアップデートしてもアプリに影響はないはずです。
しかし使いたいアプリがある場合は念のため公式サイト等で確認しておくべきですね。

次からは「iPad Pro 11インチ(第2世代)」を「iPadOS 15」へアップデートした主な変化をまとめていきます。

ちなみに実は、既に「iPadOS 15」を自分は経験済みだったりします。
自分は「iPad(第5世代)」も持っていますので、「iPadOS 15」配信直後にこちらを真っ先にアップデート。

以下はその際の記事です。

次から紹介する「iPadOS 15」の内容は「iPad(第5世代)」のときに紹介した内容とほぼ同じになっています。
しかしiPad(第5世代)」では使えなかった機能もありますのでもう一度紹介しますね。

使いやすくなったマルチタスキング

一番大きな変化は、マルチタスキング機能が使いやすくなったことでしょう。

「Split View」・「Slide Over」がしやすくなりました。
今まではなかなか思い通りにできなかったり、ふとした時に勝手になってしまったりと使いにくかったですからね。

使い方は、アプリ上部にある「・・・」を選択するだけ。
左が全画面、中央が「Split View」、右が「Slide Over」ですね。

■Split View
「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/マルチタスキング「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/マルチタスキング「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Split View」(1)「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Split View」(2)

■Slide Over
「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/マルチタスキング「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/マルチタスキング「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Slide Over」(1)「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Slide Over」(2)

作業捗る「クイックメモ」の登場

「メモ」アプリも使いやすくなりました。
画面右下縁から左上方向にスワイプすると、「クイックメモ」が使えるようになりましたね。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「クイックメモ」(1)「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「クイックメモ」(2)「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「クイックメモ」(3)「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「クイックメモ」(4)

どんなときでも即座にメモを取れるので、使いやすくなったマルチタスキング機能と合わせて、便利になりましたね。

スクリブルが日本語対応

タッチペン「Apple Pencil」を使った文字入力方法に「スクリブル」がありますね。
「スクリブル」は文字入力できるところで手書きすると、文字が自動で認識され、そのまま入力されます。

「iPadOS 14」では英語のみ対応していた「スクリブル」が「iPadOS 15」では日本語にも対応。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/日本語スクリブル「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/日本語スクリブル

このように簡単に手書きで日本語文字を入力できるようになりました。
スクリブルの精度はかなりよく、余程字が崩れていなければしっかりと書いた字で認識されますね。

一新された「Safari」のデザイン

マルチタスキングの画像を見てもらえればわかりますが、「Safari」のデザインも変わりましたね。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/マルチタスキング

新たにタブグループも作れるようになりました。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Safari」「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Safari」「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Safari」「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Safari」

タブグループはたくさんタブを開く人にとってはうれしい機能でしょう(自分のように)。

ついに使える「機能拡張」

「Safari」が便利になる新たな機能が「機能拡張」。
「App Store」から追加して「Safari」をカスタマイズできます。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Safari」の「機能拡張」

macOSでは使うことができた「機能拡張」がついに使えるようになりましたね。

ウィジェット&Appライブラリ

先程から画像で示しているように、「iPadOS 15」ではiOS 14で先行していた「自由なウィジェット」と「Appライブラリ」が使えるようになりましたね。
「Appライブラリ」はホーム画面を一番右までスワイプすることでも表示できますが、Dockの一番右をタップすることでも開くことができます。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「ウィジェット」「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「Appライブラリ」

これでiPhone(iOS)と同様に、ホーム画面の使い方が広がりましたね。

ちなみに「翻訳」アプリと「拡大鏡」アプリが新たに追加されます。

その他の変化

「iPadOS 15」のその他の変化も簡単にまとめますね。

全体的に変わった「マップ」

「マップ」も全体的に変わりましたね。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「マップ」「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「マップ」

これだけ見ると、パッと見はUI(ユーザーインターフェイス)が変わっただけに見えます。
しかし「iPadOS 15」では3D表示による「詳しい都市体験」できるようになりましたね。

例えば、ニューヨークにある自由の女神はこんな感じ。
1枚目が2D表示、2枚目が3D表示「詳しい都市体験」ですね。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「マップ」2D「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「マップ」3D

今までも指2本で上下スワイプすることで3D表示ができましたが、「詳しい都市体験」ではさらにキレイな3D表示になっています。
本物をそのまま3Dモデリングしたような感じですね。

しかし「詳しい都市体験」ができる都市は、ニューヨークやロンドンなど米国・英国の一部の都市のみ。
日本の都市は一つもありません。
少し残念ですね。

「詳しい都市体験」は数ヶ所のみですが、全体を通して変わったものありますね。
なんとマップを縮小すると地球儀のようになっています。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「マップ」3D

さらに山の高さや海の深さなど、地形も3Dに。
拡大するとこの辺りはわかりにくいですが、「マップ」がおもしろくなりましたね。

ちなみに地形の3D表示や「詳しい都市体験」はCPUが「A12 Bionic」以上を搭載したiPadが対象。
そのため以前アップデートした「iPad(第5世代)」では体験できませんでしたね。
「iPad(第5世代)」のCPUは「A9」でしたので。

「集中モード」で通知制限

「iPadOS 15」で新たに搭載されたモードが、この「集中モード」
コントロールセンターからアクセスできます。

「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「集中モード」「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の「iPadOS15」/「集中モード」

元々あった「おやすみモード」の他にも、状況によって通知制限が使い分けられるようになりましたね。

「FaceTime」強化など

「iPadOS 15」の目玉機能の一つがビデオ通話アプリ「FaceTime」の強化。

「iPad(第5世代)」の「iPadOS15」/「FaceTime」

https://www.apple.com/jp/ipados/ipados-15/

「iPad(第5世代)」の「iPadOS15」/「FaceTime」

https://www.apple.com/jp/ipados/ipados-15/

「Share Play」で画面内容を簡単に共有、「FaceTimeリンク」でWindows端末やAndroid端末を使っている人とも「FaceTime」を使えるようになりました。

「iPad 2」から登場して以来あまり変化がなかった「FaceTime」ですが、「iPadOS 15」でついに大きく変わりましたね。
昨今の世界情勢のためにAppleも「これが必要」と判断したのでしょう。

自分は「FaceTime」を使っていませんので公式サイトからの紹介だけにしますね。

他にも「iPadOS 15」の新機能はありますが、自分が感じた主な変化はこんなところですね。

「iPad Pro」iPadOS 15・まとめ

今回はiPad Pro 11インチ(第2世代)」を「iPadOS 15」にアップデートした変化をまとめました。

動作は「iPadOS 14」時代と変わらずサクサク。
「iPadOS 15」は使いやすくなったマルチタスキング機能をはじめ、作業が捗る機能が充実しましたね。

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