先日、SIMフリー版「Xperia 5 III」を買いました。
カメラを中心に楽しい機種です。
2022年の今から5年以上前、「Androidスマホ=Xperiaシリーズ」の時代がありましたね。
特に「Xperia Z3」はその中でもトップクラスの存在でしょう。
少なくとも自分はそう思いますね。
ということで、今回は「Xperia Z3」から「Xperia 5 III」へ、本体サイズと処理性能がどのくらい変わったかを比較していきます。
本体サイズは似ているけれど、画面サイズは全然違う!
処理性能は圧倒的進化。
似ている本体サイズ/画面は全然違う
「Xperia 5 III」は、2022年6月1日現在の「Xperia」シリーズ最新機種。
似ている機種に「Xperia 1」シリーズがありますね(最新モデルは「Xperia 1 III」)。
ほぼ性能は同じですが、ソニーは「Xperia 1」シリーズをコンパクトにしたものを「Xperia 5」シリーズとしています。
そして比較対象の「Xperia Z3」はそのような新たなコンセプトになる前の機種。
冒頭でも紹介したように、「Androidスマホ=Xperiaシリーズ」の図式が成り立っていた、Xperiaシリーズ全盛期の頃の機種です。
どれくらい変わったか、本体サイズの違いを見ていきますね。
背面はこんな感じ。
「Xperia 5 IIIはコンパクトがコンセプト」と紹介しましたが、「Xperia 5 III」は「Xperia Z3」と似たようなサイズ感ですね。
しかし「Xperia 5 III」は登場当初いろいろ言われていた、細長ボディ。
「Xperia Z3」と比べると、「Xperia 5 III」の細長さはよくわかりますね。
「Xperia Z3」より幅が短く、高さが高いですから。
さらにカメラの存在感も大きく違います。
「Xperia 5 III」は3眼レンズ、「Xperia Z3」は単眼レンズですし。
そして「Xperia 5 III」の本体の細長さに比例するものが、画面の長さ。
全然違いますね。
「Xperia 5 III」は超細長画面。
ほぼ前面すべてが画面なのに対し、「Xperia Z1」は旧来のスマートフォンの画面です。
厚さも比べてみるとこのような感じ。
「Xperia 5 III」では「Xperia Z3」よりも若干厚くなってしまったようですね。
カメラの出っ張りもありますし。
それぞれの本体サイズ等の仕様は次の通り。
カタログスペックを比べても、画面サイズの違いが大きくわかるでしょう。
特にその細長さ。
説明上の因果が逆になってしまいましたが、画面サイズに合わせて本体サイズも細長くなった感じですね。
しかしそれでも重さは10g程度しか変わっていません。
「Xperia 5 III」は見た目のインパクトに対して、軽い印象を受けますね。
約7年も経つので処理性能は圧倒的進化
自分が購入したSIMフリー版「Xperia 5 III」は2022年4月22日に発売。
キャリア版はおよそ半年前の2021年11月12日ですね。
そして比較対象の「Xperia Z3」の発売は2014年10月。
※使用しているau版に準拠。
世に登場してから約7年の差がありますね。
そのため処理性能ももちろん進化。
こちらの動画ではそれぞれでアプリの起動比較をしました。
比較したアプリは次の5種。
・Playストア
・Googleマップ
・YouTube
どれも性能差を感じる動きでしたね。
「Xperia Z3」の方が3~4テンポほど遅い。
やはり約7年の差は大きいですね。
さらに「Xperia Z3」の最終OSバージョンは、Android 5.0.2。
実はこのOSでのChromeの最新バージョンは既にサポート対象外。
またauの場合は2022年3月31日に3Gが停波したことで、「Xperia Z3」の携帯回線通信機能も使えません(Xperia Z3は3G・4G対応)。
2022年6月現在では「Xperia Z3」の使用はは制限が出てきますね。
約7年前のスマホだけあります。
ちなみにそれぞれの処理性能の仕様は次の通り。
どちらもその時期の最高性能。
ハイエンドスマートフォンとなっています。
AnTuTu:74万点と9万点
性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」で、それぞれベンチマークテストをしてみると次の通り。
・738,001
・89,031
「Xperia 5 III」では約74万点。
「Xperia Z3」では約9万点。
かなりの差がありますね。
8倍以上です。
可視化すると約7年の差が大きいことが改めてよくわかりますね。
本体サイズ&処理性能比較・まとめ
今回は「Xperia Z3」から「Xperia 5 III」へ、約7年で本体サイズと処理性能がどのくらい変わったかを比較しました。
サイズ感は似ているものの、「Xperia 5 III」は画面の細長さから本体サイズも細長くなりましたね。
処理性能ももちろん向上。
圧倒的な差があります。
約7年の進化は大きいですね。
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参考:スペック比較
機種名 | Xperia 5 III ※基準SIMフリー版 | Xperia Z3 ※ドコモ・au・ソフトバンク |
メーカー | SONY(ソニー) | SONY(ソニー) |
発売日 | オープン市場SIMフリー版:2022年4月22日 ※キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)版:2021年11月12日 | ドコモ、au:2014年10月23日 ソフトバンク:2014年11月21日 |
OS | Android 12 ※キャリア版は Android 11 | Android 4.4 |
CPU | Snapdragon 888 | Snapdragon 801 |
メモリ | 8GB | 3GB |
ストレージ | 256GB ※キャリア版は 128GB | 32GB |
メインカメラ | 約1,220万画素(超広角) +約1,220万画素(広角) +約1,220万画素(望遠) | 約2,070万画素 |
フロントカメラ | 約800万画素 | 約220万画素 |
バッテリー容量 | 約4,500mAh | 約3,100mAh |
画面解像度 | 2,520×1,080(フルHD+) | 1,920×1,080(フルHD) |
画面サイズ | 約6.1インチ(有機EL) | 約5.2インチ(液晶) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約157㎜×約68㎜×約8.2㎜ | 約146㎜×約72㎜×約7.3㎜ |
重さ | 約168g | 約152g |
色 | ブラック / グリーン / ピンク ※ドコモ、au:フロストブラック / フロストシルバー / グリーン / ピンク ※ソフトバンク:フロストブラック / フロストシルバー / グリーン | ホワイト / ブラック / カッパー / シルバーグリーン |
ネットワーク | 4G・5G(sub6) 全キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)対応 ※キャリア版はそれぞれのキャリアのみ対応 | 3G・4G ※各モデル各キャリアネットワーク |
SIM | nanoSIM × 2 (デュアルSIM対応) ※キャリア版はシングルSIM | nanoSIM |
その他 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X):対応 microSD:対応(最大1TB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホンジャック:あり 生体認証:指紋 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X):対応 microSD:対応(最大128GB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホンジャック:あり 生体認証:指紋 |
価格(税込) | 114,400円(一括) ※ドコモ:113,256円(一括) ※au:121,405円(一括) ※ソフトバンク:137,520円(一括) | ドコモ:90,072円(発売当時一括) au:79,920円(発売当時一括) ソフトバンク:69,120円(発売当時一括) |
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