商用なので「ゆっくりボイス」ライセンスを買う【YouTube収益化】

「ゆっくりボイス」(AquesTalk)ライセンス購入アプリ・ソフト
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テキストを入力すると読み上げてくれる音声合成ソフト。
一番有名なものが、いわゆる「ゆっくりボイス」でしょう。
抑揚のない女声で、YouTubeやニコニコ動画などで誰でも1度は聞いたことあると思われる、有名な音声ですね。

それほどまでに多く使われている理由の一つは「無料で使えるから」と思われます。
ですが「ゆっくりボイス」が無料で使えるのは個人利用まで。

今回はそんな「ゆっくりボイス」のライセンスを買った件についてまとめたいと思います。

アキラ
アキラ

商用利用は有料。
1ライセンス当たり、6,380円(税込)。
YouTube収益化達成のため、購入。

「ゆっくりボイス」(AquesTalk)は商用有料

冒頭で紹介したように、いわゆる「ゆっくりボイス」として世に浸透している音声。
YouTubeやニコニコ動画では主に「ゆっくり解説」や「ゆっくり実況」などで使われていますね。
饅頭のような生首「霊夢」(赤い方)と「魔理沙」(黄色い方)の掛け合いが有名です。
2022年には「ゆっくり茶番劇」の商標登録騒動があったりと、世間的に話題に出ることもありましたね。

そんな「ゆっくりボイス」ですが、元の技術は株式会社アクエストが開発している音声合成エンジン「AquesTalk」(アクエストーク)です。

この「AquesTalk」、個人が趣味などで利用するならば無償。
なので「ゆっくりボイス」が利用できるソフトやアプリは基本的に無料で使えるものばかりでしょう。

しかし「AquesTalk」を利用してお金を稼ぐなどいわゆる「商用利用」の場合になると話が変わってきます。
「AquesTalk」は商用利用では有償なんですよね。
他にも会社や学校などでの利用も有償ですね。

アクエストのサイトにはこのように書かれています。

個人利用
趣味で音声合成を使う方を対象に、下記の条件のもとで無償でご利用いただけます。

対象となる方
個人の方が直接間接を問わず営利を目的としない場合に限ります。
個人であっても、個人事業や、会社や学校等での利用は対象となりません。

引用:AQUEST(アクエスト)

なので「ゆっくりボイス」を商用で使う場合は、どんなソフト・アプリを使っているにもかかわらず、使用権(ライセンス)を購入しなければなりません。
ソフト・アプリは利用している側なので、大元の権利は「AQUEST(アクエスト)」にありますからね。

商用利用には、YouTubeやニコニコ動画で収入を得る場合も、もちろん含まれます。

Q.実況動画に広告をつけて収益化を考えています。ライセンスの購入は必要ですか?

A.はい。
広告付与は営利目的とされ個人利用の対象外になりますので、使用ライセンスを購入してください。

引用:AQUEST(アクエスト)/FAQ

使用ツール「ゆっくりムービーメーカー3」

ということで、営利目的で使う場合は「AquesTalk」の使用権(ライセンス)を買わなければなりません。

今回自分が「AquesTalk」のライセンスを購入した理由は、まさにそれ。

自分はYouTubeに動画を投稿(後述)しており、動画内では「ゆっくりボイス」を使っていますからね。

自分が動画作成時に使用しているソフトは「ゆっくりムービーメーカー3」(YMM3)です。

2024年2月現在、こちらはかなり古い動画編集ソフトですね。
自分が動画編集を始めた当時でも既にかなり古めでした(開始時期:2020年4月)。
2008年頃に登場したソフトです。

動画編集ソフトとして何故「ゆっくりムービーメーカー3」を選んだかなどについては、話すと長くなると思いますので今回は割愛します。

なお、現在は後継として「ゆっくりムービーメーカー4」(YMM4)がリリースされていますね。

「AquesTalk1、2」ライセンス必要

「ゆっくりムービーメーカー3」のサイトには、対応音声合成エンジンの中に「AquesTalk / AquesTalk2」の記載があります。

「ゆっくりボイス」(AquesTalk)ライセンス購入(1)
出典:ゆっくりムービーメーカー3

「AquesTalk」(以下便宜上、AquesTalk1)と「AquesTalk2」が使われていますので、その2種類のライセンスが必要ということですね。

「AquesTalk」には他にも「AquesTalk10」があったりします。
調べた限り、「AquesTalk1/AquesTalk2」と「AquesTalk10」の違いは、前世代と次世代。
「AquesTalk10」は「AquesTalk / AquesTalk2」の後継技術のようです。

「AquesTalk1」と「AquesTalk2」の違いは調べてもわからなかったですね。
おそらくナンバリングを見た限り後継技術と思われますが・・・

そのため「AquesTalk」のライセンスについて調べると、サイトによっては『「ゆっくりムービーメーカー3」では「AquesTalk2」のライセンスだけでいい』と記載されている場合もあります。
どうやらアクエストFAQの公式サポートBBSにそのような回答があったようですが、2024年2月現在は存在しないページになっています。

なので本当に「AquesTalk2」だけのライセンスで良いのか不明。

無難に「AquesTalk1」と「AquesTalk2」、2種類のライセンスを購入した方が良いでしょう。

「YMM4」は「AquesTalk10」も必要

先程紹介したように「AquesTalk」には「AquesTalk10」もあります。

「ゆっくりムービーメーカー3」(YMM3)は、ソフトが古い関係で後継技術の「AquesTalk10」が使われていません。

しかし後継ソフト「ゆっくりムービーメーカー4」(YMM4)では、「AquesTalk10」が使われているようですね。

公式サイトには「AquesTalk1 / AquesTalk2 / AquesTalk10」と、3種類の記載が見られます。

そのため「ゆっくりムービーメーカー4」(YMM4)では、「AquesTalk1」と「AquesTalk2」と「AquesTalk10」の3種類のライセンスが必要ということになりますね。

「AQUEST Online Store」から購入

ここからは実際に「AquesTalk」のライセンスを購入してみますね。

AQUEST(アクエスト)の公式オンラインストアから購入します。

年6,380円or永続6,380円×2 →永続版

「AquesTalk」の購入ライセンスには主に2つの方法がありますね。

■使用ライセンス(商用コンテンツ向け)
・「AquesTalk1」「AquesTalk2」「AquesTalk10」全て含まれたライセンス
6,380円(税込/年額)
・OS毎に購入が必要(Win/Mac/Linux/iOS/Android)
■使用ライセンス
・「AquesTalk1」「AquesTalk2」「AquesTalk10」個別ライセンス
各6,380円(税込)
永続ライセンス
・OS毎に購入が必要(Win/Mac/Linux/iOS/Android)

簡単言えば「サブスク」or「買い切り」。
サブスクの場合は3種類全て使えますが、毎年支払うことになります。
買い切りの場合は1種類ずつ必要ですが、永続なので買ったらそれでOK。
価格はいずれも6,380円(税込)と同じですね。
また使用ソフトのOS毎で購入が必要になります。

自分の場合は先述の通り「ゆっくりムービーメーカー3」を使っていますので、「AquesTalk1」と「AquesTalk2」の2種類のライセンスが必要。

3年以上使うならば、買い切り版の方がオトクです。

ということで自分は、永続ライセンスを購入しました。
「ゆっくりムービーメーカー3」はWindowsソフトなので、Windowsライセンスですね。

元の目的のYouTubeチャンネル(後述)。
ほぼ間違いなく3年以上使うと思いますからね。

ただ将来的には「AquesTalk10」も必要になるでしょう。
「ゆっくりムービーメーカー3」は既に開発終了ソフト。
後継の「ゆっくりムービーメーカー4」では「AquesTalk10」も必要になりますからね。

「AquesTalk10」は移行等をして「ゆっくりムービーメーカー4」を使用し始めたときに新たに購入しようと思います。

▼「AquesTalk1」をカートに入れる
「ゆっくりボイス」(AquesTalk)ライセンス購入(2)「ゆっくりボイス」(AquesTalk)ライセンス購入(3)「ゆっくりボイス」(AquesTalk)ライセンス購入(4)

支払い →amazon pay使用

「AquesTalk1」と「AquesTalk2」をカートに入れ、支払います。

支払い方法はいろいろありますね。

・クレジットカード(VISA/MasterCard/JCB/American Express)
・amazon pay
・コンビニ決済(ローソン/ファミリーマート/ミニストップ/セイコーマート) ※手数料360円
・Pay-easy ※手数料360円
・銀行振込(三井住友銀行) ※手数料360円
・キャリア決済(d払い/auかんたん決済/ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い) ※手数料300円
・PayPal

「ゆっくりボイス」(AquesTalk)ライセンス購入(5)

自分は「amazon pay」で支払いました。
住所等を入力する必要がなくて便利ですね。
ちょうどAmazonギフトカード残高も余っていましたし。

「ゆっくりボイス」(AquesTalk)ライセンス購入(6)「ゆっくりボイス」(AquesTalk)ライセンス購入(7)

購入後はライセンスIDが記載された紙の契約書(ライセンス証)が発送されます。
送料は無料ですね。

約2日後に契約書が届いた

約2日後、ポストにアクエストからの封筒が投函されていました。

サイトにはお届け日数が大幅にかかるとも記載されていましたが、結構早かったですね。

こちらが「AquesTalk1」と「AquesTalk2」、それぞれの使用ライセンス証です。

「AquesTalk1」ライセンス証「AquesTalk2」ライセンス証

ライセンスIDは、使用ソフト・アプリによっては入力する項目があるようですね。
ですがザっと見た感じでは、「ゆっくりムービーメーカー3」にはそのような項目がなさそうです。
そのまま保管することになるでしょう。

YouTubeチャンネル収益化達成のため購入

はじめの方で紹介したように、自分はYouTubeに動画を投稿しています。

投稿動画内容は、主にスマートフォンのレビューや使い方。

地道にコツコツ投稿していた結果、ついに先日収益条件をクリアし、収益化できるようになりました!

詳しくはこちらでまとめています。

広告収入を得られるようになりましたので、「AquesTalk」ライセンスを購入したわけですね。

動画では基本的に肉声の代わりに「ゆっくりボイス」(AquesTalk)を使っています。

■例

アキラのチャンネルはこちら!
https://www.youtube.com/channel/UCxv5nQL5R6W6SBxlx2Ia9uw

自分は喋りが下手・声も微妙なので、有名な「ゆっくりボイス」に頼っていますね。
YouTuberらしいことができればいいのですが、自分には無理です・・・
「ゆっくりボイス」ならばテンポも自由自在なので間合を気にする必要もありませんしね。

とこのように収益化達成につき「AquesTalk」ライセンスを購入しましたが、本記事を作成するに当たり改めてアクエストのサイトをいろいろ確認していたところ、このような記載を見つけました。

Q.ライセンスは広告収入が得られるようになってから購入すればよいのですか?

A.いいえ。
ライセンス購入のタイミングは、原則的に、収益化を目的としてコンテンツを作成する時点となります。
「原則的」の意味するところは、広告設定されている場合は客観的に営利目的と判断できますが、それ以前の計画段階での意思までは計り知れないので、ご自身で収益化目的のタイミングを判断ください。
なお、ライセンス開始日を遡っての購入はできませんので、遅くとも広告設定をする前にはライセンスをご購入ください。

引用:AQUEST(アクエスト)/FAQ

・・・ごめんなさい・・・

YouTubeをこのまま収益化できるかは疑問符なところがありましたが最終目的ではありました・・・

やはり規約関連をしっかり確認しないとダメですね。
みなさんは気を付けてください。

なおこのように自分は肉声の代わりに「ゆっくりボイス」を使っているだけですので、それ以外に権利に触れるようなものはありません。

しかし「ゆっくり実況」や「ゆっくり解説」の場合、配布されている画像、いわゆる「ゆっくり霊夢」「ゆっくり魔理沙」等を使用していることもあるでしょう。

これらは商用利用は禁止されている画像もあったりしますので、もし収益化する際は画像の規約を確認しておく必要がありますね。

ちなみに「ゆっくりボイス」以外にも、2022年頃からYouTubeやニコニコ動画では実況・解説等でよく使われる音声が出てきましたね。
「ずんだもん」です。

「ずんだもん」も「ゆっくりボイス」と同じ、テキストを読み上げてくれるソフト。
ソフト名は「VOICEVOX」です。

「ずんだもん」以外にも「VOICEVOX」で使える声にはいろんな種類がありますね。
「VOICEVOX」は商用でも無料で使えるようですので、収益化目的の動画では使いやすいかもしれません。

自分は、はじめから「ゆっくりボイス」ですので「途中で変えるのもなんだかな」と思い、結局のところ「ゆっくりボイス」(AquesTalk)を使う予定です。
動画編集技術も覚え直さないといけませんしね。

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