【実機比較】「Xperia Ace III」と「Xperia 1」の処理性能&本体サイズ

「Xperia Ace III」と「Xperia 1」スマートフォン比較
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「Xperia」シリーズの中でも最安なモデルが「Ace」シリーズ。
その最新モデル「Xperia Ace III」を先日買いました。

2024年現在まで続く、新「Xperia」シリーズの幕開けは「Xperia 1」でしたね。

ということで、今回はXperia Ace III」と「Xperia 1」の処理性能と本体サイズの比較をしていきます。

アキラ
アキラ

処理性能は「Xperia 1」の方が圧倒的に上。
本体サイズは「Xperia Ace III」の方が圧倒的にコンパクト。

処理性能は「Xperia 1」の方が圧倒的に上

Xperia Ace III」の発売は2022年6月。
一方今回の比較対象の「Xperia 1」の発売は2019年6月(使用しているau版に準拠)。

約3年の差があります。

冒頭で紹介したように2024年現在の「Xperia」シリーズは、この「Xperia 1」から始まりましたね。

それぞれ次のような違いがあります。
・1シリーズ:ハイエンド(高性能)
・5シリーズ:小型ハイエンド(高性能)
・10シリーズ:ミドルレンジ(中性能)
・Aceシリーズ:ローエンド(低性能)

なので元のグレードが大幅に違います。
そのため比較対象として微妙かもしれませんが、同じ「Xperia」。

ということで約3年差の処理性能を比較してみます。

といっても上記のシリーズ別のように、Xperia Ace III」は「ローエンド」(低性能)。
対して「Xperia 1」は当時の「ハイエンド」(高性能)となっています。

そのため単純な処理性能は「Xperia 1」の方が上ですね。

こちらの動画ではそれぞれでアプリの起動比較をしました。

比較したアプリは次の5種。

・Chrome
・Playストア
・Googleマップ
・YouTube
・X(旧Twitter)

やはり全体的に「Xperia 1」の方が速めですね。
その差は圧倒的でしょう。

主な性能スペックを比較すると次の通り。

Xperia Ace III
・CPU:Snapdragon 480 5G
・メモリ:4GB
Xperia 1
・CPU:Snapdragon 855
・メモリ:6GB

※詳しい性能の違いは最後に紹介。

「Xperia Ace III」は「ローエンド」(低性能)のど真ん中構成。
「Xperia 1」は当時の「ハイエンド」(高性能)のど真ん中構成となっていますね。

AnTuTu:38万点と64万点

性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」でそれぞれベンチマークテストをしてみると次の通り(V10.2.1)。

Xperia 1
637,350

「Xperia Ace III」のAnTuTuベンチマークテスト
▲Xperia Ace IIIの結果

「Xperia Ace III」のAnTuTuベンチマーク
▲Xperia 1の結果

「Xperia Ace III」では約38万点。
「Xperia 1」では約64万点。

その差は約1.7倍と、やはり圧倒的な差がありますね。
「Xperia 1」の方が性能良しです。

「Xperia Ace III」は圧倒的にコンパクト

処理性能の他に、本体サイズの違いを見てみましょう。

背面はこんな感じ。

「Xperia Ace III」と「Xperia 1」

本体サイズはかなり違います。
Xperia Ace III」は「Xperia 1」に比べて圧倒的にコンパクトですね。

また「Xperia 1」はかなりの「細長」。
対して「Xperia Ace III」は「普通」と言った感じです。
「Xperia 1」から始まったこの「細長さ」が、近年の「Xperia」シリーズのトレードマークだったりしますね。
なので「Xperia Ace III」は少し異端だったりします。

その他、背面の質感も結構異なり、「Xperia Ace III」はザラザラ、「Xperia 1」は金属的なツルツル感。
カメラの存在感も違うため、同じシリーズとは思えないほどですね。

画面(前面)はこんな感じ。

「Xperia Ace III」と「Xperia 1」

「Xperia 1」には保護フィルムが貼ってあり、少し写真写りが悪いですね。
その辺は気にしないでください m(_ _)m

Xperia Ace III」は本体サイズに合わせて、もちろん画面サイズもコンパクト。
背面同様、画面の印象も全く異なりますね。
特に「Xperia 1」は見るからに細長画面。
これはソニーが、スマホを横持ちにすると超ワイド画面になりますので、映画を視るときに最適。
縦向きにすると、アプリを分割起動するマルチウィンドウが便利といった内容を売りにしていることが理由です。

また写真上ではわかりにくいですが、インカメラの位置にも違いがあります。
「Xperia Ace III」はいわゆる「水滴ノッチ」。
「Xperia 1」は画面を重視する特性から、ノッチにならないようになっています。

厚さを比べてみるとこのような感じ。

「Xperia Ace III」と「Xperia 1」

厚さだけは「Xperia Ace III」の方が厚めですね。

それぞれの本体サイズ等の仕様は次の通り。

Xperia Ace III
サイズ:約140㎜×約69㎜×約8.9㎜
重さ:約162g
画面サイズ:5.5インチ
画面解像度:1,496×720
Xperia 1
サイズ:約167㎜×約72㎜×約8.2㎜
重さ:約178g
画面サイズ:6.5インチ
画面解像度:3,840×1,644

カタログスペックを比べても、「Xperia Ace III」のコンパクトさがわかるでしょう。
しかしそのサイズ差と異なり、「Xperia 1」は意外と重量が軽いかもしれませんね。
15g程度しか違いがありませんから。

画面のサイズ感も圧倒的に「Xperia Ace III」の方がコンパクト。
しかし解像度もかなり違います。
この辺りは約3年の違いがあるとはいえ、やはり元々のグレード差をヒシヒシと感じますね。

処理性能&本体サイズ比較・まとめ

今回はXperia Ace III」と「Xperia 1」の処理性能と本体サイズを比較しました。

「Xperia Ace III」は「ローエンド」(低性能)、「Xperia 1」は当時の「ハイエンド」(高性能)。
その影響もあり約3年の違いがあるとはいえ、処理性能は「Xperia 1」の方が圧倒的に上ですね。
ベンチマークを比較してもよくわかります。

本体サイズについては「Xperia Ace III」が「Xperia 1」よりも圧倒的にコンパクト。
「Xperia 1」の「細長さ」も全くありませんね。

参考:スペック比較

機種名Xperia Ace IIIXperia 1 ※基準SIMフリー版
メーカーSONY(ソニー)SONY(ソニー)
発売日2022年6月10日オープン市場SIMフリー版:2020年8月28日
 ※キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)版:2019年6月14日
OSAndroid 12Android 10
 ※キャリア版は Android 9
CPUSnapdragon 480 5GSnapdragon 855
メモリ4GB6GB
ストレージ64GB128GB
 ※キャリア版は 64GB
メインカメラ約1,300万画素約1,220万画素(標準)
+約1,220万画素(超広角)
+約1,220万画素(望遠)
フロントカメラ約500万画素約800万画素
バッテリー容量約4,500mAh約3,330mAh
 ※キャリア版は3,200mAh
画面解像度1,496×720(HD+)3,840×1,644(4K)
画面サイズ約5.5インチ(液晶)約6.5インチ(有機EL)
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約140㎜×約69㎜×約8.9㎜約167㎜×約72㎜×約8.2㎜
重さ約162g約178g
Y!mobile:ブラック / ブリックオレンジ / ブルー
ドコモ:ブラック / グレー / ブリックオレンジ
au・UQモバイル:グレー / ブルー
ブラック / パープル
 ※ドコモ:ブラック / パープル
 ※au:ブラック / ホワイト / グレー / パープル
 ※ソフトバンク:ブラック / ホワイト / パープル
ネットワーク4G・5G(sub6)
※各キャリアでそれぞれの回線推奨
4G
全キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)対応
 ※キャリア版はそれぞれのキャリアのみ対応
SIMnanoSIM + eSIM (デュアルSIM対応)nanoSIM × 2 (デュアルSIM対応)
 ※キャリア版はシングルSIM
その他おサイフケータイ(FeliCa):対応
防水防塵:対応(IP68)
microSD:対応(最大1TB)
ワイヤレス充電:非対応
イヤホンジャック:あり
生体認証:指紋
おサイフケータイ(FeliCa):非対応
 ※キャリア版は対応
防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X):対応
microSD:対応(最大512GB)
ワイヤレス充電:非対応
イヤホンジャック:なし
生体認証:指紋
価格(税込)
※発売当時
Y!mobile:31,680円(一括)
ドコモ:34,408円(一括)
au・UQモバイル:33,415円(一括)
86,900円(一括)
 ※ドコモ:103,032円(発売当時一括)
 ※au:112,320円(発売当時一括)
 ※ソフトバンク:136,320円(発売当時一括)

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