2021年12月20日から政府が開発した「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の配信が始まりましたね。
今後の生活する中で必要になってくる(と思われる)もの。
今回は、アプリから「ワクチン接種証明書」を発行してみましたので、発行方法などをまとめます。
マイナンバーカード必須だけど、発行はたった5分と超簡単。iPhoneならウォレットに追加も。
接種証明書アプリ(iOS・Android共通)
「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」はiPhone(iOS)とAndroidスマートフォンに対応。
対応している具体的なスマートフォンは次の通りですね。
・Android 8.0 以降
さらに次にも対応している必要があります。
「NFC Type-Bとは?」と思う人もいるかもしれませんが、簡単に言ってしまえば「おサイフケータイ対応」ってことです。
(厳密には違いますが、内容が複雑なので割愛。)
おサイフケータイに対応していないといけない理由は、発行のために次のものを使うからです。
マイナンバーカードが必要
「ワクチン接種証明書」を発行するには「マイナンバーカード」が必要になります。
国が総力を挙げて普及を目指している、あのカードですね。
またマイナンバーカードを使うために「券面事項入力補助用暗証番号(数字4桁)」も必要。
カードを作成するときに一緒に作成したはずですね。
ちなみに2021年12月現在のマイナンバーカード普及率は約4割。
そのため2022年1月からは、発行によるマイナポイントの付与が再び始まったりしていますね。
参考:マイナポイント第2弾スタート。キャッシュレス登録で5000円
「ワクチン接種証明書」は海外用もあります。
国内用は必要なものがマイナンバーカードだけですが、海外用は加えてパスポートも必要ですね。
ちなみに自分は2021年4月にマイナンバーカードを取得済み。
まだまだ使いどころが少ないマイナンバーカードですが、今後はこのようなところで使う場面が増えていきそうですね。
カードを読み取って発行【たった5分】
さてアプリから「ワクチン接種証明書」を発行してみますね。
なお今回自分が使用しているスマートフォンは「iPhone 12 mini」。
しかしAndroidスマートフォンでも同じ方法ですね。
また国内用の「ワクチン接種証明書」となります。
1.起動後、利用規約を確認して同意。
2.「接種証明書を発行」。
3.「日本国内用」を選択して、「次へ進む」。
4.「券面事項入力補助用暗証番号(数字4桁)」を入力して、「次へ進む」。
3回連続で間違えるとロックされてしまいます。
解除には市区町村の窓口に行かないといけなくなりますので注意ですね。
5.マイナンバーカードの読み取り。
読取場所は機種によって異なりますね。
iPhoneの場合は画像のように背面上部分となり、そこにマイナンバーカードを接触させます。
6.市区町村を選択して、「ワクチン接種記録を検索」。
引っ越しなどをしていなければ基本的にデフォルトでしょう。
7.確認して「発行」。
これで接種証明書の発行が完了。
5分程度で終わりましたね。
タップすることで二次元コード(QRコード)を表示可能。
相手がこの二次元コードをスキャンすることで、実生活内の接種証明書として使えるようですね。
ちなみに相手の二次元コードスキャンもこのアプリから可能。
左上のメニューから「二次元コードを読み取る」でできます。
同じく政府が主導で運営しているアプリということで、記憶にも新しいものが「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」。
次から次へと問題が発覚したことで、今や存在意義さえなくなりつつありますね。
そのため「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の出来が気になっている人も多いでしょう。
まだ発行だけですが、「接種証明書アプリ」の作りはしっかりしているように感じますね。
仕組みもわかりやすいですし。
・・・まあ問題は今後の運営でしょう。
COCOAも運営がボロボロになっていきましたからね。
iOS15.1以降でウォレットに追加も可能
ここからはiPhone限定。
「Apple Pay」でお馴染みの「ウォレットアプリ」。
なんと「ワクチン接種証明書」は「ウォレットアプリ」に追加可能です。
ただ非公式のようですね。
ですが問題なく使用可能のようです。
「ワクチン接種証明書」をウォレットアプリに追加するには次の条件が必須。
追加方法は少々手間がかかります。
まずは「ワクチン接種証明書」の二次元コードをスクリーンショット。
続いてそのスクリーンショットをiPhoneのカメラで撮影します。
このような感じですね。
iPadを持っているなら撮ったスクショをAirDropで共有して、iPhoneで撮影すれば簡単でしょう。
自分はそうしました。
表示されている二次元コードをタップすると次のような画面になります。
「”ウォレット”と”ヘルスケア”に追加」を選択。
これで「ウォレット」に「ワクチン接種証明書」が追加されました。
実際にウォレットアプリを開いてみるとこんな感じですね。
ヘルスケアアプリにも追加されています。
「ブラウズ」の一番下に「予防接種」がありますね。
ちなみに「ワクチン接種証明書」のヘルスケアアプリへの追加は「iOS 15.0」以降から可能。
自分ははじめ、実は「ワクチン接種証明書」がヘルスケアアプリにしか追加できませんでした。
理由は「iPhone 12 mini」が「iOS 15.0.2」だったため。
先程も紹介したように、ウォレットアプリへの追加は「iOS 15.1」以降の機能。
なのでウォレットアプリに「ワクチン接種証明書」が追加できませんでしたね。
この件に実に約1時間も悩みました
( ̄▽ ̄;)
何度もGoogle先生に聞いてやっと原因がわかりましたね・・・
自分のようにパターンはレアケースだと思いますが、iOSのアップデートを途中で止めている場合は注意してくださいね
(´・ω・`)
まとめ
今回は「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で「ワクチン接種証明書」を発行してみました。
必要なものは次の通り。
※NFC Type-Bに対応
・マイナンバーカード
発行はたった5分で終わり。
簡単でしたね。
iPhoneの場合はiOS15.1以降でウォレットアプリにも追加可能。
接種証明書の二次元コードをカメラで読み取ることで追加できますね。
※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
※アイキャッチ画像出典元:新型コロナワクチン接種証明書アプリ(AppStore)
コメント